雑感/今日も授業/2003.05.01
■『Papa told me 大切な友だち編』/榛野なな恵/集英社GirlsRemix
ドラマ化の影響かコンビニでリミックス版が売ってたんで思わず購入。ここ数日心が渇いていたんでちょうど良いタイミングで潤いをもたらしてくれた。殺伐とした今日にこそ読まれるべき作品か。 最近榛野なな恵の他の作品も読む機会があったんだが、この人は描きたいことに分かりやすい一つの方向性があっていいね。最近結局何が言いたいの?という作品も多いんでホッとします。
■第05話「きっかけ」/宇宙のステルヴィア(stellvia)感想
先週ちょっと嫌な奴だった町田初佳も今回志麻の実力を素直に認めるあたりやっぱイイ奴。先週の言動も後輩の成長を思えばこその厳しい言葉だったのだろう。というかこんなイイ奴ばっかでいいのか。人類共通の災害に立ち向かうに当たって些細な対立項など問題にならないということか。 教師側のストーリーには中々考えさせられたり楽しかったり。思えば久々に観る学園モノのストーリーだ。
■最近TVのニュースを見てると暗くなる
明るい話題ないねぇ。カスピ海アザラシの赤ちゃんが生まれたくらいかなぁ。
雑感/雅に行こう/2003.05.02
■用語解説
本来は開設時にやっておくべきだったと思うんですが、今日は当サイト内でよく使う用語を少しだけ解説しておこうと思います。
ロック……梅澤春人先生の著作「無頼男(ブレーメン)」で提唱された価値観(どんな漫画かは書評を参照)。正義とか愛じゃなくとにかくロックだったらOK。使用例としては「ある意味ロック」「それはちょっとロック過ぎる」等々、基本的に肯定的に使われますが、アイロニーが入る場合があります。
ピコっと……敬愛していたサイト「龍騎ピコチュキ団」にてよく使われていた副詞。可愛いんでパクってます。というか伝染しました。ピコはメガ、ギガ、テラの類の記号ですが、ベクトルは逆で少数を表わします。基本的に「ちょびっと」「少し…」の意味で使ってます。使用例としては「ピコっといい作品」「ピコっと感動しました」等々。
この二つをあわせて「ピコっとロック」といった表現も可能で生産性は高いです。
■01話「新たなる聖戦のはじまり」/02話「慟哭の三人」/聖闘士星矢〜冥王ハーデス十二宮編〜感想
ようやくチェック。出来いい。ハーデス十二宮編は星矢の中で一番好きな所だ。裏切り者を演じねばならないサガ、シュラ、カミュの慟哭とそれを分かって相対するシャカとのバトルが個人的に作中ナンバー1バトル。シャカの「死は終わりではない」という怪しい思想の味付け+沙羅双樹の園の詩的なイメージ。思ったより深いのな。子どもの頃は分からなかったが。
コレ観てオリジナルストーリーが展開されたという『ビートエックス』OVA版を無性に観てみたくなったなぁ。どこかのビデオ屋においてないかな。
■新聞とりはじめる
結局ヨミウリに決める。まあ新聞とるの初めてだし、一番部数多い所から読んでみるのもいいだろう。死ぬほど洗剤もらったし。
更新情報/2003.05.03
■第30話「閃光の刻」/SEED感想を更新。
■第04話「お父さんはぬいぐるみ?」/ドラマ愛の詩「パパ・トールド・ミー 〜大切な君へ〜」感想
タイヤ引きという前時代的トレーニングをやってるパパに燃えた。綱引きだからもっと引く力をつけないと。
更新情報/2003.05.04
■第15話「落ちた偶像 〜φ's vs χ〜」/555感想を更新。
■ナージャは
555の衝撃が強すぎてろくすっぽ観れませんでした。
■4万アクセス
多謝です。
雑感/無理/2003.05.05
■ふて寝
GWだし、がーっと夜中に論文読もうと思って夜型になってたんだが、本日深夜、隣の部屋が10人位で飲み会やっててあり得ないほどうるさい。いやホントあり得ないほど。
乗り込んで全員倒してこようかとも思ったけど勉強したくて逆ギレってなんかカッコ悪いんで諦めて寝た。
で、現在午前5時、ようやく静かになってるんで活動開始。え、もう火曜日ですか?何かGWが走馬燈のように……何もしてないなぁ……大丈夫、壱瑪っチも何もしてないさ、と自分を勇気づける。そんなもんだよねぇ、この時期。
世間は白装束にアザラシですか、忙しくなければどっちも観にいったんですがねー(やる気なく)。どうでもいいけど先週から今日にかけて「カスピ海アザラシ」の検索ワードで当サイトにおこしの皆様ほんとゴメンナサイ。僕はどちらかというとシロクマが好きです。
あー、明後日(もう明日か)の俺担当の授業と金曜のゼミ終わるまで寝ないで頑張っかー。授受表現とか英語なしでどうやって教えろっつーねん。
雑感/寝ません/2003.05.06
■は…
寝てしまった。五時間ほど寝てしまった。でも寝て良かった。夜三時頃に目が覚めて現在朝の七時。微妙にハイテンション。提出期限遅れの卒論構想レポートも書いたし今日はこのままハイテンションで授業に望もう。授受表現の鬼になります。アゲマス、モライマス、クダサイ。ハイ、みんな何をアゲマスかー?
つーか愛をクダサイ。
雑感/とりあえず一段落/2003.05.07
■マガジン
「スクールランブル」の展開が読めなくてイイ。そして『シュート』が次週最終回。まあもう後日談モードに入ってますな。九里浜との決勝戦で一区切りついたし、遠藤とトシとの関係、平松と親父さんの関係なんかにもちゃんと決着がついたんで、近年まれにみるまとまった終末を迎えられる作品なんじゃないだろうか。
■「魔法先生ネギま!」というか赤松建というか……
ドタバタ集団コメディ路線に入ってるなぁ。メインターゲットの中高生層にはこういう方がウケるのかもしれんが、俺はこの人はコメディの中にピコっと自己実現をテーマに入れた成長物語を描いた方がイイと思う。
『ラブひな』もそんなに好きってわけじゃなかったが、漠然とブランドイメージで東大を目指してた景太郎→瀬田と出会って考古学という本当にやりたいことを発見→せっかく入った東大を休んで留学……ってくだりは凄い好きだった。
あの頃のマガジンは面白かったなぁ。『無頼伝涯』とかやってて。
■終わった
実習、俺担当のコマは終了。まあ当然だが最後の授業が一番まともに出来たな。コレで一段落ついたから金曜のゼミが終わったら掲示板また設置しようかな。
雑感/翌日更新/2003.05.08
■第06話「まけません」/宇宙のステルヴィア(stellvia)感想
やよいの「全部計算しちゃえば?」というギャグモードの台詞を素で実行する志麻に燃える。天才プログラマー最高。友達に欲しい。つーか現実問題としてそろそろ言語データ収集プログラムくらい自分で書けるようにならないとヤバイんですけど私。
先輩、学友、教官とこの作品に出てくる人々はみんな理想化された創作の中だけの存在だよな。いや、こういう人々に会いたいわ。
更新情報/復活の時/2003.05.09
■イェーイ
全て終わったイェーイ。心がフリー。鳥のようにフリー。ハトよりペンギンの方が平和の象徴として適切じゃん?平和な顔してるじゃん?なんて考えても誰もとがめられやしねー!思想信条
のじゆー!!
今日から一週間くらいマジ暇になりました。どれくらい暇かというとコアラくらい暇。いや貴様らコアラをなめるんじゃねえ!ああ見えて必死なんだよコアラだって!
あーテンションたけー。カイザギアが目の前にあったらノリで装着しちゃうくらいテンションたけー。まあ装着しても無事なんだけどな。
今までの反動で暇に耐えられないんでバイクでも作ろうと思います。ロボに変形できる世界初のバイクなんで特許を申請する予定です。ウチのサイトを見ているあなたにだけの限定販売。値段は4千万トルコリラです。安っ!このネタ分かったあなたは中東フェチ!
■掲示板を再設置
やる気なんてなくてもイイと思う。ピコっと書き込んじゃえばイイと思う。
更新情報/2003.05.10
■第31話「慟哭の空」/SEED感想を更新。
更新情報/2003.05.11
■第16話「人間の心」/555感想を更新。
■第15話「嵐の中の家族」/明日のナージャ感想
ウィーンパートとイタリアへの山越えパートが双進行で進む今回。いよいよ欧州旅物語って感じになってきて面白いなぁ。というかエラク人情的な話でしんみりしました。こういうのいいなぁ。正確な時代設定とか知らないんですが、そろそろ戦争の足音とか聞こえてくると面白いと思うんだが。
■第31話「慟哭の空」その2/SEED感想を更新。
更新情報/2003.05.12
■WJ24号/WJ感想を更新。
雑感/空を飛びたいです/2003.05.13
■『Papa told me 秘密のたからもの編』/榛野なな恵/集英社GirlsRemix
リミックス版2冊目をコンビニにてゲット。でも3冊目の予定がまるで書いてない。ドラマ期間だけのなんちゃってリミックスなんでしょうか。
榛野作品は全体か個かという話になれば明らかに個を指向。同調化、既存化の圧力を否定的に描いてる感じ。その辺りが前回言った榛野的一貫性。そこがすがすがしくもあり、またまだ発展途上の感がある点でもある。その辺りはいつか詳しく語る時が来そう、この作品に関しては。 どうでもいいけど百合子ちゃんはステキすぎる。これからは百合子派を名乗ろうと思う。
雑感/二日ぶり更新/2003.05.14
■二日ぶりに更新しました
長く続けてるとこういうこともあります。ご容赦願う。夜になんか書こーとか思ってたんですが、部屋に帰ってきた途端に爆睡してしまったパターンが二日続きました。
■運動しました
なんか朝七時くらいからソフトボールやりました。プチ大会の予選にあたって人数足りないとかいうコールが来たんで。一年ぶりにバットを握りましたが、とりあえず三打数一安打。一安打打てて良かった。あんがい体が覚えてるものです。三塁ベースに向かってスライディングもやってみました。一年ぶりでしたがイイ感じにスライディング出来ました。アウトでしたが。
■靴買ってみる
上記のスライディングで靴が破損したため購入。なんとなくnew balanceが好きな私。あまりの履き心地の良さに驚きました。機動性アップし過ぎです。なんて機動性の低い靴履いてたんだ今まで。
■『文明の衝突と21世紀の日本』/サミュエル・ハンチントン/集英社新書
93年の『文明の衝突』で有名なサミュエル・ハンチントンの最近の話を収録した本書。中々グレイト。 序盤は文明が衝突する衝突する、大変だーという話ばっかなので、確かに大変なのは分かったから頼むからその対策まで論じてくれ、スッゲー頭イイのは分かるんだから……と思って読み進めていたら最後の方にちゃんと対策も述べられていました。
驚いたのはその対策、数年前から僕が主に理論言語学的思考法から導き出してずーっと心に留めておいた対策とほぼ100パ同じでした。ハンチントンとか全然知らなかったのにこんなスーパー権威と考えが一致したのに驚きつつプチ嬉しかったです。もっとも理論言語学的思考法というのがほとんどアメリカのチョムスキーという人が考え出したものなんで、むしろチョムスキーとハンチントンの思想的土壌が一致していたという可能性が高いです。というかほぼそうなんですが、シンクロニシティの可能性もピコっとあるかも。
簡単に言うと文明間の差異にばかり注目してると争いになりやすいから、むしろ共通性を導き出し、それを一般人の認識にまで浸透させるということですな。
理論言語学やってると異言語間の共通性、普遍性を導き出してしまうわけです。中々信じてもらえないんですが、普通の人は全然違うものだと思ってる日本語と英語なんかも、詳しく調べてみると驚くほど共通の規則に基づいて出来ている。そういうことを知ってしまうと日本語最高、ソレと違う英語はダメー、むしろいらねーとか言ってる人がアホに見えてくるんですな。差異があるから価値が生まれるのですが、差異の根本にある共通性を認識してしまうと、差異を論拠とした他者否定というのは途端に説得力不足になってしまうんですな。
そんなことに気づいた頃からハンチントンの言う文明(宗教とかいろいろ)にも差異性に隠れた共通性があるんだろーなとずっと考えておりました。お前らの文明と俺らの文明は違ーうといって争いまくってるわけですが、なにー根本はこんなに同じなのかーということに気づき始めるとだいぶ話は変わってくると思っていたわけです。
ハンチントンもほぼ同じことを言っていて、そういった差異の中の共通性を明らかにしていく作業が今後大事だろうと書いておりました。
こっからは僕の考えた+@ですが、そういった作業を担うのは実は人文科学の分野なんじゃないでしょうか。そういうこと考えると最近使えねーとか言われて文系の予算削られまくってるんですが、案外、というかかなり文系の学問も時代のニーズはあるんじゃないでしょうか。大げさに言えば世界平和に貢献する余地ありです。特に比較研究の分野はがしがし共通性を割り出してみればいいと思うし、またそういった話を一般の人にまで浸透させる役割を担うメディア関係の学問も文系だと思います。
とか言うと理系の人から文系使えねーという反論がくるんで言っておくと、自然科学も死ぬほど大事です。なぜなら自然科学は初っぱなから差異じゃなく共通性に目を向けてますからな。日本でもアメリカでもジンバブエでもリンゴは木から落ちる。ニュートンの法則は文明の差異とか関係なく共通。ある意味自然科学的世界観の享受というのも文明の衝突を避ける一つの手段になり得るのかもしれない。
疲れてきたんでこの辺りでやめるけど、詳しくは読むがイイと捨て台詞を言っておきます。今日は共通性サイコーみたいなことばっか言ったけど、逆に差異もサイコーみたいなことも書いてあるんで。まあ想像つきそうだけどこの二つは表裏一体で、どちらかばっか突き進めるとヤバイことになるんでしょうな。
雑感/今日はいろいろ読みたい/2003.05.15
■ブラジルのゾウ、ダイエットに成功
どうでもいいけど、まぎらわしい名前をつけないで欲しい。ユーカリじゃ足りないから。
■第07話「くやしいよ」/宇宙のステルヴィア(stellvia)感想
しーぽんの天才っぷりが明らかになっていくにつれて自分の実力が相対化されてしまうアリサ。そんなアリサがより自分に適性がある道を発見する話。防衛規制ってのはあからさまにそれって逃げじゃーんとマイナスのイメージが働く場合と、おお、自分の適性を切り開いている……とプラスのイメージを持つ場合があることに気づく。プラスイメージで観れた話だったが、やっぱこのイメージの差異を分けるのはテンション上げて前向きに自分から道を探したか否かだな。自分に才能無いと思ったらやる気出して違う道を探すのもカッコいいだろう。あと努力でカバーしようとするのもイイだろう。人のせいにして文句ダラダラで結局防衛規制に走るやつが一番無様だ。
そんな話と平行してしーぽん増長編、挫折編も一話に収録。OPテーマまでかけてしーぽん増長のまま勝利か?と思わせておいて町田さんに一刀両断される流れがすがすがしかった。町田さんカッケー。
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