なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第256号)

平成23年 1月10日

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こんにちは、ニャロメです。

ようやく社会復帰を果たしたのはいいのですが、
毎日こうも寒いと帰宅後にはぐったり、
しかも部屋がモーレツに寒いので泣きたくなります(;_;)
そしていつになるともわからない休みを楽しみにしつつ?
今日も選手とチームのためにがんばっております〜。

では256号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「歩数計のベスト10を選ぶ」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「成長痛について」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「よい習慣は、才能を超える」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【歩数計のベスト10を選ぶ】

年末、早々に帰省してから依頼されたこの企画。

日経新聞土曜版の「日経PLUS1」では、
何でもランキングと称していろんなものを
ランキング形式で紹介しているそうなのですが、
今回「歩数計」のランキングを専門家11名に厳選してもらい、
その集計結果を発表するということで、
なぜかワタシも呼んでいただきました〜。

参考ページ)日経新聞 何でもランキング一覧
http://j.mp/c31zx1


※ちなみに「万歩計」は山佐(YAMASA)の商標登録になっているため、
 一般的には「歩数計」と表記します。

ということで20個の歩数計を目の前にして、

「こ、これを順位付けするんですか〜?」

とビビるワタシ(^^;)
色や形、価格に機能などいろんな面を考慮しなければならず、
一つ一つの取説を読みながら、会議室内をウロウロ歩き、
使い方を確認しながらチェック。

それにしてもいろんなモノがあるんですねぇ・・・。

ワタシの基準としては、
「使いやすい」「わかりやすい」「汎用性が高い」「軽い」「お手頃」
ってまぁいろんな条件を挙げてみましたけど、
全部を網羅する商品ってなかなかないんですよね。

一番気になったのは操作ボタン。
小さいのが多くて、ワタシの手でも扱いにくいのであれば、
男の人の手だとまずムリかもしれない、とか
機器の操作に慣れていない人だと難しいかな、とか。

でも軽いのがいいし、とか、かなりワガママです(^^;)

2時間半格闘し、何とか順位付けも終了。
今回担当した11名の順位付けを得点にしてベスト10を決めるそうです。
なので、実際のベスト10は紙面を見てのお楽しみ、なのかな。

今週末15日に掲載予定です。
日経新聞をお読みの方はぜひチェックしてみてくださいね!!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【成長痛について】

先週「成長期のトレーニングについて」という話題で
トレーニングにまつわることを書きました。
今週は冬休みの間に作った資料を実際に指導者の方に配布して、
講習会を行いました。

その中で強調してお話ししたことが、

●神経系の発達は早く、骨や筋肉といった一般的な身体の発達は
 神経系に比べるとピークが遅くくるといったこと。

●身体がしっかり出来てくるまでは、自分の体重をしっかり支えるための
 体力作り(自重トレーニングを中心に)を楽しみながらしてほしい

といったこと。

その中ではスポーツ傷害や成長痛などに関する質問もいただきました。

成長痛について特に理解してほしいのが
「筋肉」と「骨」の成長スピードの違いです。

特に長い骨(大腿骨や脛骨、上腕骨など)の先端部分が成長するため、
骨についている筋肉は牽引ストレスがかかって伸ばされた状態になりやすく、
そこから痛みが発生することがあります。

その代表的なものが「膝痛=オスグッド病」と呼ばれるもの。

太ももの前側の筋肉が常に伸ばされた状態となり、
その付着部である膝の下が痛くなってしまいます。

参考ページ)オスグッド病
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/injury/injury72.htm

また成長期の選手によくみられるスポーツ傷害としては
腰椎分離症や、上腕骨骨端線離開などもあげられます。
いずれにしても骨がまだ成長段階で柔らかい部分(軟骨部分)への
物理的ストレスが繰り返し加わることにより、痛みを生じるものです。

子どもたちはなかなか「痛い」と訴えないことも多く、
様子がおかしいなと思ったら少し休ませることも必要です。

と、そんなことを中心に話をさせていただきました。

ワタシは実際には小学生・中学生の指導にたずさわったことがないのですが、
元気いっぱいの選手たちをみると、
ケガなく、楽しくプレーをしてほしいなと思います。

指導者の方への講習会は間接的にではありますが、
ケガ予防のために少しでもお役に立てればと思っています!


参考サイト)スポーツ傷害の予防 成長痛の詳しい話
http://www.k4.dion.ne.jp/~fuu/top11.htm

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「よい習慣は、才能を超える」

【働く君に贈る25の言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4872905008/dosportstrain-22/ref=nosim

「そうか、君は課長になったのか。」の著者であり、
東レ経営研究所の社長を勤められた佐々木常夫さんの最新著書。

今年社会人になったばかりの甥っこへの手紙といった形で、
働く君へのアドバイスを送っているのですが、
働いて十余年のワタシにとっても耳の痛い言葉がたくさん・・・。

読めば「そうだよ、そのとおりだよ」って思うんですが、
実はそれが出来ているかというとまた話は別。

「一歩先の行動」を常に取れるかどうかで、
リスクの回避と多くのメリットが享受できるのです。

「よい習慣は、才能を超える」

これは普段から意識していきたいものだと改めて思いました。
これから社会人になる皆さん、そして社会人として働く皆さんに
ぜひオススメしたいなと思います☆

【働く君に贈る25の言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4872905008/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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冬休みが長かったため、社会復帰できるかどうか不安だったんですが、
選手の顔を見て、チームの活動が再開すると、
今年もいっちょがんばるか〜!と気合いが入ります(単純)。
そのうち休みがないと泣き言を言い出すかもしれませんが、
仕事があることが幸せなこと。顔晴っていきたいと思います(^_^)v


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