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でも、最高にいいライブだったんだよ。GLAY史上1、2位を争うっていう風に、ホームページの日記に書いてあった。


-ホールツアーが終わって、アルバム『puresoul』が発売になって、スタジアムツアーに突入していったわけですが、札幌の真駒内から始まったというのはいい区切りでしたね。流れが出来ていた。
ひ:あったのかな、それ。
じ:あったはずだよ。井ノ口さんが言ってたことがある。「ホールですごい成長してきたGLAYのスタジアムの一発目は北海道でやらせたい」って。「GLAYはこんなに大きくなって帰ってきたんだぞ」というのを見せたいって。別に俺たちにとっては、どこでも大丈夫だったんだけど(笑)。
-真駒内の初日は、かなり感極まってましたよね。
て:まあ、野外は久しぶりでしたからね。開放的にはなるし。それにやっぱり、。多少なりとも北海道に帰ってきたっておい、こんなにデッカクなってかえってきたというのもあったと思うし。でも、最近はどこでやっても変わらなくなりましたけど。やることは一つしかないわけだし、皆で楽しくやろうということで始まってますから。
ひ:俺、スタジアムの一週間ほど前に病院に行ったんですよ。そうしたら、先生に「テレビ見たよ、動いてたねえ」とか言われて、「いや、俺右側ですから」とか言って誤魔化したんですけど(笑)。だから医者に内緒で走り回ったんだけど(笑)。あの時はデッカイ所だったから嬉しいとかいうよりも、ギター持ってステージに立って皆で笑っていられることが嬉しくて。北海道だろうが、小さなライブハウスだろうが関係ないっていう、あれぐらいライブといち儀多リストの俺っていうものを再確認した日はなかったですね。
-ポップアップで飛び出してきて。
ひ:復活して、やる前は本当に動けるのか不安だらけでしたけどね。
じ:復活したステージの時かな、俺とTAKURO君が変な気を使ったりしたんだよね。「何かHISASHIより前に出るのって紀を使うよね」って話したりした。
た:でも、始まったら全然関係ないわけ。そんなの無視(笑)。
-ホールで椅子に座ってる時は、結構気を使ってるように見えましたけどね。
ひ:あの椅子から、ドームツアーの羽のイメージが出来ましたね。
た:ウチのバンドはポジティブだからね。色々ヒントにしちゃう(笑)。
-一回のスタジアムツアーなのに、真駒内のリハは雨で、安比高原は観測史上初の強風に見舞われたりもしたし。
た:安比ねえ。あったねえ。
ひ;j昨日、昔の自分たちのデジタルのムービーを見直してたんですよ。そうしたら安比のあの時の映像があって、ステージが壊れちゃって復旧作業してるときの俺らの映像が出てきたんだけど、やっぱり不自然ですよね。自然を楽しみこと以外何もない場所なのに、その自然が邪魔してどうにもならないみたいな。やっぱり人間の作るものには欠陥があるんだなとか、自然は思うようにならないんだなとか、色々考えましたよね。
た:でも、最高にいいライブだったんだよ。GLAY史上1、2位を争うっていう風に、ホームページの日記に書いてあった。
-セットはなくなるし、バンドが頑張るしかないという体験。
て:ああいうのは初めてだったしね。
じ:そういう時に何かしらのパワーが出るんでしょうね。LUNA SEAもそうだけど。セットが駄目ならっていう非常事態が生んだパワーっていうのが。
-スタジアムのビデオにも、監督の増淵さんや舞台製作の小丸さんに「大丈夫だから」って説明されてるシーンがありましたけど、あの時はどういう気持ちだったんですか。
て:俺たち以上にスタッフは辛いんだろうなあって思ってたから。
た:大丈夫って言うんだから大丈夫だろう。じゃあ安心してやろうと。それしか考えなかったですね。
ひ:開演時間が押すことは気にしたかな。やっぱりすごい山奥だったし、前日も安比からインターまでの道路が12時過ぎまで大渋滞してたって知ってたし、それは気にしてたかな。新幹線に乗り遅れる人とかいただろうし、夏とは言え遅くなれば寒いしね。
-バギーの転倒シーンは誰か撮ってたんですか。
た:いや(笑)。あの頃、ストレスたまってたのかな。俺、なんか思い切りの悪い毎日を送ってるなあって。それで思わずアクセルを(笑)。
じ:アクセル・ローズ(笑)。でも、TAKURO君まず逃げたもん(笑)。
た:小丸さんの号泣シーンが見たいなあ。撮ったって言ってたからね。
て:ドラマですね。
じ:やっぱり、シチュエーションだと思うんですよ。見る人もそうじゃないですか。苦労してチケットを取ったとか、そういう時の方が忘れられない感動があるだろうし。見てる側もそうだろうし、やってる側もそうですよね。安比の二日目が良かったっていうのも、あの条件があったんだろうし、HISASHIの復活でみんな燃えてたというのも忘れないですね。
ひ:スタジアムは、俺個人としては、気持ちいいだけだったけど。まったく煮詰まらなかったなあ。
-真駒内をやって、それからはスタジアムとホールが平行したでしょ。あの切り替えというのは、全然大丈夫そうでしたよね。
て:かえってリフレッシュ出来てよかったですよね。同じ広さの所でずっとやるより。
た:盛岡とかも行ったんだよね、安比に行く途中で。横綱相撲だった気がするな。
ひ:ホールに戻れば、ライブハウス感覚で出来るし、スタジアムに戻ると「うわあ、広くて気持ちいいなあ」と思って純粋に楽しめる。すごい良かったですね。
-名古屋の6万7千人という数字は、今改めてどう思いますか。
て:すごいことだと思いますよ。ステージに立った瞬間に、こんなに広い所にステージ組んでしまったんだって思いましたから。安比もそう思ったけど、安比は傾斜があったんで、広さの感覚が違ったから。
ひ:でも、正直言うと、20万人も6万人も分からない感じなんですよ。ステージに立ってみると感動は同じくらいだし、俺たちの気持ちも一緒だしね。ライブハウスでやるのとはちょっと違うけど。
て:俺、ドームの時、新聞で”75万人ライブ”っていうのを見て、そういう研鑚するのがすごいなあって思った。そういう数字は言われて気づくって感じ、だから、名古屋にしてもあんまり数字としてはピンと来なかった。それより、西宮の光景は威圧感があった。見渡す限り人に包まれてる感じがして、。そういうことの方が覚えてるんですよ。
-センターステージはどうでした。
て:もう、球児なら誰でも憧れるでしょう。そのくらい”スタジアム”っていう感じですよ。でも、一番気になったのは明るさの問題。暗くなる頃にどの曲なら照明が使えるみたいなことかな。
じ:スタジアムの時、オープニングに「3年後」をやりたいって言ったんですよ。でも、よく考えたらオープニングは明るいんだって思って。気kky区、ドームでやることになりましたけど。
た:すげえ、昔のよう(笑)。
-スタジアムの『I'm in love』は、いい眺めだったでしょう。
ひ:あの曲は、スタジアムの時にはじめて理解出来たという感じかな。「これが俺の解釈する”puresoul”で『I'm in love』っていうのは、こういう気持ちなんだ」って。やっぱり、あれだけの人数が必要だったっていうことじゃないかな。
-同じスタジアムでも、西武ドームみたいに屋根付きもあったし。
ひ:西武は良かったねえ。
た:うん、西武は良かったねえ。
じ:その言い方、父ちゃんぽい(笑)。
た:うん、西武は良かった。あの打ち上げでさ、俺結構酔っぱらって。
ひ:俺、ずっとビデオ回してたんだけど。バイト時代の面白い話を延々してて。水道管ネタが最高、って言ってもここには写ってないけどね(笑)。「今日はいいライブだったなあ」って思いながら話聞いてた。
-で、フィナーレの仙台ですね。D.I.E.さんとの抱擁シーンもあった。
た:仙台の当日だったっけ。リハの時地震があったの。慌てて客席に逃げたよね。
-ライブハウスで打ち上げがあって。D.I.E.さんが、天井に掴まって待ってたんだって、これ見て思い出しましたよ(笑)。
ひ:猿みたいだなあ(笑)。
た:GLAY史上一番キレたライブが仙台のマカナだったんじゃないかな。あそこはある意味でぶっこわれた。
て:あんなに劇的なシーンがあったんだなあ(笑)。

 

 


 


スタジアムの頃からかな、ショーとして自分をアピールしていけるのが目立ってきた。


 

 

 

続き後ほど〜・・・・。

 

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