9月17日(月曜日)

電車を降りたら違う駅。。。

サクラ・ディ・サン・ミケーレ修道院

承諾したものの、やっぱり閉まっている修道院を往復するだけではつまらないなぁ・・・と思っていたところ、タクシー・ドライバーから
「そのあと少し町を案内しましょうか、歴史ある町だから」 という提案。異論があるはずもなく、75,000Litで回ってもらうことにしました。

あとで案内するという教会や大小2つの湖などを教えてもらっているうちに、車は山道へと入っていきます。
彼は修道院が見えるからと、何回も車を停めては、ヒザをついて私の写真を撮ってくれました。お年と恰幅の良さからか、立ち上がるたびにゼーゼーと呼吸が辛そうになってしまうのに・・・。
30分ほどで到着。こっちこっちと先を行く運転手さんに従っていくと・・・
なんとまあ、そこにはスーザ渓谷の素晴らしい展望が広がっていたではありませんか! 
そして、渓谷はあの山々の先フランスまで繋がっていること、眼下には日本企業の工場もあること・・・等々、解説してもらいました。でもイタリア語なので正直言ってあまり解らなかったんです(^^ゞ。
彼は、ここでも 「写真を撮ってあげよう」 と言って、近くの岩に登るように指示します。
たしかに長距離の上客なんでしょうが、「ピアーノ、ピアーノ」 と手を添えてくれたりして、とっても優しい。
さすが!年はとってもイタリア男ですよね〜。

せっかくなので、サクラ・ディ・サン・ミケーレ (Sacra di S. Michele) 修道院の入口まで行ってみることにしました。ちなみにここはキウーザ大修道院とも呼ばれ、10世紀ごろベネディクト派によって建てられて以来、何度も改修を繰り返したそうで、13世紀のゴシック様式の柱、12世紀の
ロマネスク様式の後陣、15〜16世紀の絵画やフレスコ画
など、と内部の見所も多そうです。。。
近づくと不思議な景観の上層階は隠れてしまいました。
展望台のところで待っていた運転手さんは、すぐ近くにある廃墟にも案内してくれました。これは11世紀の教会跡だとか。
←こちらが運転手さん
廃墟からも修道院が見えます。
下る途中でも写真を撮ってみました。
そのあと 「栗が実っている」 と、運転手さんはまたもや停車。枝を折ってきてくれちゃった。
「食べられます?」 と聞くと、まだ若すぎるだろうとの答えでした。
さて、このあとは
アヴィリアーナの観光です。
 
お世話になりました、へ
テーマ別 INDEXへ戻る

アヴィリアーナへ
 

| 旅行記・旅行メモ | ブログ | 掲示板 | リンク | サイトについて | UfakEvホームへ