9/30

 土曜の夜だというのにバイト。 いや、バイトが無くても他に予定は無いのだが・・・

 昨日使いそびれたビデオ無料レンタル券の使用期限が今日までなので、バイトの帰りにビデオ屋に寄る。 どうせタダなら新作を借りようと思い、なんとなく「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」を借りる。 なんでカタカナって? いや、ビデオのタイトルがカタカナなんです。 "World is not enough"が原題だろう。
 内容は、まあまあ。 今までのシリーズに比べると、ちょっとぐらいはストーリーを捻ったかな。 娯楽作品として見るなら及第点。

 柔道100`超級の決勝の審判(誤審じゃないかっていうあれね)に、日本からの脅迫メールが殺到とか。
 アホか。 日本の恥。 売国奴。 非国民。 そんな電波なやつらは、犯罪を起こすまえにとっとと脅迫罪で捕まえましょう♪


9/29

 今日も日記のネタが無いなあ…と思ってたら、学校から帰るときにイベント発生。 っていうか、トラブル発生…

 午後11時、図書館が閉まったので勉強を止めて学校を出た。 レンタルビデオの無料レンタル券があったので、友達のW君とレンタルビデオ屋で待ち合わせして別れ、俺はバイクの駐輪場に向かった。
 ヘルメットをかぶり、グローブをはめ、セルのスターターを回す。
 キュルルル…キュルルルル…
 なかなかエンジンが掛からない。 心持ちアクセルを開け、またセルを回す。 が、やはり掛からない。 チョークを開けて試してもダメ。 しばらく悪戦苦闘するうちに、セルモーターの回りが悪くなってきた。 やばい、バッテリーが切れてきた…
 そこで、押し掛けを試すことにする。 以前、試して成功したのだが、そのときは下り坂を利用して勢いをつけることができた。 だが、駐輪場は平らだ。 押すしかない。
 知っていると思うが、押し掛けとは、勢いをつけた状態でクラッチを繋ぐことでタイヤからエンジンへ動力を伝え、無理やりエンジンを回すエンジンスタートの方法だ。 クラッチを切り、ギアを入れようとする。 確か教習所では3速か4速ぐらいで行うと習った。 俺も3速ぐらいに入れようと思ったのだが、ローギアには入るがセカンドから上に入らない。 ギアの噛み合わせが悪いようだ。 エンジンが動いていれば簡単に入るのだが、エンジンが動かないから押し掛けしようとしてるわけで… 仕方ないのでローギアで試す。
 クラッチレバーを握ったままバイクに跨って勢いをつける。 外から見たら滑稽な姿だろうな、と思ったが、時間も時間なので幸か不幸か誰もいなかった。 見て笑う人もいないが、手伝ってくれる人もいないということだ。 格好悪くジタバタしながら何とか歩く速度ぐらいまで勢いをつけ、クラッチを繋いだ。 ガクン、という衝撃とともにブレーキがかかり、リアタイヤが滑る。 エンジンブレーキの効きがリアタイヤのグリップを越えている… やはりローギアでは無理のようだ。
 もう一度チャレンジしたが、結果は同じだった。

 とにかく、レンタルビデオ屋で待っているW君をこれ以上待たせるわけにもいかない。 すでに10分以上が経過している。 W君は今日、携帯を忘れたと言っていたから、直接伝えるしかない。 俺はレンタルビデオ屋に向かってトボトボと歩きだした。
 15分歩いてレンタルビデオ屋に到着。 そこには既にW君の姿は無かった。 来るのが遅いので、様子を見に学校に戻ったか、連絡をつけるために携帯のある家に帰ったのだろう。 もうビデオを借りる気も失せていた俺は、またトボトボと来た道を引き返した。
 もうすぐ学校というところで、W君から携帯に電話がくる。 途中で事故ったんじゃないかと心配したそうだ… すまぬ… すべては俺のボロバイクが悪いんだ…

 再び学校の駐輪場に戻った俺は、最後の望みを託して最後のバッテリーでセルを回す。
 キュルルルル…キュルルルル…ヴォンヴォン!
 …あっけなく掛かった。 俺はアクセルを握り締めたまま、しばらく呆然と立ち尽くすのだった…

 今、妙な疲労感が俺の上に圧し掛かっている。 イヤな事は忘れてもう寝よう…


9/28

 今日もバイトだったんだけど、妙に疲れちゃってます… というわけで、今日の日記は新聞で見掛けた記事を一つ紹介。

 五輪柔道男子100`超級の決勝で篠原選手を「不可解な判定」で破り優勝したフランスのドイエ選手。 帰国後、記者に対し「疑いようのない判定に抗議した」と日本側を非難。
 はあ? 予想外の展開ッス。


9/27

 朝から学校に行って勉強する、という生活を送りたいのだが、どうも朝起きれない。 昨日、ビデオを借りてきたのが悪かった…

 オリンピックの野球、残念でした。 やっぱり韓国は対日戦となると気合が違うな…
 人気が低迷しているサッカーでさえ、日本代表が世界を相手に戦う試合は視聴率40%を越えるぐらいに関心が高い。 野球だって、日本代表が世界の強豪と戦うというシチュエーションは燃えるはずだ。 なのに、なぜ日本のプロ野球は選手を出し渋るのだろう。 日本の野球人気高揚のためには日本代表に人気プロ選手が入っていたほうがいいはずなのに。 「そんなことしなくても人気は充分にある」という余裕なのだろうか。

 F2支援戦闘機の三沢基地配備、「安全性に疑問がある」という地元の反対で配備見送り。
 支援戦闘機というのは実際は攻撃機であって対地攻撃を主任務とする種類の航空機なのだが専守防衛たる自衛隊では攻撃機という名称はそぐわないとの意見で支援戦闘機なんていう不明瞭な名称が採用されたのだがこのF2支援戦闘機ちなみにF2はエフツーじゃなくてえふにと読むそうだがこの航空機は開発中に主翼の強度が不足していたため亀裂が発見され再設計されたという経緯があるのでそのあたりが地元の安全性への疑問の温床なのだろうが元々この支援戦闘機はFSXという計画名で日本が国産で作る予定だったのだがアメリカから横槍が入って日米共同開発することになったやつでおそらくアメリカとしては日本の素材技術を手に入れたかったのだろうし日本としては日米安保堅持の姿勢からそして当時は対米貿易黒字を多少なりとも解消したいという狙いもあったと思うがこの結果アメリカの軽戦闘機F−16をベースに開発することとなったためF2支援戦闘機の外見はF−16とほとんど変わらないのであるが中身はほとんど別物であって……という話はどうでもいい。
 謎なのはナゼ青森県の三沢基地に配備するのだろうか、という点だ。 ロシアに備えるなら北海道だし、朝鮮半島や台湾海峡に対応するなら九州に配備したほうがいいのに。 運用試験部隊が三沢にあって、実戦部隊は北海道か九州に配備されるのだろうか? それとも近隣諸国を刺激しないように気を使ってる? もしかして三沢の反対運動は予想済みで、しかたなく九州か中国地方あたりの基地に配備するしかなかったということならば北朝鮮や中国などのうるさい国に対して言い訳が立つと計算してるとか… まあ、これもどうでもいい話だね(^^;)


9/26

 バイトの帰りにビデオ屋に寄って、「マーシャル・ロー」を借りてきた。
 国家の安全の為に人権を犠牲にするのは正か邪か、というあたりがテーマか。 結局、人権の方が大事という結論に辿り付くのがアメリカらしい。 現実では国家の安全のために「人権」という錦の御旗を利用してるんだけどね。 まあまあ面白いけど、1ヶ月もすればストーリーも思い出せないんだろうな、という程度の映画でした。


9/25

 昨日、ゆっくり休むつもりがバイトで休めなかったので、今日は寝まくった。 12時間寝つづける。 起きたら午後2時…

 堺屋経済企画庁長官が提案していた「IT受講カード」構想、潰れたらしい。 なんでも「予算のバラまき」との批判が与党内部からも出たとか…
 これ、本当にただの予算バラ蒔きなのだろうか? 森首相に言われるでもなく、これから先はITが重要なポイントになるだろう。 IT(情報技術)とは、企業レベルでは、かつての付加価値通信網(VAN)の発展型や情報資産の蓄積などの専門的なことを行うことが多いが、一般市民レベルであればインターネットの利用という形になるだろう。 たとえばクロネコヤマトが行っている、現在運搬中の荷物がどこにあるかを顧客に教えるサービスなどは、顧客がインターネットに接続できることが必要である。 ITを利用したサービス、引いてはIT関連サービスのベンチャーが発展するには、インターネットの普及率がポイントとなる。

 インターネットを一部の人だけが利用している時代には、オタクの遊び道具でしかなかった。 インターネットを利用する人が増えるにつれて、その影響は大きくなり、そしてインターネットを利用した数々のサービスやビジネスが生まれた。 そして現在、IT革命と言われるような状況になったのである。
 利用者数が少ないと、インターネットの効果は薄い。 電話と一緒で、単独で価値があるのではなく、お互いが利用していないと意味がないのだ。 だからこそ、インターネット利用者の増加はIT時代に日本が対応するために必要不可欠ではないだろうか。 利用者が増えれば増えるほど、色々なネットビジネスが採算ベースに乗りやすくなる。 そうなれば、ネットベンチャーはほっといてもどんどん増えるだろう。
 IT重視の政策を掲げるなら、「IT受講カード」制度は、たとえ規模を縮小しても行うべきだったと思う。

 予算のバラ蒔きではないか、との批判が与党内部にもあるようだが、これまで50年間、公共工事に予算をバラ蒔いてきて、今でもバラ蒔き続ける自民党がそんなこと言うとはね。 殺人者が人類愛を説くようなもんだ。 確かに効果のほどはわからないが、お金の使い方としてはまだマシ。

 講師の数が足りないから物理的に不可能という反論に対しては、だからこそIT受講カードを発行すべきだと思う。 一時的なものではなく、長期的な事業にすれば、パソコン教室などは講師の数を増やすようになるだろう。 顧客の増大が見込めるならば、企業とすれば当然そうするはずだ。 そうなれば、今後の情報教育制度の充実に繋がり、日本の情報化の基礎となるのではないだろうか。


9/24

 さあ、今日は気の済むまで寝まくるぞっ!と思ったら、朝からバイトだった(^^;) もうヘロヘロ…

 夜、ニュースをつけると巨人がビールかけをやってた。 優勝したみたいね。 まあ、圧倒的メンバーを集めたんだ、優勝しない方がおかしい。 巨人のやり方には色々と言いたいこともあるんだが、不毛な水掛け論になるのは目に見えているから止めておこう。 さあ、あとはダイエーの優勝を待つばかり。 すでに俺の気持ちは日本シリーズに向いている。 待ってろ巨人、いやさ工藤!


9/23

 やっと終わった。 眠い。 日記どころではない… と言いたいが、これを書かねばなるまい。

 サッカー、五輪決勝リーグ 準々決勝  日本五輪代表 VS アメリカ五輪代表

 結果を知ってる人も多いだろう。 いろいろ言いたいことはあるが、まずは観戦しながら走り書きしたメモを元に試合について書こう。 つまり、以下の文章は結果がまだわかっていない状態での俺の観戦記である。

 試合直後、いきなりアメリカがなかなか良い中盤のプレスを見せる。 主導権を握ろうという狙いか。
 序盤、静かな試合展開。 アメリカは中盤でボールをキープすることを重視しているようだ。 無理な攻めはしない。
 前半9分、中田がワンツーから突破するもキーパーが体を張って止める。 惜しい。
 1分後、今度はアメリカも突破からチャンスを作る。 シュートまで持ってくるも、蹴りそこねる。 危ない…
 お互いに中盤での争いが続いている。 ボールの奪い合いは日本がやや優勢か。
 前半14分、アメリカに左サイドからクロスを入れられる。 ちょっとピンチ。 続いて中盤から速攻を食らう。 アメリカ4人に対し日本の守備陣は3人。 DFが体を張ってなんとかクリアするもコーナーキック。 コーナーもちょっとやばかった。 アメリカチーム、ヘッドに強いな…
 前半18分、またセンタリングを受ける。 ピンチの連続。 なんか油断してないか、日本?
 前半20分、コーナーキックを取られる。 クリアするもまたコーナー。 このところアメリカのペース。 怖さは無いが、ジワジワと攻めてくる。 24分にまたセンタリング。 アメリカのチャンスが多い。
 日本はリスクチャレンジの姿勢が見えない。 消極的。
 前半29分、右サイド奥での中村俊輔のFKから柳沢、ヘッド! 日本に先取点!
 1点目が入ってから、試合展開が速くなってきた。 この方が日本らしい! リスクはあっても速くて鋭い攻撃こそが日本のスタイルだ! 先取点を取られてアメリカの攻撃が激しくなってきた。 が、ジワジワと攻められるよりはマシ。 リスクは多くなるが、早めにボールを奪えれば日本のチャンスも増える!
 前半40〜45分、中田のパスがカットされたり、ミスで終わったり。 シュートも大きく外す。 このオリンピック中のナカタはおかしい。
 前半45分、右から酒井が突破、ゴール前の高原にセンタリング。 高原が後方から上がってきた稲本にヘッドで落とす。 素晴らしい! 稲本のシュートは上のゴールバーを叩く。 惜しい!

 後半の立ちあがり、お互いに激しく動く。 いきなり日本にFKのチャンス。 ナカタが囮となり、中村が直接狙うも僅かに右。 惜しかった。 続いて稲本がシュート。 立て続けにチャンス到来。 後半8分には高原がフリーでシュート、左に外す。 この時間帯は日本が押しまくる。
 後半15分頃からアメリカのチャンスが増えてくる。 日本の攻撃ターンは終わったらしい…
 後半20分、柳沢アウト、三浦淳宏イン。
 後半22分、アメリカのコーナーキック。 こぼれ球からシュートを決められる。 アメリカの同点弾。
 後半26分、右サイド酒井から俊輔にパス、俊輔が軽く浮かせて高原に送る。 高原のヘッドはキーパーに弾かれたが、こぼれ球をもう一度、今度は足でシュート! 日本、追加点! 俊輔のパスが素晴らしかった…
 その後は再びアメリカが主導権を握る。 後半30分過ぎ、中沢と楢崎が激突! 楢崎、鼻血を出してる。 そのまま出場を続けているが、大丈夫なのか?
 後半40分、酒井がペナルティエリアで相手を押してPKを取られる。 アメリカ、これを決めて再び同点に追い付く。 そのまま後半終了。 延長に突入。

 延長前半、立ちあがりからアメリカの攻勢。 延長前半3分、コーナーキック3連発を食らう。 危なすぎ… それからしばらくは、アメリカ陣内にすら入れない。 攻められっぱなし。 クリアボールがことごとくアメリカに奪われる。
 延長前半7分、高原、完全なフリーでシュートを外す。 コラー!
 延長前半10分、画面に写ったゴールキックを蹴る楢崎の鼻から血がボタボタ… おいおい、大丈夫なのか…? まさか、鼻を折ってるんじゃないだろうな…
 延長前半11分、高原がクサビとなり、ナカタへパス。 ナカタのミドルシュートはキーパーが僅かに触れ、右に外れる。 惜しい!!
 アメリカ、結構キープ力がある。 日本、ボールをなかなか奪えない。 逆に、日本のボールがアメリカに奪われるシーンが多い。

 延長後半、お互いバテバテなのが素人目にもわかる。 今こそ本山を投入すべき時だと思うが? バテバテのアメリカに本山を止める力はないぞ。
 延長後半1分、アメリカ、DFで登録されている選手をボランチとして投入。 本山を生かす最大のチャンスは失われた…
 画面に写った楢崎のユニフォームが血まみれなのに気付く…
 延長後半、すでに10分を経過。 日本ベンチに動きなし。 トルシエは一体何をしているんだ!? 今、突破力のある選手を投入すればアメリカのDFを切り裂けるのに! ここに至って選手の出し惜しみをしてどうすんの? トルシエは一人や二人、選手が入れ替わっても全体としての力は劣らないようなチームを作った、と言った。 ならば交代させるべき!
 延長後半は、お互いチャンスを作りながらもミスで潰すことの繰り返し。 もう、どっちの選手もボロボロ…

 試合を見ながら書いたメモはここまで。 結果はご存知の通り、PK戦で5−4で負けました。 呆然とTVを見つめる俺の目に、トルシエのインタビューが写った。 いつもと変わらないトルシエに対し、悲痛な表情で涙をこらえる監督の通訳(トルシエといつも一緒にいるあの人ね)の姿が妙に面白かったッス。 トルシエより目立ってたな。

 さあ、試合の結果を踏まえて一言いいたい。 延長の時点で、なぜ控え選手を投入しなかったのか?  アメリカは2人か3人は選手を交代した。 対して日本は三浦しか投入していない。 DFは途中で選手を入れ替えると混乱が生じて失点する危険があるが、前線の選手は交代してもリスクは小さく効果は大きいと思うが。 日本にはスピードが速い攻撃の選手、本山や平瀬がいる。 彼らの攻撃を、体力的な限界にきているアメリカは止められなかっただろう。 なぜ投入しなかったのか、理解に苦しむ。

 明日の新聞が何と書いているのか、楽しみにしよう。


9/22

 いよいよ明日だ。 日記どころではない…


9/21

 今日は昼前頃から図書館。 一日篭りっぱなし。 明日も朝から図書館の予定。 というわけで、日記どころではない…


9/20

 朝から図書館。 夕方5時過ぎ、オリンピックサッカーを見るために急いで図書館を出る。 いやあ、勉強しないといけないんだけど、このまま図書館にいても、試合が気になって勉強に集中できないもん…<自分に言い訳

 サッカー五輪予選リーグ 第3戦  日本五輪代表 VS ブラジル五輪代表
 激しい試合になりそうだった。
 日本は勝つか引き分ければ予選突破、負ければスロバキアが南アフリカに勝たない限り予選敗退となる。 戦った印象としては南アフリカの方がスロバキアより強かったので、これは最初っから期待しないほうがいいだろう。 ブラジルは勝たないと予選敗退となる。
 スターティングメンバーはいつもの2トップ。 今回は1.5列目に入るはずのナカタがいないから、納得できる選択だ。

 試合開始直後、ブラジルがいきなりサイドを突いてくる。 気合入りまくり。 こりゃ厳しいぞ…と思っていたら、前半5分、日本の右サイドを崩されセンタリング、後から上がってきたアレックスがヘッド! いきなり先制された。 直後、今度はロナウジーニョ。 なんとか守る。 ヤバイ。 このままじゃ大差で負けてしまうんじゃ…
 前半8分、またブラジルのコーナーキック。 危ない…(−−;)
 日本は中盤ではなんとかキープもするが、ブラジルのプレスが激しくて最後のパスが通らない。 まだボールが日本の最終ラインにある段階から、ブラジルFWがプレスを掛けてくる。 それが日本の不用意なパスを呼び、ブラジルのカウンターに繋がる。 ゾーンプレスの好例だ。
 15分、左サイドに開いた柳沢にロングパスが通るも潰される。 17分には俊輔の枠に飛ぶ素晴らしいフリーキックが出るも、ブラジルキーパーがナイスセーブ… 惜しい… チャンスはあるんだが…
 日本は何度もサイドの裏を狙われて危ない場面を演出されてる。 ブラジルめ、フラットスリーを研究してきたな…
 25分、ブラジルがFKからヘッド、ギリギリ外れる。 直後の27分、今度は日本が左サイド三浦→柳沢と繋いでセンタリング、高原がオーバーヘッドを試みるもDFに潰される。 うん? なんか最初に比べると日本の調子が上がってきたような気が… 硬さが取れてきた? 稲本もオーバーラップしてくる。 ボランチが上がってくるってことは中盤に余裕が出てきたってことか?
 なんか高原がよく滑っている。 なぜ? 最初のスタジアムと違って、ここの芝はそんなに悪くないはずだが… ダッシュすることが多いFWだからだろうか… と思ってたら、俊輔も滑る。 オーストラリアの芝って滑りやすいのか?
 40分ごろ、またブラジルのヘッドがギリギリで外れる。 日本が調子よくなってきたと思ったが、油断できん…
 なんか日本のパスミスが増えてきたような気がする。 いや、ブラジルのパスカットが上手いのか? それとも疲れてきたのだろうか。 そういえば、左サイドの三浦が歩いているシーンが多くなったような… サボる選手じゃないので、やはり疲れてきたのか?

 前半、0−1で終了。 前半を見て気付いたことは、柳沢、ダメじゃん… 壮行試合でモロッコと戦ったときは素晴らしいと思ったのに… 高原と比べて見るからダメなのだろうか…
 あと、日本の選手が時々芝に足を取られて滑ってるのに、ブラジルの選手は全然滑らん。 スパイクの違いってことは無いはずだが… プレイスタイルの差? それともこれが身体能力、バランスの差?
 さすがに後の無いブラジルのプレスはキツイ。 だが、全体としては日本も五分に戦ってると思う。 しかし、同じようなチャンスでも、ブラジルは個人の力で決定的なところまで持ちこんでくる。 南アフリカと戦ったときのような、身体能力の差を感じる。

 後半、前半はあまり攻撃では目立たなかった三浦が、いきなり左を突破! いいぞ! もっと三浦を使うんだ〜!
 その直後、スロバキアが南アフリカに対し先制したというニュースが入る。 おおっ! 頑張れスロバキア! せめて引き分けてくれ!
 後半立ちあがりはお互いチャンスを作るが、点には結びつかない。 日本は前半に比べて左サイドの三浦を使うようになってる。 トルシエの指示か?
 後半7分、日本がショートコーナーからチャンスを作り、ゴール前の混戦で中沢が押しこむ! が、DFに当たって僅かに右・・・ そのまま2回目のコーナー、ゴールに向かったボールはキーパーが弾いてポスト直撃! 惜しい!! なんか押せ押せになってきたぞ? その後も日本が連続してチャンスを作るが、決まらない。
 後半10分、本山がアップしている様子が画面に写る。 本山? 三浦を変えるのか? それとも三浦を右にして酒井と交代? それとも柳沢に変えてFWとして使うのか?
 後半12分、日本の連続攻撃から一転、今度はブラジルのカウンター。 シュートはバーの上。 シーソーゲームだ… 白熱して試合になってきた!
 後半15分、日本のDFライン(中沢か?)が不用意にパスミス。 これをブラジルがカットして危ない状況になったが、明神が奪い返す。 ナイス明神! アナウンサー絶叫!「明神なくして日本の中盤に安定なしっ!」 そうだそうだ!
 その後(試合に夢中で時間を見逃した…)、ブラジルはFWルーカスを投入。 もう一点取りにきたのか? 徹底してるな、ブラジル!
 試合が白熱するにつれ、ブラジルは汚いプレーが増えてきた。 DF中田浩二に対して、ジャンプ中に服を引っ張って引きずり倒すというファウル! 中田は倒れたまま、しばらく立てない! 今のは酷いだろ! でもカードは出ず… 何見てんだ、審判! 結局、中田浩二は松田と交代。 ケガしてなきゃいいが…
 後半29分、スロバキア対南アフリカの途中経過が入る。 スロバキア2−1南アフリカ。 いいぞ、その調子だスロバキア!
 直後の後半30分、俊輔のFK! 惜しくも外れる… 惜しい!
 後半35分、柳沢OUT、平瀬IN。 うむ、中途半端な柳沢よりスピードのある平瀬の方がチャンスに絡めるかも。
 37分、ブラジルのスルーパスが通る。 キーパーと1対1になるが、楢崎が好セーブ! ナイスだ楢崎!
 ロスタイム、キャンベラでのスロバキア対南アフリカの試合が2−1のまま終了という情報が入る。 日本、予選突破決定!\(^o^)/
 直後、ブラジルが左サイドを突破、アレックスがシュート! 危ないなあ…(^^;)<予選突破が決まって余裕がある
 なんだかんだ言っても、さすがブラジルやなあ… とか考えているうちに試合終了。 日本0−1ブラジル。 負けたか… まあいい、この借りは決勝リーグで返す! いや、俺が戦うわけじゃないんだが…

 今日の試合の感想。 前半、先制された上に押されていたとき、ナカタのいない日本が心理的に萎縮しないか心配だったが、三浦がその代役として士気を鼓舞してくれた。 体を張った守備や、ブラジル選手を相手に突破を試みる姿勢は見事! さすが、伊達に歳食ってるわけじゃないな!
 ブラジルとの差は思ったほど無かったと思う。 身体能力やテクニックは確かに高いが、南アフリカと比べて特に優れているという感じはしなかったし、試合内容も五分五分に近かった。 勝敗を分けたのはほんの少しの運、って感じだ。 もう一回戦ったら、勝敗はわからないぞ。
 いや〜、日本って実は結構強かったのね… それともブラジルの五輪代表が意外と弱かったのか…?
 自力で予選突破を決められず、最後は他力本願となったが、予選突破したんだから満足しよう。 結果的にはブラジル1位、日本2位という予定通りの結果となったわけだし。

 さあ、今日は明日に備えてもう寝よう。 今日の分まで頑張らないとね。 オヤスミナサイ(-_-)゜zzz


9/19

 「テレビの正しい見方」というHP(リンクコーナーから行けます)に、森首相の「神の国発言」の報道について書いた文章がアップされてた。 各TV局は、神の国発言についてどういう報道をしたか、という検証だ。 面白いから一読をお勧めします。

 実は今日、俺の誕生日。 四捨五入したら30歳ッス。 あ、自分で言ってて悲しくなってきた… もう寝よう…


9/18

 肌寒い夜になってきた。 風邪ひきそう…

 三菱リコール隠しに関連して、防衛庁で三菱製の保有車両を点検。 結果、リコール対象車が含まれていたとのことで、三菱に対し6ヶ月の取引停止処分。
 でもさ、これって実質的には意味の無い処分だよ。 これから6ヶ月の間には来年の競争入札があるが、他のメーカーから車を調達するのかって言うと、そうはならないだろう。 だって、軍隊の性質上、保有車種は可能な限り統一されていることが望ましい。 運用・整備その他の都合がいいからね。 となると、数十台だけ他メーカーの車両を調達するぐらいなら、次回は調達車両をゼロにして、処分が明けた次の年度にまとめて調達するだろう。
 となると、この処分は納税者に対してのアピールなんだろうな。 まあどうでもいいけどさ。 こっちとしても、何十台かの車両のためにいらんコストを費やされるのも迷惑だしね。


9/17

 オッシャ! 勝った! でも、トルシエ采配って一体…

 サッカー五輪予選リーグ  日本五輪代表 2−1 スロバキア五輪代表
 今日もスターティングメンバーは2トップ。 まあいいさ。 途中から変えた方が1トップの効果がより発揮できるかもしれないもんね。 それに、前回と違ってサイドに三浦が入ってるから、サイド攻撃のパターンも使えるだろうし。
 前半5分、柳沢がキーパーと1対1、無人のゴールにループシュートを放つも外す。 なにやっとんねん! 今のは決めんとあかんやろ!
 前回の試合と同様、中村俊輔は引きぎみで守備に忙殺されてる。 ちゃんと守備をしようとする俊輔の姿勢はいいのだが、もったいない。 守備は他の選手でも出来るが、決定的チャンスの演出は俊輔かナカタぐらいしかできないのに。 で、そのナカタは、今日の試合は出来が悪かった。 パスミスばっかり。 一体どうしたんだ、ナカタ!
 後半、始まって10分ぐらいで選手交代。 柳沢を外して酒井を右サイドに投入、右サイドにいた三浦を左サイド。 当然、左をやってた俊輔が中央だ。 待ってました! ナカタに期待できないとなれば、残った希望は俊輔のみ!
 後半20分過ぎ、三浦が1人で左を突破、センタリングにナカタがヘッドで合わせて先取点! うしっ!(>_<)b
 さらに後半30分、カウンターから高原がゴール前まで独走、キーパーと1対1でシュート! これは止められるも、こぼれた所に稲本! 追加点! よしよし、勝てそうだ! っていうか、このままだとあと2〜3点取れそうだぞ!
 ところが、ここでトルシエ君が奇行を始める。 中村を下げた?! 本山を投入? しかも、FWの位置に入れて2トップにしやがった。 なんで?! 中村が中央に入ってから上手く回り出したのに! むしろナカタを下げる方が理解できるぞ? 今までも意味不明な選手交代は多かったが、今回のは極め付け。 これまでは本番に向けて色々なパターンを試してるんだろうと好意的に解釈してたけど、本番でやるとは… トルシエ〜!(ー_ー#)
 選手交代直後、失点。 イヤな流れになってきた… トルシエ〜!(ノToT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
 幸い、追いつかれずなんとか逃げきる。 な、なんとか勝った…

 が、なんと南アフリカがブラジルに勝ったとのニュースが! マジ?! ということは、次のブラジル戦に負けたら勝ち点で並ばれるんだから…得失点差を考えると… 負けられない(T_T) せめてこの試合で2点差以上つけてれば楽だったのに… 開始直後の柳沢のシュートが入っていれば! 稲本のヘッドが入っていれば! ロスタイムで平瀬が決めていれば! いやいや、トルシエが中村を下げなければ! くぅ〜! 

 いや〜、しかしスロバキアの守備は前評判通りだったな。 あんなにガチガチに固めてくるとは… とても勝たねばならないチームとは思えん。 でも、攻撃に出てきたときはカウンターが面白いように効いてたから、やっぱ守備重視で正解なチームなのだろうか。

 さあ、次はブラジル戦だ。 強豪なのは間違い無い。 しかも、ブラジルは日本戦で負けると予選突破の可能性がほとんど無くなるから、必死で勝ちにくるだろう。 厳しい戦いになりそうだ… でも、ブラジルに勝った南アフリカに日本は勝ってるんだから、勝てない相手じゃないはず! それに、本気で金メダルを狙うなら、どちらにせよブラジルとの対決は避けては通れないのだから…
 ブラジル戦、みんな見て応援しよう! 見ないやつは非国民じゃ!


9/16

 なんか、柔道で金メダルを2つゲットしたみたいね。 今日はほとんどTV見てないからよくわかんない。 
 新聞も読んだけど、ネタ無し。

 あ、そういえばロードショーで「戦火の勇気」を見たんだった。 なかなかよかった。 戦争映画としても面白いけど、推理映画としてもいけるんじゃないか?
 あと、昔録画したまま忘れてた「G.I.ジェーン」も見た。 キャストは豪華だが、映画自体が安っぽい。 「戦火の勇気」の方がずっと面白かった。


9/15

 シドニーオリンピック開幕。 でも、サッカーしか興味ない俺にとって、開幕は昨日。 というわけで、あんまり関係なし。

 今住んでるとこの一階に、1年ぐらい前から「ア**クラブ」(一応、伏せ字)というテナントが入っている。 バイトから帰って来たとき、すなわち夜11時半ぐらいに、20人ぐらい人が集まってなんかやってる。 ホワイトボードを使って、何かの説明会みたいなことをやっているみたいだ。 前々から気になっていた(というか、怪しかった)ので、インターネットで調べてみた。
 調べた結果、「ア**クラブ」自体のページは無かったのだが、名前が出てくる記事がいくつかヒット。 なんでも、健康食品を販売しているらしい。 カニの甲羅などから取れる「キトサン」を使ったものだそうな。 で、この「ア**クラブ」が販売してる食品、というより薬みたいなもの、は水溶性のもので、キトサン含有率?が世界一だとか。 それはいいのだが、ヒットした記事の内容が怪しげ。
 特命リサーチのインターネットセクションの調査依頼がヒットしてて、「知り合いがハマってて心配です。 ホントに効くのですか?」という調査依頼。
 他にも、キトサンの販売会社のHPでは「水溶性キトサンは無意味」とか書いてある。 なんでもキトサンは植物繊維で、人間はこれを分解する酵素を持っておらず、吸収しても無意味であるとのこと。 「水溶性だから水に溶ける→溶けるから吸収しやすい→効果がある!」という宣伝文句を唄う商品があるが誤解である、という注意書きがあった。
 今度はキトサンについて調べてみた。 キトサン効果を喧伝する本の紹介を発見。 内容について軽く書いてあった。 曰く、「水溶性キトサン脅威のパワー」「水溶性キトサンでガンが治った!」「水溶性キトサンはここが凄い!」などなど… 怪しい。 怪しすぎる。
 さらに色々調べてみると、商品トラブルについてのHPに「ア**クラブはマルチみたいなもの」と書いてある。 う〜ん、そうなのか? 確かに夜な夜な集会をやっているのは怪しさ120%だ。 最初はなんかの宗教かと思ったぐらいだから。 いや、健康食品も宗教みたいなもんか。

 というわけで、ちょっと怪しい団体の可能性大。 いやあ、健康ブームのせいか、結構人が集まってるんだよね、ここ。 気をつけよう。
 ちなみに水溶性キトサン、一瓶二万円ぐらいでした。 ホントにガンが治るんなら安いかもしれんが…


9/14

 ウオォー! やったぜ、ブラボー!\(^o^)/

 やってくれたぜ、トルシエジャパン! 楽勝とは言えないが、勝ったんだから、まあいいさっ!

 サッカー五輪予選リーグ第1戦  日本五輪代表 2−1 南アフリカ五輪代表 
 まず、スターティングメンバーを見て首をかしげた。 2トップ? なぜ? 1トップの方が上手くいってたのに。 さすがにボランチはダブルか… う〜ん、フィリップの考えはよくわからんが、今までも理解できんことやってたし、それで上手くいってるのだから信じてみよう。
 前半、案の定、中村が守備に忙殺されて攻撃に絡めない。 しっかし、中村って守備もなかなか上手いな…とか考えてる間に失点。 はうっ、大丈夫か!? ハラハラしながら見ていると、前半ロスタイムに中村からのセンタリングに高原がヘッドで合わせて得点! 「オッシャ!」と叫びつつガッツポーズ。 誰が? 俺が。 やっぱり中村は攻撃だよな…
 後半、1トップに変えてくると思ったが、メンバー変更無し。 なぜ? 解説者の言うように、ゴールを取った勢いを生かそうという考えだろうか。 後半もやっぱり中村は守備ばっか。 前線に残ったナカタは調子が悪いのか、どうもセンタリングの精度が悪い。 15分過ぎぐらいから、トルシエ采配に疑問を感じはじめる。 なんで1トップにせんの?
 後半30分過ぎ、やっと選手交代。 FW柳沢がアウト、左サイドの本山がインで高原の1トップ。 よし、これで俊輔も攻撃参加できるぞ…と思った次の瞬間に、ナカタのスルーパスから高原がゴール! 素晴らしいぃぃぃ! 今度は「オォォォ!」と吼えつつ拍手。 もちろん俺が。 さすが世界のナカ〜タ、調子悪くても決めるときゃ決める! これが決勝点となって、なんとか南アフリカに勝利!

 いや〜、ビビッたぜ。 南アフリカ、身体能力高すぎ! 1対1になったら相手にならん。 1人止めるのに3人掛かりって感じだもん。 攻撃のバリエーションは日本の方が圧倒的に多かったけど、なんか芝生が滑るっぽくて、ちょっと苦労してたみたい。 ボール蹴ったらひっくり返る、フェイント掛けようとしたら足を取られるって感じだもんな。 これじゃ南アフリカのパワープレイが有利だ。 まあ、1度この芝を経験したから、次にここで試合をするときは日本が経験済の分、有利だな。

 さーて、次はスロバキア戦だ。 守備重視のチームらしいけど、守備重視ってことはカウンター狙いか? なんかフラット3と相性悪そうだな…


9/13

 台風の影響か、一日中雨がしとしと。 脳味噌にカビが生えそうだ。

 五輪サッカーの初戦、対南アフリカ戦がいよいよ明日に迫った。 予選突破ラインは1勝1敗1分らしい。 ブラジルには負ける公算大なので、明日の南アフリカ戦か二戦目のスロバキア戦に負けると予選突破が難しくなる。 結構厳しいじゃないか…
 南アフリカはトルシエが前回のフランスW杯で監督をしていた国だ。 トルシエは南アフリカでも日本と同じように暴れまくったらしく、向こうの選手・マスコミは日本、というよりトルシエ打倒に燃えてるらしい。 う〜ん、南アフリカでも嫌われたトルシエを、いろいろ議論はあるにせよ、一応受け入れている日本人は、意外と異分子に対するキャパシティを持っているんじゃないか?


9/12

 亀井氏、補正予算十兆円発言。
 アメリカでニューディール政策が行われて以来、まもなく1世紀。 未だに公共工事による景気対策しか打ち出せないのか。 日本の国債の格付は、今ではトヨタより下だそうな。 国家が一企業より低い信用しか持っていない。 これが日本の現実。
 返済のアテも無いのに借金するのはバカのやることだ。 ならば亀井氏はバカなのだろう。 いや、亀井氏が返済するわけじゃない。 返すのは将来の国民だ。 普通、他人に返済義務を負わせて借金するのは犯罪者のやることだ。 ならば亀井氏は犯罪者なのだろう。

 三菱電機、リコール隠し。
 三菱自動車のリコール隠しのとき、三菱グループの他企業は「なんとかしてくれないと三菱グループ全体の信用にかかわる」と言ったそうだ。 もうそんな心配をする必要は無い。 だって、もうグループ全体の信用が無くなったから。

 刑事罰年齢引き下げで与党3党合意。
 罰則強化で済む問題では無いと思うのだが… まあ、それもいいだろう。 ところで、与党3党には公明党も入っているはずだが。 創価学会は仮にも宗教団体なんだから、まず教育でなんとかしようとするのがスジだと思うんだけど…


9/11

 夕食に定食屋に行ったとき、コンビニの駐車場にバイクを停めた。 さて帰ろうとしたら、車がバイクの周囲に停まってて駐車場から出れない… どうしようと思ってると、駐車場のとこで喋ってた茶パツの3人組みが自転車を除けてバイクが出れるようにしてくれた。 なんか、凄く嬉しかったッス。 いやあ、人間見た目で判断しちゃいかん。 今の日本も捨てたもんじゃないぞぉ〜<ジジくさっ!


9/10

 バイクのヘルメットを買いに行った。 SHOEIのちょっと高級なヘルメット、¥36,000+消費税。 たかっ! だがこれで、事故ったときの生存確率が3%ぐらいは上がる…と思う。 上がるといいなあ。

 帰り、信号で品川ナンバーのポルシェカマロに並ばれる。 スタート時、60km/hぐらいまで一気に加速(バイクにとっては普通の加速)すると、後ろから重低音のエキゾーストが追いかけてきた。 どうもポルシェを刺激したらしい。 80km/h過ぎまで加速競争に付き合ったが、どうせ最高速ではかなわないので引く。 さすがの加速を見せて遠ざかるポルシェ。 1分後、渋滞で止まったポルシェの脇を俺のバイクはすり抜けて行くのであった。 ふっ、ご苦労さん( ̄ー ̄)


9/9

 ネットで注文した本を受取りに行く。 ネットで欲しい本を注文すると、近くの本屋に届けられ、お金は受取る本屋に払う。 便利だ…
 本ってのは、売れ筋の本以外は発売されて数週間もすると店頭から消えてしまう。 もちろん、店頭で注文してもいいのだが、ネットの方が早く手に入る。 こんな細かい所にこそ、ネットの真価があるのかもしれない。


9/8

 昨日書いたバーコード情報を、スーパーに行った際に確認してみた。
 まず、値段が書かれている桁について。 昨日は下3桁が値段と書いたが、確認すると下4〜2桁目が値段だった。 つまり、650円の商品の場合、バーコードは「* * * * 6 5 0 *」になる。
 次に、法則が当てはまる商品について。
 普通の商品には当てはまらなかった。 これは、既製の商品は値段がお店によって値段設定が違うからであろう。 例えばメーカーが100円に価格設定していても、お店によって97円で売るかもしれないし、95円かもしれない。 これではバーコードに値段を載せても意味がない。 では、当てはまる商品は? 肉については当てはまった。 これは情報通り。 他にも魚や野菜など、そのスーパーでパックして値段を付けているものには当てはまった。
 つまり、メーカーがバーコードを印刷した時点で売値がわからない(店によって値引きされたりする)商品については、バーコードに値段は掲示されない。 だが、販売店が自ら付けたバーコードには、売値がわかっている(自分が売るんだから)ので値段が掲示されている。
 以上、訂正させて頂きます。

 今日、「納税の義務は国民の三大義務に挙げられ…」と書こうとしたとき、本当に三大義務だったか自信が無かったので図書館で教育実習用に置いてある高校生用社会科(公民)教科書で確かめてみた。 ある教科書を手に取って、巻末の索引で「三大義務」を探すが、見付からない。 「納税の義務」も、「義務」も載っていない。 目次から義務について書いてありそうな部分を探すが、やはり見付からない。
 そこで、パラパラとページをめくって探していたところ、あることに気付いた。 即ち、「権利はあるが義務がない」。
 流し読みしていると、「〜の権利」という言葉は頻繁に出てくるが、「〜の義務」という言葉はほとんど見当たらない。 「三大義務」については、他の教科書の巻末索引で「義務」を探して見付けたが、それでも「義務」の関連ページは2つだけ。 ちなみに索引に「権利」はないが、「〜の権利」や「〜の自由」で引くようになっているため、権利の関連ページは数十ページはあるだろう。
 結局、「〜の権利」「〜の自由」はかなりのページを割いて詳細に説明してあったが、義務については「三大義務」ぐらいしか載ってなかった。 どの教科書も、まず憲法の精神(象徴天皇制とか主権在民とか)について述べ、次に権利(「〜の自由」「〜権」)を説明し、最後に国際社会(国連の説明や平和への願い、みたいな)で締めくくる。
 思い返してみると、自分が中高生のときの教科書も、こんな感じだったような気がする。 当時は何とも思わなかったが、今になって読んでみると、ずいぶん偏った内容のように思う。 単純極まりない内容だ。 まるで権利を主張し平和を祈れば万事解決って感じだ。 なるほど、こんな教育を受けていれば権利は叫ぶが義務には無頓着な人間が出来あがるのだな。
 権利は、皆が義務を果たしてこそ守られるものだ。 義務について教えないと、権利について教えたことにならない。 子供の「教育を受ける権利」を守るために大人には「教育を受けさせる義務」があるように、権利と義務はセットなのだから。
 最近の若い人は自分勝手だと言われているが、こんな歪んだ教育を続ければ権利意識が肥大した若者が出来あがるのは当然だろう。 権利のみを教えても、自分の権利を守るために他人の権利を軽視する人間にしかならない。 義務を教えてこそ、他人の権利を大事にする人間になるのだ。 そして、自分はもちろん、他人の権利も大事にする人間こそ本当に「権利を尊重する」人間だと言えるのではないだろうか。

 真面目な話から一転、マニアックな話(^^;)
 TVでガメラを見た。 う〜ん、凄いぞ。 何が凄いかって、自衛隊のリアリティの高さだ。 自衛隊がゴジラに出る自衛隊の10倍は目立ってる。 メーサー砲は持ってないが、F-15で怪獣と空中戦やってるし、パトリオットで迎撃もする。 でも、一番良かったのはイリスの様子を見に行った偵察小隊だな。 迷彩服で顔にドーラン塗った隊員達が、林に紛れて静かに待機しているシーン。 迷彩すると、ホントに見えにくくなるんだなあ。 装備は74式小銃に分隊支援火器の機関銃、あとはバズーカ(カール・グスタフ?)か。 う〜ん、装備までリアルだ。
 でも、おいおいチョット待てと思う部分も。 ガメラとイリスが戦ってる最中に、「目標はガメラ。 攻撃を許可しろ!」って、そりゃ違うでしょ。 戦術的には、ここは静観して生き残った方に攻撃が正解だろ。 それに、市街地の上空でパトリオット攻撃を掛けるのはどうかなあ? 破片が街に降り注いで10人単位で死者がでるぞ?
 まあ、それはそれとして、怪獣映画とは思えない自衛隊のリアルさには脱帽した。 この映画の対象年齢を考えるとそこまでリアルにする必要があったかは疑問だが… ん? ガメラ自体の感想? う〜ん、怪獣はほとんど見てなかった(^^;)


9/7

 豆知識コーナー♪ 今日の情報提供者はグッディさんです。 雑誌で見た話、とのこと。

 スーパーとかで売っているお肉。 バーコードの下3桁は値段を表示しているそうです。 つまり、「二割引、650円!」とか書いてあっても、バーコードの下3桁が「650」だったら、それは元々650円だったということ、だそうな。 いわゆる二重価格ですな。
 さあ、今度スーパーに行ったら確かめてみよう♪

 トルシエ、W杯まで契約決定のニュースはホントらしい。
 釜本さんがこの問題から手を引いたとたん、話がスムーズに進んだように思えるのは気のせいだろうか?


9/6

 今日も朝から図書館で勉強。 夜は10時まで粘る。 やるな、俺。

 ところが、帰宅すると弟がStoneAgeの体験版をやるって言う。 そこで、久々に石器時代へログイン。 1時ぐらいまで、せいぜい2時までに終わらせようと思ってたが、気が付くと4時! それからメールの返事書いたりしてたら、今は4時52分… な〜んてこったい! 明日、せめて昼までには図書館に行こう…


9/5

 朝から図書館で勉強。 このまま夜まで頑張るぞ!と思ったが、新聞に目を通すと、今夜はサッカー日本代表の試合があるじゃないか… 夜まで頑張るのは明日にして、今日は7時前に帰ってきました(^^;)

 サッカー、日本五輪代表 3−1 モロッコ五輪代表  壮行試合
 前半、日本の立ちあがりは良かった。 が、開始直後の猛攻が凌がれると、一転してモロッコペースに。 中盤の支配率はやや上回ってるが、モロッコの個人技での突破に対応できず失点。 MF五人のうち、中田と中村をトップ下で使い左右のサイドに明神・三浦を配したため、ボランチが稲本一人になってしまいプレスが甘くなり、モロッコの突破を許したようだ。
 日本はディフェンスラインからパスを繋いで組み立てて最後はセンタリング、というスタイル。 対してモロッコは中盤までは組み立てるが最後はドリブル突破にくることが多い。 このドリブル突破がフラット3ディフェンスと相性が悪いようだ。 押されぎみなので中田・中村もズルズル下がってしまい、FWは孤立。 前半はあまり良い所無し。
 後半はトルシエもさすがに対策を取ったらしい。 FWを1人減らしてワントップにし、代わりにボランチを増やしてダブルボランチに。 これでディフェンスが安定し、後半は日本ペース。 いやあ、試合途中でも選手のポジションをコロコロ変えてくるなあ、トルシエは。 一人に複数のポジションをさせるってのは、最初は評判が悪かったけど、二年も続けるとモノになるもんだねえ。 後半は押せ押せで、見てて気持ち良かった。

 FW、柳沢は素晴らしい! こんな上手い選手だとは知らなかった! 平瀬はチャンスに絡んではいたからポジション取りはいいんだろうけど、ワントップで使うなら断然、キープ力のある柳沢だな。
 中田は相変わらず当たりに強くて転ばない。 時々見せる鋭いパスも危険な香りがプンプン。 さらに今日はシュートもよく打った。 下手なFWより得点力を持ってるんじゃないだろうか。 でも、思わず手を叩くようなプレイは中村だったな。 強さと疾さは中田、テクニックは中村って感じだろうか。 何はともあれ、この二人は真ん中で一緒に使うべきだろう。 1人でも凄いが、2人なら相乗効果だ。
 後半から左サイドで出た本山は、突破力は充分。 でも、遠めからのシュートを打つ分、三浦の方が使えそう。

 いや〜、今日の試合はむっちゃ楽しい試合でした。 いいよ、日本代表! 後半の動きができれば負ける気がしないぞ♪


9/4

 いやあ、今夜の熊本は涼しいです。 秋も近づいてきたって感じだね♪ これでクーラーで跳ねあがった電気代も少しは落ちつくかな。

 今日の日経7面、「羅針盤」というコーナーでIT革命についての記事。 面白かったので要約して紹介しましょう。 って、実はネタが無いので他力に頼っただけ(^^;)

 アメリカではインターネットで個人が直接、プロバイダを経由しないでデータのやりとりをできる(すなわちチェックできない)「ナップスター」や「グヌーテラ」が論議を呼んでいる。 音楽データが取り交わされ、CD売上に影響するというのだ。 このため、「IT時代に音楽産業は生き残れるか?」という議論が真剣に交わされている。
 同様の問題はコンテンツ提供産業全体に起こりうる。 出版業、映像産業etc… これまで印刷などの複製コストのおかげで成立していた産業全てが、IT革命で成立できなくなる恐れがある。
 日本では通信速度や通信料がネックとなって少ない影響で済んでいるため、この問題について危機感が薄い。 すなわち、日本ではIT革命が起こっていないからこそ呑気な顔をしていられるのである。
 「IT革命」はまさしく「革命」であり、皆が幸福になれるわけではない。 「IT革命で日本を活性化」と言っている人たちは、IT革命が本当に「革命」であることを認識していないのであろう。

 う〜ん、なるほど。 世間ではIT革命を誤解しているらしい。 モータリゼーションが鉄道の衰退を招いたように、便利な道具の発明は、古い産業を駆逐する結果を招くわけだ。 我々はこの「革命」を乗り切っていかなければならないわけですね。 面白い記事でした。

 TVのニュースで「トルシエ、W杯まで続投決定?」とのニュース。
 今までいろんな先行記事に踊らされてきました。 正式発表までは信じません。


9/3

 朝の番組で中曽根元首相が日本について語る。
 ちょっと頭が古いが、確固たる政治信念を持ってる人って感じ。 信念を持っているから自民党の重鎮になれたのか、自民党の重鎮だから自分の信念を表に出せるのか。 いままで中曽根氏に対していいイメージを持ってなかったけど、政治家としては一定の評価をしてもいいかも。

 広島の中学で、授業妨害を繰り返す生徒20人に対して、始業式の態度如何では出席停止処分を課すと学校が警告した騒動は、結局処分見送りということで決着。
 始業式の映像では、例の20人は後ろの方でダラダラとしているだけだったが、少なくとも始業式に出席したのが態度の改善と評価されたらしい。
 なんにせよ改善したのは、世間で騒ぎになりマスコミも注目した結果ではないだろうか。 つまり、世間、特に地域社会が教育問題に本気で注目すれば、多少は改善できるってことでは? 逆説的に言えば、問題が発生するのは周りが無関心で学校任せだからということです。

 だいたい、子供の非行を学校のせいにするのはおかしい。 学校は知識・学問を教育する場であって、躾(しつけ)をする場ではない。 学校が躾まで面倒みろと言うことは、親の責任は子供を産むところまでで、あとは知らんと言うに等しい。 そりゃ無責任ってもんでしょう。

 とはいえ、現実問題として、これだけ共働き家庭が多いとなると、家庭で躾を行うにも限界がある。 基本的に親は共働きせずにどちらか(父親でもいい)が子供の躾を行うべきだと思うが、経済的問題などで仕方ない場合もあるし、今後の少子化による労働力減少を考えると20代後半から40代の成人労働力の半分が子育てに取られるというのも問題かもしれない。
 解決策としては、学校にもっと多額の予算を注ぎ込んで躾も含めた教育を行えるようにするか、出産に奨励金を出して少子化を防ぐと同時に子育てによる経済的損失(直接費用と機会費用)を国家が補償する。 どちらにせよ、お金がかかりますなあ。 どっちがいいかと考えると、同じ教育を受けた特徴の無い人間を大量生産するのは、生物学でいう「種の多様性」、この場合「日本人の多様性」を損ない、多様性を失った生物が滅亡するのと同じ危険があるので、後者(奨励金と国家補償)のほうがいいでしょう。

 なんて、俺個人が考えても何の解決にもならないですね(^^;)


9/2

 サッカー、日本五輪代表 6−0 クウェート五輪代表。
 この6点、全て後半の得点です。 後半開始直後の中村俊輔が決めた1点目は、立ち上がり直後のクウェートのスキを突いた得点でした。 2点目以降はクウェートが控え選手を投入した影響でクウェート守備陣が混乱していました。 この6点、あまり五輪本番の参考にはならないでしょうね。
 問題は前半。 アジアではまあまあ強豪とはいえ、五輪本番で戦う世界の強豪チームとは比べ物にならないクウェートを相手に無得点。 チャンスはあったものの、決められなければ意味がない。 これでブラジルやイタリア、オランダやフランスの相手が出来るのだろうか…
 メダル確実なんて言ってる場合じゃない。 下手すると予選落ちするんじゃないの? そういう不安に駆られる試合でした。 これが本番なら素直に喜べるんだけどなあ…


9/1

 三宅島、全島民に避難指示。
 有珠山が噴火前から避難指示が出ていたことと比べると、三宅島の避難指示が遅いというマスコミがいるが、近隣に避難所を作ればよかった有珠山と周りを海に囲まれた三宅島を同列に論じるのが間違いだと思う。 神津島など近くの島も地震などの被害を受けており、三宅島の島民を受け入れる余裕があるとも思えない。 となると、遠く内地まで避難しなければならず、島民の生活環境は大きく変わらざるを得ない。 避難した島民が大きなストレスを受けるのは明白で、ギリギリまで島での生活を続けさせた判断もあながち悪いとは言えないのではないだろうか。

 岡山バット殴打事件の犯人、17歳少年が特別少年院へ。
 妥当でしょう。 バスジャック犯のような不特定多数を狙った一種のテロリストでもないし、大分の一家殺傷のような自己中心的な犯罪とも違う。
 イジメで殺人者になるところまで追い詰められた少年は加害者であり被害者でもある。 バットで殴られた少年達は被害者でありながらイジメの加害者でもある。 結局、誰が悪かったのかがハッキリしない。 だた、純粋な被害者は少年の母親でしょうね。
 刑事処分にならなかった理由の一つに、被害者側との示談が成立し、また被害者側が少年の厳罰を求める姿勢を示していない、というものがありました。 イジメていた少年達に死者が出なかったこともあるにしろ、彼らの親はバカじゃなかったということですね。 この救われない事件のなかで、唯一救いのある部分です…

 熊谷組、4500億円債権放棄要請。 鹿島に支援打診。
 これまで公共事業による景気対策のおかげで現状を維持してきた建設業界に、ついに業界再編成の波が来たということですね。 輸出によって世界と密接に繋がっている自動車業界が世界規模の再編成の波に飲まれ、日銀の護送船団方式が世界金融市場からの圧力で崩壊した金融業界も再編の波に飲まれ、そしてやっと建設業界にも波がやってきた。
 自動車業界や金融業界はグローバルスタンダードの中で生き残るために行動を開始しています。 最初に晒された自動車業界が最も早く再編や海外企業との提携を済ませ、それに金融業界が続いている。 建設業界はこれからであり、これらの業界の中で最も新時代への対応が遅れていると言えるでしょう。 政府の保護が最も手厚かった業界が、最も後進的となった。 これからの時代を読むための、一つの材料を提供していると思います。


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