なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第413号) 平成26年 1月 13日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 暖かいお正月だと思っていたら、 この三連休は急激に寒くなりましたね。 昨年の成人式頃も雪だったような…。 寒い寒いと言いながらも、屋外で働く日々です(^^;) では413号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「一番プレッシャーのかかる講習会にむけて」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「古傷が痛むそのメカニズムを調べてみた」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「人間は耳が2つに口1つ 多く聞いて少し言うため」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【一番プレッシャーのかかる講習会にむけて】 社会復帰できるかどうか心配だった?休み明けですが、 そんな悠長なことを言っている場合じゃない!?くらい、 いろんなことが怒濤のように押し寄せてきました。 チームでのトレーナー活動はもちろんですが、 連載原稿なども気がつけばいろいろたまっていて、 一つずつ締切りを確認しながら、 優先順位をつけて書いていたという…(^^;) さらには今月講習会の講師をつとめさせていただくので、 その資料にも取りかからないと。 オープン参加可能なもの(関西)と、 クローズなものがありますので、お知らせできるようでしたら、 また告知をさせていただきます〜。 講習会の内容も、 一度や二度話したことのあるものであれば、 多少のマイナーチェンジで資料を作成するのですが、 今回は、一からフルに資料を作らなければならないのと、 今までで一番プレッシャーのかかるメンバーを相手にした? 講習会ということで、やる前から泣きそうです(*_*) 「神は乗り越えられる試練しか与えない」 と言いますが、その言葉を信じてがんばります (って誰の言葉かと調べてみると、聖書の引用みたいですね)。 そしてプレッシャーをかけられつつも、 新年会の予定を組むことにも余念がありません(笑)。 我ながらビックリです(^^;) …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【古傷が痛むそのメカニズムを調べてみた】 「数年前に痛めたケガの部位が急に痛くなってきた…」 と選手から相談がありました。 この時期ですので気温も低く、 末梢の血流も暖かい時期に比べると、 循環が鈍くなっているのかもしれません。 余談ですが私も以前手首の捻挫をしたことがあったのですが、 寒い時期や雨の日などは 「痛みセンサー」として天気予報に役立てられるほどでした(笑)。 10年近くは悩まされたかもしれない(-_-;) ということで、 今回は「古傷が痛む」ということについて、 まとめ・メモ(._.)φしておきたいと思います。 *** そもそも天気と痛みの関係は、 さまざまな要因があると考えられていますが、 その一つには気圧や低温が関係するという研究発表がありました。 参考ページ)天気と痛みの関係 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/mame6.htm 内耳にある気圧受容器が反応し、 交感神経が刺激されて血管収縮を起こし、 古傷の周辺部位に点在する痛覚神経が刺激されて痛みを起こす、という説。 気圧の変動によって体内に炎症物質が発生し、 痛みの閾値(いきち:反応を起こすのに必要な最低の刺激量)が下がって 痛みを感じやすくなるという説。 そして天気や気温の変動そのものが身体へのストレスになりうるため、 そのストレスによって痛みを発生させるという説。 とまぁ諸説いろいろあり、結論は出ておりません。 もともとケガをして治ったと思っていても、 実は軟部組織はダメージを受けていることが多く、 その再生に時間がかかったり、 100%元の状態に戻っていないことも考えられます。 また古傷周辺の痛覚神経は、 神経の端に交感神経の興奮を受け取る受容体ができることもわかっているそうで、 以前にケガをした部位というのは 「痛みを感じやすくなっている」 と言えるでしょう。 となると「古傷が痛む」ということでも、 そのケガ、個人によって原因も変わってくる類のものであるため、 ステレオタイプ的に 「こうしたほうがいい」 というまとめにはならないのです。 天候だけではない、 さまざまなストレスも影響するでしょうしね…。 こうした要因があるということを頭に入れつつ、 古傷の痛みに関しては、 痛みを取り除く対処療法とともに、 原因を一つずつ確認することも必要になってくるでしょう。 ワタシは慢性的なスポーツ障害の一つとして、 選手の話をよく聞き、アスレティックトレーナーとして出来る範囲の サポートを行いつつ、症状緩和に向けて最善策をとるように していきたいと考えています。 こうした古傷の痛みに関して、 現場で活動される皆さんの対策などありましたら、 ぜひ教えていただけると嬉しいです♪ 参考サイト)原因は天気? ストレス?「古傷」がうずくメカニズム(R25) http://ow.ly/stYj2 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「人間は耳が2つに口1つ 多く聞いて少し言うため」 この言葉は割と以前からよく「耳」にしていたのですが、 出典を調べてみようと思うと、いろいろあるみたいですね(^^;) 一番腑に落ちたサイトから引用させていただきました。 【真宗大谷派寺院真廣寺・今日の一言より】 http://shinko-ji.com/archives/2019 トレーナーという職種に限らず、 人と接している仕事をしていると、 「相手の話をよく聞く」ということはもはや必須事項ですよね。 お医者さんでも「問診」があるように、 患者さんの話をよく聞くことから診察が始まります。 今回の古傷を相談してきた選手の話にしても、 通り一遍で話を聞くのではなく、 いろいろと質問をしながらその状況であったり、 今までの経緯であったりといったことを、 「聴く」 ことが大切だなぁと改めて感じました。 ちなみに 「聞く」は「聞こえてくるものを自然と耳がとらえる」、 「聴く」は「自ら能動的に注意してきく」 と漢字では使い分けされています。 ワタシたちは誰もが世界の中心にいます。 自分のことを聞いてもらいたい、というのはごく自然な心理です。 こうしたことを理解した上で、 相手の話に耳を傾けて「聴く」こと。 耳が二つあって口が一つである理由は、 相手のことをより多く聞くためであると言われています。 このことを忘れないように、これからも活動したいと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 正月太りでプラス2キロだったのですが、 この一週間でようやくイーブンにまで戻しました。 うう、やっぱり食べ過ぎだったんですね(-_-;) 食事は炭水化物を少なめ(でもゼロではない)、 野菜たっぷり、食事のタイミング、睡眠の確保、 そして毎日続ける運動が良かったのか? …もはや何が功を奏したのかはわかりませんが(笑)。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?413 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では次回414号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2014 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |