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9/3 Mon. コトル旧市街そぞろ歩き [3] |
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ホテルやショップ |
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公衆トイレ外観
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路地にはテイクアウトのピザ屋、ジェラテリア、ギフトショップ、ブティックなどが軒を連ねている。もちろんホテルもある。でもそれらと比べて少しも遜色ない、歴史を感じさせる建物の一階、そこそこ広そうなスペースが公衆トイレに充てられているのには少々驚いた。当然有料らしくトイレ番らしき女性の姿も見え、白タイル張りの内部は古いながらも清掃が行き届いていそうだ。
気がつけば正門を入ってすぐの武器広場に居た。いつの間にか旧市街をさらりと一巡した形になっていたわけ。
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時計塔 ※写真は翌日午後3時すぎのもの |
この広場のシンボル的存在といえるのが、1602年建造という時計塔だ。その足下に設置されている三角錐の物体は、なんと!罪人のさらし柱だったとか。最も往来が多く人目につきそうな場所だもんねぇ・・・。
向かい側には元首の館があり、その奥、北端には旧市庁舎とベネチア時代の武器庫がある。広場の名はこの武器庫に由来するのだろう。
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旧・元首の館 (Duke's Palace)
左端のトンネルは正門への通路。 |
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武器広場。左手最奥が武器庫だった場所だ。 |
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ここを抜ければ城壁外 |
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通路の壁面 |
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付近のギフトショップ、ディスプレイ |
写真撮影に夢中になっていたら、チャオという声がした。
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アナさんの後ろ姿 |
私に? あまりにも近くから聞こえたものだから、まさかと思いつつも目を上げると、にこにこ私を見ているご婦人がひとり。そう、ソベのオーナー、アナさんだった。到着したばかりの街で唯一の知り合いが、こちらはまったく気づかなかったというのに、わざわざ足を止めて声を掛けてくれたのだ。旅先ではこんな些細なことが、やけに嬉しかったりするものなのよねぇ〜。
チャオと挨拶を返すと、彼女は相好をくずしたままバイバイをして去っていった。あ、言うまでもないが、日本式バイバイではなくグー・パーを繰り返す仕草のほうだ。
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正門 (城壁外より) |
土産物屋を覗いたあとは、ちょっと休憩することにした。時刻は6時半くらい。もう食前酒でいいかしらん^^。
・・・というわけで、時計塔向かい側、元首の館にあるカフェバー、MOCCAに腰を落ち着かせ、グラスワインの白を注文。
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カフェバー、MOCCA |
例によって、行き交う人々や周囲の席でおしゃべりに興じる観光客をウォッチしながら一時間近くを過ごした。
さあ、そろそろ今夜のレストランを探しに行こう。