めぽっく21 こころの リハビリ mepoch とは、
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とはいえ



 ひとに悩みを打ち明けるのは、むずかしいものです




ここでは  びぃ自身のことを話しましょう

  びぃは、今でこそ、
”顔がデカイ 声がデカイ 態度がデカイ 元気者” だと
思われていますが、
小さい頃は ト ン デ モ ナ イ
 
引っ込み思案で、うちでお絵かきばかりしている
”かみとえんぴつ”さえあればごきげんな子でした
それが、
幼稚園に通う6才の秋、
突然、
母親にピアノのおけいこに連れて行かれました
びぃは、自分のお絵かきの時間が奪われるのがいやで、何とかピアノをやめたいと思いました。
 でも、子どもって悲しいです。母親に「やめさせて」と面と向かって言えません。
 そこでびぃがしたのは、先生の指図と何から何まで反対に弾くこと。
 そうすれば、先生があきらめてやめさせてくれるだろうと考えました。


すると、その女の先生は



どうしよう・・・



びぃはおさないあたまでひっしにかんがえました


そして、だしたこたえが

しかたがない
 
そとでは、にこにこして

ひとのいうことをきこう
そのかわり、

うちにかえったら、わたしのじかん

すきにするんだ!
こうしてびぃは、6才で現実から逃げ、
本音と建て前を使い分ける子になりました


この選択が、それからの人生を、自分で思っていたより
はるかに生きづらくしてしまったと気づいたのは、最近です




といっても、
誰にも本心を
話さなかったわけではありません。

教育ママのはしりだった母とちがい、
自由放任で、びぃの質問に
何でも答えてくれる父が大好きで、
学校から帰ると、必ず一日の報告を
父にしていました。



父は、
「ひとに自分のことを話すのは、
自分が弱いってことなんだ
」と
よく言っていましたが、
びぃは、父にだけは、
本心を話すことがありました。

でも、相談しても・・・



              

 びぃには、3学年上の兄がいます。父は二人目も男の子が欲しかったので、びぃの小さい頃の口ぐせは、
「おまえはざんねんながらおんなのこだった。だがこれからは、おんなだってがんばれば、おとこいじょうにやれるんだ」

 けれど、びぃはがんばる子ではなく、自分のしたいことができればいいだけの子でした。 
 少し大きくなると、「仕事ができれば結婚しなくてもいい。でも、一人だと、老後はちょっと寂しいかもな」などと言うので、自分は仕事して結婚して子どももつくっておきながら、娘にこんなことを言うなんて、ずいぶん勝手な親だとあきれました。

 でも、「お父さん大好き」という気持ちはゆるぎませんでした。
 それは、父が、一貫して変わらず、
「何をしてもいい。その代わり責任は全部自分で取るんだよ」と言って、そのことばどおり、「女だから」なんて制限は一切付けずに、本当に自由に育ててくれたからです。 
 
          子どもを持ってわかりましたが、
      子どもを信頼して、何も言わずに見守る、
               なんてとてもできません。
               日々小言です。
 



小学校3年、4年になると

父にも打ち明けられない悩みをこころに抱えるようになり

うちでも居場所がなくなってきました





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