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トレーニングをおこなう上で知っておきたい筋力発揮の種類を紹介します。

1)アイソメトリック・トレーニング

静止した状態で力を発揮するトレーニング。 例)ウエイトを支えた状態で動作を止める、壁を押すなど。

2)アイソトニック・トレーニング

一定の負荷条件のもとで筋力を発揮するトレーニング。

@短縮性収縮(コンセントリック)→筋肉が短縮しながら筋力発揮。ものを持ち上げる動作など。

A伸張性収縮(エキセントリック)→筋肉が伸張しながら筋力発揮。ものを重力に対抗しながらゆっくりと下ろす動作など。

3)アイソキネティック・トレーニング

一定のスピードでおこなうトレーニング。 例)油圧式トレーニングマシンによるトレーニング、水中エクササイズなど。

4)筋肉の伸張と短縮のすばやい切り替えを意識したトレーニング

例)プライオメトリック・トレーニング
 

筋力アップのために

ただやみくもにトレーニングをおこなうだけでは効率のよい筋力アップにはつながりません。どのようにすればいいのでしょうか?

1)同時に多くの筋線維(筋肉)を使う

高重量のトレーニングや爆発的な筋力発揮によるトレーニング(プライオメトリクスなど。また項目をつくります)によって、今まで使われていなかった筋線維を動員することができます。集中力やテンションを高めた状態でトレーニングすることが重要になります。

2)筋肉のサイズを増やす

はじめのうちは神経系の機能向上のみで筋力がアップするのですが、ある一定のレベルを超えると筋線維への依存度が高くなります。原則的に筋肉は筋の断面積に比例すると言わるため、筋力発揮の土台となる筋肉のサイズを増やすことで、筋力を高いレベルまで向上させることができます。

3)効率のよいフォームと筋肉のコーディネーション(協調作用)を高める

できるだけムダな動きの少ないフォームを習得し、さまざまな筋肉をタイミングよく、協調的に使うようにすることで、より重いウエイトを上げられるようになります。重いウエイトを扱えるようになるということは筋力向上を意味し、スポーツの様々な場面でその筋力を発揮することができるようになります。
 

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