なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第218号)

平成22年 4月19日

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こんにちは、ニャロメです。

先日は季節はずれの寒さの影響で
雪が積もった地域もあったようですが、
皆さまいかがお過ごしですか。
ワタシは車のスタッドレスタイヤもそのままに、
床暖房カーペットもそのままに、とまだまだ冬モードです。

桜も散ったというのにヘンな気候ですね(^_^;)

では218号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「雨の日のトレーニング指導」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「子どもの野球肘〜前編」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「危機感を感じたときが自分を伸ばすチャンス!」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【雨の日のトレーニング指導】

今週はチームのトレーナー活動とともに、
近い学校にもトレーナー活動に行ってきました〜。
ところがその日はあいにくの雨模様。
久しぶりの雨練習となり、校舎内でトレーニング指導を行いました。

まずは見回してみると見慣れない顔が何人もいます。
そう、新入部員ですね!

新入部員と一緒にトレーニングをするのは初めてなので、
先輩部員をモデルに一つずつ動作の説明をしながら
どこを鍛えているのか、どのようにするのかをまず説明してから、
チーム全体でトレーニングを行うようにします。

さらに今日は校舎内ということもあって、
広いスペースがとれず、走り回ることもままならず。

こういう場合は座ってできるエクササイズや、
寝転がって行うもの、ペアでできるものなど
あらかじめいろんなネタ?を用意しておき、その場にあわせて
できそうなものを行いました。

練習後はトレーナーにケガの相談をしたい選手と面談。

肉離れの症状で少し休んでいる選手が、
「ストレッチすると痛いんですけど、がんばってやってます!」
と言ってきたので、即座に
「痛いときは無理して伸ばさないほうがいいよ」とアドバイス。

選手たちにとってむずかしいのは、

●これはストレッチをしてよいケガなのかどうなのか

●冷やすことはいい、温めることもいいというけれど
 どのタイミングで冷やしたり温めたりすればいいのか

ということのようです。

新入部員もそろったことだし、
一度、みんなで勉強会でも開こうかなぁ〜なんて思っています。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【子どもの野球肘〜前編】

いつも読んでいる「SportsMedicine」という雑誌に
子どもの野球肘という特集(119号)がありました。

《雑誌・SportsMedicine》
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680338/ap-nyaro_2000

ワタシはトレーナーとして活動し始めた頃から、
ジュニア期(小・中学校、高校も含む)のトレーナー活動に興味があって、
いずれはこれからスポーツを楽しむ年代に、
ケガを予防し、競技者として長く、楽しく続けられることを
教育・啓蒙活動していきたいなと考えています。

野球をしすぎて肘が伸びなくなってしまったという
友人の肘を見せてもらったときに、

「ああ、こんなになるまで放置したままスポーツをさせてはいけない」

と思ったんですね。
これがかなりインパクトが大きくて、
ワタシがトレーナーを目指すきっかけの一つとなりました。

***
と、前置きが長くなりましたが、子どもの野球肘。

予防のためには、

●肘関節周囲の筋肉を鍛える

●正しいフォームで投げる(特に下半身からうまく力を伝える)

●痛みがでた場合はムリをして投げない

などが考えられますが、何と言ってもまずは

●投げすぎ(オーバーユース)を防ぐ

ということ。

肘関節自体が物理的ストレスにそれほど強くないため、
いくら正しいフォームで投げていたとしても、肘へのダメージはある。
一番コワイのが投げすぎによる肘への障害なのです。

で、スポーツドクターからも投げすぎを防ぐために
投球制限を設けて推奨する提言が出ています。

参考ページ)青少年の野球障害に対する提言
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/kega/furoku2.htm


でこれをしっかりと管理するのが
現場の指導者であり、トレーナーの役目でもあるのですが、
ワタシはこの提言がある程度、しっかりした効力を持っているのかと
思っていました。記事を読むまでは。

記事では国立徳島病院の岩瀬先生が野球肘のことを
「おとながつくっている病気」と表現され、
このことを改善すべく取り組まれていることなどが紹介されていました。
1日に2試合の連投は当たり前の環境にあるとか。


正直ビックリしました。ウソでしょ?という感じ。

ワタシの周囲の選手たちはみんなピンピンしていますが、
ここに書かれているような投げすぎを強いられる環境下で
今まで練習や試合を行ってきたのだろうか?
そんな話は聞いたことないけど、どうなんだろう?

と思い立って記事を読んだその日に選手に確認してみることにしました。

長くなりましたので、この続きはまた来週!

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「危機感を感じたときが自分を伸ばすチャンス!」

【2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート2】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4761266678/dosportstrain-22/ref=nosim

「赤字会社の再生請負人」として実に2000社以上にもわたる
経営再建にたずさわってきた長谷川和廣さんの著書。

ビジネス現場で気づいたことを長年にわたり、
「おやっとノート」というノートに記録をされているとのことで、
今回の著書もこのノートから、特に「逆境で生き延びる方法」を
中心にまとめられています。

トレーナーという活動もいいときもあれば、
ピンチと思えるときもあると思います。
それは外的な要因(環境や周囲の人間関係など)、
内的な要因(自分の内面的なものが原因、技術や知識とか)、
いろいろ考えられますが、この本を読み進むにつれて

「自分の考え方次第でピンチもチャンスになる」

ということを改めて考えさせられます。

冒頭の言葉は長谷川さんが、元広島カープの古葉竹識さんの講演会で
聞いた言葉をメモしていたもの。

「プロ野球選手が一番恐れているのは、怪我やスランプではないといいます。
 ドラフトやトレードなどで同じポジションの有望選手が、自分の球団に
 入団してくることなのだとか。」(P85より引用)

読んでいて「ああ、そうなのか・・・」と納得。
自分より有望な選手がきた場合に危機感を感じ、
そこで自分を叱咤激励しながら技術面や精神面において成長していけるか、
ピンチをチャンスにできるかどうか。

そういうことなんですね。

【2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート2】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4761266678/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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今読んでいる本がモーレツに面白くて、
早く読みたいために、早起きをしてまで読んでいます(笑)。
読み終わったらブログかメルマガで必ず記事にしますね!
400ページ越えの超大作です。


今回のメルマガはいかがでしたか?
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 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです)


では来週219号でお会いしましょう☆


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