なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第28号) 平成18年8月28日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 曇り空の試合観戦でうっかり帽子を忘れていったところ、 夏の日差しが一気に戻ってきて日焼けしました。 しかも頭のてっぺんと鼻の先だけ。 頭が痛くて仕方ないのですが、 情けないことに笑うと皮膚がよれてヒリヒリ痛いのです(笑)。 では28号のメニューです! 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト ◆今日のネタ帳・ピックアップ ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【定例勉強会に参加です】 月1回程度で開催されている定例勉強会に参加しました。 内容はオフレコのため、ここで紹介できないのが残念ですが、 言語の違う人たちが参加するので(日本人ですよ)、 いろいろな刺激を受けます。 ひとまず「このままじゃいけない」と思わせてくれるので ワタシにとっては非常に有意義な時間なのです。 この勉強会を通して、救急医学の先生にお世話になっています。 CPR(心肺蘇生法)はトレーナーにとって必要不可欠なものですが、 出来ればその知識や技術を使わずにすむに越したことはないですね。 でもいざ、そのとき!の時には 「必ず正しく行わなければいけない」 という非常にシビアなものです。 「あ、間違えた!やり直し!!」 ということが許されない状況なのです。 そんな千載一遇の状況に備えて、 トレーナーは常に準備万端にしておく必要があります。 ただし、ER(emergency room=救急室のこと)に勤める ドクターにとっては千載一遇ではなく、 日々の中で起こる「現場」であり、 瞬時の「判断」がその後を左右すると言います。 「そんな状況をみると、とても貴重な経験となるはず」 と先生はおっしゃってくれるのですが。 それは重々承知しているのですが。 そんなこと、ありですか!? これ以上はご想像にお任せしますが、 ビビって一歩目を踏み出せないワタシなのでした。 でもたぶん、背中を押されるんだと思う。 これがワタシに必要なものであるなら、 「やってやろうじゃないの〜」 と小心者のくせに意気込みだけは一人前なのです。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【トレーナーとして必要なもの】 救急医学の話をしたので、今日はその関連で。 最近、トレーナーを目指す学生さんから よくメールをいただくようになりました。 「トレーナーとして必要なものって何ですか?」 【学生トレーナー】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/at13.htm の項目に「挨拶・連絡・意識」ということを書いているのですが、 実際の現場で忘れてはならないことが抜けていました(!)。 現場に出るトレーナーにとって必要不可欠なものの一つに ●CPR(心肺蘇生法)の技術(資格) があります。 どんな資格を持っていようが、公的な資格がなかろうが 「トレーナー」と名乗れば「トレーナー」になれる現状ですが、 CPRの技術(資格)のない人は「トレーナー」と名乗ってはいけない、 とワタシは思います。 ※早々に付け加えないといけないですね(汗)。 現場での緊急事態に、救急車がくるまでに、 倒れた選手や人を助けることが出来ますか? 「知らない、出来ない」 ではすまされないのです。 【CPRの資格が取れる任意団体】 ●日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/sanka/study/index.html ●日本ACLS協会 http://www.acls.jp/ ●日本救急蘇生普及協会 http://www.jlsa.jp/ ●日本ライフセービング協会 http://www.jla.gr.jp/home.htm ●国際救命救急協会 http://www.i-e-m-a.org/ 他にもあると思いますが、参考まで。 追記) 「国際ガイドライン2005」で救急処置の方法が改正されています。 このガイドラインが出るまでに資格を取られた方は、 再度、確認する必要がありますね(ワタシを含め)。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… ●「学ぶ」「考える」「行動する」 三点セットです。何ごともこの3つのパターンを経ることが重要です。 出典:「平成・進化論。」 http://www.mag2.com/m/0000114948.html 「学ぶ」がなくて、「考える」+「行動する」だと「我流」 「考える」がなくて、「学ぶ」+「行動する」だと「模倣」 「行動する」がなくて、「学ぶ」+「考える」だと「評論家」 何か新しいことを学んだら、 一度自分の頭の中にインプットし、 自分の中で考え、行動することでアウトプットする。 ということです。 単純ですがこの工程をいつも心がけたいと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 今回は「救急医学」「心肺蘇生法」について考えたメルマガでした。 これを意識したわけではないのですが、 以前に読んで、ためになり面白かった本を一冊ご紹介します。 【好きになる救急医学】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4061541536/dosportstrain-22/ref=nosim 一般の方にもわかりやすく解説されています。 ERってこんな感じなのかな〜と。 トレーナーの現場では 普段はあまり意識することのない「万が一」の事態ですが、 特にコンタクトスポーツ(激しい接触プレーを伴うスポーツ)に携わる方は 必ず知っておきたい知識・習得しておくべき技術ですね。 このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://cgi12.plala.or.jp/nyarome/sendmail.htm では、来週もよろしくお願いいたします! ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |