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9/6 Thu. 国立公園内最大の町、ジャブリャク |
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ドゥルミトル国立公園内最大の町ジャブリャク (Žabljak) は、バルカン半島で最も高地にある町でもあるそうだ。
このあたりは案外なだらかな地形なのでつい忘れてしまいそうだが、標高 1,450m。アドリア海沿岸ではまだ泳げるというのに、ここでは皆、冬物セーターやウインドブレーカー、登山用ジャケットなどを着込んでいる。そしてホテルのハイシーズンは、スキーヤーがやって来る冬場。9月は中途半端な時期なのかもしれない。
早めに着いたら、比較的ここから近そうな見どころの一つ、Crno (=黒) 湖なんぞ見に行こうかと思っていた。時間的にはギリギリ行けそう。でも、時々小雨もぱらつく曇り空だし、綺麗に見えないかもしれない。というわけで、夕食までの時間を町の散策にあてることにした。
部屋を出て、まずは大通りへ。小さなスーパーマーケットを見つけて入ってみる。
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右端が最初に立ち寄ったスーパー。中央
に見える看板の先を右に入るとホテルだ。 |
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ジャブリャック中心部 |
昼を抜いたのでお腹が空いていたらしい。非常食の必要性を感じ、クッキーとファンタを購入。1.85€ のところ、お釣りがなかったようで、1.80€
にまけてくれた。
※クッキー等の画像は
[おみやげ等のご紹介ページ] に。
そこからもう数十メートルも歩けば、町の中心となる交差点だ。角には意外と立派な大型スーパーもある。
ここのほうが品揃えが良かったかな。もっともオマケしてはくれないだろうけどw。
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郵便局のある建物。ホテルはこの裏手になる。 |
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右前方が大型スーパー |
大型スーパー前から見る交差点が下↓の写真。いかにもスキー場でひらけた町という雰囲気だね。
左に建っているのはホテル・ジャブリャク。
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町の中心 |
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看板にはジャブリャク・ツーリストセンターと書かれている |
←ホテル・ジャブリャクのさらに左にある山小屋風の建物が、ツーリスト・インフォメーションだった。まずはここに寄って、明日のルートを相談する。
それから向かいのスーパーマーケットへ。
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大型スーパー店内 |
ここでは部屋飲み用に白ワインを買った。1/4ボトルで 1€ ぽっきり♪ ラベルに書かれた住所が Kruševac (クルシェヴァツ)だから、セルビア産ということになる。口の部分にはツルナ・ゴーラ (モンテネグロ)共和国、財務省の封。つまり通関してるってこと? ツェティニェ途上で買ったワインに、この封はなかったもの。ついこの前までひとつの国だったのにね。
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セルビア産ワインのラベルと
モンテネグロ財務省の封印紙 |
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中央がツーリスト・インフォメーション |
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北上する通り沿いにあるカフェ |
やはりTシャツ+トレーナー
ではいささか寒くなってきた。
スーパーを出てすぐ、インフォメーション並びにあるカフェに飛び込む。しっかり暖房が効いた店内、硬直しはじめていた体が、じんわりとほぐれていくのが感じられる。
それでも内から暖まりたい。なにか温かいものを・・・とメニューを見ると、あるではないか。ティーじゃなく、チャイが♪
クロアチア同様、モンテネグロも当然チャイ文化圏だ。というわけで、チャイを注文。
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カフェ店内 |
※チャイはトルコ風紅茶だが、日本と同じCの音から始まる「ちゃ」仲間でもある。
雰囲気の良い店内だが、他に客の姿はない。夜になれば少しは賑わうのだろうか。このシーズンだって国立公園を訪れている観光客は皆無じゃないはずだ。
そんなことを考えているところに、耐熱ガラスのカップが出てきた。チャイはティーバック。それを見てハッと思い立つ。"ティーバックならスーパーでも売っていたはず
!!" 店を出たその足で大型スーパーに引き返し、おみやげに数箱購入してからホテルに戻った。
※ワインとチャイも [おみやげ等のご紹介ページ] にあります。