( 5日目:9/18)セゴビア[ローマ帝国の偉大さ;水道橋]
○今日から旅行方法を少し変更(会話集もガイドブックも無い)
 昨日強奪された会話集・辞書の代わりに、HPの「スペインなんでも情報リアルタイム」からアウトプットしていた「旅行のためのスペイン語会話入門編」を。
 ガイドブックの代わりは、同じHPの「ABC OF SPAIN」の訪問地別アウトプットをそれぞれ利用することとする。
 これらは、部屋に残していたので被害を免れた。
これが会話入門編です
 全部で4ページ、そのうちメニューに関するものが2ページです。
 本屋で西和・和西辞典を探したけれど見つからなかったので、旅行期間中これで切り抜けてきました。
ABC OF SPAINです→
 これはセゴビアですが、チンチョン・モンセラのものも利用させていただきました。


 こちらが、今回大変お世話になったHPです。あらためて、感謝いたします。
 リンクを貼っていますのでどうぞ行ってみてください。
○セゴビアをゆっくり一日かけて(結果的に)
 今日は、セゴビアとエル・エスコリアルを見ようと思っていたのだが、確認してみると、月曜日はエル・エスコリアルは休館だった。たまにはこういったチェック漏れもある。
 そこで、ゆっくりとセゴビアに行くこととする。
 アトーチャ駅に行くと、セゴビア行きの電車は、一時間以上時間の余裕がある。そこで、ソフィア王妃芸術センタへまた行く。玄関前の広場では、たぶん昨日の日曜日に描かれたであろう、大量の落書き(芸術作品?)を、市の職員のような方が、強力な水圧のあるホースで一所懸命消している。これも一つの雇用創出方法かなと思ってします。
 電車は、地下から出発するのだけど、2階建てである。何だか天井にぶつかりそうな感じ。途中の地下駅には、もろ工事中で人気の無い不気味な駅も会ったりする。
 スペイン関係の本を沢山書いてくださっている、「中丸 明」さんが住んでいた(今も住んでいる?)ビジャルバの街も通過していくけど、駅の周囲が建築ラッシュである。「スペインひるね暮らし」の本に出ていた、ドミンゴのバルは大丈夫かな。

(H)ヨーロッパ時間に慣れてきて、朝寝坊になりつつある。予定時間より1時間送れて列車に乗ることとなった。
 昨年のツアーでは、オプションのため行かなかったセゴビアへ、いざ。
○狭い路地をタクシーはぶっ飛ばして、アルカサルへ
 セゴビアの駅に着いて、タクシーでアルカサルへ行く。
 途中で、水道橋の下を通って、狭い路地に突っ込んでいく。昔の街らしく、道は曲がりくねって狭い。そこをタクシーは猛スピードで飛ばしていく。後部座席で、そこにはブレーキは無いのだけど、右足に力が入りっぱなしでした。 
アルカサル
「白雪姫」のモデルになったといわれるだけあって、とても美しいお城でした。

○道を迷いながら、カテドラルへ 

 カテドラルへ向かうのだけど、道がよくわからない。まあ、道に迷ってもどこも雰囲気が良いので、少々遠回りをしてもOK


(H)歩いてカテドラルへ、カテドラルの周りには、レース売りの店があって、女スリが多いとガイドブックにありましたので、ドキドキ。
 昨日の恐怖のためか、後ろから人が寄って来るとすごく怖くて、10秒おき位に後ろを振り向いたりしていました。

○水道橋はやっぱりすごい
 1世紀後半に建てられたという水道橋が、21世紀を目前とした現在も立派に残っている。
 近くで見ても、石を積み上げただけのようだ。2000年もの間、よく倒壊せずに立っているものだ。
 スペイン人の観光客のおばさんが気軽に声をかけてくれる。少し感動してしまった。昨日から落ち込んでいる気持ちを立ち直らせてくれる。

水道橋の出発点?
 歩いて駅まで帰っていると、途中で水道橋への水路のスタート地点のような所があった。
 右奥の上部から水が出ています。



(H)今でも水が流れていて、びっくり。
 ツアーでは、あまり歩いて移動ということがありませんが、今回は良く歩き、いろんな発見が出来ました。

○スペインの山に夕日が沈む
 セゴビアから電車でマドリッドへ向かう。
夕日が綺麗。電車の中から撮ったのであまり良い写真になりませんでした。
(H)夕食は、アトーチャ駅近くのバルで。
 ずっと狙っていた店で、壁に写真で料理が表示されているので、それを指差せばオーダーはOK。
 イカフライと生ハムを頼むけど、どちらも大盛りで、二人ともギブアップ状態になりました。
←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。