9月11日(火曜日)
農村地帯をわがまま移動(1-1)
バローロ村・観光
前編 (ヴィンキオ村からのドライブ)
ゆっく〜り、たっぷ〜り、農家の朝食をいただいて元気いっぱい♪ 9時40分に出発です。
ここ、ピエモンテ州南東部のモンフェラート/ランゲ地方は丘陵地帯。のどかな農村風景が延々と広がっています。いろいろな作物があるようですが、やはり目に付くのはブドウ畑でした。写真はスタート直後、ヴィンキオ村の丘を下って行く途中です。
キレイに並んでいるのが、み〜んなブドウの木!!
車を端に停めて、辺りをちょっと歩いてみます。
おぉ♪
もう収穫を待つばかりといった様子の葡萄たち・・・。
これはアスティ特産のバルベーラという赤ワイン用品種。
特にアスティ県南部、つまりこのヴィンキオ周辺の村々で多く作られているようです。
"Barbera d'Asti"というラベルの赤ワインを見かけたら、この一帯の出身です。
さらに坂道を下って村の看板を発見しました。
ワイン街道
ヴィンキオ
バルベーラ、アスパラガス、
トリュフの丘
なんて書いてあります。
残念なのは、まだちょっとトリュフの時期には早すぎること!!!
周辺マップを開く
モンヴェルチェッリ村までは4〜5kmでしょうか。その先からは昨日とは逆の、西へ向かって約12km。イゾーラ・ダスティの町から231号線に入りました。くねくね道同様、道が入り組んだ町の中を抜けるのも標識が頼りになります。
231号線は主要幹線道路。ビュンビュン走っている車のほとんどが近隣の農作物をアスティへ(さらにその先のトリノへ?)運ぶ途中と思われるトラックでした。特に帰路はかなりの通行量で圧倒されましたが、趣向を凝らした荷台のペイントを見ているだけでも楽しい。なぜかちょっぴり懐かしさを覚えるタッチで農産物の絵が描かれていたり、イタリアらしい色彩のロゴだったり・・・。
沿線はあまり起伏がないようです。絵になるのは、やはり幹線道路からちょっと外れた小さな村々なのかも知れません。宿探しの時に見た覚えのあるホテルやアグリツリズモの看板、大型のエノテカ(ワインの展示&販売場、試飲も出来たりする)なども見かけました。そういう目に入ったものを話題にしながら20km弱、アルバで231号線とはお別れです。
再び標識に従って約15km、バローロの入口にあるパーキングに車を停めて時計を見ると、ちょうど11時でした。