小杉放菴研究舎|2014年度の記録

2014(平成26)年4月 ▲

「越中おわら踊り」の公演が決定

2014/04/01

 本年は、すでに御案内のとおり、小杉放菴の没後50年にあたることから、〈富山県民謡越中八尾おわら保存会〉の御協力をいただき、来たる6月7日(土曜日)に、日光市山内の小杉放菴記念日光美術館において、〈小杉放菴没後50年記念 風の盆 越中おわら Ⅵ〉が開催されます。

 開催時間などが決まりましたら、改めて、また、御案内いたしますので、なかなか現地に行かれない方は、ぜひ、この機会をお見逃しなく。

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越中おわら踊り

没後50年の「放菴忌」について

2014/04/19

 春爛漫の中、没後50年の「放菴忌」を迎えることができました。

 今年は、昨年から小杉放菴研究舎に参加された、元・日光市観光経済部長の齋藤貴志さんがお参りされ、お墓の、あまりの小ささに驚かれていました。

 小さな墓は、小杉放菴の謙虚さの現われでしょう。

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小杉放菴の墓前にて

 墓参には、下野新聞社の日光支局長も取材に訪れてくださいました。

下野新聞 2014(平成26)年4月17日の記事
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 小杉放菴記念日光美術館に戻り、鈴木学芸員の説明を受けて、〈没後50年 所蔵作品による小杉放菴展-前期〉を鑑賞し、昼食には、恒例となった日光鱒鮨本舗製の「松花堂弁当」を、デザートには、菓匠おしやま製の団子をいただきました。

 菓匠おしやま製の団子は墓前にも供えられました。

 その後、それぞれ、日光二荒山神社の弥生祭前夜祭の家体を見物し、終了しました。

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弥生祭前夜祭

2014(平成26)年5月 ▲

「風の盆 越中おわら Ⅵ」の公演について

2014/05/02

 先日、お知らせしました公演の時間が決まりましたのでお知らせします。

第1ステージ 15時30分開演(14時30分開場)
第2ステージ 18時00分開演(17時00分開場)

チケット 料金:各回 3,000円
チケット発売所:小杉放菴記念日光美術館
        中央公民館(平ケ崎)
        日光公民館(御幸町)
        栃木県総合文化センタープレイガイド

◎5月7日(水曜日)より発売します。

 この機会をお見逃しなく、ぜひ、御覧ください。

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「八尾四季」から「春」 剪画:すがやしげる

第23回研修旅行のお知らせ

2014/05/31

 6年前の2008(平成20)年に、関ヶ原、養老、谷汲、岐阜、多治見と、小杉放菴の足跡を辿りましたので、その後は、本来ならば、中津、下呂の順なのですが、今回は緑の美しい「高山」を目指すことにしました。

 小杉放菴が、日本風景協会の依頼によって、『美濃と飛騨の旅』の口絵を描くための取材を行なったのは、1931(昭和6)年のことでしたが、それ以前、1923(大正12)年にも、松本から野麦峠を越えて、高山に入っています。

 『美濃と飛騨の旅』には、この8年間の、高山の町の変化が記されており、興味深く読むことができます。

研修実施日:6月25日(水曜日)~26日(木曜日)
募集人員: 20名(最少催行人員は10名)
旅行会費: 32,000円
募集締切: 6月16日(月曜日)
旅行行程: 日光~宇都宮~栃木~松本市~野麦峠~美女峠~高山
      高山市内散策~上高地~松本市~栃木~宇都宮~日光

 ぜひ、御参加ください。

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高山市上三之町(高山市観光課ホームページより)

2014(平成26)年6月 ▲

「風の盆 越中おわら Ⅵ」公演

2014/06/12

 〈小杉放菴没後50年記念 風の盆 越中おわら Ⅵ 〉の公演は盛会裏に終了しました。

 当日は、小杉放菴の墓前に、初めて「八尾四季」の踊りを奉納する予定でしたが、あいにくの雨模様で、残念ながら踊りは中止。

 しかし、墓参の途中で、偶然にも雨が小降りになりましたので、八尾人の心意気で「唄いきますか?」と声が掛かり、小杉放菴が作詞した「八尾四季」の唄が奉納されました。

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墓前への唄の奉納(右側が小杉放菴の墓)

 公演の第1ステージと第2ステージはともに、チケットは完売でした。

  300人の「おわらファン」は、雨にもめげず早くから駆けつけ、いまか、いまかと、開演を待っていました。

 中でも、おわら踊りに魅せられ、VTRで踊りを習っている「日光二荒山神社巴会婦人部」の皆さんは10名で鑑賞され、「われわれで踊っているのは間違いないね!」と、たいへん満足して皆さんで話していました。

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男踊り

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女踊り(「八尾四季」の「夏」)

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豊年踊り

 今回は、小杉放菴の没後50年の節目でもあり、報道各社が取材に訪れてくださいました。

 記者の方々も「おわら踊り」を初めて見て、「日本を代表する踊りに小杉放菴が関係していて、大恩人と言われる由縁が良く分かった」と感心されていました。

研修旅行の取り止め

2014/06/18

 来たる6月25日と26日に予定していた、第23回研修旅行「高山の旅」については、参加申し込みが最少催行人数(10名)に達しないため、中止とさせていただきます。

2014(平成26)年7月 ▲

第23回研修旅行のお知らせ

2014/07/28

 恒例の「風の盆」研修旅行の御案内は、すでに到着していると思いますが、改めてお知らせいたします。

 今回は、第24回の研修旅行になる予定でしたが、第23回の「高山の旅」を延期しましたので、改めて今回を、第23回研修旅行としました。

 帰途は、長野県東御市の海野宿を散策します。

 旧・北国街道の町並が「日本の道 100選」に選ばれており、古き良き時代が偲ばれます。

 この街道は妙高市の、小杉放菴に所縁の妙高高原北小学校の前の道路から続いています。

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鏡町の街流し(東新町)

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海野宿(MAPPLE観光ガイドより)

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妙高高原北小学校(小杉放菴が校歌を作詞し、校章をデザインした)

 研修旅行についての申し込みの締切は8月20日です。

 当日は、ユニフォーム(黒Tシャツ)で伺いますので、新規に参加される方は早めにお申し込みください。(締切は8月3日)

2014(平成26)年9月 ▲

朝日新聞の取材を受ける!

2014/09/09

 小杉放菴の没後50年を記念し、研究にはまった郷土史家として、柳原主宰が取り上げられました。中身は専ら小杉放菴の紹介です。

朝日新聞 2014(平成26)年8月24日の記事
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「風の盆」(第23回研修旅行)

2014/09/09

 第23回研修旅行「風の盆」は、今年も無事に終了しました。

 今年は久し振りに、雨の心配が無い「風の盆」でした。

 日中は蒸し暑かったのですが、夜は風が吹き、気持ちの良い「街流し」が見られました。

 杉風荘での「花付け」も庭で行なわれ、往時が偲ばれました。

 「街流し」を最後まで見届け、越中八尾駅の「見送りおわら」を鑑賞し、妙高温泉に向かって、ひとときを過ごしました。

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諏訪町

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鏡町おたや階段

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杉風荘での「花付け」

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女踊り

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鏡町の輪踊り

 例年のように、北日本新聞の取材を受けました。

北日本新聞 2014(平成26)年9月4日の取材記事
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 その他、放菴没後50年と云うこともあり、別刷りの特集で取り扱って頂きました。

北日本新聞 2014(平成26)年8月31日の特集記事
» » 特集記事をダウンロード

 今回、初めて東御市の海野宿を訪ねましたが、あまり俗化しておらず、観光客もまばらだったので、気持ち良くゆっくり楽しめました。

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海野宿

 第24回研修旅行は、6月に中止にした「飛騨高山」を10月下旬に開催する予定ですので、ふるって御参加ください。

2014(平成26)年10月 ▲

主宰のブログ「研究舎からのお知らせ」のアドレス変更

2014/10/04

 OCNブログ人のサービス終了のアナウンスに伴い、主宰のブログ「研究舎からのお知らせ」は、下記のアドレスに移動しました。

http://www.futakamiyama.net/
» » 小杉放菴研究舎-新しいお知らせ

20141004

主宰

 トップページからのリンクは変更済みですが、もし、当該のブログをブックマークされている場合には、アドレスを御変更ください。

日光FANデジタルカレンダー

2014/10/16

 本日、10月16日(木曜日)の「日光FANデジタルカレンダー」に主宰が登場して、日光市公式ホームページのトップに掲載されましたので、ぜひ、御覧ください。

» » 日光市公式ホームページ

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「日光市公式ホームページ」より

2015(平成27)年1月 ▲

小杉未醒(放菴)による《黄初平》

2015/01/08

 現在、インターネットミュージアムで開催されている、ミュージアム 干支コレクション アワードに、小杉放菴記念日光美術館が所蔵している《黄初平》がエントリーされています。

 ぜひ、投票をお願いいたします。

» » こちらで投票

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小杉未醒(放菴)《黄初平》

小杉未醒(放菴)に関する番組の放映

2015/01/12

 本日、1月12日(月曜日・祝日)の午後7時30分から9時まで、NHKのBSプレミアムにおいて「東海道五十三次合作絵巻~日本画を創った巨匠たちの旅立ち」が放映されます。

» » 番組の紹介ページ

 「近代日本を代表する横山大観・下村観山・今村紫紅・小杉未醒。四画伯の旅をドラマで再現。同行した表具師・寺内銀治郎役に井浦新を迎え、寺内の視点からドラマを描き出すとともに、井浦新がドキュメント部分の取材者となる」という内容だそうです。

 再現ドラマでは、小杉未醒(放菴)も登場するはずですので、ぜひ、御覧ください。

*再放送は2月7日(土曜日) 午後1時30分~3時

2015(平成27)年3月 ▲

放菴忌のお知らせ

2015/03/25

 来る4月16日(木曜日)は、小杉放菴の祥月命日にあたります。

 小杉放菴研究舎では、恒例により午前10時に、小杉放菴記念日光美術館に集合したあと、丸美の墓地に参拝します。

 会員の皆さまにおかれましては、万障をお繰り合わせの上、御参列をお願いします。

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小杉放菴の墓前にて

 墓参後は、美術館で昼食をとり、開催中の〈所蔵作品撰 2015 小杉放菴展〉を鑑賞します。

 その後、この日に開催されている弥生祭の前夜祭も見学いたします。

 参加を希望される方は年会費2000円、お弁当も頼まれる方は別に1000円を御持参ください。

 お電話かe-mailで御連絡をお願いします。

このウェブサイトに掲載されている作品画像や文章の無断転用は御遠慮ください

小杉放菴研究舎

〒321-1412
日光市東和町2-10
TEL.0288-54-3600
FAX.0288-54-3432
主宰  柳原一興

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