小杉放菴研究舎|2015年度の記録

2015(平成27)年4月 ▲

放菴忌の斎行

2015/04/20

 今年の「放菴忌」は弥生祭の合間を縫って斎行されましたので、主宰は祭りの正装で参加しました。

 天候は申し分のない晴天で、例年に比べて暑く感じました。

 墓参のあとは、小杉放菴記念日光美術館に戻り〈所蔵作品撰 2015 小杉放菴展〉を鑑賞しました。

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小杉放菴の墓前にて

 昼食は恒例となった鱒鮨本舗の松花堂弁当を食し、墓前に供えた菓匠おしやまの団子をデザートにつまみながら、会員同士で歓談しました。

 そして、弥生祭前夜祭の家体が神橋に集合する時間に合わせて美術館を出て、それぞれ、祭りを楽しみました。

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弥生祭前夜祭

2015(平成27)年8月 ▲

第24回研修旅行のお知らせ

2015/08/01

 恒例の「越中おわら” 風の盆 “」研修旅行の開催について、本日、御通知を発送しました。

 今回から、諸般の事情によりまして、会費を21,000円に値上げさせていただきました。

 参加者が増えると、車内のサービスも良くなりますので、ふるって御参加を願います。

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越中おわら風の盆

 帰途には7年ぶりに、善光寺にお参りします。

2015(平成27)年9月 ▲

「風の盆」(第24回研修旅行)

2015/09/07

 今年の研修旅行は昨年とちがい、あまり天候には恵まれませんでした。

 しかし、杉風荘での「鏡町おわら保存会」の皆さんとの交流会で「花付け」を行なっていただく場所が、庭になるか、畳の上になるかだけの問題で、さほどの心配はありません。

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八尾の街並み

 一行が乗ったバスは、鏡町の公民館下に到着。まずは、観光会館で曳山祭りの屋台を見学し、「日本の道百選」に選ばれた諏訪町本通りを経て、おわら資料館へ向かいます。

 おわら資料館では、小杉放菴に所縁の手紙や、「八尾四季」や「八尾八景」の額を見学しました。

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おわら資料館の見学

 「花付け」の会場となる杉風荘の前庭で、小杉放菴研究舎が建立した「八尾四季歌碑」を背景に記念写真を撮り、座敷に入ると、すでに、鏡町の上木さんが、お弁当の鱒ずしを並べてくださっていました。

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杉風荘の前庭で記念撮影

 お礼のために表に出ると、鏡町の今年の総代である長谷川さんが挨拶に来られたので一通り礼を述べ、早めに鱒ずしをいただき、「花付け」を待ちました。

 定刻に「鏡町おわら保存会」の皆さんが到着されたので、「表?座敷?どちら」と伺うと、「雨が危ないから座敷にしましょう」と、胡弓の名人・長谷川さん。

 急いで座敷を片付け、口上をいただいてから演奏が始まります。

 はじめに「男踊り」。

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「花付け」の「男踊り」

 次いで「女踊り」です。小杉放菴が詠んだ「八尾四季」に若柳吉三郎が振付したもので、この踊りが切っ掛けとなり、「越中おわら踊り」が一躍、全国に知れ渡るようになりました。

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「花付け」の「女踊り」

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踊り手の皆さんと記念撮影

 その後、鏡町の輪踊りを見物しました。

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鏡町の輪踊り

 さらに、各町内の踊りをそれぞれ見物しましたが、雨が降り始めたので、一旦、鏡町公民館に集合、4日の午前1時半まで待機しました。

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各町内の踊り

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各町内の踊り

 しかし、残念ながら雨が止む気配は無く、仕方なくバスに戻って仮眠をとり、越中八尾駅に向かいました。

 越中八尾駅は町内の「福島」にあるため、福島支部の踊り手さんたちが、午前5時40分の始発列車の発車に合わせ、「見送りおわら」と称して、踊りで観光客を送ってくれます。

 究極の「おもてなし」といえるでしょう。

 「見送りおわら」を見学したあと、一行はバスで新潟県の妙高高原の香風館に向かい、まず、朝食をとり、入浴して仮眠。

 昼食をすませてから、小杉放菴終焉の地、新赤倉の安明荘の跡地で記念写真を撮りました。

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安明荘の跡地で記念撮影

 最後は、長野謙のの善光寺をお参りして帰途につきました。

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善光寺で記念撮影

2015(平成27)年10月 ▲

小杉放菴記念日光美術館の庭園内「山神社」の例祭

2015/10/08

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「山神社」の例祭

 「山神社」は、小杉放菴の終焉の地、新潟県妙高市新赤倉の安明荘の跡地から移遷し、鎮座しました。

 小杉放菴記念日光美術館が開館してから、ちょうど6年目にあたる、同じ10月8日が鎮座した日ですので、本日午前11時より、小杉放菴研究舎が例祭を執り行ないました。

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小杉放菴研究舎

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主宰  柳原一興

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