なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html
                               (第8号)

                            平成18年4月10日

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【本日のメニュー】

 ◆紹介していただきました!
 ◆今週の活動ダイジェスト
 ◆今日のネタ帳・ピックアップ
 ◆編集後記

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◆紹介していただきました!
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こんにちは。

「なるほど週刊トレーナーニュース」発行者のニャロメです。

毎週メルマガを発行するという楽しみを覚え!
これなら軌道に乗ってきたのでリンクをお願いしようかなと思い、
先日ここにお願いしました↓

【トレーナーズ サポート】
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/5670/

なんと素敵な紹介文までつけていただき、感謝感謝ですm(__)m

「アスレティックトレーナーとしての活動の一端がうかがえる内容」
とのことで、現場で活動していることを中心にこれからもがんばります!
なんちゃってトレーナーなんですけど、大丈夫かな?

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◆今週の活動ダイジェスト
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【休み vs 練習の中で】

シーズンが始まりました!
合宿、練習試合と重ねてきていよいよ本番なのですが、
体のコンディショニングと練習とのバランスをとるのが
むずかしい時期でもあります。

教科書的にはシーズン中は「体力維持」につとめ、
練習量も多少セーブしつつ、コンディショニング調整するのですが、
試合で出た課題、やっておきたい練習など数え上げればきりがなく、
結果として練習時間が長くなる、
もしくは休みが少ないままという状態になりがちです。

こんなときサンドバック状態になるのがトレーナー。
選手はここぞとばかりに話します。

「トレーナーの立場から、もう少し疲労回復に努めてください」

「練習を休めないので痛みや違和感が続いてしまいます」

「なんだか気分転換が出来ないです」

などなど。

確かに選手の立場からすると休養は必要、気分転換も必要です。
しかしチーム状況からすると練習も必要なんです。
スタッフの一員としてのトレーナーは非常にむずかしい判断を迫られますが
そういうときはやはり「相談」します。

誰とか?

チームスタッフの監督、コーチです。

そのときにただ「選手が疲れを訴えています」というよりは、
「練習時間が毎日○時間で、少し選手に疲れがみえます」とか
「休みが○日間ないので、少し休養も必要かと思います」と
できれば疲労の指針となるような具体的な数字を提示し、
選手の言葉ではなく、トレーナーが感じている、提案している
というふうに話をします。

「休みが少ないって選手が言ってますよ」

ではチームスタッフとの信頼関係も危ういですよね?

同じ提案をするにしても言葉と立場を選んで上手に行うようにしましょう。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【同じ受傷状況は非常に不安です】

ケガの予防につとめるのがアスレティックトレーナーの役割の一つですが、
スポーツ現場においてはどうしてもケガをしてしまうことがあります。

●アスレティックトレーナーの役割

・スポーツ傷害の予防
・スポーツ現場での応急処置
・スポーツ傷害の治療・リハビリテーションを含む再発予防
・選手の自己管理能力の教育

http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/at4.htm

ケガをした選手をサポートし、
競技復帰に向けてリハビリテーションを行います。

ではいつから競技復帰できるのか?

関節可動域、筋力、競技動作に支障がないこと、左右のバランス
などチェック項目はたくさんありますし、
100%完全復帰を望む選手もいれば、
多少のことは技術でカバーと練習に戻ってしまう選手もいます。

結局は個人差や状況によって変わってしまうのですが、
でも共通して言えることは

「同じ受傷状況を想定し、その不安を取り除くこと」

が一番大切になってきます。

●「なぜケガをしたのか」(原因)→ケガをした(結果)

というシンプルな物事の流れを理解し、
その原因が内的要因か、外的要因かを分析します。

内的要因とは個体要因(柔軟性、筋力、アライメント、技術など)
外的要因とは状況要因(環境、天候、グランド状態、相手との接触など)

そうした要因を突き止めたことで再発予防につとめます。

内的要因であれば個体の改善ですし、
外的要因であればそういった状況を避ける、
もしくはその状況に適応できるように内的要因を改善する
ということになります。

選手にとって一番怖いのは「またケガをするんじゃないか」という不安と
「ケガをした状況を再現させるようなもの」です。

このことを理解したうえで選手の競技復帰に向けて、
トレーナーはやるべきこと、サポートできることを
提案、実践していくようにしたいと思います。

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◆編集後記
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ブログにも少し書きましたが、
公式戦への選手の思いというのはトレーナーの想像以上でした。

「この日のために今まで練習してきた」

といっても過言ではないですからね。
そんな選手の思いが一つ一つ、実を結ぶといいなぁと思います。

またそんな公式戦に出場できるのはほんの一握りの選手。
晴れ舞台を目指して多くの選手はさらに練習を積み重ねています。
この積み重ねが一つになってチーム力はさらにあがります。
まとまりのあるいいチームになってもらいたいです。

また来週もよろしくお願いいたします。

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【なるほど週刊トレーナーニュース】

 発行者    :アスレティックトレーナー ニャロメ
 サイト情報  :真面目にスポーツトレーニング!
         http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/

 メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp

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