なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第191号) 平成21年10月12日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 2年ぶりに台風が上陸したり、雨模様の日々が続いたりと 久しく太陽を見ていなかったのですが、ようやく秋晴れ。 顔を上げると青空が澄んでとても気持ちがいい〜。 やっぱり秋は「スポーツの秋」ですよね! では191号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「インフルエンザ大流行」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「腸脛(ちょうけい)靭帯炎」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「0.2%の改善が大きな変化を生み出す」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【インフルエンザ大流行】 今週の活動ダイジェストと言いながら、な・なんと! 今週はほとんどトレーナー活動らしいことをしていないことが判明。 原因はもちろん「インフルエンザ」。 ワタシの住む市町村でもかなり流行っているようで、 夜間・休日の診療希望者がインフルエンザ疑いの患者さんで増大し、 病院からは 「軽度の患者さんは、通常診療の時間帯を利用してほしい」 と通達がくるほど。 発熱が40℃近くあったり、新型インフルエンザかも?なんて思ったりすると 時間に関わらず受診してしまいます・・・。 また合宿所生活をしていると、どうしても空気感染を心配し、 「白か黒か!」 をはっきりさせないと同部屋で生活するのもコワイ(@_@) 悩ましいところです。 学校よりチームから2名以上同時にインフルエンザ患者が出ると、 感染拡大防止のため5日間の活動停止という連絡があり、 2名以上出たので5日間お休みだったのです。 免疫力の高い人はインフルエンザウイルスに感染しても 発症しなかったり、発症しても軽くてすむようなので、 選手たちには活動停止前に免疫力を高める生活を心がけるようアナウンス。 ●特に免疫力を高めるのに効果的なビタミンCの摂取 ●睡眠不足にならないよう規則正しい生活 ●暴飲暴食を避け、栄養バランスを考えた食事をとる ●手洗い・うがい・マスクは必ず行う これが効を奏したかどうかは不明ですが、 その後、インフルエンザ患者が出ることもなく、 無事、部活動は再開しました〜。 これからもまだまだ流行中なので、 気をつけて対応していきたいと思います。 《All About「運動と健康」》今月の記事10/7UP! 「筋肉痛を克服! 予防と対処法教えます」 http://allabout.co.jp/gm/gc/18790/ …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【腸脛(ちょうけい)靭帯炎】 先日「スポーツメディスン」という雑誌に膝特集があり、 あわててコピーして読んだのですが・・・。 よくよく読んでみると、 「痛点ストレッチ」の宗田先生の記事の前には、 膝のスポーツ専門医として有名な内山先生の記事があり、 「関東労災病院も行ったなぁ・・・」 と思いつつ拝読させていただきました。 腸脛(ちょうけい)靭帯炎とは膝の外側にある腸脛靭帯が、 疲労などで張ってくることによって、摩擦によって痛みが出る、 代表的なスポーツ障害の一つです。 《腸脛(ちょうけい)靭帯炎》 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/injury/injury63.htm 競技特異性なのか、 数多く腸脛靭帯炎とおぼしき選手をみることは少ないのですが、 感じとしては、 「靴のクッションが不十分だったり、O脚だったりするとなりやすい?」 という印象を持っていました。 腸脛靭帯が硬くなる(張ってくる)と摩擦で痛くなるのですが、 なぜ硬くなるかについてはイマイチはっきりしない。 疲労?が原因の一つであることは間違いないのですが、 その疲労を取るための「痛点ストレッチ」は有効かなと (宗田先生の記事を先に読んだので)。 内山先生の記事の中では、経験則から学んだものとして、 「腸脛靭帯炎の選手は股関節の外転筋が弱い」 ということを指摘されていました。 股関節を外転させる中殿筋(ちゅうでんきん:臀部の横の筋肉)が 弱いため、それを負担する形で腸脛靭帯が張ってくるのではないかとのこと。 読めば読むほどなるほどなぁ!と納得。 この前、珍しく腸脛靭帯炎の選手がいたのに、 安静、物理療法、ストレッチ、テーピングで競技復帰しました。 あー中殿筋の徒手筋力をチェックして トレーニングしておけばもっと早かったんだ(たぶん)・・・。 と自分の無知さにガックリきたのですが、これもまた勉強。 次の機会にはさらにトレーナーの知識・技術をバージョンUPして、 選手の競技復帰をサポートしたいと思います。 《参考雑誌:スポーツメディスン113号》 http://enterprize-n.com/goodgood/05/post_9.html ●膝の痛みと痛点ストレッチについてまとめ記事書きました(10/12UP!) http://trainer5050.blogspot.com/ ※まったくの備忘録的記事ですが、ご参考までに。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 【0.2%の改善が大きな変化を生み出す】 【仕事学のすすめ〜自分ブランドで課題克服】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140883030/dosportstrain-22/ref=nosim 最近ではテレビで見かけることも多くなった勝間和代さんと カリスマバイヤー、ブランドプロデューサーとして活躍される 藤巻幸夫さんの共著書。 お二人が対談したNHK番組「知る楽 仕事学のすすめ」をもとに 構成されています。 メルマガ「平成、進化論。」の鮒谷さんも 以前におっしゃっていましたが、 「現状よりも成長率」 現状を100とし、0.2%の改善を一年365日続けると一年後には約200です! 問題は続けること、0.2%をいかに一日一日意識するか というところでしょうか。 積み重ねることの偉大さを改めて感じつつ、 トレーナー活動に活かしていきたいと思います。 【仕事学のすすめ〜自分ブランドで課題克服】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140883030/dosportstrain-22/ref=nosim 【メルマガ 平成、進化論。】 http://archive.mag2.com/0000114948/index.html …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 腸脛靭帯炎の話はワタシにとって「!」という感じで、 後から考えてみるとごもっともな話。 それに気づかなかった自分を嘆くより、 これでさらに引き出しが増えたと思えば0.2%前進したのではないかなと。 ウォーキングもついに2ヶ月経ちました! 今日はまだ一歩も外出していないですけど・・・(^_^;) 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?191 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週192号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2009 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |