なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第208号) 平成22年 2月 8日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 しばらく旅に出ていたマイカーが帰宅いたしました。 原因はイマイチはっきりしないのですが、 いろいろとメンテナンスをしてもらい不具合も解消! ・・・と思ったら、まだ直すところがあるらしい(^_^;) 持ち主と一緒でいろいろと世話が焼けます(笑)。 では208号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「ケガから復帰直後の選手をチェック」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「わかりやすく伝えること」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「難しいものをわかりやすく、わかりやすいものを面白く、 面白いものを深く」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【ケガから復帰直後の選手をチェック】 ようやくチームでの全体練習も再開し、 春のシーズンに向けて、選手たちが始動です。 新入生も練習参加しているので急に人数が増えました(^_^;) どの選手たちにも「目配り、気配り」しながら 練習をチェックしなければならないのですが、 やはり気になるのは新入生とケガから復帰直後の選手たち。 新入生に関しての留意点やプログラムに関しては、 以前に書かれたメルマガがうまくまとまっている(←と自画自賛?) のでこちらをぜひ参考にしてください。 参考メルマガ:156号(2009/2/9) http://archive.mag2.com/0000184398/20090209213000000.html 一年前のメルマガを読んで一人で「ほほ〜」と納得。 ・・・やっぱり何も考えていないのかも(汗)。 ケガから復帰した選手たちに関していえば、 ●筋力、体力的な要素はついていけるのか? ●不安部位をかばっているような動作は見られないか? ●痛みが残っているのか、まったく感じないのか といったことに注意しながら練習内容を確認します。 トレーナーとして一番気にかけておきたいことは、 ケガから復帰した選手たちは、 「練習復帰したけれど、やっぱり痛かったので休みます」 とは言いにくい、どこか背水の陣のような覚悟で 練習に臨んでいる場合が多いということ。 ・・・もちろん痛みを我慢しながら続けることがいいとは限らないので、 トレーナーの立場としては一旦ストップをかけたいところですが、 何度も何度も同じ痛みでリタイアするのは言いにくいようです。 そんな選手の心のうちも理解しながら、 練習前、練習後のコンディショニング調整や、 必要に応じてのRICE処置など、 早目早目の対応を行うよう心がけたいものです! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【わかりやすく伝えること】 トレーナー活動をしているとケガをした選手について 診察に帯同することがあります。 ドクターの診断結果やアドバイスなどを聞き、 必要に応じて質問をしたり、メモを取ったりするのですが、 選手本人も十分納得して診察室を出たにも関わらず、 自分の口で説明させると理解度が半分程度なのです(^_^;) ということで帰りの車の中で、わかりやすく再説明。 ●ケガをしている部位が何なのか?(WHAT) 骨なのか、靭帯なのか、軟骨なのか、筋肉なのか、神経なのかといったこと ●何が原因でケガをしたのか?(WHY) 突発的な外傷であれば説明不要ですが(選手が理解しているため)、 特に慢性的な障害であれば、どのような理由が考えられるのかということを 選手に理解してもらい、再発予防に努める必要があります ●復帰までどのくらいの時間を要するのか? 損傷部位によってかかる時間の目安があります。 参考ページ)マメ知識(組織修復期間の目安) http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/mame12.htm ●どのような対応、セルフコンディショニングが可能であるか? 主にトレーニング、リハビリプログラムなどについて 具体的な方法も交えて説明 これに加えて、監督コーチや保護者の方などへの説明をするときは ●どのような治療、検査を行ったのか 原因を追究するための治療と検査内容など といったことも話します。 その上で、治療に対する方向性の確認と、 他の選択肢がないかどうかといった質問にも答えます。 ケガをした選手がその内容を親御さんに説明しようとしているのですが、 そばで話を聞いているうちにその説明不足ぶりにドギマギし!? あわてて途中で電話を交代して、説明させてもらいました(*^_^*) 事実をしっかり、期待できることもしっかり、 そしてケガが長引く懸念やリスクマネジメントについても しっかり説明する必要があるなぁと改めて思いましたので、 忘れないように書いておきました☆ …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「難しいものをわかりやすく、わかりやすいものを面白く、 面白いものを深く」 【読書進化論】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4098250012/dosportstrain-22/ref=nosim 選手がドクターの言葉を半分しか理解していないと知ったときに!? わかりやすく説明しなければならないなぁと痛感したのですが、 この言葉を見て、ああ、そうだったと再認識。 この言葉を思い出したのは、 メルマガ「平成、進化論。」の発行者である鮒谷さんが ツイッター上で書き込んでいた言葉なのですが、 「どこかで読んだ気がするけど、どの本だったのだろう?」 とググって探すこと約10分。 そう、勝間さんが以前に書かれていたこの本の中にあったんですね。 ・・・というか自分でもこの本の書評を書いたのに忘れていた(+_+) 再度読んでみて、いいこと書いてるやんと自画自賛(本日二回目)。 参考までにリンク。 たぶん日刊トレーナーニュース:「読書進化論」の読書感想ブログ http://blog.livedoor.jp/nyaro_2000/archives/51070171.html ワタシとしては「難しいものをわかりやすく」の段階から、 「わかりやすいものを面白く」、「面白いものを深く」へと レベルアップしていきたいものです。 ちなみにこのメルマガはどのあたりでしょうか。 深さはまだまだ足りないのではないかと自認しております(^_^;) 【読書進化論】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4098250012/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 過去に書いているメルマガやブログ記事を読み返してみると、 自分で書いたとは思えない内容にビックリ! そして忘れてしまっていることにもビックリ! 忘れてもいいように書いておくのか(備忘録)、 忘れないように書くのか(記憶の定着)。 すっかり忘れても、こんなふうに何かのきっかけで思い出せるので 書き残しておいてよかったと思ったりします(笑)。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?208 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週209号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッター始めました】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2010 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |