( 7日目:9/20)チンチョン→マヨルカ島[美しい地中海に浮かぶ、豊かな島]
○2両連結のバスで、狭い道を通っていく
 チンチョンからマドリッドへの今日のバスは、2両連結である。狭くカーブが多い道だけど、長い車体が何とか通っていく。 車内は満員状況だったけど、何とか座れた。若い乗客も多い、ウィークディなんだけど何をしているのだろうか。
 回りに家が見えないようなバス停で人が降りたり乗ったりしている。
 昨日出発したマドリッド市内のバス停(終着駅)で降りて、バラハス空港までタクシーで。今日はイベリア航空でマヨルカ島へ向かう。
○青い地中海を越えて、マヨルカ島へ
 茶色のスペインの土地を見下ろしながら飛んでいくと、真っ青な地中海が視野に入ってきた。イビサ島の側を通り抜けて、マヨルカ島のソン・サン・ファン空港に着陸する。
 空港の周りには、地下水をくみ上げるための風車(西部劇に登場するような感じのもの)が多数建っている。相当水不足に悩んでいるようだ。

(H)
チンチョンは少し寒かったけれど、また夏に戻ったような青空が広がっている。
○マヨルカってドイツだっけ
 飛行場には、エア・ベルリンとかのドイツの飛行機が一杯いる。空港内の案内もドイツ語が多いし、目の前を歩いている団体客も、ドイツ語を話している。
 話には聞いていたけど、ドイツとの関係が本当に深そうだ。パンフレットも英語表記より、ドイツ語表記のもののほうが多い。
 パルマ・デ・マヨルカまでバスで向かうが、このバスも結構満員状況で渋滞の中を何とか市街地まで着いた。今日のホテル(SARATOGA)は、バス終点の近くなので終点まで行き、歩いてホテルへ。
○宮殿もカテドラルも本当に立派
 ホテルにチェックインした後、街を散策することとする。外に出るとさすがに暖かい。
 椰子の木が繁る海岸沿いの道路を通って、アルムダイナ宮殿に向かう。立派な建物である。すぐ隣にカテドラルもあり、これもまた立派な建物、ガウディが改築に携わったこともあるそうだ。
 どうして、この島がこんな立派な建造物を持つことが出来たのかちょっと分かりません。
 カテドラルを出ると、物乞いの人が後ろを着いてくる、すぐ小銭とかを渡せばいいのだろうけど、先日のマドリッドの事件の後では、そんな余裕は無く、足早に逃げていく。
カテドラル
高さが44mもあると言う荘厳なもの

市役所→
古くて雰囲気のある建物。
中に入ると、祭りで使うのだろうか巨大な人形が飾ってあった。
(H)商店街に小さなレースの店がありましたが、とても高くて買えませんでした。

○マヨルカの夜景はあきらめて
 写真で見ると、宮殿の周りの夜景はきれいそうだけど、やはり夜に歩き回るのは控えて、近くのレストランで食事をとることにした。ここではやっぱりアーモンドのアイスクリームでしょう。
手前がアーモンドのアイスクリーム
アーモンドアイスクリームはマヨルカのいろんなところで食べました。

(H)ここには英語のメニューがあり、日本のようにピザとかスパゲッティとか単品で頼めるので、やっと少量の食事にありつけました。
 少し食べるということが、外国ではとても難しいと思います。
 写真の奥側の、アイスの上にプリンが乗っていて上はカラメルで少し焼いてあるというデザートも、メチャ美味しかったです。

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