カッパドキア
8月31日
コーランの声で、目覚める

 5時にコーランの声で目が覚める。延々と続くのかな?と思っていると、5分ぐらいで終わってしまった。ちょっと拍子抜けです。 

 


 このモスク(四角いモスクです)の塔についているスピーカーからコーランは流れてきます。

ギョレメ野外博物館は、数多くの洞窟聖堂が
 
 ギョレメ野外博物館のエリアにある洞窟聖堂には、きれいなフレスコのキリスト教絵画が描かれていたり、それを偶像崇拝禁止活動時代に削り取った絵があったりと、色々です。



手前が修道士用、奥が修道女用の修道院跡



 岩壁に多くの洞窟を掘って、教会や生活の場所にしています。



 入場券売り場の料金表です。
インフレで桁数が表示板から溢れてしまっている。

トルコ絨毯との出会い(値段が半端じゃない:自宅到着まで8週間)

 トルコ絨毯の店に案内される。
 このツアーは、土産物屋さんに行く回数が少なく設定されて、それは快適なのだけど、案内されるお店は皆単金が高い店ばかりで、ちょっと懐がきつかったです。

 トルコ絨毯を作っているところ、色を染めてもいるところを見せてもらって、いよいよ商談の部屋に連れて行かれる。
 壁には、日本からのお礼の手紙や、実際に売った計算書(単位が数百万円)とかが貼られている。どうもこの部屋は日本人対応用の部屋のようだ。
 アルコール分の高いラクをご馳走になり、何となく気持ちが大きくなったところで、次から次へと絨毯を見せてくれる。
 出て来る絨毯は、どれも素晴らしいものばかりでヤッパリ欲しくなってしまう。カードで払えるので買ってしまいました。ところがカードの処理をしてもらっていると、限度額オーバーしているとのこと。もう一枚のカードを出して何とか支払いを終えました。
 
 ただ心配なのは、ちゃんと日本まで送られてくるのかということですが、買った絨毯のラベルに自分で直接サインをしたり、保証書をくれたりしましたけど、ヤッパリ心配でした。
 届くのは早くて6週間遅くて8週間後ということでしたが、実際に届いたのは8週間後でした。航空便で来ているのだけど何でこんなに時間が掛かるのか不思議です。

(H)あまり沢山見せられるので、柄も値段も覚えきれず、頭の中がメチャクチャに混乱してしまいます。



 ダブルノット方式で織っているため、耐久力は極めて高く100年以上使えるとのこと。ここで買った絨毯を子孫代々使ってもらえるかな?

(H)昨年中国旅行のときも、買うことを迷って買わないでいましたら、帰国後すごい値段にびっくり。
トルコでは気に入ったら買おうと思っていたので、二人で決心して決定。寒くなった今、買い物は成功と実感しています。



 織った後に、余分な糸をこのはさみで切って厚みを揃えています



 沢山の絨毯を並べて、値段折衝中です。
ヘレケとカイセリの絨毯を買いました

(H)男性のセールス担当者は、日本人もびっくりするほど日本語が上手、立て板に水のごとくしゃべります。

派手な料理とコーヒー占い

 昼食には、チョムレックケバブ(壷焼き肉)が出てきた。壷に蓋をして壷ごと火にかけるというもので、ちょっとした料理ショーです。
食後のトルココーヒーで占いをしてもらう。トルココーヒーは粉が一緒に入っているので、飲んだ後に残っているコーヒー粉の模様で占いをする。ちなみに我々が普段飲んでいるようなコーヒーは、トルコ語でネスカフェと言っており、レストランで頼むとまさしくインスタントのネスカフェコーヒーが出てきます。極端な場合は、ネスカフェの粉末の瓶がそのままテーブルに運ばれることもありました。



 壷の周りが燃えています。
 この料理は、なかなか美味しかったです。

(H)このウェイターさんは、写真を撮ると言うと、少し気取ってポーズをとってくれています。壷の蓋はパイ皮のようになっていて、ボコボコとつぶして、一緒に食べます。
  Gさんによるトルココーヒー占い中です。
  結構あたっていました。
一般の家に訪問

 このツアーには、トルコ人のご家庭への訪問が組み込まれています。
 イブラハムパシャという小さな村にお邪魔しました。
 この村の一軒のおうちにお伺いし、洗濯物を干している中庭でチャイを飲みながら、おじいさん・おばあさん・お嫁さん・お孫さんとの時間です。
 皆さん明るい人ばかりで、家の中を案内してもらったり、狩猟用の鉄砲を見せていただいたり、日本から持ってきていた子供の結婚式の写真を見てもらったりして、のんびりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。

(H)お嫁さんは美しくてスマート、年をとると太っている人が多いようです。



 部屋の中は、思ったより広く、床には絨毯が敷かれていて居心地は意外によさそうです。
ベッドはおじいさん用で、おばあさんは床に寝るそうです。ヤッパリ男女の差がありますね。

(H)皆で記念写真を撮るとき、お嫁さんだけは写りませんでした。宗教的な理由があるらしいです。
これで大丈夫?運転免許試験

 道路上で運転免許試験が行われていた。
 広くてまっすぐな道だ。こんな簡単な所でのテストで免許証を発行しても大丈夫なのだろうか。
 以前にカッパドキアで起こった、日本人観光客が巻き込まれた交通事故を思い出してしまう。

パシャバーの奇岩たち
  

ローズバレー(赤い谷)での夕日

 夕日で有名なローズバレーに行く。
 他にも沢山の観光客が来て、だんだんと沈んでいく太陽をじっと見ている。
 
 明日は、カッパドキアからお別れだ。




 ローズバレーにあった薔薇(ちょっと枯れかけていますが...)

(H)夕日を見物する所に行く途中に料金所がありました。ちょっとびっくり。なんでも商売になるんですね。



 夕日で景色が赤く染まっています。
      
←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。