<photo & diary> 9/7 ペリェシャッツ半島 ドライブ 2
次はOrebič (オレビチ) へ行くことにする。マップを広げるとさらに20kmほど西だった。さあ再び出発だ。
遠く正面に半島の最高峰、Sv. Ilija (聖イリヤ山、961m) が見えてきた。オレビチはそのふもとにある町。下の写真、左隅にうっすら写る
コルチュラ島
へ行くフェリー
もオレビチの
港から出てい
る。
海軍博物館やキャンプ場、近郊の高台には15世紀のフランチェスコ会修道院などもあるらしい。でも私が目指すのはビーチ。
ガイドブック(ロンリープラネット)に南ダルメシアのベスト・ビーチがあると書かれていたからだ。
道は町にはいって閑静な住宅街の中を貫くように走る。中には貸部屋、Sobeもあるのかもしれない。その終わり近くから回り込むように海沿いの道へ出てみた。右の写真はヨットハーバーのあたり。
ヤドロリニヤ社のフェリー↓
          ↑対岸はコルチュラ島

赤い車が私のレンタカー。
車に服を脱ぎ捨てて、さっそく浜に降りる。泳いでいる人、日光浴をする人、ほんの数人が見えるだけ。とっても落ち着ける。もちろん水は澄み、景色も素晴らしい。
一泳ぎしたあと、1時間近く甲羅干しをして過ごした。石浜だからちょっと痛いのが玉にキズかな。やっぱりフヴァル島でビーチマットを買っておけば良かった。折りたたみの可愛いマットがあったんだよね~。


オレビチから半島の先端(車で行けるところ)まではあと20km弱。でも、ちょっとお腹が
空いてきたので、ここからストンへ引き返すことにした。さきほどワインを買ったポトミィ
エを通過すると道は上り坂になる。
往路で気になっていたモニュメントに寄ってみた。展望台だが、そばに戦争の記念碑もある。写真はその一部で、地元の農民だろうか、両手を縛られた男性に、兵士が銃口を向けている。男性の後ろには子供をかばうように抱く女性、足元には頭を抱え座り込む人も描かれている。
そんな彫刻を見てから展望台に立つと、清々しいパノラマを前に、平和って有り難いものだとしみじみ思う。
それに、なんとなく日本にありそうな、ホッと心が和む風景だ。

それにしても左下に電線が見えるくらいで、看板もゴミもないのがイイよね~。
下り坂の途中、再び見学できる
ワイナリーに寄ってみた。やはり
開いていなかったので、先を急ぐことにする。しばらく走るとStonの要塞が見えてきた。1333年、重要産業だった塩田を守るために築かれたという全長5.5kmの壁はとても目立つ。


車を道ばたに停め、たいこ橋を渡ると町の広場に出た。公共の建物に囲まれ、中央には木々が植えられている。日曜の午後だからか、人影はまばらだ。
少しぶらついてから、行きに見かけたレストランを車で探す。やはり沿道にSobeとレストランがあった。駐車場に車を停め、そこから魚介類の絵が描かれた看板につられて、ふたたび町のなかへ。
このレストランにも貸部屋があるようだ。路上のテーブルについたときにはまだ他にも客がいて、おかみさんと談笑していた。私は白ワインと生ガキ6ピースを注文。ストン・オイスターは夏でも食べられる種類で、日本の岩ガキと同じらしい。貝殻が平らで小さく、つるんつるんと、軽く食べられてしまう。
生ガキをつまみに、ワインをちびちび飲む昼下がり・・・なんて幸せなんだろ~♪
一緒に供されたパンも食べたが、結局、カキをもう6ピース追加してしまった。一人で1ダースも食べるなんて初めて。だけど1個 5kn(90円)なんだもの・・・食べなきゃ損!って気がしていた。
ワイン10kn+カキ60kn、合計で70kn (1260円)の贅沢なランチ(おやつ?)だった。
ワインを飲んじゃったから、このまま運転するわけにもいかないので、広場のカフェで休憩する。クロアチア名物(?)、ブランコ席に陣取って、カプチーノを飲みながらゆらゆら。気分はいいけど、酔い覚ましには向かないかも(笑)。
やっとシャキッとしてきた4時半すぎ、ストンをあとに、一路ドブロヴニクへ。


スタンコビッチ家に戻ったのは5時半頃だった。
 

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