電磁気学に関する式
(T)電磁気学の基本方程式 (@〜C:マクスウェル方程式) |
(U)高校物理で学ぶ式 |
説 明 |
@∫DdS=Σq [ガウスの法則] |
@' F=kqAqB/r2AB [クーロンの法則] ●コンデンサーの静電容量: C≡εS/d (S:電極面積,d:電極間距離) ●電極に蓄えられる全電荷: Q=CV |
@’⇔@ @’でqB=1 →E=kqA/r2AB…(1) (1)×4πr2AB →4πr2ABE=4πkqA…(2) 4πk=1/εとおく。 →4πr2ABεE=qA →4πr2ABD=qA⇔@ |
AV=唐ddr=-d/dt(∫BdS) [電磁誘導の法則] |
A' V=-dφ/dt [電磁誘導の法則] |
Dとの関係 閉回路を貫く磁束線の数の増加 →閉回路の運動による場合は Dでも説明できるが、 磁界強さの時間的変動による場合は Dでは説明できない。 |
B∫BdS=0 |
B’ 磁石のN極とS極が 必ずペアで存在する。 |
単極磁石 存在しないという物理的確証はない。 |
<電流の周囲に生ずる磁界> C唐gdl=∫jdS +d/dt(∫DdS) [アンペール・マクスウェルの法則] |
<直線状の無限長電線の周囲 に生ずる磁界> C' H=I/2πr [アンペールの法則] ●ソレノイド内部の磁界強さ: H=nI (n:1m当たりのコイルの巻き数) |
マクスウェルによる拡張 dD/dt→電束電流(変位電流): コンデンサーの周囲に磁束を発生させる 仮想的電流 ビオ・サバールの法則 微小長さの直線状電線凾唐ニ角θをなす方向に距離rだけ離れた点の磁界強さ: H=I凾刀Esinθ/4πr2 →積分によりC’に一致。 |
<磁界と垂直方向に運動する 帯電体に働く力> D F=qvB [ローレンツ力] →E=vBの電界と等価 |
<磁界と垂直方向に配置された 電線に働く力> D’ F=IBL [アンペールの力] |
D’⇔D 単位体積当たりの帯電体個数をm、 電線の断面積をA、とする。 D’でI=mAv・qとし、 F/mALをFと置き直す。⇔D |
記号の説明 |
定数の決定(MKSA系) |
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