カッパドキア→コンヤ→パムッカレ
9月 1日
熱気球が飛んでいます

 ホテルの中庭で朝食をとっていると、山の向こうから熱気球が現れてきた。上空からカッパドキアを見る観光客向けのものだ。約1時間で一人当たり3万円程度掛かるものらしい。ちょっと高いですね。

 今日はカッパドキアを出発し、コンヤ経由でパムッカレまで行く。ほとんど一日中バス移動の予定だ。



のんびりと浮かんでいます。

コンヤのカラタイ神学校に棟方志功?

 セルジュク・トルコ時代の首都であるコンヤに着く。
 ここはメヴラーナ教団の旋回舞踊で有名だけど、今回は予定に入っていない。12月のメヴラーナの祭りの時に見れるらしい。
 13世紀の建物であるカラタイ神学校に入る。ここには、趣のあるタイルが多数ある。女性を描いたタイルも沢山あるが、東洋風の顔の絵が大変多い。トルコ民族自体が中央アジア方面からやってきたことにも関連あるのだろう。

 その中に棟方志功さんの描く女性とそっくりの風情のものがあった(それも数点)。遠い地で、なんだか懐かしいものに出会えたような感覚だ。

(H)スカートが円のように広がる旋回舞踊を踊っているのは、男性です。



 神学校の美しいドーム。一部タイルが剥がれているのが残念。



棟方志功さんの絵に通じるものがありますね。
展示されていたタイルの一部です。

アナトリアの大地をひたすら走ります
 ドライブインにあるトイレ入り口です。

 使用料(チップ)を徴収している人です。この旅行中一番立派な料金所でした。
 値段は、25万トルコリラ(約20円)です。他のトイレに行った時、運悪く1000万トルコリラ札しかなかったので、それを差し出すと、係りのおじさんが「しかたないなー」みたいな顔をして無料で使わせてくれました。

(H)トイレは中国よりきれいだと思いました。
   日本の和式によく似ています。
 ドライブインで売っていたガイドブック

 ご覧のとおり、日本語版もしっかりあります。それも最上段に…
 通り雨で、道路全体が泥水に洗われています。

(H)雨は、ハンパな強さではなく、豪雨というくらいメチャクチャ降ります。
ドライブインでは、水道ホースと長柄ブラシをくくりつけたもので、泥で汚れた車を洗ってくれています。
雨上がりのポプラ並木のそばを歩いている人たち

 何かすごく雰囲気が良かったので、写真を撮りました。
対向車が結構無理な追越をしています。

 思わず右足に力が入ってくるような場面も沢山ありました。 途中で、正面衝突しているトラックにも出会いました。無事に目的地に着くのは、たまたま運が良かっただけのような感じ...
トルコには、太陽熱温水器を屋根に設置している家が沢山ありました。
整然と耕作されている小麦畑

 トルコの男性は、あんまり仕事をしないと言う話を聞いていたが、結構まじめに農作業をしているようです。

ホテル内温水プールのロッカールームは、男女一緒

 パムッカレのCOLOSSEA HOTEL THERMAL に着き、食事後温水プールに向かった。
 プールフロントで受付をし、ロッカールームに行くと、なんと女性がいる。あわてて飛び出しフロントで確認し直すが、ロッカールームは間違っていないらしい。ドキドキしながら入り直しよく見てみると、ロッカールーム内に男女それぞれの更衣室があり、ここで着替えた後、衣類をロッカーに納めるようになっているようだ。どうも勝手が違う。
 プールの水(湯?)は暖かく、泳ぐというよりもお風呂につかるという感じ。泳ぐつもりで、ゴーグルを持ってきたけど何か場違い。ハマムとジャグジーも併設してあって快適でした。

 ゆっくり泳いでリラックスできました。トルコ旅行に水着は必須アイテムです。
 ←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。