9/7 Fri. Trail of tears [3]
 11:53 林立する標識
   手前から速度制限、スリップ注意、落石注意
とうとう、路上にゴロゴロ転がっている石の直前で、やや急ブレーキぎみに停車するハメになった。
珍しくちょうど対向車が来ちゃったもんだから・・・
相手をやり過ごしたあと、反対車線に出て石を迂回。一段落したところで、ようやく思いついた。
「後続車もなかったことだし、落石の証拠写真を撮っておけば良かった!」 とw。
 11:54 小規模ながら落石現場www
その後、ようやく見つけた絶好のチャンス --→
は、あまりにも小規模で・・・ガッカリ (笑)
まあ、思い返してみればこれが最後の落石現場だったから、撮れただけマシなんだ。そもそも、終ぞ直撃をくらわずに済んだ、ってことのほうを喜ぶべきなのかもしれない^^。

さて、タラ・ブリッジから4回の停車をはさんで50分、距離にして30km強。そろそろドゥルミトル国立公園も終盤に近づいたころ、道は一旦、大きく川から外れる。
11:58~12:02 展望台。停車しているのは私のレンタカーだ。
展望台脇にあったドゥルミトル国立公園の看板
5回目の休憩スポットは、そんなカーブ途中にある展望台だった。
現在地は、中央の横罫から南に大きくはみ出した Bistrica あたり。
このマップは少々古く、薄グリーンで塗りつぶされたエリアが狭い
が、現在はBistrica先までドゥルミトル国立公園指定区域。
最も張り出した場所に、なにやら記念碑らしきものがあった。地元が生んだ名スキーヤーを称えているのかな。1440-1999ということは、活躍期はサラエボ・オリンピックより前だろうね。
キリル文字の 「Булатовић」 が、ブラトビッチであることだけは調べがついたが、検索しても同姓の著名な作家や数人の政治家の情報しか出てこなかったw。
  記念碑らしきもの
その石碑脇に立つと、眼下にタラ渓谷があった。いつの間にか、ずいぶん上がってきたんだなぁ~。タラ・ブリッジ以来の見晴らしだ。
展望台からの眺め
タラ川の一部
川の大半は隠れている。ほんの少し顔を覗かせた部分が、まるで池のように静かな水をたたえていた。

12:10 国立公園もそろそろ終わり
ふたたび下って川沿いに戻れば、あと数キロで国立公園のエリア外となる。

しかし、まだまだ終わりじゃない。

タラ川は、ドゥルミトル国立公園を抜けてからも延々と続いている。この先30kmくらいは、私もその流れと併走することになるはずだ。
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