(11日目:9/24)バルセロナ[やっと闘牛が見れました]
○我々は子供なの?2階建て周遊バスで、バルセロナ巡り
 今日は、バルセロの市内をぐるぐる回っている2階建てのバスを利用する。
 これには、北回りと南回りがあって観光スポットごとに停留所があり、個人で回る場合に便利である。
 街はメルセ祭りで、人通りが滅茶苦茶多い。
 カタルーニャ広場では、おじいさんが大声で叫んでいる。何か泥棒に向かって叫んでいるような雰囲気。ここで途中下車するのは止めよう。
これが1日乗り放題のチケット。Childrenと書いてある
 バスに乗って、チケットを買うとこれをくれた。よく見ると子供用だ。乗務員が間違えたのかと思ったが、今日はお祭りなので子供料金で提供しているのだと思う。
 これには、色んな美術館等の割引クーポンがついているので、活用させてもらった。

(H)バスの2階は人気があっていつも満員。
 お祭りでは、ドラえもんやポケモンの風船が売れていたみたい。
カサミラの屋上→
 SF映画に出てくる他惑星の兵士のような顔は、換気口である。建物の作りも複雑で、さすがガウディ。

(H)昨年のツアーでは、外を見ただけだったが、今回はしっかり見学、カフェで軽い食事も出来た。
○さあいよいよ闘牛だ。
 サグラダファミリアの近くでバスから降りて、モヌメンタル闘牛場に行く。
 今日の闘牛士は、エンリケ・ポンセ、ホセ・トマスそしてエル・フリである。
 エル・フリを見るのが楽しみだ。

 ここのキップ売り場でも、切符を買おうとしている我々と窓口の間にダフ屋が割り込んできてキップを売りつけようとする。振り切って窓口で切符を買う。
 日本のダフ屋は、窓口から少し離れたところで、控えめに売っているが、スペインは、すごく積極的?。

(H)言葉がわからなくても、どんどんせまって来るスペインの人です。
闘牛のチケット
 日陰席です。
 場内にはおじさんがいて席を教えてくれた。
 席についた後、見ていると、席を教えてもらった時そのおじさんにさりげなくチップを渡している人がいた。
 我々は気が付かなくて渡していません。すみませんでした。
入場行進
 3人の闘牛士が2回ずつ闘牛を行います。
 馬は、横に鎧を着けていて、牛が横からついてくるのをじっと踏みとどまっている。その頑張りは、地味だけどすごいと思う。

(H)サッカー場でも闘牛場でも、席に番号がついているのだが、こちらの人は、なぜかいい加減で適当に座っているような気がします。自分の席を守るのに一人頑張りました。
真実の瞬間
 きわどいタイミングで、首の後ろから心臓に向けて剣を打ち込む。
 段階を踏んで、この瞬間まで到達していくのだが、実際に、6頭の牛が死んでいくと言う現実を目の前にして、複雑な気持ちではある。
 素晴らしい闘牛に対しては、観客が白いハンカチを振って賞賛する。闘牛場中が白い波に覆われるのは、迫力がある。

(H)日本みたいに、なんでも拍手したりはしない。本当に良いものだけ、納得したものだけに正しい判断をする。これがやはり、本物を育てるのだと思った。
エル・フリの妙技だけど...
 座って牛と対峙している。素晴らしい技の連続であった。
 しかし、最後の真実の瞬間ではうまくいかず、牛が何時までも暴れていた。
 本人は、すごく落ち込んでしまっていたが、2回目の時には、見事にやり遂げた。


 ところで、素晴らしい闘牛になる要素の半分以上は牛が握っていると思う。逞しく、元気で、闘争心溢れる牛は、我々に与える威厳とともに、その存在感が素晴らしい。
○今日はスペイン最後の夜
 明日の朝早い飛行機でスペインを出発する。
 今夜はホテル近くのレストランで、カタルーニャ料理をとる。
 お店のウェイターのお兄さんが、「おいしい」という日本語を一所懸命覚えてくれた。

(H)ここのパエリアも美味しかった、スペイン語で「おいしい(ムイ・ブエノ?)」と言うと、日本語で何と言うかと聞かれたので、「おいしい」と教えたのです。
ホテル近くの移動遊園地で
 今夜は、カタルーニャ美術館前の広場でレーザーショーとかをやっているはずだけど、安全第一なのでそこには出かけません。近くの移動遊園地で、お祭り気分を少し味わう。

(H)子供用のタンブリンマットのようなものがあり、3歳くらいの可愛い女の子が踊っている。見ているおばあちゃんの掛け声で、一本足でバレエのポーズをとっているのがすごく可愛くて、見とれてしまった。
 夜店で買った揚げ菓子がおいしかったよ。(ミスドで売っているチュイロみたいなものです)
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