ここの処の10日間は、散水と刈り込みの繰り返し。
刈り高は、少し下げ20mm前後です。
現在、刈り払い機に8枚刃を取り付け刈っています。
まだ、密度が詰まってないので、葉が寝た状態ですが、刈り込みの間隔をあけないように、2日に1度程度刈り込みを続けると、次第に葉数が増え密度が上がってきます。
散布面積:25u
散布水量:100cc/u(罹病箇所は約500cc/u)
散布水量:3000cc
散布薬剤
オーソサイド水和剤 7.5g 400倍
ベンレート水和剤 1.5g 2000倍
ダイン(展着剤) 1.0cc 3000倍
本日18:30頃、刈り込み時に病班を発見しました。
早くターフ形成させる為に窒素多肥傾向で管理を続けていたので、もうそろそろ〜と思ってはいました。
発見直後、当家の大奥が帰還されたので、「病班判る?」と聞いても判らない・・・と、言うほどの初期の状態です。
病気の種類は、リゾクトニア菌(ブラウンパッチ)とフザリウム菌、カーブラリア菌の混発かと思われます。顕微鏡で検体していないので確かではありませんが、ほぼ間違いないでしょう。
低刈り適応が無い品種の場合、生育が衰え枯死の原因になりますので、品種が判らない場合は、むやみに低刈りしないでください。
ケンタッキー・ブルーグラスでも「ど根性芝」のように、10mm台で維持管理できる品種は少ないので、品種選びの際には、管理目標を決めた上で品種を選択するようお勧めします。
注意 散布時の写真では確認できませんが、透明のビニール手袋を使用しています。
散布時には、使用上の注意を守り、安全に使用しましょう。
安全に使用さえすれば、農薬は怖いものではありません。