●新連載3連弾
スピンちゃん大好きなんで、これは嬉しい。が、あとの二つは交替作品との比較の問題。今週で「LIVE」が終わって、あと「遊戯王」も円満終了しそうということで、そこまではまあいいんだが(いや、梅澤先生もうちょっと見ていたかったけど)、残り一つの交替枠は「銀魂」か「ごっちゃん」あたりだと思うのですよ。この二つのどちらかを降板させてまで、新連載を見たいかというと、僕的に否。ごっちゃんor定春が見れなくなるのは悲しい。
●ボーボボ
ボーボボの奥義で何か変な世界になる話は好きです。今回のツボはレムが10円を落としたヤツらの集いの建物に入ったコマ。「ずーん」でかなり笑った。
●スティール・ボール・ラン
この漫画は逆転逆転に尽きます。最近の感想ずっとそればっかりのような気がするけれど、最初ダメっぽく描かれていた属性、状況が、すぐに逆転してイイ方向に裏返るのがとにかく楽しいです。今週で言えばポコロコの落馬、木で飛ばされてビヨーンのシーンとかね。
あとは、ジャイロが絵的にさらにカッコよくなってきた気がします。鉄球飛ばす絵なんかは、従来のジョジョの主人公と比べても視覚的なカッコ良さが高いです。
●いちご100%
「これなんだ オレが西野を好きなところ…」の台詞に対応している絵が、西野のパンチラ絵なのはどういうことか。
●DEATH NOTE
扉絵のライトカッコ良すぎ。僕はカッコいい犯罪者というキャラはかなり好きです。ジャンプじゃないけど『金田一少年』の高遠遙一とかね。ライトはコレまで見たその手のキャラの中でも抜群に輝いています。
物語は相当クライマックスです。ライトにとって間木照子の存在はかなりピンチです。この危機をライトが乗り越えるのかどうかで、構想が長期の物語なのか短期の物語なのかが分ります。間木照子とLは接触できるのか、ライトが阻止するのか、テンション上がってきたところで次週はセンターカラー。かなり楽しみです。それにしても今回は最高潮前を徐々に盛り上げる良質エピソードでした。ライトと照子の会話全てがスリリングなんですが、途中から雪が降ってくる演出とか視覚的にも盛り上がって相当イイです。雪に映える照子の絵は相当キレイです。コレ、やっぱり冬の間に決着がつく物語のような気もしますね。ライトが受験生であるということが一つの制約になってる話ですし、夏になって半袖Tシャツでデスノート書いてるライトとかはちょっとイメージしにくいです。
●ブリーチ
かなりSMです。悲鳴に艶がどうこうとか、マユリちゃん今までいったいどんなプレイを…という感じです。女性虐待というのみならず、娘を虐待してるというのが何とも。多様な読者のニーズを考慮してキャラを作ってると思われる久保先生&担当コンビですが、もしやマユリちゃんに感情移入する層をも狙って……イヤ、少年誌でそれは無いだろ。
雛森くんややちるを始め、副隊長の女性はイイ奴ばかりで軒並み仲間になりそうなオーラがあるんですが、ネムも何かしら救いがあるといいよね。
●武装錬金
カズキの核鉄は心臓部(左胸)にあるから、それで防御する展開にするために秋水先輩の必殺技は逆胴にしたのか!面でも普通の胴でもこの展開にはできなかったワケで、良く考えてるなーと思いました。
「死が二人を別つまで」は『るろうに』で剣心が巴に「一緒に暮らそう」とプロポーズするときのフレーズですね。巴と桜花のキャラデザが似てるということもあるんですが、どうも、この早坂姉弟篇は、『るろうに』の巴及び雪代姉弟で描きたかったテーマを別の形で描いているという気がしています。
●銀魂
万事屋に戻ってきて、バンバンと扉を叩く定春が可愛い。ハッハッも可愛い。
ここ3、4週とても好きです。ギャグあり、ちょっとイイ話アリの一話完結型漫画。コレ、もうちょっと続いて欲しいんですけど。
●LIVE
打ち切り最終回ですが、やっぱりちょっとだけジーン。「オレが"神"を殺してやる」はロックの基本っぽくて梅澤先生テイストだなーと思いました。
でもやはり9週は短すぎました。打ち切り最終回にしても、もう1クールあれば暗井くんの伏線とかも消化したりして、もうちょっと感動的な終わり方もできたと思うんですが。
何度打ち切られても待ち続けるのが梅澤ファン。次回作、期待しています。
|