小杉放菴研究舎|2018年度の記録

2018(平成30)年4月 ▲

平成30年 放菴忌の御案内

2018/04/02

 来たる4月16日(月曜日)は小杉放菴の祥月命日です。

 よって、恒例の墓参を下記のとおり行ないますので御参集を願います。

1.日時:4月16日(月曜日) 10時に、小杉放菴記念日光美術館に集合
2.墓参したあと、〈放菴、ものがたりを描く〉展を鑑賞
3.美術館内にて昼食

 例年どおり、日光鱒鮨本舗の松花堂弁当@1000円を注文しますので、御希望の方は御連絡ください。

 なお、年会費@2000円も御持参いただくよう、お願いいたします。

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弥生祭の家体

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神橋にて

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弥生祭の家体と小杉放菴記念日光美術館

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小杉放菴の墓

平成30年 放菴忌の御報告

2018/04/21

 例年になく暖かな天候に恵まれたにもかかわらず、惜しいかな、出席者が3名と美術館職員だけでの墓参でした。

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お墓にお参り

 本業が石屋の谷田部さんが遅れてこられたので、再度、墓参し、墓石のぐらつきを見てもらいましたが、石を少し動かしただけで直してしまい、流石は本職と感心しました。

 谷田部さんは小杉家の墓所の造りを見て、「これが理想的なお墓です」と絶賛されました。

 見栄で大きなお墓を作る人は、よく考えた方がよい言葉です。

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小杉家の墓所にて

 墓参のあとは、小杉放菴記念日光美術館に戻り、昼食のお弁当を食して、展覧会を鑑賞しました。

 ちょうど、五百城文哉の旧宅にお住いの須藤さんが外を歩いておられたので、呼び止めてお茶とお団子を勧めたところ、「これから家に戻るから、どうぞお寄りください」とお誘いを受けました。

 そこで、食事のあとに伺いましたが、久し振りに拝見した高山植物のお庭「ロックガーデン」には、鹿の害があるということで、全体にネットが巡らしてありました。

 五百城文哉の書斎である「齩菜窩」に入らせてもらって往時を忍び、そのまま客間に移って須藤さんの御接待を受けます。

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五百城文哉の旧宅・咬菜窩

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五百城文哉の手による扁額と板戸の装飾

 部屋には黒田清輝の《昔語り》にある「村むすめ」の複製画の額と、床の間には五百城文哉の軸が掛けてありました。

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五百城文哉のロックガーデン

 最後は小杉放菴記念日光美術館に戻り、弥生祭の宵祭を見学してから解散しました。

2018(平成30)年12月 ▲

“風の盆”研修旅行の御報告

2018/12/04

 御報告がたいへん遅くなってしまい申し訳ございません。

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鹿沼市文化協会より寄贈の「八尾四季」

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小杉放菴の歌碑の前で

 今年は大型台風が近畿地方に上陸するということで、出発前は非常に心配していました。

 トイレ付きのバスを初めて利用し、緊急の措置が出来るように準備したのですが、結局、誰も使用しませんでした。

 車中では常に台風情報を携帯で入手しながら八尾に入ったところ、徐々に晴れ間が出て来て最高の天気になって来ました。

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「杉風荘」での「花付け」

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「杉風荘」での「花付け」

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「杉風荘」での「花付け」

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恒例の記念撮影

 台風のお蔭で関西方面からのお客さんが早めに帰られたり、旅行を中止したりしたそうで、八尾の町は例年に無い人通りの少なさ!

 「街流し」もガラガラの中を進んだので、どこに居ても特等席でした。

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「街流し」の前に

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「街流し」

 鏡町の街流し到着を待って「杉風荘」を引き上げ、バスに乗車して越中八尾駅に向かい、福島青年部による、上り一番列車と下りの一番列車に対する「見送りおわら」を鑑賞しました。

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越中八尾駅での「見送りおわら」

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越中八尾駅での「見送りおわら」

 帰途は、初めて利用する休憩所として「金太郎温泉」に立ち寄り、7時から朝食のバイキングがとれたので、ユックリといただき、自慢の温泉で汗を流して仮眠しました。

 また、いままでは妙高市にある小杉歩放菴の旧宅「安明荘跡」に立ち寄っていましたが、今回は旅程上、小布施町で昼食にしたので、食後は葛飾北斎の天井画が残る岩松院にお参りしてから、無事に帰り着きました。

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小布施の岩松院にて

 心配していた台風が逸れてくれたので、最高の旅になりました。

2019(平成31)年3月 ▲

放菴忌ならびに美術館無料開館の御案内!

2019/03/22

 来たる4月16日は「放菴忌」を行ないますので、御参加を願います。

 10時に小杉放菴記念日光美術館に集合し、霧降の丸美にある小杉家の墓所に向かい、花と香を手向けてお参りします。

 そして、小杉放菴記念日光美術館に戻り、3月23日(土曜日)から始まる企画展〈ブラティスラヴァ世界絵本原画展〉を鑑賞し、昼食をとります。

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企画展のチラシ(表)

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企画展のチラシ(裏)

 昼食は何時もの鱒鮨本舗の「松花堂弁当」ですので、当日は年会費2000円と、お弁当を注文された方は1000円を御持参ください。

 お弁当の申し込みは、4月12日(金曜日)までにお願いします。

 また、3月23日(土曜日)は「日光市民の日」で、観覧料が無料になりますので、ぜひ、御観覧ください。

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小杉放菴研究舎

〒321-1412
日光市東和町2-10
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FAX.0288-54-3432
主宰  柳原一興

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