6/9(火) Portugalete(ポルトゥガレテ)→Castro Urdiales(カストロ・ウルディアレス) | ||
|
27.9km、39,889歩 (累計 242.8km、346,860歩) |
|
ポルトゥガレテからポベーニャ(Pobeña) | ||
|
ポルトゥガレテの高速道を渡る長い歩道橋 歩く調子に合わせて揺れている!膝にやさしいけどちょっと気持ち悪い。 歩行者のレーンと自転車のレーン(上り下り別)があって、たくさんの人がウォーキングやサイクリングをしている。整備された遊歩道はなんと10kmほども続いている。 |
牛に注意! |
ゴルフ場の中を歩いているような道 (La Arena) |
Pobeñaの海岸には、日本庭園にあるような岩山 |
|
ポベーニャからカストロ・ウルディアレス | ||
海岸沿いの道は個性が一杯 |
木枠で補強されたトンネルは早足で・・・ |
|
陥没してしまって、足元の穴から海面が見える場所もあります。 |
||
Castro Urdiales(カストロ・ウルディアレス) | ||
今日の宿 La Marina |
||
宿では色々トラブルが (>_<) 部屋はレストランの上階にあるようだけど、階段を昇って行っても鍵がかかっていて、誰もいない。 一階の入り口に電話番号を書いた張り紙があったので電話をしてみる。 相手のおばさんはスペイン語しかしゃべれないよう、何とか英語で言い続けると、しばらくしてやってきた。 部屋に案内してくれたのだけど、「宿泊費をキャッシュで払え」と言い出した。ネットで予約してクレジットカード番号も入力していたから、二重徴収になる危険性があるので、「領収書が欲しい」と言うと「明日の10時以降に発行する」とのこと。そんな遅い時間に出発する訳にはいかないので早く欲しいと言っても駄目の一点張り・・・ スペイン語しか通じないおばさんと、遅いWiFiでGoogle翻訳を使いながら埒のあかない話を続けて、こちらも相当ヒートアップしてしまったけど、とりあえずキャッシュで支払った。 翌朝には二つしかないトイレの一つが詰まって使えなくなっていた。常駐の人がいないので修理されないまま。 このペンションは今回の歩きの中で、最悪の宿でした。 |
||
街はいい感じ |
||
池の中で波打っている! 岩に囲まれて、水の出入りが出来ないように見える場所に大きな波が立っている。 深いところで、海につながっているのだろう。 |
||
夕食はLa Darsenaというお店で エンサラダ・ミクスタはメニューに無かったのだけど、頼んだら作ってくれました。 今日もワインは一本\(^o^)/ |
メインディッシュはアンチョビのフライ パプリカやチーズを挟んで揚げています。 |
|
6/10(水) Castro Urdiales(カストロ・ウルディアレス)→La Magdalena(ラ・マグダレナ)→Liend(リエンド) | ||
27.3km、38,941歩 (累計 270.1km、385,801歩) |
||
ペンションからの眺めは良いのだけどね? 牧羊犬からセキュリティチェック 牧草地の中を通る道になったので、羊たちの写真を撮ってから歩いていると、突然目の前に大きな白い牧羊犬が現れた。 私の体やリュック・ストックなどの臭いを念入りに嗅いでいる!動くとまずそうなので、じっと待っているとチェックOKなのか何とか通してくれた。しばらく後ろをついてくるので刺激させないように静かに歩いてこのエリアから離れていった。 牧羊犬の写真も撮りたかったのだけど、どうもそんな雰囲気ではなかったので撮れませんでした。 |
||
Igresia de la Magdalera この教会のテラスで昼食。フェンスがあってテラスにも入れない教会も多いのだけど、ここは使えました。 |
||
Liendoのアルベルゲ Albergue de peregrinos Saturnino Candina ここにはオスピタレイロさんはいません。管理をされている方が夕方に料金を集めに来ました。 |
近くの教会の上に虹がかかっています |
|
アルベルゲでは先に到着していたKent達がワインを飲んでいた 早速合流させてもらい、宴会のスタート 近くのお店で追加のワインもを買ってくる(二回)。メンバーもどんどん増えてきて、後で空き瓶を数えてみると10本になっていました。 ここでNoraと出会いました。 |
||
6/11(木) Liend(リエンド)→Laredo(ラレド)→Santoña(サントーニャ)→Noja(ノハ) | ||
21.2km、30,344歩 (累計 291.3km、416,145歩) |
||
Laredo(ラレド) | ||
Laredo手前の高台から街が見えます。 遠くには、Santoñaの山も |
Laredoの狭い通りを馬車が歩いています 車は追い抜く道幅が無く、渋滞中 |
|
綺麗な砂浜。ここも重機で砂をならして整備している |
||
サントーニャへの渡し船 標識はあるのだけど、船着き場も時刻表もありません。誰も乗客がいなくて不安だったのだけど、後から一人やってきました。二人で船を待つ |
暫く待っているこの船が近づいて接岸しました。 料金は€2 |
|
---|---|---|
Santoña(サントーニャ) | ||
サントーニャ側には渡し船の看板がありました |
港のテラスで昼食 ピンチョスとコーラで€4.8 |
|
刑務所らしき頑丈な塀沿いに歩いてBerriaの街を通り過ぎて、Punta del Bruscoの山に。 山道はサラサラの砂地 |
Noja方面 | |
岩に矢印 |
砂に書いた(ラブレターでは無くて)メッセージ 多分後ろから来ているKent達にメッセージを残す。アルベルゲに着いたKentに気づいたか聞いたけど、分からなかったとのこと。 残念でした |
|
Noja(ノハ) | ||
今日のアルベルゲ Albergue Noja Aventura 宿泊費は€11、夕食は€9 |
夕食のメニューは全員一緒 |
|
ハンバーグ あんまり美味しくなかったな ワインの追加は自由\(^o^)/ |
デザートはスイカ これも少し甘みが足らない(^_^;) |
|
課外授業でアルベルゲに宿泊していた子供たち 先生に許可を貰って、全員で記念撮影 |
||
6/12(火)Noja(ノハ)→Gúemes(グエメス) | ||
18.5km、26,430歩 (累計 309.82km、442,575歩) |
||
アルベルゲの近くにローマ時代風の石橋 |
ノハの海岸は特徴のある岩がゴツゴツと出ている |
|
ノハの大聖堂 |
民家にもカミーノの目印 |
|
Breyoの村 |
何故か放牧場の柵から外に出てしまった牛 中にいる皆が心配して集まってきている。こちらを向いて「中に入れてくれ」というような顔をしているけど、どうしようもありません |
|
サンティアゴまであと639km |
今日のアルベルゲ Albergue La Cabaña del Abuelo Peuto ここのオスピタレイロは有名なPeutoおじいさん。 ボランティアの方も沢山常駐しておられます。 デカいワンコもさりげなく迎えてくれる |
|
何とここでは昼食がサービスされました こんなことは初めての経験。フランスの道でもありませんでした |
茹で卵のトマトソースかけ |
|
アルベルゲの壁には北の道のイラストが描かれている |
瞑想室 構内にあって何人かが瞑想されていました 仏具の「りん」を擦って音を出している方がいました。リンというのは拝むときに叩いて音を出すものだと思っていたのですが、こういった使い方もあるようです |
|
全員ミーティング Peutoおじさんやこのアルベルゲの紹介、そして翌日のコースの説明などをしてくれたようです。 スペイン語と英語での話なので、理解できたのはほんの一部 (;一_一) |
||
朝食のスープ ジャガイモと肉のシチュー |
前年の国別アルベルゲ利用者数 日本人は22人で25番目 2位のAlemaniaはどこかな?と思ったらドイツのスペイン語表記でした。 |
|
6/13(土)Gúemes(グエメス)→Santander(サンタンデール) | ||
16.9km、24,150歩 (累計 326.7km、466,725歩) |
||
グエメスの朝 朝食をいただき、ドナティボの箱に €20入れPeutoおじさんにお礼を言ってから大変お世話になったアルベルゲを出発 |
||
アルベルゲで勧めてくれた海沿いの道を目指して歩く |
他の人も海岸に向かって歩いている | |
断崖と砂浜が連なっています | ハンガリーから一人で来ているおばさんも歩いている |
|
下が波で大きく削れている断崖 |
砂浜に木道 歩きやすくて助かります。 |
|
Somoの砂浜 すごい遠浅 |
高校生たちが団体でサーフィンの講習を受けている |
|
サンタンデールへの船着き場 ちゃんと待合室があるので安心 |
時刻表もあります |
|
大体時刻表通りに船が着きました |
サンタンデールに向かって出航 | |
チケットは船の中で買います。2.7 € |
優しいミシェル |
|
Santander(サンタンデール) | ||
今日のアルベルゲ Albergue de peregrinos Santos Mártires 12時40分に着いたのだけど、オープンは14時。近くのバルで昼食をとってから帰ると、ちょっと早めに受付をしてくれました。 |
サンタンデール大聖堂 アルベルゲと港の間にあります。 |
|
ラ・マクダレーナ宮殿 マクダレーナ半島全体が公園になっていて、その先端近くにこの宮殿があります。 ここにはEUの旗も揚げられていました。そういえばスペインに入って初めて見るEU旗のような気がします。 |
コンチキ号のような船が展示されている |
|
無料の水族館 餌をカモメが横取りしている |
午前中歩いた断崖が見えます |
|
大変お世話になったお二人(サンタンデール観光案内所) 印刷していた詳細スケジュールとアルベルゲリストをゲルニカで無くしていたので、それをここで印刷してもらいました。 スマホからリストをメールに添付して送ったのだけど、なかなかうまくいかず何回もチャレンジ。 しっかり付き合ってくれて、なんとか届いたリストをプリントアウトしてくれました。ちゃんと日本語できれいに印刷出来て大助かり。もう二度と無くさないぞ。 |
夕食は昼食と同じバルでツナのグリル ここのバルはおばさんのお客さんが多かった |
|
6/14(日)Santander(サンタンデール)→Santillana del Mar(サンティリャーナ・デル・マル) | ||
35.2km、50,307歩 (累計 361.9km、517,032歩) |
||
サンタンデール街中の道路にある標識 カンタブリア州政府設置の標識です。 |
途中からひと駅、電車に乗ります 鉄橋を歩いて渡ると「スタンド・バイ・ミー」の映画みたいに列車に追いかけられる危険があるので、電車を利用 |
|
Boo de PielagosからMogroまで1駅2分だけの電車なのだけど、日曜日で本数が少なく45分ほど電車待ち。 Boo de Pielagosは無人駅で切符の販売機も無い。車内で買うのだけど乗っている2分の間に車掌さんは来なく。結局無料になりました。 |
これが危険な鉄橋です。 この1駅区間をを一緒に乗った、地元の若い女性が「Santillana del Mar」というのは、海のように平らな聖なる土地という意味で素敵な場所だと教えてくれた。楽しみ。 |
|
高松の屋島のような山 |
||
Santillana del Mar(サンティリャーナ・デル・マル) | ||
全然平らで無いサンティリャーナ・デル・マル 平らというのは抽象的というか心象的なものなのでしょう |
||
今日のホテル Hotel Anexo Los Infantes 今日はちょっと距離が長いので事前に予約しておきました。 この本館でチェックインします。 |
実際に泊まるのはこちらの別館 |
|
ベッドが三つもあります バスタブもあって €20とは安い! ただ、バスルームに日本から持ってきた洗濯紐を翌朝置いて来てしまった・・・残念! |
公営アルベルゲに行ってみるとNoraと再会することができました。 |
|
ホテル本館で夕食 カンタブリア海の魚介スープ メチャクチャ美味しい!今回の歩き中で最高の一品!! |
イベリコ豚のグリル、クリームソースかけ このクリームソースも絶品。チーズプリンのデザートもあって€14.9 |
|
6/15(月)Santillana del Mar(サンティリャーナ・デル・マル)→Comillas(コミーリャス) | ||
25.0km、35,693歩 (累計 386.9km、552.725歩) |
||
古い街並みです。 ここからアルタミラ洞窟に行けるので、観光客がたくさん来ていました。 |
7時前なので街もまだ静か |
|
坂を下りた街に教会 | 出雲地方にある築地松(防風林)のような風景 レモン畑を風から守る林でした。 |
|
坂の上にぽつんとある修道院 |
||
鳥が木のてっぺんに止まっています |
Cobreces(コブレセス)にある巡礼者像 |
|
教会(Iglesia)という名前の村 |
家々はすごく頑丈な石垣で守られている。 以前に大規模な洪水があったのかもしれない。 |
|
文化遺産のような街並み |
Comillasの街が見えてきた |
|
Comillas(コミーリャス) | ||
今日の宿 Albergue de peregrinos La Peña 昔は牢獄だったらしい |
アルベルゲの近くにある道標 エルサレムまでの道程は5,170km サンティアゴまでは456km |
|
ガウディ作エル・カプリッチョ(気まぐれ邸) 一見してガウディだと分かります |
こちらは、裏庭 |
|
夕食前に同宿の方と海岸へ 水は冷たい!泳ぐのは無理 |
海岸沿いのレストランには、メヌー・デル・ディアはありませんでした これは「トマトサラダと山羊のチーズ」意外と美味しかった。 ボルドーから来ているピエールがロゼワインを頼んでみんなで飲んだ。フランス人もロゼワインを飲むんだ。ワイン代をピエールと私とで半々に |
|
6/16(火)Comillas(コミーリャス)→San Vicente de la Barquera(サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラ) | ||
15.1km、21,576歩 (累計 402.0km、574,301歩) |
||
今日は距離が短いので、コミージャスの街をゆっくり出発 |
道端にあった船の換気管のようなものは、ゴミ箱でした。 |
|
沼地 |
ゴルフ場が巡礼路を跨いでいる。 ボールが飛んできたら危ない。プレーしていたのは見える範囲では一組だけでしたけど・・・ |
|
San Vicente de la Barquera(サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラ) | ||
サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラの街が見えてきた |
サンタマリア教会 教会の左下にあるのがアルベルゲ(建物の一部分) |
|
アルベルゲが開くまで時間があるので、サンタ・マリア教会へ |
1.5 €を払って、内部へ |
|
入場券には、Donativo(寄付)と1.5 €と両方書いてある。 寄付というのは、任意の金額で指定しないのが普通かな?と思うのだけど・・・ |
||
今日のアルベルゲ Albergue El Galeón この建物全体がアルベルゲかな?と思って、奥にある正面玄関から入っていくとパソコン教室が開かれていて、インストラクタの女性がアルベルゲまで案内してくれました。入口は右下の、車が止まっている所 |
街で昼食を食べてからアルベルゲへ、まだ開いてないので表で待つことに ワンコも付き合ってくれています |
|
クラウディアちゃんから天使のキス オスピタレイロのお孫さん チェックインを待っている私の所へ突然やってきて髭を引っ張ったり、オモチャの音楽に合わせて歌って・踊ったり、シャボン玉セットで遊んだ後に自分の手を私のズボンで拭いたり、大声で悲鳴の練習をしてみたり、いろんなことをやってくれる。自分の孫の小さい頃を思い出す。 待っている時間が全然退屈ではありません。 チェックイン後にサンタ・マリア教会の前で絵手紙を書いていたら、通りかかったクラウディアちゃんが絵筆を持っている私の右手にそっと「キス」!!! えっ何?とビックリ。 とても心のこもった優しい天使のキスでした。「良い絵が描けますように!」との思いを込めたものだったのでしょうか メロメロにされてしまいます |
その時に書いていた絵手紙 |
|
個室に泊まりました 大部屋にいたら、オスピタレイロさんがやってきて個室を案内してくれました。長い時間待っていたので気を使ってくれたのかな |
||
昼食と夕食を食べたレストランのルイさん 日本で働いていたことがあるということで、カタコトの日本語で話しかけてくれました |
小イカのグリル 美味しい!! ワインはこのボトルで出てきます サラダは自分でオリーブオイルとビネガーで味付け。好きな味で食べられます |
|
明日は、Canatabriaにお別れしてAsturias州へ ↑ページトップへ移動↑ |