なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第217号)

平成22年 4月12日

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こんにちは、ニャロメです。

いよいよ学校も始まり、
春のシーズンも始まりました〜。
初戦はやっぱり「元旦」という気分がしますね(*^_^*)
選手たちの緊張感がなおさらそう思わせるのかも。
約2ヶ月間にわたるシーズンですが張り切っていきたいと思います!

では217号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「錆び付いた身体を実感する」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「感動された?ストレッチの話」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「聞くは、最高の仕事」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【錆び付いた身体を実感する】

今週はいよいよ春のリーグ戦が開幕しました。
今まで大きなケガや病気もなく、
「オフシーズンのトレーニングの成果やなぁ〜」と
喜んでいると、ひょんなことでトラブル発生するのが世の常。

お世話になっている治療院の先生に診てもらい、アドバイスをいただき、
「あーよかった。試合には影響なさそう」
と思ったら!

「自分で体験しないと身体がどう変化するかわからないでしょう」

ということで、
なんとワタシが施術を受けることになってしまいました(^_^;)

今まで痛そうにしている選手の横で、
一人もくもくと先生の話をメモりながら、質問しながら
「勉強になるわ〜」と感謝していたのですが、
そうですよね、体験してみるとより深く学べるはず。

でも痛そう(>_<)

・・・そして想像以上に痛かったです。

先生曰く

「錆び付いた部分の動きを出してあげることで、負担になっている部位への
 ストレスが軽くなって、ゆるくなるよ」

とのこと。
そして課題図書を教えてもらったので
帰宅後すぐにamazonで購入し、読んでみました。

●常歩(なみあし)式スポーツ上達法 
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4789921107/dosportstrain-22/ref=nosim

これを読んでまたさらに疑問がわいてきたのと、
以前に読んだ本と考え方が似ているかも、と思ったので
今度は単独で勉強しに行こうかなと思っています。

●ひざ痛が消える痛点ストレッチ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837611656/dosportstrain-22/ref=nosim

とにかく体験してみてわかったことは、
ワタシの身体はサビサビだということ(+_+)
ゆがみもあるし、いろんなところをかばって動いているようです。

自分でできることも教えてもらったので、
いろいろ試しつつ、トレーナー活動の参考にしたいなと思っています。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【感動された?腰痛対策ストレッチ】

腰痛を訴える選手は多いのですが、
そのほとんどが器質的な損傷(骨や筋肉、軟部組織の損傷)
によるものではなく、コンディション不足によるもの。

腰痛対策クッションである「ヨックション」を知ってから
ワタシの対応もずいぶん変化しました。

ヨックション前、ヨックション後、みたいな(笑)。

参考ページ)ヨックション
http://enterprize-n.com/goodgood/03/01_1/post_13.html


腰痛は下肢の柔軟性低下がその主な原因であることが多く、
ストレッチをすることで改善されることが多いです。
練習後や入浴後にしっかりストレッチをすることをアドバイスするのですが、
疲れてしまうとどうしても寝てしまうらしい・・・。

「トップアスリートたるもの、自分のコンディションは自分で管理しなければ」

というと決まって、

「トップアスリートじゃないですよ」

なんていうイマイチな反応をする選手もいるんですが(泣)。

とちょっとそれてしまいましたが、腰痛対策ストレッチ。
トレーナーとして活動されている方であれば
あまりにも簡単なネタで申し訳ないのですが、
選手が感動してくれたので書いておきます。

●前屈で腰が痛い場合

 椎間板ヘルニアでないことを確認しておく。
 その上で大腿部後面(ハムストリングス)と臀部のストレッチを行う。

 また膝を軽く曲げて30秒ほどキープ、そして前屈を行うとさらにラクに
 前屈ができるようになる。
 
 →ハムストの等尺性収縮+ストレッチということです。

 参考ページ)筋力発揮の種類
 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/training/tr4.htm

●後屈で腰が痛い場合

 腰椎分離症、すべり症の疑いを排除しておく
(また経験者であれば、注意して後屈をさせること)

 腸腰筋、大腿部前面のストレッチを行う。
 徒手的にこの部分に抵抗をかけるのもあり(同じく等尺性収縮)。

 再度後屈をさせるとかなりラクにできる。

●大腿筋膜張筋をストレッチする

 大腿部の外側部をしっかりと伸ばす。
 寝転がって足をクロスに、肩が浮かないように注意しながら。

とこのストレッチ3点セットで
「腰が楽になりました」といわれることが多いです。
逆にこの3つのストレッチを行っても痛みが変わらない場合は、
器質的な損傷の疑いも含めて対応していく必要があるかなと思います。

この3つは選手自身でもできるものなので、
普段から行う習慣をつけるべくアドバイスをしています☆

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「聞くは、最高の仕事」

【プレイングマネジャーの教科書】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478012113/dosportstrain-22/ref=nosim

「ワークライフ アンバランスの仕事力」の著者でもあり、
前職マイクロソフト日本法人では数少ない女性営業部長を勤められた
田島弓子さんの最新著書。

ご自身が大阪出身でもあり、セーリングもされるとあって、
「ワタシと似てる〜♪」と勝手に親近感を抱いております。

この中でプレイングマネージャーとはいわゆる「中間管理職」。
上司もいて、部下もいて、自分も結果を残さなければならない立場です。
これを読んで即座に思ったのが「似てる〜」ということ(またか!)。

トレーナーには監督・コーチ(上司)がいて、選手(部下)がいる。

上司、部下という表現ではありませんが、
報告をし、相談をする上司、状況を把握する部下という構造が
ピッタリではないかなと思いました。

ワタシは常々、トレーナーとして「ハブ」※ の存在でありたいと
思っているのですが、その「ハブ」としてどのように機能すればいいかを
なんと58個の具体策を持って提案されています。
もちろん普段から行っているもの、初めて知ったもの、実践したいもの、
これは違和感があるなと思うもの、いろいろありましたが、
その根底にあるのは「聞くは、最高の仕事」というところ。

聞いて状況を把握してこそ、
学んだ知識や技術が実際のトレーナー活動に活かせるのではないかな、
と思いました。

「自分の活動を省みつつ、気になったところはマネしてみる」

これでいきたいと思います!

【プレイングマネジャーの教科書】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478012113/dosportstrain-22/ref=nosim

※ハブ・・・コンピューターLANをつなぐときの集線装置のこと。
 これを称して何かと何かをつなぐ中継地点という意味をなす
 (ハブ空港、など)。
 間違っても毒蛇のことではありませんので念のため(^_^;)

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◆編集後記
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「プレイングマネージャーの教科書」の中に
「良い話?悪い話?」という問いかけ言葉が出てきます。
問いかけすること自体はちょっとぶしつけかなと思わなくもないですが、
報・連・相の基本は「悪い話ほど早く報告する」こと。
コミュニケーション能力を磨くという意味でも
とても読みやすく参考になる本だなぁと思いました!


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では来週218号でお会いしましょう☆


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