2004年03月後半の日々の雑記

2004.03.16.(火)
■雑想
 
 昨日のことですが、例によってドラマCDを聴きながら5時間運転して仙台へ移動。

 お役所手続き、事務手続きのために一旦帰ってきたんですが、ついでに自部屋の整理もやっておこうと思い至って、本日漫画の整理を始めたんですが、まあなんつーか多いよ漫画。これは何冊くらいあるんだろうか。今回は仮整頓ですが、本整頓の時にはExcelあたりでリスト作ってみようかな。
 この他、当然小説と研究書が入るワケなんで、本棚の追加購入決定。四月から過ごす自部屋作り鋭意進行中ですよ。イメージビジョンとしては、R.O.D-THE TV-のねねね部屋の片づいてるヴァージョン。そんな感じの部屋を目指したいと思います。

 そういえば卒論云々の話以来、長らく私事を書いてなかった気がしますが、四月から僕は他大に移っての院生という形で、もう二年間学生をやらせてもらう…という進路になります。自分のビジョン実現のためにはもう少し準備期間がいると判断し、親の理解の下、社会人になるのを遅らせる次第となりました。まあ、そのあたりは文句を言ってくれるな。なんで、末端ですが一応肩書きは研究者となるので、こう、部屋とかも無駄に研究者っぽくしたい。古めかしい古書や洋書に埋もれて真ん中でPCカタカタやってる感じ。まあ、古書も洋書もPCもこれから準備しないといけないんですが。そして準備するお金は無いんですが。
 

2004.03.17.(水)
■雑想
 
 本日購入。

 T.M.Revolution『SEVENTH HEAVEN』/アルバム

 いじょ。

 01.「Key of SEVENTH HEAVEN」→02「Albireo-アルビレオ-」の所の流れがカッチョ良すぎ。アルビレオちょっとシングルの時と変わってるよね?コッチの方が好きだわー。
 あとはそのままの流れで03「Zips」に突入していく所もカッチョいいですな。MSVテーマという前情報があったからか、出だしがガンダムっぽいと思いました。
 とりあえずこんな所で、暇になってきたら、西川氏本人作詞の詩もじっくり眺めてみますワ。

●餓狼伝BOY
 「力で俺らの口をふさごうとしている」→咆哮のところ、久々に板垣漫画で震えた。一方的に暴力で自我を押しつけてくる切雨は見ててホント腹立つナイスな悪役です。なんで、自然、木戸くんに感情移入して読んでしまい、あー、切雨ブチのめしてえ、でも自分(木戸くん)じゃ戦えないし……ってところで丹波の咆哮

 「こういうときのための格闘技なんだ」

 カ、カッコイイ。餓狼伝BOY、久々に一本突き抜けギアが入った板垣漫画が読めそうな予感。
 

2004.03.18.(木)
■雑想
 
 R.O.D-THE TV-感想は実家にいて見れないため休みます。前は実家に帰る時は人に頼んで録画して貰っていたりもしたんですが、どうせ地上波は今話で中途終了ということで、そこまでやる気がでませんでした。DVDが発売したらそのつど観て感想補完します。

 本日購入。

 佐渡川準『無敵看板娘』7巻

 今週号のチャンピオンもだけど、最近好きなのは太田さんの特撮ネタです。かなりツボに入ってます。ブシレンジャーて。

 何気に、この漫画がここ1、2年で一番ヘビーリピートして読んでる漫画かもしれません。
 そのあたりちょっと考えてみると、自分的に好きだったり、感動したり、評価が高かったりする作品と、何回も繰り返しヘビーリピートして読む作品っていうのは別な気がします。僕、『ワンピース』なんかも買ってますけど、アレは好きだし笑いもあるし感動もしたけど、そんなに何回も繰り返しは読んでない感じ。
 そう考えると、僕的に繰り返し読む作品ってのは日常を舞台にした笑い系が多いという事実に最近気づきました。『無敵看板娘』もだし、ちょっと前なら『あずまんが大王』とか(アレもかなり繰り返し読んだ)。あとアニメだったら『R.O.D-THE TV-』の日常パートとかね、アレ、この前引っ越し準備しながらビデオで流し観てたけど、コレは何回も観たいなーと思ったものでした。
 なんなんだろうなコレは、現実生活を投射して浸って笑えるってあたりがポイントなんだろうか。

 そんな感じで、明日はこれまたヘビーリピートする作品になりそうな、漫画版『R.O.D(Read or Dream)』2巻が発売です。コッチで買えるかなぁ。マニアックな漫画が買える店はまだ開拓してないんでちょっと不安。
 

2004.03.19.(金)
■イラスト貰いました
 
 以前シロクマSEED絵を頂いた馬の助さんから,、再びイラストを頂きました。


 ええ、相変わらずなんか凄いことになってます。

 馬の助さんからのメール、

馬の助さん:「何故戦ってるのかは正直自分にも分かりません」

 そんなこと言われても、僕にも分りません

 されどテーマは「銀魂」とのこと。なるほど!傘でナージャと神楽が連想されるワケか!それは上手い。

馬の助さん:「で、最後にごっちゃん追悼の意を込めてさりげなく 後ろに描かせてもらいました。ごっちゃん。」

 ごっちゃん目立ってるよ!「さりげなく」とか言いながら絶対超やる気出して描きましたよこの人!

 というわけで、馬の助さん、素敵なイラストありがとうございました。

 当サイトでは、常時、閲覧者の皆様からのイラストを募集しています。ヨロシク。
 
■雑想
 
 最近細かく散財している気がするが(挨拶)。

 本日買ってしまった物。

 倉田英之・綾永らん『R.O.D(READ OR DREAM)』2巻。
 『ファイナルファンタジー ヴォーカルコレクションズT−祈り−』/アルバム。


●FFのヴォーカルコレクション
 無性に昔やったTVゲームの音が聴きたかった今日この頃。中古屋にあったら買ってやれーいと思ってたのだけど、本日BookOfでいい感じのを発見。コ、コレは!「時の放浪者-ティナのテーマ-(FFY)」と「Once You Meet Her-水の巫女エリア-(FFV)」の両方が入ってるッ!
 前者はYの最初の方のフィールドマップBGM、後者はVの水のクリスタルの宮殿のBGM。FFで無性に印象に残ってる2曲だよ。
 早速聴いて見たが、イイ・゚・(ノД`)・゚・
 ・ティナのテーマ→OPの雪の中をゆく魔導アーマー×3(ティナ含む)のシーンに震えた小学生の自分を思い出した。
 ・エリアのテーマ→エリアァァー・゚・(ノД`)・゚・
 ヴォーカル付きも良かったんだけど、この2曲はOFFヴォーカルでもじっくり聴いてみたくなった。サントラに入ってるのかな。つーかむしろゲーム音源そのままの電子音で聴きたい。スーファミ本体でも買ってこようかな。

 R.O.Dは明日感想書こう。
 

2004.03.20.(土)
■雑想
 
 6時間運転で帰還。相変わらずドラマCDで時間つぶし。ちょっと、Kanonマスターになれそうな勢いです。

 その後はR.O.D-THE TV-流しながら200Pモノの論文のスキャン作業。
 アニタと久ちゃんの別れの回はイイのう。初めて見かえしたけど、二回目の方がグっときた。他にも写真の演出とかイイのう。2話くらいにはねねねと両親or読子が写ってる写真の描写は寂しさの描写だったんだけど、11話では同じような描写でねねねと三姉妹が写ってる写真が描かれる。で、そこからはもう寂しさは感じられないという…その変化を培った時間に想いを馳せるとグっとくるのう。
 
■倉田英之・綾永らん『R.O.D(READ OR DREAM)』2巻
 
 折り込みカラー絵は夏絵で薄着三姉妹です。ライトエロス?
 そして、裏表紙は-THE TV-ヨロシクの胸バインバイン意味不明チャイナドレスミシェール姉さんです。コレは嬉しい。

●怪読麗麗の話
 アニタメインのライトアクション中編。ミシェール&マギー不在のミッション物ということで、ミシェール姉さんと日常ダラダラ話を目的で読んでる僕の嗜好のストライクではなかったですが、怪読麗麗の存在とか、胡椒攻撃で決着とか、そのあたりのバカバカしさがR.O.Dっぽくて癒されます。

●怪談話
 これは、リアル夏頃にウルトラジャンプで立ち読みして、季節感に酔えた一話です。怪談やる気満々のミシェール姉さんが好き。そんな大人はイイと思う。姉二人が大マジで怖がってるのがほのぼのの一話。

●ユンファ先生の話
 中編。三姉妹の気だるい魅力、軽いミッション、そして本にまつわる哲学がちょっぴりと、R.O.Dの真骨頂な話。「愛書狂(マニア)には愛書狂(マニア)の捜し方があるんだ」の台詞とか好き。つい、自分を愛書狂(マニア)とアイデンティファイするのもイイかもなーと思ってしまう魅力で愛書狂という言葉が出てきます。
 そして、ギックリ腰になる、(体すら)脱力系のミシェール姉さんが好き。

●小説家ミシェールの話
 日常ダラダラ話で僕好みの一話。ミシェマ由起夫は笑った。

 ミシェール姉さんとか、キングオブダメ人間に見えるんだけど、実は通訳、翻訳の仕事から古書の真贋鑑定までこなし、紙技でバトル能力まであるという結構凄い人なんだよな。この、結構凄いんだけどダメ人間やってるというギャップが好きなのかもしれない。

 あと、巻末のインタビューで、アニメの監督の方から、やっぱり-THE TV-のテーマは「家族の絆」だと言明されてました。三姉妹+ねねねという疑似家族にナンシーとジュニアの特殊な親子、僕もそういう視点で見ておりましたよ。結構時代的にタイムリーなテーマだと思うし、イイテーマなんじゃないでしょうか。そして良く描けてると思います。
 

2004.03.21.(日)
■第09話「戦う者の運命」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「そうだよな 平和な世の中になって 平和な世の中にすることができたら…」(橘)

 この独白の後、何かを取り戻したように一瞬だけクジャクアンデットの剣を片手ブロックする所が今週の僕的ハイライトです。上の台詞や、前半の倒れた母親にすがる少女を見過ごせずに変身する描写から、橘さんはクールぶってても内面にはかなりヒーロー的な感性、考えを持ってる人だということが分ると思います。そんな橘さんが好きになってきた今日この頃ですが、どうやらこの人はもう少し翻弄される人生になりそうです。というのも次週は外部(伊坂)の力で仮初めの復活という、真の復活までにもうワンクッション置く話っぽいからです。やっぱ自力克服しなきゃダメだと思うんで、どうも恐怖心を克服するという橘さん物語はすぐに決着がつく物語じゃなくて、後半まで引っ張る話なのかもしれないと思えてきました。やっぱ上の台詞→片手ブロック辺りの描写が真復活への暗示なのかなぁ。入社時の回想(初心)に小夜子さんと、橘さんというキャラの重要な部分が結構詰まってた今週の対伊坂戦です。その辺りを踏まえて真復活して欲しい。

●ブレイドVSカリスのバイク戦
 コレはスッゲー良かった。これまでで一番カッコイイバトルシーンだったんじゃないだろうか。こういう一番の盛り上がりバトルシーンを前半に持ってきてしまうのは、もうブレイドっていうのはそういう方針の番組なんだと割り切りました。そう思えば素直に前半でも盛り上がれます。
 カリスのバイクがトルネードでウォンウォンしてるのもカッチョいいと思いましたが、それ以上に発光ブレイドバイクがカッチョ良すぎです。放電してます。夜のシーンだけにその電気発光が映えて最高。燃え度、ライトニングブラストより上かも。やっぱ無駄に派手な視覚効果が僕は好きっス。そう考えると先週は派手なのは使わない方針なのかもなんて書いたけど、ただ温存してるだけという嬉しい事態もあるかもしれません。考えてみれば今回のカードバトル設定だとブレイドの必殺技もまだまだパワーアップしそうだもんな。で、そのまま両者ウィリーで突撃ですよ。やっぱウィリーなんだ!ウィリーしなきゃダメなんだ!龍騎サバイブのファイナルベントの時も思ったけど、別にしなくてもいいような場面であえてウィリーするというのは燃えます。その無駄さがカッコいいです。

●印象的だったシーン
 橘さんと始がすれ違うシーン。まったくなんの意味もないシーンとは思えない。1、いずれ二人が戦うことになるのを暗示している。2、二人の立場が入れ替わっていくことを暗示している(橘さん→アンデットサイド、始→人間サイド)。こんな感じに予想。予想の根拠は、今週眼鏡の男に質問してたこと辺りから、始物語が徐々に人間らしさを獲得していく物語だというのはほぼ確実だと思われるから。最近橘さん視点だけど、始物語も面白くなり始めています。「ただ無性に今、ここに見えてる何もかもをブチ壊したくなる」あたりがアンデット的で、天音ちゃんを必死で助けちゃう辺りが人間的なんだと思います。その狭間で葛藤するというキャラは、もうなんつーか主人公系のキャラです。「お前をブッ殺す」とか言ってたあたりでちょっと好き度落ちたんですが、アレもアンデット的な側面が出てしまう心情不安定な男なのだと思えば許容できます。

●クジャクアンデット
 カ、カッコイイ。自動追尾の羽燃え。カラフル燃え。555の怪人が単色だった反動で、こう無駄に派手なのはカッコいいです。これがラスボスでも納得のデザインですよ。555のラスボスより既にラスボスオーラがデカイですよ。

●橘さんと小夜子さんのラブロマンス
 大人の純愛って感じで、龍騎、555には見られなかった男女の関係性です。なんかイイでしょコレ。二人はどういういきさつで今に至るのか。二人の出会い篇とか、一話くらいかけて描いてくれても許すな、僕。

「次回も見てくれないと、オレのカラダはボロボロだ!」
 橘さんFAN→それは大変、見なきゃ。
 普通のFAN→貴様のカラダなど知ったことではない。
 
■第08話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」/ふたりはプリキュア感想
 
 「あなたなんてプリキュアってだけで 友達でも何でもないんだから!」(なぎさ)

 「プリキュア」の使い方がヒット。友人、家族、恋人、人と人との関係性を表す言葉は数あれど、そんな関係性を表す名詞の一つとして「プリキュア」が使われてます。今はまだ「友達」未満の結びつきしか表さない「プリキュア」という名詞が、いずれ「友達」以上の結びつきを表す名詞に変わっていく。これはきっとそんな物語。だからタイトルは「ふたりはプリキュア」なのさ。

●今週のポイント
 ・「おばあチャマ!」。「チャマ」とか今言いましたよこの人!
 ・前転後転しながら考えるなぎさ。そのシンキングポーズは珍しい。
 ・弟にコブラツイストするなぎさ。リアルでコブラツイストできる女性って日本にどれくらいいるんでしょうか。
 ・木と一体化してる二番手。クマさんといい、敵キャラがギャグ化しています。ウガッ(それがイイ!)。
 ・「モタモタなんかしてません!」。ジャンピングで攻撃避け→携帯投げ渡しの雪城さんがイイ!凛としてます。
 ・チョコレートケーキが好き。なぎさの日記は典型的な中学生ポエムです。でも、中学生の日記なんてそんなモノ。

 最 高 。

 第01話から、懸命な閲覧者諸君は僕が好き好きオーラを発していることに気づいておられたと思うが、今週で完璧に惚れたよ!現行ベスト話。このクオリティーは凄いよ!

 この話は、第05話の感想で書いた通り、人の話を聞かない排他的押しつけ、独善をダメなものとして、相互理解、違いを認める包容力、そこに至るまでの人と人の対話、コミュニケーションの大事さを描く話だと思われます。だから、第02話の感想で二人の関係性が白紙なのが新鮮なんて書いたけど、そうせざるを得なかったんだよね。お互いに知らない白紙で違う二人が、対話をしながら違いを認め、相互理解していく物語なのですよ。だから、最初から二人が何も言わなくてもお互いのことが分るツーカーの仲ではいけなかった。このあたりは、前も言ったけど、最初から二人の仲がツーカーで何でも分ってる相棒物語が多い世の中、何も言わなくてお互い分ってる気になって、実は分ってなくて齟齬が生まれ、時には深刻な争いに発展することが多い世の中だからこそ、光るし、そして描いてほしい。その辺り、今話は秀逸。「何があってもなぎさの味方」と既に話さなくても分るツーカーの関係性がなぎさと出来上がってるシホ、リナと雪城さんとの対比も上手ければ、相互理解、対話の大切さを掲げながら、子どもゆえ未熟な雪城さんに刺さるなぎさの「あたしがとうしたいかなんて何であなたに分るのよ」「自分の考えてることがいつも正しいと思っているの!?」という言葉が、相互理解という物語を描くにあたって、つらいようだけどもそれが出発点のようで深い。そんな前半のすれ違いパートで、認識の齟齬、お互いの違いを前にネガティブな雰囲気に包まれる二人。そのタメが良くて、それらお互いの違いをポジティブなものに昇華する過程が描かれる後半パートがさらにイイ!バトルパートでとにかく力押しでも話し合う環境に置かれた二人が、「話し合いで何でも解決は優等生的」、「話し合いはお互いを知るために大切」と意見をブツけながら、実際ちゃんと二人とも話し合ってるのが、ギャグオブラードに包まれながらもかなりイイ場面。それに対して一応作中悪のドツクゾーンの方々は、理解のための話し合いなどしないという対比。そんなドツクゾーンの人に放たれる「今、大事なお話中!」と言う皮肉のプリキュア・マーブルスクリュー。ホント無駄がない。このバトル中対話だけでも十分話のエッセンスが詰まってるのに、最後はお互いがお互いしか見れない日記帳を間違って取り合って、より深い内面レベルでの対話→もう一歩相互理解が進むという反則技の展開が炸裂してフィナーレ。エンドシーンで、これまでこの作品の独自色を出してた相棒がお互いを名字で他人行儀に呼ぶという部分に、「なぎさ」、「ほのか」と名前で呼び合うという変化が訪れて、二人の関係性が一歩進んだことを象徴的に印象づけて終幕。このギュウギュウに密度を詰めた圧縮力、一話内でしっかりと決着をつける構成力、各種演出。今回は最高。もう、最後になぎさが「ほのか!」と呼びかけたところはグっときましたよ。

 つーワケで、次回から感想内の雪城さんの呼称も「ほのか」になります。ほのかー。
 

2004.03.22.(月)
■17号/WJ感想
 
●少年守護神
 コレは、来期改変期に切られるのは確実でしょう。ごっちゃんが無念の終了となった今、僕の願いは武装錬金の生き残りなんですが、とりあえず打ち切りワク一つ確保ということで心に少しの平安を得ました。残りの二つのワクをゲドーとスピンちゃん、そして銀魂、残念なことに武装錬金あたりで争うことになるんでしょうか。あとはブラックキャットかなぁ。近いウチにクリード倒して終了というのもありそう。

●無敵鉄姫スピンちゃん
 大爆笑までいかないけど、いいレベルの笑いを届けてくれていると思います。いまやジャンプのギャグ漫画と言えばボーボボなんですが(ある意味ギャグ漫画は除く)、ボーボボはなんつーかかなり特殊な漫画なんで、こういう普通の一話完結型ギャグ漫画が一つあってもイイと思う。
 大きくがっちり描かれてるスピンちゃんよりも、小さくデフォルト絵で描かれてるスピンちゃんが面白いです。何コマか、スピンちゃんの目で笑った。

●DEATH NOTE
 先週の南空ナオミさんから名前を聞き出すのがライトのターンだったので、今週はLのターン。でも、この一話で随分ライトは詰め寄られたように思います。監視カメラなんかしかけられたらもうかなり王手じゃないかと。どうにも、ライトのターンとL側のターンと交互に描かれてはいるんですが、トータルではライトが詰め寄られるように物語りが進んでいるように思います。前は睡眠も削れないとかライト言ってたのに、今週は四日もほとんど寝ないでデスノート書いてたってあたりからその詰められっぷりがうかがえます。やっぱ、最後はライト敗北で終わる方向なのかなぁ。手塚治虫の『MW(ムウ)』とか、犯罪者が逃げ切って終わる漫画もあるんですけど、さてはて。

●ブリーチ
 石田、何か羽生えてますよ!霊子がビームっぽかったり、背中がメカメカしかったり、なんだかメカちっくな形状美をかもしだしています。なんか、こういうモビルスーツありそうじゃないスか!メカメカしい魅力は好きなんですが、どうしても石田なのにと心のどこかで思ってしまう自分がいます。石田なのにー。
 マユリちゃんが斬魄刀を二次解放して巨大な地蔵を生み出しましたが、どうにも勢い的に石田が勝利しそうです。大きさ勝負のマユリちゃんですが、メカっぽい石田も勢いで巨大化しかねません。それは冗談にしても、空くらいは飛びそうです。それ見たいな。

●未確認少年ゲドー
 そのテーマだけで数年続けられそうな異種族融和物語を一話で描いちゃったような感じで、サラッと飛ばしています。確認、未確認で括っちゃってた讃良ちゃんに対して、ゲドーくんがそういう人間が決めた表面的な括りじゃなく、括るなら「友達」という括りで括るよという趣旨の発言をして、そこに理解が生まれるなん下りは中々イイ場面かと。
 でも、第3話にしてこんなグロテスクな未確認生物を出さなくても。ヒロイン滅茶汚れてるし。もっと可愛い生物出せばイイのに。その方が人気出そうなのに。尾田先生あたりに協力依頼して、味のある動物デザインを貰い受けるというのはどうか。動物、生物デザインならジャンプは強いですよ。うすた先生もいるし(ニャンピョウ)。

●ボーボボ
 今週はかなり笑った。ポリゴンをドット絵レトロゲームで倒すっていうのが上手いと思った。レトロゲームにはレトロゲームの良さがあるなんて考えるとなんか深いし。あと「ぬ献上ゲーム」のセンスに笑った。昔のゲームにはホント今考えるとギャグとして笑うしかないような神懸かり的に単調でつまらんものもあって、そういうの思い出して笑うところだよココは。

●いちご100%
 たまにある、河下先生の中で何かが一本切れてしまったお話でした。外村妹までサービス要因としてかり出されるわ、黒川先生まで久々に出てくるわ、そこにサービス要因王のさつきまで加わるわでの壮絶な乳(チチ)ラッシュ。ラストには西野のいちごパンツまで披露させてスキがありません。きっと、時にはこういうものを描かなければ生きられない何かを抱えているんですよ、河下先生は。

●スティール・ボール・ラン
 掘り下げられたキャラには全員に見せ場があって超密度高かったです。このテンションは凄い。
 飛呂彦氏タメ期間に入りセカンドステージは六月からとのこと。まったく文句は無いので、じっくり練ってまた高密度の話を届けて下さい。

●ハンター×ハンター
 スッゲー盛り上がってきましたよ。ラスボスかな、ラスボスなのかな<王。どうなるんだコレ。いくらナックル、シュート戦でパワーアップしてもまだゴンらに勝ち目は無いですよね。もうワンクッション置いて、舞台をNGLの外に移して最終章が始まるのかな。

●武装錬金
 3週ほどギャグ無しのシリアス話だったんで、月をバックにライダーキックで現れるブラボーを始め、今週のギャグモードには和みました。
 掲載位置ヤバ目ですが、なんとか超常選民同盟の話が完結するまでは続いて欲しい所。逆に、この話でラストとなっても、とりあえず満足できそうな自分がいます。蝶野篇と早坂姉弟篇は僕的に最高レベルの満足度だったので、もう和月信念というものを十分に見せて貰ったと思うし、和月先生は核の部分はもう十分に伝えたんじゃないかと思う自分がいるんで。
 あとは、カズキとパピヨンの因縁の決着、斗貴子さん物語の決着(おそらく障害として立ちはだかる斗貴子篇のボス西山くん(仮)の撃破)、ブラボーVS月の人の決着、二人きりの依存を抜け出した秋水の参戦、そしてラスボスの選民同盟の錬金戦士撃破……このくらいが描かれれば最高の終わり方が出来ると思います。でもこうやって書いてみたけど結構まだ多いな。やっぱもう一年は必要ですよ。あんまりもの凄い新連載が現れませんように(ネガティブ発言)。

●巻末コメント
 なんか、示し合わせたように皆他の漫画家さんに言及するコメントを出してますね。しまぶーまで話題に上がってますよ。しまぶー、「るろうに」とか最近の「武装錬金」とか読んでおくといいかも。やり直せるんだ!みたいな勇気を貰う意味で。
 
■ガンダムSEEDスペシャルエディション 虚空の戦場
 
 明日あたり軽く感想書こうと思います。
 やっぱりラクスはいいのー。
 

2004.03.23.(火)
ガンダムSEEDスペシャルエディション「虚空の戦場」/SEED感想を更新
 
 何か懐かしいな、こうやって書くの。
 
■雑想
 
 引っ越し準備佳境。あと二日で全部処理仕切れるか!?
 

2004.03.24.(水)
■雑想
 
 明日は卒業式のため更新休みます。

●椎名あゆみ『ベイビィ★LOVE』/りぼんマスコットコミック
 あらすじは、中学生に恋した小6の女の子(主人公)が、中学生宅に同居しながらアレやコレやと少年のハートをゲットしようと頑張る……といった話。
 とにかく作中の最終目標である「少年のハートを射止める」というのが序盤に提示され、あとはひたすらその目標を完遂するために主人公が頑張ります。敵を倒すとか、大会で優勝するとか、そういった少年漫画で描かれる目標が恋愛に変わっただけで、そのために主人公が努力する構造は一緒です。
 で、その努力がすがすがしい。男の読者的にはこんな風に女の子から想われてみたいなあと男の方に感情移入して読む人が多いのかもしれないけれど、僕的には頭脳を振り絞って努力努力を重ねる女の子の方に感情移入して読み切れました。男の僕にそういう風に感情移入させるんだから、主人公のキャラ作りは相当上手いんじゃないかと思います。恋愛にせよ、何にせよ、目標のために全力で頑張る姿は見ていて元気づけられます。

 「あたしは柊ちゃんに2回ふられてる でも誰かに頼って傷を癒そうなんて思わなかった あたしは自分の気持ちに嘘なんかつかない!」

 あたし可哀想な女なの、慰めてくれる人が必要だったの(それが当然なの)オーラをまき散らしていたライバル女に向けて放たれる主人公の一言。ネガティブマインドで自分可愛いのオーラを出してるヤツに、まっすぐな信念を叩きつける場面というのは爽快です。逃げません。依存しません。この場合まっすぐな信念というのは想い人のことなんですが、ちょっと抽象的な信念が多い少年漫画も、「男」とストレートなこの少女漫画も、全力を賭けるに足る何かを持つということのカッコよさ、尊さは同じです。僕はあんまし少女漫画は読まない方ですが、「ペンギン★ブラザーズ」といい、この作者の漫画は好きです。
 

2004.03.25.(木)
■卒業しました
 
 この日は卒業式でした。

教授:「究極のエピキュリアンのゆいまは(四月から)どうすんの?」

ゆいま:「えー、僕は○○大の修士の……」

 ちょっと待て、

 オレはエピキュリアン(快楽主義者)だったのか。

 確かに「楽しいかどうかが一番大事」みたいなこと言ってたけどさー。

 そんな感じの卒業式。

●大学学長の話
 君たちに「オンリー1になれ」という言葉を贈ると言ってSMAPの「世界に一つだけの花」を引用し出した時は、「ウォーイ、学長」と思いましたが(ゆいまはこの歌が超嫌い)、すぐに「元々特別なオンリー1、一見素敵な響きに聞こえるが……」と話が続きました。オオ。そして元々特別なオンリー1なわけないだろ、本当のオンリー1は努力して勝ち取るナンバー1と矛盾しないものなんだよ発言が飛び出しました。目指すならSMAPのじゃなくそういうオンリー1を目指せ発言が出ました。よく言った学長。僕、超拍手。

●全然親交が無かった学部の先生の話
 大正時代に自分探しを続けたある文学者(名前失念)の話をして、その人も結局自分は見つからず、自分探しに結末なんぞないんだという話が印象的でした。やんわりと「自分探し」を免罪符に開き直ってるダメフリーター、引きこもりへの批判が入ってました。そして、自分とはいつか見つかるものじゃなく、ある時点で自分で決めるものだという趣旨の話が……イイこと言った。この先生はイイこと言った。君らはそろそろ決める時期なんだという話です。というワケで僕も決めました。僕はパンダです。

 まあまあイイ卒業の日だったと思います。
 

2004.03.26.(金)
■雑想
 
 明日は引っ越しのため更新休みます。新年度のドタバタでちょっと更新頻度落ちるかな。でも、昨日の雑記は書きましたんで読む人は画面をスクロール。

 本日購入。

 機動戦士ガンダムSEED13巻/DVD。

 最終話〜「星のはざまで(追加エピソード)」〜「Invoke」でエンディング〜の新編集連続再生ヴァージョン燃え。

 コレはかなり完結感が増しているゾ。

 他の映像特典とかはまだ観てないんで、感想は……来週の火曜くらいかなぁ。ちょっと多忙だけど、チョコっとは書きます。

 そして、

 おジャ魔女新シリーズ

 ギャー。

 こ れ は 感 涙 モ ノ だ ぞ 。

 感想とかサイト内には置いてないんだけど、このシリーズは最高映像作品だと思っておりまする。

 ペルータンペットンパラリラポン。
 

2004.03.27.(土)
■雑想
 
 この日は引っ越しでした。あー疲れた。
 

2004.03.28.(日)
第10話「操られた戦士」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「どうしても君は血気にはやるな 人の話を聞かない」(伊坂)

 このシーンだけ見ると伊坂の方が理性人でいい人っぽいです。
 この物語の登場人物が人の話を聞かないのは本当です。今作に限らず、555なんかもちょっとじっくり話合えば解決しそうな状況でも、無理無理バトルに突入というのが多かったです。この辺り、シナリオの都合上というより、現実の争いを揶揄ってるんじゃないかと常々思っております。現実でも、話し合い、コミュニケーション能力の欠如に起因して本気の殺し合いが生まれてる状況ってあると思うんで。殺しちゃった後で「こんなハズじゃなかった」とか言ったりするんです。バカか。みたいな。

●珍しく
 「鬼に金棒」とか「牛乳飲み過ぎで牛になっちゃう」とか「竹刀でワラに打ち込み」とか、ギャグモードが入りました。でも、あんまし面白くないのな。もっとハジケたギャグ希望。いや、別に「ボボボーボボーボボ(WJ)」みたいなのをやれとは言いませんが。

●ホラ見て、分身が攻撃を受けた瞬間本体が光ってる。コレが目印にならないかしら(栞)
 コレは、多数に分身してるならともかく、二体分身の場合はあんまし意味ねーと思いました。片方撃ってダメだったら、光ろうが光るまいがもう一方を撃つしかないと思うんで。

●バイク
 相変わらず「覚醒」は前半パート。剣はとことんバイクアクションで行くのかなー。変身シーンもバイク上で変身の方が今んとこ多いんじゃないだろうか。シマウマのお株を奪うようにシマウマの回りをバイクでグルグル回るギャレンはちょっと可愛かったです。

●生ある者全て息絶える時、口惜しさで胸が一杯になることがあるだろう……何故他人の事を考える(始)
 コレが大事なのかなぁ。53種の種族のウチ、他のアンデットはこういうことは考えない。人間だけが考える。

●次回予告
 「俺らじゃない奴らが作った世界なんかブチ壊して、俺たちだけの世界を作りたい」燃え。  
 
■第09話「取り返せ!メポメポ大作戦」/ふたりはプリキュア感想
 
 「病気 それはイケナイ」(ゲキドラーゴ)

 コミューンを返すゴリラ。これは、同じくコミューンを返して最後は真っ向勝負したピーサードといい、やっぱ今後敵側とも和解する展開があるんじゃないかなぁ。先週のなぎさとほのかの関係で描かれたように、違うからこそ理解したいという話なんで、理解の方向を敵にさえ向けるという流れもあるような。

●今週のポイント
 ・「聞いた聞いた聞いたー」「どひゃどひゃどひゃー」「でしょでしょでしょー」。シホ好き。
 ・人体標本に追いかけられるのはマジ怖い。そしてその時の二人の会話可愛すぎ。
 ・「明日の像」「そうジャケンナ」。もう、このゴリラの人かなり好き。
 ・校舎大破。それは大変だろと思ったけど、ザケンナーが消えたら元通りに。良かった良かった。

 始終、名前で呼び合うようになった二人が微笑ましい回でした。めちゃめちゃ仲良しモードです。
 

2004.03.29.(月)
■雑想
 
 引っ越しの事後処理につき多忙なため、本日のWJ感想はお休みします。

 武装錬金だけ↓
 
■今週の武装錬金/WJ感想
 
 掲載位置最下位です。コレは、終わるな。うん、終わる覚悟をしておこう。
 先週も言ったけど、蝶野篇、早坂姉弟篇でこの作品の核は描き切ったと思うんで、まとめに入ってくれても納得です。逆に、短期で完結した方が、僕的漫画史に残る名作になりそうにさえ思えます。刹那的で高密度と言うのは燃えます。

 本編は夏休みに海に行こうという約束を胸に、戦士と認められたカズキが戦いにおもむくところまで。末尾のアオリ「友との約束を胸に 今 少年は戦士になる!」がカッチョいいです。そしてどうにも最終決戦前という一話です。「戦いが終わったら〜」って言うのはもう最終決戦の雰囲気バリバリです。戦いの最中、瀕死の状態でこの「海に行く」という約束が回想されるのかなーとか、エピローグは海でのカズキ、斗貴子さんのトークかなーとか、王道の想像が膨らみます。

 あとはまとめるのにどのくらい話数がいるのかですな。2クールあれば十分と思いますが、この感じだと1クールしかないのかなぁ。でもまあ1話に一人倒すくらいの勢いなら間に合うかな、そのくらいのテンションが可能な漫画ですし。
 残りの消化要素ですけど、前に言っていた秋水くんの参戦は無くてもOKですな。何かを手に入れて帰ってくるところまで描けば完結感は増しますが、この前の話、依存していた自分に気づいてそれを乗り越える修行の旅に出るというところまでで、十分秋水物語はまとまってます(去り際の演出は詩的だったし)。ということで斗貴子さん物語の過去との決着と、カズキVSパピヨンの決着、この二点さえ描かれれば十分な完結感が得られると思います。ブラボーVSムーンフェイスはサクッと終わらせられそうだし、バタフライとラスボスっぽい裏切りの戦士の話は、なんつーかこの作品の核ではないように思うんで、テキトーでもいいです(裏切りの戦士とか、カズキと斗貴子さんとの間に特に因縁とか、伏線とか無いと思うんで)。

 そんな感じで、近いウチの終幕を予感しつつ、一応今週からアンケートハガキを出そうと思います。
 

2004.03.30.(火)
■雑想
 
 部屋片づけで一日消費→疲弊……というわけで今日ももう寝ます。引っ越しで消費する労力を少々甘くみていた。

 本棚を二つ購入し、とにかく詰め込みました。自分的にヒットした現象は、WJ打ち切り漫画だけで棚が一列埋まったことです。『サイレントナイト翔』とかあったし。ごっちゃんもこのコーナー行きだし。

 あと自部屋に新しいテレビ設置。今まで使ってたのは14年ものの古いヤツだったんで、画面の美しさにビビりまくり。DVDとか、こんなにも美しい映像だったのかと驚き。ガンダムSEEDとか驚き。そんなSEED13巻の特典映像は未だ視聴できず。明日か明後日には……感想目当てのキーワードで来てくれてる方、スマンね。
 

2004.03.31.(水)
ガンダムSEED13巻/DVD/AFTER-PHASE「星のはざまで」/LINK〜この時代の中で〜/SEED感想を更新
 
 発売日より大分経っちゃったけど、「星のはざまで」のSEED感想書きました。
 
■雑想
 
 あー、卒業、引っ越しのゴタゴタで本も読めてないですな。3月の読了は明日カウントしてみよう……少なそう……。
 


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