6/30

 中尾栄一元建設大臣、3000万の収賄で逮捕。
 まあ、建設大臣なんて、みんな叩けば埃の出る身でしょ。 税金に頼ってる建設業界に支配力を持つ建設大臣は、閣僚の中でもトップクラスにおいしいポストだからね。 汚職してない建設大臣がいたら知りたいもんだ。
 それより気になるのは、逮捕のタイミング。 中尾元大臣は今回の選挙で落選した直後に捕まった。 そして、当選した人が逮捕されたなんて聞いたことがない。 …何を言いたいかわかるよね? 


6/29

 98年のムーディーズに続き、フィッチも日本国債の格付を1ランクダウン。
 こんなに国債乱発して、しかも借金まみれの財政だったら当然でしょ。 普通の会社なら潰れてるって…

 出生率、1.34。
 子供に対する予算は高齢者対策費の1/20しかないらしい。 こんなんでもっと子供を生めって言ってもムリ。
 高齢者は有権者だけど、まだ生まれていない子供は有権者じゃないからね、予算組みづらいのもわかるけどさ…


6/28

 総会屋、一般新聞の契約を請け負って資金調達。 つまり、自分の所で作った雑誌を売り付ける変わりに、一般の新聞の契約を企業から取って来て、契約仲介料を新聞屋から受取るわけね。
 一部の販売店はこれを知りつつ総会屋に販売を委託。 1部あたり5000円とか。

 こんなの、新聞販売店は普通にやってるんじゃないの? 東京で一人暮ししてたとき、チンピラみたいなやつが新聞の勧誘に来たことが何度かあったし。 新聞社によっても違うと思うけど。 経験上、酷かったのは某球団のスポンサーのY新聞だったなぁ。

 マスコミって、身内に甘いよね… 


6/27(日本時間)

 マイレージサービスみたいなやつで、タクシーが使えるらしいので、成田から羽田まではタクシーで移動。 楽チン♪
 意外と早く着いたので、1つ早い飛行機に予約を変更する。 弟は直接鹿児島に飛ぶので、ここでバイバイ。 アデュー(^_^)/~~

 長崎は大雨。 飛行機から降りた瞬間、あまりの湿度にゲンナリ。 日本の不快指数って、こんなに酷かったのか…
 父親が車を空港近くの駐車場に預けていたため、帰りは車。 久々に運転する。
 高速に乗ると、あまりの大雨で前が見えない。 ワイパーを最大にして100km/hぐらいで走ってると、ハイドロブレーニングを起こして車が滑る! 生きて日本に帰って来たのに、こんなとこで死にたくないので、70km/hぐらいに落として走る。

 二度ほど車が横にズレるのを経験しながら、なんとか家にたどりつく。 久々に日本食を食べ、久々に湯船に浸かったあと爆睡。


6/26(現地時間)

 アメリカ最終日。 朝からバスでシカゴ・オヘア空港へ。
 チェックアウトの手続きの間、バスの運転手、ケン(Ken?)と片言の英語で話す。 このケン、もう70歳ぐらいなんだが、毎日何百キロもバスを走らせた元気なおじいさんだ。 彼は1951年に空軍パイロットとして別府にいたらしい。 そして1952年には横浜に移動、1953年9月に帰国したそうだ。

 空港に到着、この1週間お世話になった村山さんと運転手のケンに別れの挨拶。

 空港で出国手続きを終え、免税店でお土産を探す。 タバコを買ってきてと言われてたので、タバコを見てみると、1カートン(10箱入り)で22ドル(約2,300円)。 一箱あたり230円なら日本で買うのと変わらないじゃないか… 免税の意味無し。

 飛行機は行きと同じB-747-400。 今度は帰るだけなので、行きに観られなかった映画を寝ないで観ると決心。 帰りに観た映画は「アンナと王様」「地上(ここ)より何処かで」。 アンナと王様は、まあまあ面白いぐらい。 意外に面白かったのは「地上より何処かで」。 主演のナタリー・ポートマン(「レオン」の女の子マチルダや「スターウォーズ」のアミダラ女王)がいい感じ。 
 機内販売があったので、免税店で買わなかったタバコを買う。 1,300円。 全然安いじゃないか!

 機内で読んだ新聞で初めて選挙の結果を知る。 といっても途中経過だったけど。 しかし、見だしだけ見てもどうなったのかよくわからん。 新聞によって「与党、過半数確保!」だったり「自民惨敗、民主躍進!」だったり… まあ、自民は後退したけど、後退しすぎなかった、ってことか?

 日付変更線を越えて、成田到着は27日午後1時過ぎ。 入国審査、家族連れなので殆どフリーパス(俺なんか、パスポートさえ見せなかった!)。
 いやあ、言葉が通じることがこんなに安心できるものとは思わなかった。 日本にさえいれば、何があっても大丈夫だね♪


6/25(現地時間)

 朝、ホテルの部屋に備え付けの目覚まし時計のAMとPMが逆になってて、アラームならず。 ぐは、騙された(T_T) 時計は午後7時を指してるのに、朝7時にセットしても鳴るはずがない。 危うく寝坊しかける。

 TVを点けたまま出発の準備をする。 TVではスーパーマンをやってた。 しかも新シリーズ。 アメリカじゃ今でもスーパーマンが続いているのか… アメリカの水戸黄門だな。
 日曜だったので、ミサの中継なんかもやってる。 アメリカでは、キリスト教は今でも大きな力を持ってるんだなあ…

 昔この町に住んでた人が寄付したという家が現在博物館になっており、そこを見学する。 14世紀のイエス像や15世紀の楽譜など。 世界史好きの俺はちょっと感動。
 その後、町の歴史資料館をザッとみる。 歴史といっても、アメリカ自体歴史が浅いので、そんなに大したものは無い。

 シカゴに移動開始。 途中、ファミレスに寄って食事。 料理が出てくるのがとっても遅い。 日本だったら客が帰るぞ。 しかもマズイし。 特に今日のは極めつけの不味さ。

 シカゴ郊外のショッピングモールに寄る。 ここは非常に広い。 一種の商店街だが、端から端まで1.5マイル(約2.4km)。 もうシカゴに近いので、日本人らしき人の姿もちらほら見える。 途中、拳銃やライフルが売ってあるのには驚いた。 いや、アメリカなんだから当たり前なんだが…

 今日の宿はシカゴ郊外、ノースウエスト大学近くのホテル。 ホテルに寄ってから夕食に行く。 今日の食事はイタリアン。 アメリカに来てから初めて美味しい料理を食べた(^^) 

 ホテルに戻って、またTVを見る。 今日はNAVYのCM。 セーラー服の海軍兵士が日本の横須賀や佐世保を含む各地の地名(港)を次々と挙げる。 そして、兵士が港町をあるいたり、丘に登って港を眺める映像。 …海軍に入ればこんなに海外旅行ができるよ、ってな感じ。 このCM見て来るような兵が役に立つのか?(^^;)

 日本で25日にあった選挙の結果を知りたくてニュースを見ていたが、全然報道されない。 アメリカにとって日本なんて興味ないのか?

 この日は再びシカゴ泊。


6/24(現地時間)

 朝食は各自出発までに摂ることになっていたので、弟と二人でホテルの近くのマクドナルドに行ってみる。 店員さんの英語が聞き取れなくて苦労したが、なんとか適当に注文する。 アメリカのマック、パンがいびつな形でパサパサ、大きさも意外に小さい。 日本の方が美味しい。
 ホテルの裏口のところでハンバーガーにかぶりついてると、ハーレー乗りの人達が出発し始めた。 みんな挨拶してくれる。 こっちももちろん挨拶。
 「Good Morning!(^o^)/」
 「Hi,Good morning Guys!(^o^)/」
 うは、Guysときたか。 さすが、アメリカのオッサン、言うこともカッコイイぜ。

 ミルウォーキーからニューグララス(New Glarus)という田舎町へ。 スイス人入植者が作った町で、「Little Swiss」と呼ばれているらしい。 ここではストロング社の元社長が経営するコールセンターを見学。 コールセンターは電話でのアンケート調査や苦情処理、製品の電話売込みなどの代行を行うところらしい。 アメリカでは日本の訪問販売のような営業を、電話でするらしい。 そのほうがコストが安いからだそうだ。 

 昼、ニューグララスのフェスティバル(アメリカではお祭りばっかりみたいだが、偶然ここでもやってた)で昼食。 昨日のフェスティバルで食べたものよりは美味しい。 工芸品とかの出店も出てたが、途中で雨が降り始めたりして、ゆっくり見れなかった。 そういえば、最初から怪しい雲行きで、充分雨を予想できたのに傘をさしてる人が殆どいなかった。 アメリカ人って傘を使わないのだろうか?

 昼食後、ホテルに早めのチェックイン。 次の予定まで1時間ぐらいあったのでTVを点けると、サッカーをやってた。 ニューヨークVSコロラド。 アメリカではサッカーは人気が無いと思ってたが、TVで放映してるとは… 試合のレベルはJリーグよりも低い。 観客も少ないようだったが、それでもTVで放送されているのは多チャンネル(20チャンネルぐらいある)だからだろうか。
 チャンネルを変えていると、見覚えのあるキャラクターが… ドリームキャストのソフト「スペースチャンネル5」のCMだった。 ちょっと嬉しい。

 次はニューグララスの地ビール工場に行く。 モルトやアルコールの匂いが強くて、匂いだけで酔いそうだった。 ビールの試飲をしてみる。 日本の地ビールみたいな、濃い味。 

 夕食はレストラン。 ステーキを頼もうとしたが、これまでの経験上、デカイものが来たら困る。 そこで、よくよくメニューを見ると、10ozと書いてある。 10オンス? 何グラムだ? 他のが12オンスや15オンスだったので、10オンスのものを頼んでみると、厚さ4〜5cmのステーキ、いや肉の塊だった… 

 食後、あたりを散歩。 家の庭はもちろん、歩道も1人が歩く幅を残して全て芝。 芝、芝、芝。 空いてる土地全て芝。

 ホテルに帰ってまたTVを点ける。 輸送ヘリから降りてきて散開する完全武装の兵士達。 何の映画かと思ったら、最後に「U.S Army」の文字。 陸軍のCMらしい。 アメリカじゃ軍隊のCM流してるんだ…

 この日はニューグララス泊。


6/23(現地時間)

 郊外にある「Strong社」へ。 敷地面積、295エーカーとのこと。 約1キロ四方。 東京ドーム何個分だ?
 朝食を摂ってないので、社員食堂で朝食。 全部タダ。 …やっぱり不味かった。

 朝食後、旅行の本来の目的である研修を午後まで。 色んな人が来て、それぞれ各業務について説明。 みんな説明が上手い。 こういうことに慣れている。 素晴らしい。
 日本でも、中学校・高校で報告や説明の訓練をしなきゃダメだなあ。 このままじゃアメリカ人と互角にディベートできないぞ。

 本社での研修終了後、最近できたというStrong社のIT練を見学。 入り口に指紋と暗証番号によるセキュリティシステム。 まるで軍事基地のようだ。
 このIT練にも本社よりは小さいが社員食堂があり、アイスやジュースまで置いてある。 もちろん全部タダ。 ほかにも休憩室(喫煙室と禁煙室の2つがある)や、授乳室まである。 日本企業は社員の厚生施設が充実してるっていうが、ありゃ嘘だな。

 夕食はちょうど開催されてたフェスティバル、「POLISH FEST」の会場で食べる。 なかなか大規模。 出店が沢山出てるので、ホットドック等を買って食べる。 あいかわらず量が多くて不味い。 券(25c券)を買ってから出店で値段分の券と交換するシステムだったのだが、量が多いので券が余ってしまった。
 出店で売り子をしているのは子供達。 子供の英語は聞き取りにくいので、つい日本語で「はい?」と聞き返したら、「Hi!(^o^)/」と挨拶された… アメリカ滞在中、同じ事が3回ぐらいあった(^^;)

 ホテルに帰ってTVを見る。 日本でやってる「クイズ・ミリオネア」の本家をやってた。 賞金何万ドルとか言ってる。 日本円で何百万?! 桁が違う… チャンネルを変えると日本のアニメが放映中。 「セーラームーン」と「ポケモン」。 ピカチュウの声は日本と同じだった。 そりゃそうだ、「ピカ〜」とかしか言わないもんな。

 ミルウォーキー泊。


6/22(現地時間)

 朝、シカゴからミルウォーキー(Milwaukee)に移動。 途中、朝食にスターバックスでパンとコーヒーを買う。 ミドルサイズのコーヒーを買ったのだが、バカみたいにデカイ。 500mlぐらいあるんじゃないか? 紙コップにはフタがついてて、フタには穴のあいた吸い口がついている。 ここからチューチュー吸うらしい。 う〜ん、コーヒーこぼして火傷した人に訴えられない為だろうか?

 昼前にミルウォーキー着。 今日訪ねるファイナンシャルアドバイザーの会社に同行する人と、ショッピングセンターみたいな所で待ち合わせ。 昼食もここで各自摂るとのことだったが、朝食にデカいパンを食べたので食欲無し。 ショッピングセンターをうろついていると、ゲームセンターを発見。 アメリカの子供に混じってゲームする。 「MARVEL VS CAPCOM」というゲームをやってみる。 ドリームキャストでやったことあったのだが、操作方法を忘れてしまっていたため大苦戦していると、白人の17〜18歳ぐらいの2人組みが来て、何か言い始めた。 どうもアドバイスしてくれているようだったが、さっぱり聞き取れない。 結局、惨敗。 日本人、舐められたかも。 ちなみにこのゲームの料金、75c。 日本円で80円ぐらいか。 日本で安いとこだと50円、普通は100円ぐらいだから、あまり変わらない値段。

 ファイナンシャルアドバイザーの会社、「Hobert & Svoboda社」に到着。 社長さんが会社のことや仕事内容を説明してくれた。 社員14人の会社で200億円の資産を預かっているらしい。 いろいろと話をしてくれるのだが、英語についていくのがやっと。 言ってる意味の半分ぐらいはなんとかわかるぐらい。 短い文章より長い文章の方が、わかる部分を繋ぐことができるので理解しやすい。 一言だけいわれても、その言葉がわからなければお手上げ。

 話を聞き終えて、一旦ホテルへ。 それから夕食。 ちゃんとしたレストランだったので、オードブルから順番に出てくるのだが、量が多いのでメインディッシュの前にお腹一杯。

 途中で何故かビールを買いこんでホテルに帰る。 駐車場にはハーレーが一杯。 なんでも、ミルウォーキーでは明日明後日、ハーレー乗りのイベントがあるらしい。 ホテルにもハーレー乗りの渋いオジさんが一杯。 …仕事休んで来てるのか?

 ホテルに戻り、吹きぬけみたいな所に並んでるテーブルで買って来たビールをみんなで飲む。 俺は疲れてたので、途中で部屋に戻って速攻寝たが、残った人達はホテルに泊まってたアメリカ人達と宴会をやったらしい。 一人はアメリカ人と飲み比べして、日本人の心意気を見せたそうだ。

 ミルウォーキー泊。


6/21(現地時間)

 シカゴ(Chicago)到着後、まずは入国審査。 審査官のおねーさんの英語にしどろもどろになる。 「Sighitseeing!」と答えるとパスしてくれた。 日本人には甘いみたいだ。

 現地でのお世話をしてくれる、投資信託会社「STRONG社」の村山さんと空港で合流。 今回アメリカでの交通手段である貸切マイクロバスで移動開始。 ちなみにこのバス、フォードのバスだが、マイクロバスのくせにトイレ付き。 さすが長距離移動の多いアメリカのバスだ。 クーラーは運転席の上に普通の家庭用クーラーみたいなのが設置されてる。 天井には「Emergency Exit」と書かれたハッチが… バス一つとっても、日本と違う部分が多い。

 道を走ってると、右側通行なので気持ち悪い。 すぐに高速道路に入ったが、道はさすがに広い。 片側4車線とか、当たり前だ。 走ってる車のうち、日本車は2〜3割って感じ。 トヨタのCAMRY、ホンダのACCORDが多い。 他にはCR-X、RAV-4、CR-Vなどをよく見掛けた。 アメ車ではBuickという車が多い。 あとはDODGE(クライスラーのブランド名)のピックアップも。
 町並みに目を向けてみると、一戸建ての芝生に囲まれた家が並んでる。 アメリカ映画で見る風景そのままだ(当たり前)。 町のあちこちにレンガ造りでゴシック風の教会が建っている。 視界内だけでも3〜4つ、教会の尖塔が見える。 アメリカって、やっぱりキリスト教の国なんだなあ。

 最初の目的地は、シカゴの証券取引所。 取引場には、証券会社の人や個人のトレーダーが100人ぐらい。 最初は意外と静かで、ザワザワって感じだったが、10分ぐらい経った頃に急にガヤガヤと騒がしくなる。 どうも値動きがあったようだ。 取引では未だに手サインが使われている。 結構古臭い。

 昼、公園に行ってサンドイッチを食べることに。 村山さん他2、3人でサンドイッチを買いに行ったのだが、なぜかバドワイザーも買ってきた… 移動中のバスの中で飲んでると、信号で隣に止まったバスから黒人のおねーさん二人組みが自分にもビールくれとジェスチャーしてきた。 ビールを掲げて手を振ると、笑いながら手を振り返してくれた。 みんな陽気だなぁ。
 公園の芝生で昼食。 アメリカ滞在中、ずっと食事の不味さに悩まされるが、このサンドイッチはまあまあだった。 セットで付いてたピクルスは不味かったが。 あと、公園の手洗い場の水が出っぱなし(止められない!)なのと、昼間なのに街灯が点きっぱなしなのが気になった。 さすが消費大国アメリカ。 日本では考えられない無駄使い。 真昼間の外でも、結構涼しいのも驚いた。 気温は30℃近いはずだが… 湿度が低いからだろう。

 昼から、世界で二番目に高い(と思う)シアーズタワーに登ってみる。 平日なのに結構人が多くて、エレベーター30分待ち。 このエレベーター、103階まで70秒ちょっとで登るやつで、乗ってると耳が痛くなる。 展望台からはシカゴの街が一望できる。 沢山の高層ビルが見えるが、どれも凝ったデザイン。 こうしてみると、日本のビルは味気ないデザインが多い。

 4:00頃、ホテルにチェックイン。 その後、数人が夕食のレストランまで歩くと言い出したので、付いていく。 ゆっくり街を見ようと思ったが、他の人が異常に早いペースで歩くので、付いていくのがやっと。 とても街を見るどころじゃなかった。 
 歩道で信号待ちをしているとき、いくつか発見。 歩行者用信号には、文字表示と絵表示の二種類ある。 文字表示は「Walk」と「Don't Walk」で表示されているもの。 絵表示は日本と同じく止まってる人と歩いてる人の絵で表示されるもの。 で、日本と違うのは文字表示も絵表示も、上が青(ススメ)、下が赤(トマレ)になっていること。 日本と逆だ。 あと、絵表示信号の歩いている人の絵が日本と左右逆。 日本の信号は左に向かって歩いているが、アメリカの信号は右に向かって歩いている。 なんで?

 夕食、高級そうなレストランの割に美味しくない。 特にサラダがどれもピクルス味なのには参った。 肉にはソースもバターもついてない。 焼いてコショウをかけただけ。 自分で作ったほうがマシ。

 帰りはタクシーで。 運転手、黒人。 街中なのにガンガン飛ばす。 怖いって…

 ホテルに到着して、やっとアメリカ初日終了。 緯度が高いので、いつまでたっても暗くならない。 8時半でやっと夕方って感じ。 飛行機の中であまり寝てなかったので、暗くなる前に寝てしまった。 シカゴ泊。


6/21

 朝8時、ホテルを出発。 東京駅から成田エクスプレスで成田空港へ。 空港で今回の研修旅行に参加する皆さんと合流。 これから1週間の旅を快適に過ごすべく、丁寧に挨拶する。
 出国審査を受け、出国ロビーへ。 免税店を覗いてみるが、これから旅行の間の荷物を増やしたくないので何も買わず。

 11時前にシカゴ行の飛行機に乗り込む。 機種はB-747-400。 世界最大の旅客機、B-747の改良型だ。 俗に「ハイテクジャンボ」(ANAの機内誌によれば「テクノジャンボ」)と呼ばれ、主に電子機器を改良してある。 このハイテク化により、従来3人の乗組員が必要とされていたB-747が、2人で操縦できるようになったのだ! と、オタク的知識の披露はここまでにしとこう。 みんな関心ないだろうし、乗客として乗ってる限り関係無いし。

 さて、出発は11時の予定だったのだが、故障機の緊急着陸のために離陸が30分遅れるとアナウンス。 滑走前、タキシングウェイで滑走路の利用待ちをしているときに窓の外を覗くと、順番待ちの旅客機が3〜4機も並んでる。 成田空港の混雑具合はひどいなぁ… 空港建設反対運動のせいで成田は滑走路が1本しか無いから、当然といえば当然なのだが… 世界広しといえども、先進国でメイン空港の滑走路が1本しかない国は他に無いだろう。 成田ではあいかわらず建設反対運動が続いているようなので、羽田を拡張したほうが早いかも。 羽田のほうが都心に近いし。
 11時半、無事離陸。 飛行機の離陸時の加速って、ちょっと快感♪

 飛行機の中は暇。 12時間以上、飛行機に缶詰。 座席に備え付けの液晶モニターで映画見て暇をつぶす。 ちなみに、見た映画は「海の上のピアニスト」。 見たい映画をコントローラーで指定すると、映画が最初から始まる。 早送りや巻戻しもできる。 どうもメインデータバンクから各座席にデータを配信しているらしい。 さすが、ハイテクジャンボ。 ちなみにゲームもできた。 SFCのゲームだったが、結構はまった。 飛行中のデータも呼び出せる。 外気温マイナス50℃、最高高度11,300m、最高対地速度1,120km/h。

 離陸から10時間が過ぎようとするころ、米本土上空に入る。 広い平地が続き、所々で雪をかぶった山脈が見える。 高度1万メートル以上の高度なので、町や道路は見えない。 この高度では数百キロ四方が見渡せるはずだが、視界内は全て草原に見えた。
 目的地のシカゴに近づき、高度が下がってくると草原の中に直線の筋が見えてくる。 さらに高度が下がると、筋は道路とわかるようになり、所々に町とおぼしき点の集まりが見える。 もう、あまりにスケールのでかい光景に呆れてしまった。
 高度が2,3千メートルまで下がると、建物1件1件が見えてくる。 その1件1件が芝生に囲まれ、広い敷地にそれぞれ10メートル以上の距離をおいて建てられていた。 この光景を見ると、日本で家を建てるのが馬鹿馬鹿しくなる。
 有り余る土地をもつせいか、建物は平屋建てが多い。 そのなかで、シカゴだけに高層ビル群が集まっているので、シカゴの街は遠くからでもすぐにわかった。 そこだけにニョキニョキとビルが生えている景色は、カッコ良くもグロテスクな感じだった。
 シカゴのビル群を見ながら、昨日、秋葉原でデジカメを買ってくればよかったと猛烈に後悔した。

 やがて、シカゴ郊外のオヘア空港に着陸。 さすがに国際線のパイロットだけあって、これまでの経験の中で5本の指に入るほどスムーズなタッチダウンだった。 寝てたら、多分着陸に気づかずに寝続けただろう。
 成田を離陸したのは21日午前11時半だったが、日付変更線を越えたため到着は現地時間で同日の午前9時10分。 出発の2時間20分前に到着することになった。 ちなみに日本時間での到着時刻は22日午前零時10分。 飛行時間は12時間40分だった。 


6/20

 ホテルの部屋のノブに「起こさないでください」を引っ掛け、昼まで熟睡。 昨日、寝るの遅かったし、どうせ今日は何も予定無いし。

 腹が減ったので、しかたなく起きてホテルを出る。 ホテルの食事は高すぎて食べる気がしない。 東京駅の近くを歩いてみたが、あんまり食事できる所がない。 しかたなく電車で移動。 なんとなく2駅隣の秋葉原に行ってみる。 が、秋葉原でも食べたいと思う店がない。 結局、マクドナルド。
 その後、秋葉原をうろついてみる。 インターネットカフェはないかと探してみるが、発見できず。 絶対どっかにあるはずなんだけどなぁ・・・
 結局、何も買わずにホテルへ帰る。 夜、一緒に旅行に行く父親と弟が合流。 今回の旅行、本来は父の研修旅行なのだ。 他にも数人、税理士や投資信託の社長なんかが参加する。 そんな偉い人たちとうまくやっていけるだろうか…(^^;)

 夜、部屋でTVを見ていると、韓国で医師がストライキとのニュース。 治療を受けに来た患者を診察しないらしい。 むう、医者の風上にも置けないやつら! 病人・怪我人の命をたてに要求を通そうとは、とんでもない話だ! そんなやり方で要求したって、誰の賛同も得られないに決まっている。 むしろ反発を招くだろう。 自分で自分の首を締める行為。

 サッカー協会の岡野会長、トルシエ監督に2002年までの監督続投を依頼。 ビックリ! いままでのトルシエ批判は何だったんだ? 何はともあれ、協会が腰を据えてくれたことは歓迎しよう。 何事も中途半端が一番悪いからね。 あとはトルシエ監督が指導に専念できるよう、万全のサポートを行ってもらいたい。 もう、いままでみたいに邪魔したりしないでね、サッカー協会さん。 


6/19

 朝から不在者投票の会場を調べると、長崎駅前の空港行きバスが出るバスセンターの建物内で投票できるようだ。 ラッキー♪ 投票してそのまま空港に行こう。

 不在者投票、初体験。 投票案内のハガキを受付に渡して、不在者投票の理由を書く。 理由、旅行(^^;) 封筒入りの投票用紙を3つ受け取り、それぞれに候補者名・政党名・罷免したい裁判官名を書く。 どこに投票したかは一応ヒミツ。 でも、これまでの日記を見たら予想はできるでしょ? 多分、あなたの予想は当たってる…

 そのままバスで空港へ。 出発まで1時間あったので、携帯のアラームをセットして一眠り。 アラームのおかげで無事搭乗できたが、離陸時に携帯の電源を切るのを忘れる。 まあ、墜落しなかったから問題なしでしょ。 でも、携帯の電波程度で狂うような機械で空を飛んでると思うと恐ろしい…
 約一時間半のフライトで東京・羽田に到着。 う〜ん、久しぶりの東京だぁ♪ 機内スクリーンに写る機外カメラの映像を見ていると、空港ターミナルにどんどん近づいてゆく。 おお、ラッキー♪ 今日の飛行機、沖止め(バスでターミナルまで移動するやつ)じゃないのね(^^)

 東京駅近くのホテルにチェックイン。 今日は大学時代の友達、岩隆島の管理人いわたか君と、現在商社マンで台湾に行ったり来たりの生活を送るジロー君と3人で飲み会の予定。 他の人にも連絡とったけど、平日の月曜日だから集まり悪かった…(TT)
 夕方6時ごろから東京駅近くで懐かしい面々と飲み会。 社会人2年目のジロー君から業界話を聞いたりしながら、終電ぎりぎりまで飲む。 俺はホテルが近いからいいんだけど、あとの2人が帰れなくなっちゃうからね。 特にジロー君、明日仕事だし…(><) あ、俺が東京駅近くに泊まるから東京駅で飲んだんじゃないんだよ、ジロー君の会社が東京駅近くだからだよ。 一応、説明。

 ホテルに帰ってから、部屋に来てた今日の夕刊を読む。
 なに? 竹下元総理、死去?! 政治家を引退したとたんに亡くなるとは… 政治家を止めて生き甲斐を無くしたから亡くなったのか、それとも死期を悟ったから政治家を引退したのか… なんにせよ、今後の旧竹下派内の権力争いが楽しみだ(^^;)
 トルシエ留任、10月まで契約延長。 当然でしょ。 他に監督がいないんだから。


6/18

 しばらくアメリカに行ってたので、6/29にまとめて日記をアップ!

 アメリカに行く前に東京の友達に会おうと思い、1日早いが明日から上京しようと計画。 さらに、衆院選投票日は日本にいないので、不在者投票するために一旦長崎に帰る。 明日は朝から投票してそのまま東京に行こうと考え、今日長崎に帰ることに。
 今日は授業の日なので、授業終了後、夕方のバスで帰ろうと思っていたが、バスの予約が取れなかった。 しかたない、今日の授業は休ませてもらおう。 今日の授業は俺の発表の番じゃないはずだし。 聞いてるだけの授業より、投票義務を果たす方が大事でしょ、日本人として。


6/17

 皇太后さまご逝去に関連して、民間に対しても歌舞音曲を差し控えて哀悼の意を表明することを要望。 これを受けてセブンイレブンは一部のTVコマーシャルを19日まで差し止め。 
 象徴とはいえ、一応天皇制をとる以上、政府機関が哀悼の意を表明するのはいい。 でも、民間までやるなんて… そこまでする必要あんの?

 月曜からアメリカに行くんで、たぶん更新できない。 明日更新できるかどうか… しばらくは更新停止と思ってくださいね。


6/16

 皇太后さま、ご逝去。
 皇室のことを話すとき、いつも迷うのが「陛下」とか「様」とか「殿下」とかの敬称をつけるべきかどうか。 俺は皇室不用論者ではないが、皇室の人間というだけで無条件に尊敬する気もない。 とりあえず、新聞に準じた敬称をつけることにしよう。 ところで、どうして「皇太后様」ではなくて「皇太后さま」なんだろう? 雅子さま、紀子さまetc… 何か深い意味でもあるんだろうか?
 さて、皇太后さまが呼吸困難に陥ったと報道されたのが一昨日。 2日後の今日にご逝去された。 昭和天皇のときは重態に陥ってから1ヶ月以上たって崩御されたのに比べて、展開が非常に早かった。 昭和天皇が崩御されたのは、1月上旬だった。 あのとき、年末年始と崩御が重ならないように延命処置されてたっていう噂を聞いたんだけど、今回との違いを考えると信憑性ありそうだ。 皇室ともなれば、自然に死ぬこともできないのかな…

 長野県警の巡査部長が暴走族に拳銃をつきつけたとして解雇された事件。 この元巡査部長の反論に対して長野県警が「処分は適当だった」と表明。 
 処分のスピードを考えると、充分な捜査が行なわれたか疑問。 元巡査部長が言うように、本人への事情聴取すら無かった可能性もある。 各地の警察の不祥事が問題になるなか、長野県警が「マスコミに叩かれる前にさっさと処分してしまえ」と考えてもおかしくない。
 不祥事を発表もせずウヤムヤにしようとしたり、拙速に処分したり。 警察の感覚ってどうしようもなく狂ってるらしい。


6/15

 昨日の宣言通り、勉強しようと学校に行ったけど、ずっとネットしてた… いや、遊んでたわけじゃないんだよ、ちゃんとレポートのネタを仕入れてたんだよ、大体は。 ちょっと息抜きのつもりソリティアのページを見たら50秒代が出てたんで1時間ぐらいヘコんでたけど…

 ドイツは2020年頃までに原発を全廃するらしい。 電力会社は反発してたらしいけど、強引に押し切ったそうだ。 具体的な政策を掲げて選挙に勝つと、国民の支持を受けてるだけあってリーダーシップを発揮できるね。 日本の政党にも見習って欲しいもんだ。
 原発ってのは、大きなリスクを背負っているのは明白。 とはいえ、資源の少ない日本にとって、エネルギーの安定供給に欠かせないのもまたしかり。 ドイツは原発撤廃によって足りなくなる電力を近隣諸国から買うそうだが、島国である日本ではそういうわけにもいかない。 でも、今の技術なら原発依存率を少しずつ減らすことはできるはずだ。
 風力発電、太陽電池、水力発電に波力発電。 まだまだクリーンエネルギー(と言うほどクリーンじゃないが)の割合を増やすことはできる。 自然力に頼った発電は安定供給が難しいのが問題だが、各家庭に大容量のバッテリーを備え付けることでクリアできるはず。 もちろんコストは高くつくだろうが。
 安全だが高コストのエネルギーと低コストだが危険なエネルギー。 どちらを選ぶかは政党が公約に掲げることで国民に決めさせれば良い。 こういう公約を掲げる政党が無いから選ぶ機会が無いのが問題。 まあ、官僚が強硬に反対するだろうから、実際は日本での原発撤廃は難しいだろうけど。 原発関係には官僚の天下り先が多いからね。


6/14

 昼から学校に行く。 5時からバイトだが、その前に勉強しようと思ったのだが、図書館に置いてある雑誌を読んでるうちに時間切れ。 明日、再チャレンジだ。


6/13

 21日から27日まで、ファイナンシャルプランナーという仕事を見るために、アメリカに渡ります。 まあ、遊びに行くようなものだけど。 そこで、旅行に備えて服でも買おうかと昼から買い物に出かけるが、結局靴だけ買って帰る。
 夕方から図書館に行ってレポート書き。 だが、学校に新しく入ったPC(ペンV700!)で遊んでしまい時間を浪費。 ちょっと資料を読んで時間切れ。

 キム・デジュン韓国大統領、平譲に降り立つ。 おお! 親愛なる指導者様がお出迎え! 北朝鮮も必死なんだなぁ。
 迎賓館に向かう道の沿道には多数の平譲市民が立ち並んで「金正日万歳!」と叫んでる。 みんな服装は民族衣装で統一。 さすが、マスゲームの国。 自発的に集まったのなら、服装まで統一されるはずが無い。 あまりにワザとらしい演出でちょっと笑える。

 ベストメンバーの件で、アビスパ福岡・ベルマーレ平塚に始末書。 始末書で済ませたとはいえ、処分するということは両チームはルール違反を犯したと判断するということか。 基準の無いルールに基づいて処分するとは言語道断。 これではJリーグ協会の胸一つで処分できるということじゃないか。 あいかわらずだな、Jリーグ。


6/12

 宇都宮で宝石店に放火、6人焼死。
 凶悪な事件。 生きたまま6人も、それも女性を焼き殺すなんて… 厳しい判決の出る近年の裁判傾向からして、犯人は確実に死刑だろう。

 与党は民主党に対して景気回復を優先すべきと批判。
 景気優先、財政再建後回しで、景気対策に税金ばら撒きの政策は、今の苦境を乗り切るために返す当てのない借金を重ねるようなものだ。 借金の返済を迫られるのは我々若い世代や子供達なのに、そんなに気前良くバラ撒かれてはかなわん。 金を使わない景気対策を考えてくれよ… 俺は将来、税率70%の国になんて住みたくないぞ!


6/11

 民主党、課税最低限の引き下げを公約に掲げる。 自民党、増税は景気回復の足を引っ張ると猛批判。
 そっか、ならば自民党は消費税率アップは行なわないことにしたのだろう。 増税は景気の足を引っ張るんだから。

 サンデープロジェクトで、民主党は課税最低限引き下げの手法について、「控除を無くす代わりに各種手当てを充実させる」と説明。 なるほど。
 現在の税制度では、配偶者がいる人には「配偶者控除」がある。 奥さんを養うためにお金がかかる分、税金を免除するという、「夫は外で働き妻は家を守る」ことを念頭に置いていると思われる制度だ。 この配偶者控除、配偶者の収入が一定の金額を越えた時点で控除されなくなる。 そこで、パートなどで働いてる既婚女性は、控除を受けるために意図的に年収を抑える。 これではパートなどで女性の労働力を活用するにも限界がある。 元々控除が無ければ、女性はもっと働けるはずだ。
 そして、控除廃止によって増えた税収で、共働きがしやすいように保育施設の充実などを行なえば女性の社会進出も加速される。 少子化による労働力低下への対策にもなる。

 うーん、考えてみれば控除廃止による課税最低限の引き下げという政策はなかなか合理的じゃないか…
 選挙前になると減税を言い出す自民党に比べると、決して有権者受けの良くない増税を言い出す民主党が潔く見えるぞ。

 う〜ん、最近の俺って反自民・親民主のようなことばっかり書いてるような気が… 別に民主党支持者じゃないんだけど…

 サッカー、キリンカップ。 日本代表、スロバキアと引き分け。
 中村を交代させるとか、残り五分になってから久保を投入するとか、トルシエ采配に疑問続出。 また釜本あたりがトルシエ叩きを始めるぞ… 今回の選手交代のやりかたは確かに疑問だが、失敗を見付けると鬼の首を取ったようにトルシエにケチをつける釜本はもっと疑問だ。
 もし監督を変えるなら選んだ責任を取ってあなたも一緒に辞めるべきでしょう、釜本さん。


6/10

 GDP成長率、0.5%。 政府・自民党の公約では成長率0.6%だったが、僅かに及ばず。

 政府・自民党は「ほぼ目標を達成した」と自画自賛だが、あれだけ予算をつぎ込めば、0.5%程度の成長は自慢するほどのものでもないだろう。 「自民党だから0.5%もの成長を達成した」のではなく、「自民党だから巨額の税金を投入しても0.5%しか成長できなかった」かもしれないのだから。

 だいたい、自民党の公共工事に対する金の使い方は納得いかない。 ダムを作ったり干拓したり、建設会社を儲けさせて景気の下支えをするなんて、対処療法でしかない。 「下支えして耐えていればそのうち景気が回復する」などと思っているのだろうか? 最近、景気が上向きになっている原因は建設業界のおかげではなく、IT関連企業の成功とアメリカのバブルのおかげなのだ。 公共工事に注ぎ込んだお金は役に立ってない。
 回復するはずの無い建設業界にお金を注ぎ込むのは、金をドブに捨てるようなものだ。 無駄な公共工事がないと潰れるような建設会社は、不必要な建設会社であるということだ。 不必要なところで無駄に消費されている資金・人的資源を、それを必要としている情報産業、介護サービスなどに振り向けることこそ政府のやるべきことだと思うが?
 まあ、建設族とかが跳梁跋扈している自民党には、無駄と知っていても業界に冷たい政策はとれないだろうが。

 野党は「0.5%は公約達成ではない。 公約はあくまでも0.6%」と批判。 0.1%なんて誤差の範囲。 そんな重箱の隅をつつくような批判は見苦しいから止めて欲しい。 


6/9

 朝鮮半島で南北首脳会談。
 日本も責任の一端を担っている朝鮮半島問題に、少しでも解決の道が開かれるのは喜ばしいことだ。
 しかし、完全な解決までの道は、遥かに遠い。 最終的な解決方法は韓国主導による南北統一になるだろうが、そのためには金正日政権の崩壊が必要だろう。 現在の金正日政権は、北朝鮮による武力統一以外の統一は認めないだろうし、巨大な軍事力を持つ独裁政権との一国二制度型の共存も難しいからだ。
 では、どのようにして金正日政権を崩壊させるべきだろうか。
 1つは武力統一。 最終手段であり、最下策だろう。
 もう1つは内部崩壊。 投資等を通じて、北朝鮮に韓国の情報を持ち込めば、北朝鮮の現状に国民が疑問を持つだろう。 また、北朝鮮が暴発しない程度に政治的・軍事的に圧力をかけ続ければ、軍部などのクーデターの可能性もあるだろう。
 もっとも難しいが、最良と思われる方法として、ソ連型の複数政党化による統一はどうだろう。 北朝鮮政府を金正日を党首とする政党(共産党?)として、南北統一選挙を行なうのだ。 おそらく不可能だとは思うが、理想目標として考えてみてはどうだろうか。


6/8

 今日と明日はバイトが無いので、昨日は徹夜して更新&ネットサーフィン。 明け方に寝たが、なんか揺れてるような気がして目が覚める。 寝ぼけてるのかと思いもう一度寝たけど、あとでニュースを見たら本当に揺れてたらしい。 熊本地方、震度5。

 小渕元総理、内閣・自民党合同葬儀。 自民党は日本人の習性を利用して、今度の衆院選を小渕さんの弔い選挙としたいらしい。 死者すら利用するのか… 
 「小渕さんが尽力した九州・沖縄サミットを成功させるために、自民党が勝たなければ」みたいな事を自民党幹部が言っていたが、あの森総理がサミットに出席するぐらいなら、他の党が勝ったほうが良いだろう。

 大阪の選挙区には中山建設大臣が出馬するらしい。 長良川河口堰に住民の9割が反対を表明した住民投票を「民主主義の誤作動」と言ってのけた人である。 う〜ん、当選はムリだと思うんだが… 比例のみ出馬して、選挙区には他の候補を立てたほうがいいんじゃない?


6/7

 6月に入って7日中5日がバイト。 週休2日で働いているようなもんだ。 いいのか、これで? 修論、大不安。

 衆院解散に伴い、竹下元総理の引退宣言をきっかけに自民党長老議員が大量引退。 党が引退を迫ったらしい。 最初のうちは「辞めるかどうかは選挙が決めることであって、党が決めることではない!」(原健三郎議員(93)談)と抵抗していたが、最後は大人しく引退。 確かに議員を続けられるかどうかは選挙によって決まる。 ならば原翁、無所属で出馬してはいかがかな?

 原議員の言い分は正しい。 たとえ年齢がいくつであっても、選挙で選ばれたからには国民の代理たる議員であり、議員の資格に定年を設けるのはおかしい。 諸外国を見ても、議員に定年を設けている国は少ないはずだ(未確認。でも、アメリカにはかなり高齢の議員がいたように思う)。
 それでも外国の議会が日本みたいに年寄りばっかりにならないのは、政治家本人が体力的な限界を感じたら引退するし、国民もヨボヨボ爺さんには投票しないからだ。
 かつてブッシュ米大統領(当時70歳代?)は、日本での晩餐会でちょっと吐いただけで体力的問題を指摘され、結果的には40代のクリントンに大統領の座を奪われた。 竹下元総理のように、登院すらままならない人が議員でいることはアメリカでは考えられないだろう。

 今回の長老議員大量引退は、自民党が老害を取り除き、若く新しい政党に変革しようという意思の現われだろうか?
 とんでもない。 中曽根元総理は、小選挙区に出馬しない代わりに、比例名簿永久一位となったそうだ。 これで中曽根氏は自民党比例候補全員が落選しない限り、死ぬまで議員を続けられるわけだ。
 ふざけた話である。


6/6

 今日もバイト。 明日もバイト。

 このページを作るのに使っている「FrontPageExpress」をver2.0にバージョンアップしてから、調子がおかしい。 表示済みリンクの色が変だったり、2行以上文章を打つと改行が変だったり… 前のバージョンに戻したいなぁ… 
 教訓。 新しいものに飛び付いてはいけない。 しばらく経って、不具合が修正され尽くしてから導入しましょう。 PS2が良い例。

 「軍人」梶山静六氏、死去。 変人・軍人・凡人トリオも残ったのは1人。 なんたる運命のいたずら…


6/5

 今年提出された修士論文に、俺とまったく同じテーマの論文があることが判明… げげっ! テーマ、修正しよう…

 森総理、「日本の国体を守る…」と発言。 今日のニュースステーションによれば、国体とは「天皇を中心とする国の意」とのこと。
 本当か? 俺の感覚では単に国家を意味する言葉なんだけど… 大辞林(三省堂)を引いてみると…
1…国家の状態。 くにがら。
2…国の体面。 国の体裁。
3…主権の所在によって区別される国家形態。 共和制・君主制など。
4…天皇を倫理的・精神的・政治的中心とする国の在り方。 第二時大戦前の日本で盛んに用いられた語。
5…「国民体育大会」の略。
 5は問題外とすると、「天皇を中心とする…」という意味は最後の4番目に載せてある。 1〜3の意味を当てはめると、
1…「日本の国家の状態を守る」
2…「日本の体面、体裁を守る」
3…「日本の国家形態(日本の場合は民主主義)を守る」
 問題無し。 今回の発言、批判的に解釈しないと失言にならない。 戦前ならともかく、現代では国体という言葉にそれほど過敏になる必要は無いのでは?

 サッカー日本代表、前回のW杯王者フランスに引き分ける。
 素晴らしい! トルシエ、やるじゃん!
 夕刊フジHPには「日本、大殊勲! トルシエ続投決定!」との見出し。 気が早いなあと思って記事を見ると、「これで、トルシエ監督は10月までの続投を一発回答で、勝ち取ったといえそうだ。」と書いてある。 「いえそうだ」か… スポーツ新聞らしい見出しだね。


6/4

 バイト、連チャン2日目。 昨日のバイトが夜11時に終わって、今日は朝9時から。 バイトから帰って10時間後には再びバイトだ…
 しかも、昨日バイトから帰ってから久しぶりにSAをやってしまった… Lvが1つ足りなくて皆が経験値稼ぎをしている洞窟に入れなかったので、Lvを1つ上げろとノルマを課せらる。 Lvアップまでの経験値、12万を稼ぎ終わったのは朝5時半… 9時にバイトに行くため7時半に起きたので、2時間しか寝れなかった…

 というわけで、今日はねむねむ… この日記、アップするのは明日にしよーっと。 じゃ、オヤスミ…


6/3

 今日もバイト。 雨降ってたから歩いて学校まで行った。 片道20分。 チカレタ…

 今、深夜1時。 いきなり携帯にショートメールが。
 「ウ C ノ オ ト」
 一体なに?(^^;)

 気味が悪いからもう寝よう… おやすみ〜♪


6/2

 昨日は日立だったが、今日は東芝。
 以前、東芝アフターサービス暴言問題が世間を騒がせたのをご存知だろうか。 東芝のビデオを買った人が、ビデオの画像にノイズが入っていたので東芝に修理を要求したが、東芝の対応が酷かったため、東芝の対応窓口との会話を録音したファイルをネットで公開したという事件。

 さて、今日の新聞に似たような事件が載っていた。 日経新聞38面より。
 「胃の検査用に購入した東芝製の電子内視鏡に欠陥があったにもかかわらず、同社が適切な対応をしないとして、長崎市の開業医が個人のホームページ(HP)で告発し、これまでに八万件以上のアクセスがあったことが、一日分かった。
 東芝は『いろいろ調べた結果、内視鏡自体に欠陥はなく、医師のメンテナンスなどに問題があるように思える。 いずれにしろ、第三者に判断していただくことが一番いいと考えている』としている。」
 同じ失敗を繰返すとは… ここでいう失敗とは、製品の品質云々ではなく、ユーザーへの対応の失敗という意味で。 前回の事件を東芝は教訓にできなかったみたいだ。 こういうところで会社の体質がわかるねぇ。 この記事に載っているHPはここ。 記事に載ったせいでアクセスが集中して混雑しているのか、非常に重いので注意。 

 ちなみに、今日の新聞にはもう一つ東芝関係の記事が。 日経新聞11面より。
 「東芝のノートパソコンをめぐって中国のユーザーが米国向けと同等の賠償を求めている件で、中国の大手弁護士事務所が一日、ユーザー向けに東芝に対する集団交渉を呼び掛ける広告を夕刊紙に出した。 集団訴訟に発展すれば、パソコンの賠償問題が長期化しかねず、中国での東芝製品の販売に影響が出る可能性もある。」

 2つの事件は共に、東芝がユーザーからのクレームに適切に対応できなかった結果という点で共通している。 前回の事件のときに思ったのだが、東芝という会社は、クレームに対しマニュアル化された行動しか取れないらしい。 マニュアルに沿って対応窓口がバトンタッチされるうちに、個々のクレームの内容が伝わらず、見当違いの対応がされるようだ。 前回の事件では、ユーザーが何度かサポートに電話しただけで、クレーマー(クレームをつけて企業を恐喝する人)専門の担当者(ヤクザみたいな口をきく人)に回された。 この担当者のヤクザまがいの対応が、録音されてネットで公開されてしまったというわけだ。

 さらに、その後の対応が下手。 ユーザーが東芝の担当者にヤクザまがいのドスのきいた声で対応されたのは録音が公表された時点で明らかなのに、「そんなことはない、適切に対応した」と言っても誰も納得しないって。 さっさと「今後はこのようなことが無いようにいたします」とでも謝るのがベターだったと思うが… 東芝には危機管理が無いらしい。 そんなこんなで、この事件を見ていたネットユーザーの間には、東芝不信が広がっていったのであった。 ついでに、ある日突然に東芝暴言問題が検索できないようになったYahoo!も叩かれた。 東芝から圧力がかかったらしいとの噂だ。

 インターネットの特徴は、個人が情報を発信することが出来ること。 つまり、都合の悪い情報も個人レベルから発信されるということだ。
 全ての顧客を完全に満足させることはできない。 ということは、これまでとは比較にならないほどに企業の危機管理が問われる時代となる。
 どうも東芝さんはこの時代の変化に対応できていないようだ。 大丈夫か? まあ、俺も東芝不信になった一人だから東芝がどうなろうが関係ないけど。
 他に、同じような問題を知りたい方はこちらを参照。

 ダイエーの秋山、被三振数で日本新記録。 この記録に注目された秋山、不機嫌。 そりゃそうだ、打者が三振を期待されちゃあ…

 衆議院、解散。 さあ、選挙権を持つ皆さん、選挙に行きましょう。 選挙権を持っているのに投票しなかった人は、次の選挙まで政治に文句を言ってはいけません。 政治に参加する権利を放棄したんですから。 投票日は25日だそうです。


6/1

 今日もバイト。 明日は休みで明後日からの土日もバイト。 はうっ…(;´Д`)

 今日1日のヒット数、10hit。 今までの倍以上だ… どうしたんだ、一体?(^^;)

 Inspire the Next。 これが最近のHITACHIのイメージコピーらしい。 イメージキャラには西武の投手、松坂を起用。
 この広告が、今日の新聞に一面ぶち抜きで掲載されてた。 前にも見た記憶があるので、多分2回目。 HITACHIと松坂の対談形式で、Inspire the Nextについて語っているのだが… 説明しても仕方ない。 ここに全文掲載することにしよう。 

「インスパイア… もう一度説明してください。 念のため」
「わかりました。 ところで、松坂さんは音楽をお聴きになりますか?」

「えっ、あ、ハイ…」

「いい音楽を聴いてインスピレーションを受ける、なんて言いますよね。
インスピレーションをインスパイア、似てませんか?」
「あ、なんとなく」

「この2つの言葉、実は同じ語源なんです。 生命に息吹を吹き込むという…
だから、インスパイア・ザ・ネクストは、次の時代に新しい風を吹き込むという意味になるんです。
これは、先週お話ししました」

「あ、ハイ…」

「その新しい風を吹かせるのが、私たちの技術やアイデアです。
もう普通の技術やアイデアでは、風は吹きません。
松坂さんくらい、鮮度と勢いがなくては…」

「あのー、その新しい風で僕の生活は変わりますか?」

「ハイ。 世の中をあっと言わせるのが、
HITACHI Inspire the Next 
です。
えっ、こんなことができるのとか、これ面白いですねと、松坂さんにも言ってもらえるようなシステムやサービスじゃないと意味がない。
そう考えています」
「あ、ハイ」

「ところで、こういう新しい製品やサービスを考えているんですけど」
「あ…」
「インスパイアされそうですか?」
「インスパ、くらい、きてます。 ハイ」

 ふう〜(^^;) 書いてみると結構長かったなぁ(^^;;)
 さて、この対談中、松坂君の発言は殆ど「あ、ハイ」みたいな相槌だ。 せっかく今をトキメク松坂君が出演してるのに、キャラが全く生きてない。 松坂君の存在意義は「松坂さんくらい、鮮度と勢いがなくては…」の一言しかない。
 HITACHIぐらいの大企業が、この程度の広告しかできないのか? なんか、情けない…

 卓球の日本代表に卓球少女・福原愛ちゃんが選出される。
 この記事で一番驚いたのは、愛ちゃんがもう11歳であること。 泣き虫愛ちゃんのイメージしかないのに… 俺も歳取るはずだ(;_;)

 おまけ。 (^-^)ρ┳┷┳゜σ(^o^) タッキュウ!


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