<photo & diary> 9/3 フヴァル島・フヴァルタウン 4
港に面した由緒ありそうな建物のなかに銀行を見つけた。→
そこでT/Cを両替。それから隣のカフェで休憩したあと、裏道に点在するショップを見て回る。
このあたりは土産品以外にパレオやリゾートウェア、バッグ、アクセサリー、お洒落な雑貨小物など、ショッピング欲をくすぐる品揃えの店が多い。結局グラスを1ヶ買っただけだが・・・。
次にバス・ターミナルのほうへ行ってみる。横手の市場には、まだ野菜や果物が並んでいた。とはいえ、もうそろそろ5時。さすがに品数はかなり少なくなっていた。

←壁の向こうが市場。
  入口は別にある。
バスターミナル手前にあった露店でパレオパンツ→
100kn)を買った。ほとんど一枚布なのだが、股のところが縫ってあって脇を縛るとスリット入りのパンツになる。店のお姉さんがどうやって着るのか、実際にやってみてくれた。なかなか便利〜♪
大聖堂脇にある司教博物館にも行ってみた。写真はその入口付近だ。階段上に小さな "MUSEUM" の看板が出ていて、かろうじてそれとわかる。
午後の開館は5時〜7時のはずなのだが、受付に誰もいなかったため、出直すことにする。
広場を横切り、兵器庫へ。1611年に完成し、ダルメシア地方一、美しく有益だと言われた建物だそうだが、今は土産物屋が入っていて、往時の内部を見ることは出来ない。
それでもこの町で最も興味深い建物であることに変わりはないだろう。特に、期待もせずに上がった2階には驚かされた。
脇の階段から2階の屋内に入ると、ギャラリーがある。こちらも午後の見学時間は5時〜7時、料金は10knだ。
←中央に見えるのは1571年レパントの海戦でトルコのガレー船から獲得した船首飾りのドラゴン。そのほか町の古地図なども展示されている。
同じフロアにルネッサンス劇場があった。ちなみにこの年「歩き方」にフヴァル島の情報はなく、やっと載った翌年版でも劇場の場所は間違っているのでご注意を。
この劇場は兵器庫が完成した翌1612年に増築されたもの。ヨーロッパ最古の公共劇場 (バルカン地方最古とする本もあり) で、身分に関わらず誰もが観劇できたのだそうだ。現在見られるのは19世紀に改装された姿だが、ゴージャスではないところが、いかにもコミューン・シアターらしい。
周囲のボックス・シートをのぞいて回っていると、子供たちがドカドカッとやってきた。引率の先生らしき大人もいるから、きっと社会科見学かなにかだ。騒がしくなったのでそろそろ切りあげよう。
広いテラスに出ると、広場や港一帯が見渡せた。
もう一度、司教博物館へ戻る。今度は受付の人がいて見学できた(料金10kn)。内部は撮影禁止だが、主に15〜19世紀の教会用具---銀製品やイコン、法衣など---が展示されている。また、キリスト教に関連する世界各国の切手コレクションもあり、ひとつひとつ見ているとなかなか面白い。とはいえ特に目を引いたのは "1991, Stop the war in Croaria" とスタンプが押された封筒だった。

←隣の聖ステファン大聖堂ではもうすぐミサが始まるのか、正面のブロンズ製ドアが開いていた。ここはそのときだけ拝観できる。中は落ち着いた雰囲気で、聖母子と聖ステファンなどが描かれた祭壇画(17世紀)や、ゴシック様式の木製・聖歌隊席(16世紀)などがある。こちらも撮影禁止だ。
続いて広場に面した、手作りコスメの店LUSHへ。実はさきほども立ち寄り、私の肌質にあうものを丁寧に説明してもらっておきながら、「また来るわ」 と買わずに出てしまったのだった。
本当に戻ってきたので、クロアチア美人の店員さんはとても喜んでくれた。そしてマッサージ・バーと量り売りのクレンジングを購入。どれもネーミングと形が面白い。Seaweed Sushiという太巻き寿司形のクレンジングは日本の支店にはないんじゃないかなぁ・・・(未確認です)。
それから食事をして、9時過ぎにレストランを出る。もちろんもう迷わず帰ることができたが、今夜はこれからが忙しい。
まずは下のオーナー宅を訪問。ベルを鳴らすとご主人らしき人が出てきた。Nelaはちょっと出かけているのだそうだ。
そこで、「明日は早朝にここを発たなければならないから、お支払いをしておきたい」 と伝言しておく。
そして次は荷物のパッキング。
部屋で孤軍奮闘しているところにNelaがやってきた。支払いを済ませ、タクシーの予約をお願いする。
さあ、明日はスプリットに移動だ。寝坊しないようにしなければ!
 

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