9/3 Mon. コトル旧市街そぞろ歩き [1]

5時を過ぎたころ外に出ることにした。この時期なら7時になっても明るい。ざっと旧市街を回れるだろう。

正門脇にあった旧市街案内図。(2)正門、(3)北門、(4)南門。
私が泊まったソベ(黄色の矢印)を書き加えてみました。
途中の広場、Pjaca od Salate
聖トリプン大聖堂
コトル旧市街はまるごとユネスコ世界遺産に指定されている。ぶらぶら歩くうち、その中心ともいえる大聖堂前の広場に出た。まずは聖トリプン大聖堂 (Katedrala Sv. Tripuna, 英語表記ではSt. Tryphon)に入ってみよう。
ここは古い教会の土台上に、1166年建造されたとのこと。内部は撮影禁止だ。しかし石組みの柱やアーチは古めかしく重厚なものの、一部にフレスコ画が残るほかは天井も壁も新しく、いたってシンプル。2度の地震にあって復元できない部分が多いのだろう。残念だなぁ。
それでも正面には1362年制作という天蓋付きの祭壇があり、その向こうの壁面は15世紀の浮き彫りをほどこした銀板(金メッキ)で飾られている。
そして2階に上がると、聖画や聖遺物が収蔵された展示室になっていた。
左:ドラゴ家の館、右:司祭の館
ドラゴ家の館
※この写真は翌日、正午頃のもの
ドラゴ家の紋章は、ドラゴン!右の写真、
通路上2階の窓に見ることが出来る。
最後に扉の前の露店でガイドブックを買っていたら、わざわざ大聖堂受付のお兄さんが出てきてコトルのマップをくれた。入場料(1ユーロ)を払ったときに渡し忘れた? それにしてもけっこう親切だよね。
広場からはいくつかの道が延びているが、あえて大聖堂とドラゴ家の館 (Palata Drago) にはさまれた、一番細そうな道を行くことにした。右手の塀は司教の館、どうやら向こう側は庭のようだ。
少し歩くと、今度はポンプ式の井戸がある小さな広場がある。
街角の井戸
さて、この先はどちらに進もう・・・。思案していると、一匹の猫の姿が目に留まった。
左に折れ、導かれるように後を追うと・・・
←たくさんの猫ちゃんたちが思い思いにくつろいでいる一角を発見!
           猫たちの溜まり場
猫ちゃん大集合!
デジカメを向けたら・・・
なんと!
みんな私の前にササッと集合&正座(?) するじゃないか。

  "きゃー可愛い♪"

慌てて一眼レフを出す間に少々飽きちゃった子もいるがw。

きっと何か貰えると思ったのね。
「ごめんね、何もないのよ・・・」
日本語が通じたわけじゃないだろうが、みんな少しずつこの場を離れていく。
そして私は彼らに別れを告げて、歩き出した。
コトルの宿 (Sobe・アパートメント) 2 モンテネグロ
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コトル旧市街そぞろ歩き [2]


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