小杉放菴研究舎|2019年度の記録

2019(令和元)年8月 ▲

第28回研修旅行「越中おわら“風の盆”」申込開始!

2019/08/02

暑中お見舞い申し上げます。

 いよいよ、あと1ヵ月で「風の盆」が始まります。

 昨日、案内状を発送しましたので、御確認の上、お申し込みくださいますようお願い申し上げます。

 今年の帰りの研修は、「金太郎温泉」で休憩後、上越市にある上杉家墓所の「林泉寺」を拝観いたします。

 会費は昨年と同様23,500円で45名まで募集。

 8月25日(日曜日)が申込締切ですので、よろしくお願い申し上げます。

2019(令和元)年9月 ▲

令和元年“風の盆”報告

2019/09/22

 今年も天気予報によると雨は避けられないようで、途中は降ったり止んだりとしていましたが、八尾に付いたら、雨はやんでいました‼ この運の良さ(^^;

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雨上がりの八尾の街

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小杉放菴「八尾四季」の前で記念撮影

 今回は36名の参加という大所帯で、「杉風荘」の座敷もテーブル6台を入れるのが精一杯だったことから、食事もテーブル1台に6人が座る始末でした!

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ます寿司の食事

 「花付け」も例年より30分ほど早く始まることになったので、急いで食べて急いで片付けると、18時10頃に鏡町の皆さんが続々と到着。

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「杉風荘」での「花付け」

外は未だ明るいです!

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「杉風荘」での「花付け」

 「花付け」がひととおり終わると、演者の皆さんと記念撮影ですが、大勢なので全員の顔が見えるように撮影できるか確認が大変でした!

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鏡町の皆さんと記念撮影

 記念撮影のあとは、「輪踊り」の時間に合わせ、自由散策に出掛けます。

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「街流し」

 しかし、日付が変わり、午前3時頃になると、「街流し」の途中で雨が降り出したので、急ぎ「杉風荘」に駆け込みました。

 雷雨となったので、あとの行程は諦め、午前4時に「杉風荘」を引き上げてバスに戻り、越中八尾駅へ行って一番列車の「見送りおわら」を見物し、その後、「金太郎温泉」に向かいました。

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「街流し」

 「金太郎温泉」に着いたら、まずは朝食をとり、入浴して汗を流して仮眠と、とりあえずは休息です!

 次いで、新潟県の上越市へ向かい、市内の「藤作 別館」で昼食。

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「藤作 別館」での昼食

 その後、上杉謙信公の菩提寺「林泉寺」に参拝しました。

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林泉寺の山門

 林泉寺は、小杉放菴の墓所にある石灯籠のゆかりの寺なので、タイミングよく姿を見せられた御住職にお尋ねしてみましたが、残念ながら、詳しいことは分かりませんでした。

 しかし、御住職は私たちが「小杉放菴研究舎」として来訪したと聞いて、たいへん喜んでくださり、「放菴さん(このお寺に)寄ってますよ!」と教えてくださいました。

 そこで、「ぜひ、日光にお出掛けください」とお誘いすると、実は、御住職は「徳次郎の出なんですよ」とのこと。

 「放菴さんのお墓にお参りさせてもらいます」とおっしゃったので、「そのときは御案内いたします!」と挨拶して辞去しました。

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林泉寺の「上杉謙信公の墓」

 これで研修予定は全て終了し、全員、無事に帰着しました(^_-)-☆

2019(令和元)年10月 ▲

《山神社》の例祭

2019/10/09

 山神社の石祠が現在の場所に鎮座した10月8日は、奇しくも小杉放菴記念日光美術館の開館記念日でもあります。

 もとは、小杉放菴の終焉の地である、妙高市新赤倉の安明荘跡に人知れず祀られていましたが、2002(平成14)年に、現地への調査に入った主宰が発見しました!

 その後、土地の所有者であった太平洋セメント株式会社の本社に、美術館長と一緒に出向き、小杉放菴に関わる貴重な遺物なので寄贈していただけないかとお願いしたところ、快く承諾していただきました。

 早速、翌日から美術館の敷地内での設置場所を検討し、現在の場所に決定すると、地鎮祭を済ませた上で、安明荘跡での移遷の祭儀を行ない、10月8日の夕刻に遷座祭をしました。

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山神社の石祠

 昨年は鎮座十五年祭も行ない、石祠はむかしから、ずっと、この地にあったかのような風格が出てきました。

 直ぐ側には、小杉放菴が毎日、高石という大きな岩に登り、妙高山を眺めていたときに座していた「腰掛石」もありますので、一度、放菴になったつもりで腰掛けてみては如何でしょうか。

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腰掛石

2020(令和2)年3月 ▲

放菴忌について

2020/03/28

 4月16日は小杉放菴の祥月命日にあたるため、小杉放菴研究舎の会員有志で、毎年、墓参しておりましたが、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、自粛することとし、会員の皆さまへの御案内はいたしません。

 ただし、美術館の職員と私が代表して墓参いたします。

 10時頃に墓参へ出ますので、お参りしたい方は小杉放菴記念日光美術館か墓所にお出掛けください。

 当日は、弥生祭の前夜祭も中止になっていますので、家体も町を巡行いたしません。

 何卒、御高配のほど、よろしくお願い申し上げます。

 終息の見込みが立たない場合には、今年の「風の盆」にも影響があるかもしれません。

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昨年の放菴忌

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小杉放菴研究舎

〒321-1412
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主宰  柳原一興

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