なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第103号) 平成20年 2月 4日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 今週は雪のちらつく一週間となりました。 スタッドレスタイヤを装備しているとはいえ、 運転技術に自信のないワタシはオロオロしながら運転。 こんなに寒くても風邪はひかない健康優良児です(笑)。 では103号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「取材する人・される人」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「アイシングってケガが治るんですか?」 ◆今月の読書感想 「残業ゼロの仕事力」ほか ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【取材する人・される人】 今週は連載記事のための取材に行ってきました。 取材には「労力」と「時間」がかかりますが、 こういう機会がないとお話を聴くことがなかったであろう、 いろんな方々と直接お会いすることが出来て、 「取材者冥利に尽きる」と思いました。 今週は特に。 実際に現場で活動されているトレーナーさんにお話を聴いたのですが、 取材テーマを一通り話していただいた後は、 「トレーナーとしてあるべき姿」 みたいな話ですっかり盛り上がってしまいました。 ワタシのように治療家としての資格を持たないものとしては、 選手やチームに対するケガ予防の教育、啓蒙普及活動が 一番のメインテーマだと思いますが、 その方はメールというツールをうまく活用されていました! 本当に感心しました。なるほどなぁ〜と。 ※学校の授業などをうまく活用すればいいじゃないですか、 と切り替えされて返答に困った次第。 ワタシは、 ●新聞形式のコンディショニング通信作成(近い学校) ●パワーポイントによる掲示物作成(チーム活動) ●コンディショニング全般に関する講習会(いろんな学校) ●ウェブサイト作成(全世界の人!) など、選手や指導者の方にケガを予防するための いろんな情報を提供できればと思って、 行動しているのですが。 メルマガというツールはあまり思いつきませんでした。 これがメルマガなのに(^^ゞ ということでいろんなヒントをいただいて、 好きなだけお話を聴いて、それを記事にして、 いろんな人に読んでいただけるのはシアワセな仕事ですね〜。 一方、とある雑誌から取材依頼がきましたので、 電話取材を受けました。 AED、水分補給などについてのコメントを求められ、 好きなだけ電話で話し、それが記事になり、 実際に書店に並べられていると、やっぱり ○○○○な仕事だなぁと感じた次第です(笑)。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【アイシングってケガが治るんですか?】 ワタシの口ぐせは「アイシングしときや〜」ですが(笑)、 選手からは「アイシングでケガが治るんですか?」 という質問があったので、今日はそのことについて。 ケガの急性期とは受傷後約48時間〜72時間程度までの期間をいいますが、 この間、損傷を受けた部位では内出血がおき、 それに伴って痛みや腫れ、発赤(ほっせき)、発熱、運動機能の低下 といった炎症反応が起こります。 この状態のときに炎症反応を軽減するためにアイシングは行われます。 炎症反応はケガの治癒促進に不可欠なものですが、 この状態が損傷部位のみならず、 他の正常な組織にまで影響を及ぼしてしまうと、 損傷部位が拡大してしまいます。 アイシングはこれを防ぐことが一番の目的なのです (※専門的な表現だと二次的低酸素障害を防ぐ)。 だからアイシングを続けるだけでは、 本来の治癒促進効果はあまり期待できません。 「冷やして、しばらくしたら温める」 とよく言われますが、この「温める」は、 血流をよくすることで運動機能の回復、治癒促進を 期待しているものといえるでしょう。 慢性のスポーツ障害に対しては比較的「温める」ことを 勧めるケースが多くなるのですが、 これも血流がよくなることで運動機能の回復を狙ったものですね。 最近では急性期の外傷に対しても「温める」ということに 着目している治療法や、物理療法などもあるそうです。 炎症反応をコントロールしながら、 損傷部位の治癒促進を早めることが可能であれば、 「温める」ということも当然アリになってくるんでしょうね。 これからのスポーツ医学の進歩に期待大です! 参照)アイシングの生理学 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/pt/pt4.htm …………………………………………………………………………………………… ◆今月(1月)の読書感想 …………………………………………………………………………………………… 【「残業ゼロ」の仕事力】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4820717138/dosportstrain-22/ref=nosim トリンプインターナショナル元社長、吉越浩一郎氏の最新刊です。 「TTPを実践しよう」 TTP=「徹底的にパクる」の頭文字でTTP。 ワタシは昔からTTPしまくりでした(爆)。 最初は「あの人から教えてもらったストレッチ」であっても、 自分なりにアレンジし、そのうちオリジナルになるという(^_^;) こういったトレーナーの知識・技術という点においては、 TTPを実践し続けることが大切なのかもしれません。 TTPを実践するためには、いろんな人に会うこと、 いろんな本を参考にすること、 「これはいい!」と思う感性を磨くことが大切ですね〜。 以下、1月の28冊の中からのオススメ本。 ●スタバではグランデを買え! −価格と生活の経済学 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478002290/dosportstrain-22/ref=nosim ●究極のトレーニング 最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062140985/dosportstrain-22/ref=nosim ●広告コピーってこう書くんだ!読本 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883351793/dosportstrain-22/ref=nosim ●明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4756150942/dosportstrain-22/ref=nosim ●さあ、才能(じぶん)に目覚めよう−あなたの5つの強みを見出し、活かす http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532149479/dosportstrain-22/ref=nosim なるほどトレーナー本にオススメ本を掲載しました。 ●2008年1月オススメ本はコチラより↓ http://astore.amazon.co.jp/dosportstrain-22/ …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 今月の読書傾向は「経済(特に消費活動)」と「広告」。 すごくむずかしそうな「経済学」はムリでも、 日常生活に直結するようなものは興味深く読んでいます。 広告もしかり。 一年で300冊読もうと思ったら、毎月25冊が達成目標。 でも春季キャンプで1ヵ月まるまる不在になることを考えると、 「ちょっと目標をストレッチしすぎたかも?」 と指折り数えてあわてています(笑)。 ではまた来週104号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi お手紙お待ちしています〜。 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |