横藤です。
以下のお手紙へのお返事です。

>こんにちは!!!
>僕は積志中の生徒です。
>前は来て下さってありがとうございます。
>盲導犬がこんなに活躍しているとは思いませんでした。
>でも盲導犬になるにはいろいろと苦労があって大変ですね。
>盲導犬になる犬の少なさに驚きました。
>大変だと思いますが、これからもどうぞ頑張ってください(^∇^)/

盲導犬は本当に少ないですね。
ですが,みなさんのように盲導犬について学習し,理解してくれる人が増えることで,これからどんどん増えていくことと思います。
盲導犬1頭を育てるのに,270万円位かかるそうですが,それがほとんど寄付とボランティアの手でされていること自体が奇跡のようですね。
どうぞ,どこかでユーザ−が盲導犬と一緒にいるところを見かけたら,ユーザーに声をかけて道路の状況等を話してあげてくださいね。
「どちらまで行くのですか?」「水たまりがありますよ」「信号が点滅しています。一緒に行きましょう」…。人によっては,返事をすることも苦手なユーザーもいますが,心の中ではうれしいはずです。

では,またメールでお話ししましょうね。


横藤です。
Nさんへのお返事です。

>この間、学校に盲導犬がきました。
>とてもおとなしく、すごくおりこうさんですね。
>盲導犬になるのが、そんなに難しいこととは知りませんでした。
>パピーウォーカーの仕事の内容をみて、とても大変だと思いました。

実物を見ると,そのお利口さにびっくりすることでしょう。
そして,盲導犬になるためには,十分な素質が必要なことがよく分かるのではないでしょうか。

>一年間、大切に育てた犬でも、盲導犬になれない犬がいるなんて、厳しいのですね。
>試験に落ちてしまった犬が、ヨコさんの家に帰ってくるときどんなきもちがしますか?

そうですね。本当にキビシイです。
我が家にフレンドが帰ってくると知ったときは,正直に言うと「やった!これからフレンドとずっと暮らせる!」という喜びと「でも,1頭目はぜひともなって欲しかったなあ」という気持ちが両方ありました。今は,我が家で楽しそうに暮らしているフレンドを見て,「これが,フレンドにとって一番良かったんだろうなあ」と思っています。

>盲導犬を育てるのは、すごくお金がかかりますね。きっと大変なんでしょう。
>盲導犬とパートナーは、強い信頼関係で結ばれているんでしょうね。

そうですね。信頼関係が何よりです。
北海道盲導犬協会の佐々木会長さんが,冬道でバスから降りるときに滑って,バスの車体の下に入ってしまったとき,会長さんは真っ先に「アーサー(盲導犬の名前です),大丈夫か!」と叫び,アーサーは会長さんの袖を噛んで引っ張り出そうとしたそうです。すごい信頼関係ですよね。

>まだ私は盲導犬についてあまり知りませんが、これからもっと調べて行きたいと思います。
>短くてすいません。またメール送ります。      
                      
盲導犬の他にも,聴導犬とか介助犬など,人間のために働く犬たちがたくさんいます。どんどん調べてみてはいかがでしょうか。

メールはいつでも,どうぞ!
では,またね!


横藤です。
S君,H君へのお返事です。

>僕はヨコさんのホームページをみて盲導犬に興味を持ちました。

それは光栄です。見てくださって,ありがとうございました。

>僕も前から犬を飼ってみたいと思っていたのですが、親が許してくれませんでした。
>それで僕は、親に犬の素晴らしさを知ってもらいたいと思っているのですが
>どうも、うまく言葉が見つかりません。そこでヨコさんの力が必要なのです!!!
>どうすれば,親が犬の素晴らしさを分かってくれて犬が飼えるようになるでしょうか?

う〜ん,これは難問ですね。
これは,齊藤君か堀合君が,犬のすばらしいエピソードをたくさんたくさん調べて,それをいろいろな機会に,生き生きとおうちの方に語るのが一番ではないでしょうか。
おうちの方に,犬のすばらしさと同時に,あなたの熱心さが伝わることが何よりだと思います。
また,「飼いたい!」という情熱だけでなく,「飼うにはこれこれのことが必要だ」という冷静な判断というか,情報も持っていることも大切です。

>ところで、質問なんですけど、犬のしつけって難しいんですか?
>たぶん僕が犬を飼えるようになったら、甘やかしてしまうと思うんです。
>どのようにしたら効率よくしつけを行うことができますか?

一言では難しいです。「犬のしつけ方」などの本を読むのが一番です。ちょっとだけ言うと,人間扱いしないことでしょうか。自分の食べるものをやったりはイケマセン。あと命令の言葉なども短く一度だけとかいろいろ心得はあります。愛情をもつことと,けじめをつけることを同時にするのが難しいことですね。

>話は変わりますが
>ヨコさんがパピーウォーカーとして飼っていたフレンドは今どうしているでしょうか。

今は,家にいます。盲導犬の適性試験に残念ながら落ちてしまったのです。それで今はたまに,老人ホームなどにセラピードッグとして出かけて,「お仕事」していますが,普段はただの家庭犬ですよ。

機会があったら,http://www3.plala.or.jp/yokosan/tabidati.htmを見てください。

>もう時間がないのでこれで終わります。また,機会がありましたらメールをうちます。

はい。いつでもどうぞ!
では,またね。


横藤です。
Sさんへのお返事です。

>盲導犬はほかの犬とは違って人の役に立つことができてすごいと思いました.

本当に盲導犬は賢く,すばらしいですね。
でも,人間に飼われている犬は,それもが「人の役に立っている」のだと思いますよ。
我が家のフレンドも,盲導犬にはなれませんでしたが,我が家や周りの人間達と,たまに出かける老人ホームのお年寄りたちには役に立っているようです。

>私たちには、目の見えない世界とはとても恐ろしい物だとしか考えられませんでした.
>でも、ビデオなどを見させてもらいとても楽しそうに生活をしていて驚きました.
>犬と一体化して生活をしていると、相手の気持ちを通じてくる物なんですね。
>私たちも体験してみたいです.
>最初のころはやっぱり不安なんでしょうね。
>でも何日もいっしょにいると不安じゃなくなると思います.

北海道盲導犬協会の佐々木会長さんは,盲導犬に出会う前は白い杖で生活していました。
しかし,盲導犬アーサー号が側にいてくれるようになり,それまでの生活とずいぶん変わったそうです。
「風を切って,歩くことができること」「自分の好きな時間に好きな場所に行けること」「そして,何よりも心の支えになってくれること」が変わったのだそうです。
Nさんのメールにも書いたのですが,冬道でバスから降りるときに滑って,バスの車体の下に入ってしまったとき,会長さんは真っ先に「アーサー(盲導犬の名前です),大丈夫か!」と叫び,アーサーは会長さんの袖を噛んで引っ張り出そうとしたそうです。すごい信頼関係ですよね。

>あぁ!もしかして、世話が大変なんではないんですか?
>そこは、きっと愛情があるから大丈夫!って感じですよね?

そうですね。我が家の子供たちも,最初はベンベン(ウンチ)の始末などにびびっていましたが,今では手についても平気です。

>やっぱり、普通の犬と同じように毎日散歩をするのですか?
>毎日いっしょに生活をしていると、怒れることって有るんですか?

散歩はもちろん必要です。怒ることもありますよ。犬ですから。
盲導犬になっても,叱られることはもちろんあります。

>普通の犬とは違うんだなって感じがしますなぁ〜.
>でもそこまでしつけられた犬ってペットとして飼ってみたいなぁ!
>そうゆうこと考えたことありますか?
>私たちはそんなことを考えているんだけど・・・。

盲導犬は,普通の犬ですよ。ですが,もともとの性質がおとなしく,人間大好きな犬種を選びます。
そして,それに愛情を持って訓練をすることで「第2の目」となれるのですね。

>杖よりも安心できますよね!
>でもアレルギーなどがある人はできませんよねぇ.
>ヨコさんは大丈夫なんですか?

はい。我が家は大丈夫でした。

>私もこういう関係の仕事についてみたいと思いました.
>私たちは犬がだ〜いすきです。
>パピーウォーカーなどになるにはそのほかどんなことが必要なんですか?
>せっかく育てた犬とはなれるのは寂しい物ですよね.

パピーウォーカーの条件は,いくつかありますが,一番は家族みんなが「みんなで飼おう!」と心を合わせることでしょうね。

>犬のほうも飼い主がころころと変わってつらくないんでしょうかね〜?
>こんなことを思っちゃうんだからやっぱり私には向きませんかね〜?
>つらくても、仕事なのだから仕方がないんですよね。

パピーは,幸いなことにパピーウォーカーのことを,ほとんど忘れてしまうそうです。
盲導犬になって,10年暮らしても,ユーザーさんのこともほとんど忘れることが多いそうです。
「犬は,そこで幸せを見つける」という諺があるそうですが,そうだから多くの人の手で盲導犬を育てることが可能なのでしょうね。
犬が好きなら,犬の仕事に就けると幸せですね。夢に向かって頑張ってくださいね。

>これからもがんばってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>私たちも学校でできる限りの事を行っていきたいと思います.
>またいつかヨコさんのお話が聞けたらいいなと思います.

はい。ありがとうございます。
またいつかメールでお話ししましょう。


娘宛にも1通来ました。

DEAR優ちゃん

こんにちわ。
中2のみえとさやかです。
よろしくねぇ。
フレンドは元気ですか?
ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの掛け合わせなんだってね。
いいなぁ(*^。^*)
実はさやかもラブラドール飼ってるんだよ。
ラブとチェリーっていう名前です。
子供いっぱい生まれてかわいいらしい。
みえは猫で我慢してます。
メルっていいます。
犬がほしい!って感じかな?(笑)
      <こっちもみえでがまんしてあげてるんだから・・・・・Byメル> 
そーいえば最近私たちの学校に盲導犬がきましたよぉ。
近くで見てすごいかわいかったっけ。
さわったり、一緒に歩いたりおもしろかったなぁ(#^〜^#)
それに(猫より)頭いいし!
優ちゃんの飼ってるフレンドはどんな芸ができるの?
ん〜と・・・・・おすわり、おて、かえ手、おかわり、ふせ、まて、・・・・・チンチン・・・・・3回まわってワン・・・・・えへっ(@・〜・@)
だってメルって(飼い主ににて)寝てるばっかでつまんないんだも〜ん!
私にかまってくれないの・・・・・ぐすん(!。!)
フレンドは今どのくらいの大きさなんでしょう?
さやかの犬はばかでかい(笑)
すごいとびついてくるんだもん!
最近は本気でケンカしてるさやかです(¥^。^¥)
    <だって、さやかおやつくれないんだもん(笑)・・・・・Byラブ&チェリー>
やっぱ優ちゃんもフレンドと(本気で)けんかするの?
今の季節は抜け毛がはげしいよねぇ。
さやかは家の中で飼ってるから毎日毎日掃除が大変ですよ・・・・・。
ちなみにみえの猫は毛玉だらけです(笑)
毛が抜けなくて楽なんだなぁ。・・・・・おいっ!
フレンドももちろん風邪をひいたりするよね?
そうなると世話が大変になる?
これからもがんばってねぇ!!

                    FROM みえ&さやか
                        (メル&ラブ&チェリー)


初めまして★ 優といいます。

フレンドは今窓から外を見ています…。
どうやら窓の外に猫がいるみたいです★
(フレンドは猫が好きで散歩中も追いかけ回します…(涙))

盲導犬かぁ…
私の学校にはまだ来たことないです…。
来てくれると嬉しいのになぁ…

フレンドの芸…。
あんまり覚えてないですけど…えぇっと…。
『すわれ』『まて』『おて』『フセ』『おかわり(反対)』などなど…といってもあんまりないんですけど…。
最近は『リード(と言ったらリードを持ってくる)』なども覚えてきました★

フレンドの大きさ…。
えぇっと…
体重は32kgくらい…体高は…はかったことないです…(^^;;
結構重たいから散歩の時はひきずられっぱなし…(笑)
でもホンキでケンカすることはないです★
小犬のトキにいっぱいケンカしたからかな…?

フレンドもいっぱい毛が抜けます…
ラブの血が入っているせいか毛の長さはないんですが…。
1日1〜2回はブラッシングするんですが…。
でもなでたりするとすぐに毛が…(笑)

風邪は…たまにひきます…。(というか風邪って言うのかな?)
病気には1回…か2回くらいなりましたけど…。
でも具合悪い時ってすごくかわいそうだったんですよね…。

それでは★
今日はこの辺で失礼します☆

by 優&フレンド                         

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