2000年7月8日  樽前山へ登った    (同伴者:ニッシー・いなこ・ママ)


10:30 登山開始。台風接近の影響が心配されたが、薄曇りでまあまあの天気。暑くもなく寒くもなくいい感じ。
いなことぼくは初めての樽前山。期待を胸にいざ出発。
登り始めは階段が続く。ぼくにとってはどうってことのない階段だけど、人間にはのぼりずらくて疲れるらしい。
ママは10段くらいずつ休憩している。だらしがない!



休憩の途中途中で振り返ると眼下には支笏湖が・・・。雲も晴れて美しい湖面が見えている。
天気予報に反してこんなに素晴らしい景色が楽しめるとは晴れ女ニッシーのおかげか!?
しかし、天気も良くなると暑くてかなわない。ママは異常なほどぽたぽたと汗が滴っている。
ニッシーに「更年期じゃないの?」とからかわれている。(笑)

階段が終わると軽石の砂利道の登り。山腹を斜上するコースになっている。右手に山、左手に谷。
左側の谷に石を蹴ると、コロコロコロコロコロコロコロコロどこまでも転がって落ちて行く。
「わ〜転んだら転がり落ちそう!」などと楽しげに語る女性たち。誰かが「ためしにたけちゃんを転がしてみようか?」
などと言って笑っている!!冗談じゃない!!ぼくは足早に一気に駆け上がった。

11:30登頂。頂上にてお約束の記念撮影。



山頂には40代と思われる上品な女性が二人、仲良く休んでいた。二人はぼくを見て「まぁよく登ってきたわね〜」と
歓迎してくれた。二人交互に「こっちへいらっしゃい」「こっちへいらっしゃい」とぼくを呼ぶのでぼくはあっちへ行ったり
こっちへ行ったり・・・言われるがまま愛想を振り撒いた。モテるオトコはつらいぜっ!

昼食を食べているとだんだん雲行きが怪しくなってきた。気がつくと周りは真っ白、霧の中。
寒いので休憩もそこそこに下山。滑る山道を休憩も取らずにもくもくと歩いた。ぼくにはどうってことのない砂利道だけど
人間の膝には相当くる≠轤オい。下り終わるといなこの足がゲラゲラ笑っていた。

ママたちは汗と雨で汚れた体を支笏湖の温泉で洗い流した。(ぼくは家のお風呂で洗い流した)
その温泉で山頂で出会った上品なマダムに再会したらしい。なんだか縁がある。
次回も素敵な出会いがあるといいな。






塩谷丸山編

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