なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第41号)

                                                      平成18年11月27日

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こんにちは、ニャロメです。

ここのところ帰宅時間が遅いので、夕食を食べるのが遅いです。
今に始まった生活じゃないのですが!
疲れているせいか?食後に甘いものをつまんでしまいます。
それがちりも積もれば山となる。

「生活習慣を変えないと生活習慣病への道をまっしぐら〜!」
と末恐ろしくなってみたりする今日この頃です(^_^;)

では41号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「研究発表も無事終了」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「痛みの経験と程度」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「『確率』ではなく『可能性』にかけろ」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【研究発表も無事終了】

今週はいつも参加している研究会で、
現場における問題点とその研究について発表。

昨年も同じ研究会で発表したので雰囲気などはわかっていましたが、
わかりやすい資料&発表にするため試行錯誤を繰り返し、
結局、当日までドクターのお世話になりました。

ギリギリにならないように前もって用意していても
工夫することは無限にあるということです(汗)。

で、研究会の会場に早めに行き、空いている時間を使って
発表資料を「スタバ」でストップウォッチ片手にぶつぶつ練習。
隣に座ってた人たちはさぞかしうるさかったことでしょう
(一応小声で練習していたのですが)。

練習の成果か?本番ではあがらずにゆっくり発表することが出来ました。
なんせワタシは早口なもので、資料には

「ゆっくり話すこと!!!」

と太字で書いておきました〜。


発表が終わった後はこれで今年が終わったくらい?
気が抜けたというか、ほっとしました。

質問もおそろしいものはなくて助かった〜。
それよりも「こうしたらもっといいのではないか?」
といった親切なアドバイスをもらって大変勉強になりました。

このような機会を与えてくださった皆さんに感謝です。


まだまだ問題解決には試行錯誤が続くため、
研究は続きます。

これが現場に還元されることを目標にがんばります。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【痛みの経験と程度】

選手がいろんな状況の中で

「痛いんです」

と訴えますが、
痛みというのは個人個人によって感覚が違い、
変わってあげられないので

「ワタシはその痛みがわからないのよ」

ということになるのですが。


--《ニャロメ経験談》--

同じスポーツ傷害で同じ先生に
同じ手術をしてもらった二人の選手がいました。

一人は術後3日目には松葉杖なしで歩けるまでに回復。
一人は術後7日目でも痛みがひどくて車椅子から卒業できず。

個人が違うので「痛み」の程度も違うのは当然ですが、
「ここまで違うのか〜」とビックリしました。

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痛みの感じ方というのは
「過去の経験」に大きく影響すると言われています。

子供の頃の経験、親の反応によって子供は痛みを学習します。
転んで大したケガではないのに、

●大げさに騒ぎ立てる親

●ほとんど意に介さない親

とその反応はそれぞれ。
そんな親の対応をみて、
子供は自分の痛みやケガの重大さを解釈するというもの。

「ソーシャル・リファレンシング」

と呼ぶそうですが、痛みの程度は
このような周囲の反応が大きな影響を及ぼしているそうです。


以前「動物は痛みを感じない」という話題を書きましたが、
これは「ソーシャル・リファレンシング」の影響がまったくないこと
とも関係してきますよね?

などとワタシの頭の中で勝手にリンクしました。

【痛いという感覚】(14号、2006/5/22)
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/mm/14.htm


今回はとっても興味深い本がありましたので、
そこから話題提供させていただきました。

【皮膚感覚の不思議】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062575310/dosportstrain-22/ref=nosim


一人っ子よりも二人兄弟の方が痛みの訴えが強く、
三人兄弟になるとそれが最大になるといいます。
三人兄弟の真ん中はその傾向が最大、とのこと。

当たってますかね?

ワタシは二人姉妹ですが、たぶん、痛がりです(笑)。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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●『確率』ではなく『可能性』にかけろ

【アツイコトバ】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4806121207/dosportstrain-22/ref=nosim

本屋で別の本を探しているときに見つけた本ですが、
「たった一言でも君の心に訴えることができれば」
という前書きを読んでそそくさと購入。

何をするにしてもワタシ自身、
「確率」を気にすることが多いような気がしますが、
「可能性」にかけろ、というのはとても前向きで、
それでいて失敗を恐れず背中を押してくれる言葉だと感じました。

「死ぬ気でやれよ、死なないから」

という帯の言葉もかなりかっこいいです。

そんな言葉をかけられるトレーナーになる!
と改めて思いました。

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◆編集後記
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だんだん寒くなってくるので「痛み」の閾値もさがり、
「古傷が痛い」なんていう選手も増えてきます。

こんなとき、トレーナーも、
「そりゃ大変〜!」と言うより
「それくらい平気だよ」と言ったほうが
「痛み」の程度は軽くなるんでしょうか??

選手の「痛み」を実際に感じることは出来ませんが、
「痛み」の程度を軽減することは可能なのかもしれませんね。


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では、来週もよろしくお願いいたします!

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