小杉放菴研究舎|2020年度の記録

2020(令和2)年5月 ▲

報告書発送の御案内!

2020/05/28

 5月15日付で発送した「小杉放菴研究舎収支計算書」は届きましたでしょうか?

 今年の行事予定にも入れておきましたが、毎年の研修旅行の目的であった「おわら風の盆」について、風の盆実行委員会が、5月27日付で正式に中止を決定しましたので御報告いたします。

 年内にコロナウイルスが落ち着きを見せましたら、日光の市内で小杉放菴の足跡を辿る見学研修を実施しますので、それまでお待ち願います。

 それでは、くれぐれも新型コロナウイルス感染症に御注意の上、お過ごしください。

2020(令和2)年11月 ▲

「《未醒》時代の小杉放菴」展を開催中!

2020/11/08

 10月31日(土曜日)から12月20日(日曜日)まで、新発見の《降魔(習作)》が初公開されています。

 紅葉真っ盛りの美術館周辺です。

 好天も続いていますので、ぜひ、御来館ください。

2021(令和3)年3月 ▲

おわらの重鎮、逝く!

2021/03/02

 小杉放菴研究舎の第1回目の研修からお付き合いいただいた、富山県民謡おわら保存会副会長(保存会鏡町支部顧問)の古川克己さんが、3月1日の早朝にお亡くなりになりました。

 1月6日、富山市内が豪雪との報道があったので、お見舞いの電話を入れたところ、張りの無い、か細い声で出られました。

 「調子が悪そうですね」と言ったら、「末期の胃癌なんだが、コロナで手術ができず、自宅療養なんです」とのこと。

 もう、何と励ましたらいいのか、言葉が出て来ませんでした。

 後日、見舞金(個人)と御守を送ったところ、1月15日にお礼の電話があり、今度はハッキリした声での受け答えでした。

 「有り難う、頑張ります」とおっしゃった、これが最後の言葉となってしまいました。

 そして、今日3月1日の昼、保存会史料編纂部長の嘉藤さん(上新町)から、「今朝亡くなりました」とのメールが入り、愕然とました。

 その後、奥さまに電話を入れ、弔意を申し上げたところ、先日、お送りした手紙と御守を壁に貼り付け、見舞いに来た皆さんに自慢をしていたそうです。

 一昨年に上木秋徳さんを亡くし、おわらの重鎮が二人も居なくなってしまいました。

 返す返すも残念でなりません。

 理不尽なり、COVIT-19!

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5年前、2016(平成28)年5月25日の訪問時

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2017(平成29)年の「風の盆」

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2019(令和元)年、最後の写真

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小杉放菴研究舎

〒321-1412
日光市東和町2-10
TEL.0288-54-3600
FAX.0288-54-3432
主宰  柳原一興

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