田園調布 多摩川台公園


2014年1月




田園調布駅西口  東急電鉄の田園調布駅西口はご覧のような欧風建築。英米の田園都市に倣って街づくりが行われたと言われている、閑静なこの住宅地にピッタリです。
田園調布駅西口


 駅の西口前はロータリーになっていて、3本の通りが前方へ放射状に広がっています。 駅前ロータリー
駅前ロータリー



西口は放射状


 今日はその3本の通りのうち、向かっていちばん左側(南西方向)へと延びる通りを歩いて行くことにしましょう。




 静かな住宅街の中を貫くイチョウ並木の道を歩きます。
放射状 左の道へ


 間もなく正面突き当りに、公園の門が見えて来ました。 正面に公園がありました
正面に公園がありました


宝来公園   これは昭和11年に開園した宝来公園。今日はここにも寄ってみる予定ですが、その前に、この閑静な田園調布の街並みをもう少しだけ偵察することにしようかな。
宝来公園


 都会と農村のすばらしさを併せ持つ田園都市の発想に触発されて、大正時代の末に実業家渋沢栄一らの手によって開発された、この田園調布の住宅街。 都内屈指の住宅地
都内屈指の住宅地


起伏に富んだ地形  駅前の案内板によると、開発当時この街全体を美しいひとつの公園の様にするため、道路との境界に土塀・板塀などを一切設けないなど建築やその他に対しても様々な申し合わせをして、それが固く守られているんだとか。
  すばらしい・・・
起伏に富んだ地形


 カメラをぶら下げてあんまり街をウロウロしているといい加減アヤシイ奴と勘違いされそうなので、この辺で住宅街偵察も終了。宝来公園前に戻ってまいりました。 宝来公園へ
宝来公園へ


住宅地と一体になった公園  宝来公園は田園調布という住宅街と一体になった公園。園内には70種1500本の樹木が植えられています。
住宅地と一体になった公園


 田園調布の起伏に富んだ地形の丘陵部に造られたこの公園。林の中を伸びる石段で、丘の斜面を下って行きましょう。 丘を下って
丘を下って


今度は上り  今日はひとまず宝来公園は通り抜けるだけ。丘を下り切って公園を出たら、そのまま今度は正面の上り坂でまた台地へと登って行きます。
今度は上り


 上りきった正面突き当りにまたまた公園の入り口が。ここが今日のタイトルにもなっている東京都立多摩川台公園です。 多摩川台公園入口
多摩川台公園入口


蓬莱山古墳  面積およそ67,000平方メートルにもなるここ多摩川台公園内には、蓬莱山古墳をはじめ10基もの古墳跡が残されています。
蓬莱山古墳


 それじゃぁ早速、公園内の古墳群に沿って造られた遊歩道を歩いて行くことにしましょう。 遊歩道を歩く
遊歩道を歩く


左手に古墳群を見て進む  公園内の古墳群は田園調布古墳群と呼ばれるものの一部です。そもそもこの地域周辺には古墳跡が数多く残されていて、近くの野毛古墳群と併せて荏原台古墳群として括られています。
左手に古墳群を見て進む


 園内には古墳展示室が併設されていて、古墳群の詳細についてはこの施設で知ることが出来ます。入館無料。 古墳展示室
古墳展示室


古墳展示室内  施設そのものはそれ程大きなものではありませんが、展示室内では古墳の内部が実物大で再現されていたりしてなかなか楽しい。
古墳展示室内


 展望広場にやって来ました。ふと右手に目をやると、丘の上の公園からは美しい景色が広がります。 展望広場
展望広場


丘陵の公園からは絶景が  眼下に望むのは緩やかに蛇行する多摩川の姿と、その先に見える川崎の街並みでした。
丘陵の公園からは絶景が


 公園内には水生植物園と、その隣に四季の野草園が併設されています。 が、しかし、 今は真冬のため園内は全く何も咲いてないっ・・・

 だけど、花が全く咲いていないからこそ、実は別の見え方もあるんです。
水生植物園
水生植物園


四季の野草園  元々この二つの植物園、浄水場の跡地を利用して造られたものだったんです。沈殿池に水生植物園を、ろ過池に四季の野草園をそれぞれ造ったので、真冬の植物が見えない時期は、その昔の姿があらわになっているのでした。
四季の野草園


 広くて大きな多摩川台公園を端から端までゆっくりと歩いてきました。公園散歩もこの辺で終了、指導標に従って多摩川駅方向へ。 多摩川駅方向へ
多摩川駅方向へ


多摩川駅側の出入口  下り階段の先には公園の小さな出入り口と、東急東横線の高架が見えています。
多摩川駅側の出入口


 公園を出たら、目の前にある東急東横線多摩川駅のガード下を抜けましょう。 高架下を抜けて
高架下を抜けて


多摩川線沿いに歩く  その先左手に東急多摩川線の線路を見ながら、道なりに歩いて行きます。
多摩川線沿いに歩く


 間もなく右手に見えてくるのは、多摩川浅間神社 多摩川浅間神社
多摩川浅間神社


石段を登って社殿へ  浅間神社と言えば富士山を信仰する神社。祀られているのは富士山の女神、コノハナサクヤヒメです。
石段を登って社殿へ


 境内で富士山の形をした石碑を見つけました。記されているのは人の名で食行身禄(じきぎょう みろく)。18世紀の初め頃に活動した富士講の指導者で、案内板によると富士講の中興の祖なのだとか。刻まれている文字そのものは幕末・明治の政治家、あの勝海舟の直筆です。彼の邸宅はここ浅間神社から目と鼻の先、北東に3km程離れた洗足池の畔にあったのでした。 境内の石碑
境内の石碑


社殿  石段を登り詰めた丘の上、小っちゃな富士山の山頂に社殿がありました。
社殿


 ミニ富士山を下りてきた後は、浅間神社の目の前にある踏切を渡りましょう。 踏切を渡って
踏切を渡って


再び多摩川線沿いを歩く  再び東急多摩川線沿いの道を、今度は線路を右手に見ながら歩いて行きます。
再び多摩川線沿いを歩く


 やがて正面には立体交差する中原街道が現れました。ここはガードを抜けて直進。 正面は中原街道
正面は中原街道


六郷用水の跡  六郷用水の跡と刻まれた石柱を発見。六郷用水は嘗てこの辺りに引かれていた、多摩川を水源とした用水路です。
六郷用水の跡


 旧六郷用水に沿って整備された散策路を歩きましょう。澄み切ったせせらぎを眺めながら、プロムナードは350mほど続きます。 散策路を歩く
散策路を歩く


ちょっと寄り道  六郷用水が途切れたところで交差する十字路。右へ折れると今日のゴール、東急多摩川線の沼部駅ですが、最後にちょっと寄り道。十字路を左へ。
ちょっと寄り道


 住宅地の中を歩いて行くと、通りはやがて緩やかな上り坂になります。 住宅地の中を進む
住宅地の中を進む


桜坂と桜橋  この坂の名前は桜坂、そして正面に架かる陸橋は桜橋。福山雅治の楽曲「桜坂」は、この坂を題材にしたものです。
桜坂と桜橋


 桜橋に立って、今歩いてきた坂の下手の方向を眺めてみました。桜坂と言うからには春には桜がとっても綺麗なんでしょうが、残念ながら今は真冬です。揺れる木漏れ日悲しみに似た薄紅色もないし、桜坂は薫っていませんが、眺望はまずまずでありました。 桜橋からの眺め
桜橋からの眺め


沼部駅  桜坂を下って、来た道を戻ると、東急多摩川線の沼部駅に到着です。
沼部駅








★交通 東急電鉄田園調布駅下車
★歩行距離 約 3.0 km


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