清蔵鉄道(ゴルムド・タングラ等)→ラサ |
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8月13日(月) |
風景が変わってきました。 |
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地平線からの日の出です。
日本では、山や海からの日の出は見ていますが、地平線からの日の出も、素晴らしい。
空は、真っ青です。 |
ゴルムド駅(標高2,800m)に到着
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- いよいよチベットへの入り口です。
- ここで機関車も高地用のものに取り替えられ、
- 装置も乗客の気持ちも切り替わって行く感じです。
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ゴルムド駅
乗降客も結構います。 |
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機関車の交替
左側が今まで牽引していた機関車で、右側がこれから高地に向かっていく新型車。 |
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機関車は、ゼネラル・エレクトリック社(米国)製
ちなみに、客車は空気が薄い地域を走るため、航空機メーカのボンバルディア社(カナダ)の与圧技術が導入されています。(この会社の飛行機はトラブル続きで不評ですが。) |
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準備完了
トヨタも凛々しく並んでいます。 |
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荷物車では、大量の物資が積み下ろしされています。観光だけではなく、物流の面でも活躍している。 |
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駅が近づいてくると、全てのトイレが使用中「有人表示」となって鍵がかかってしまいます。
到着の20分前頃からこの状態になるので、ずいぶん長くトイレを使っている人がいるのだと思っていましたが、実は乗務員の方が、鍵をかけて回っていたのでした。
これには参りました。 |
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トイレに鍵がかかる理由は、これでした。
バキュームカーです。停車中にこれでトイレの汚物を回収しています。
その間は、トイレは使用禁止になるということです。
停車時間が20分程度あるので、到着前と出発後のロック時間を含めると、トイレが使えない時間が、実質約1時間ほどとなります。
どうにかして欲しい。 |
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崑崙山脈を越えて行く
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崑崙山脈を横切っていきます。
6,000m級の山の近くを走っていきますが、鉄道も高いところを走っているので、高さの実感がわきません。
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中国陸軍が演習をしています。 |
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チベット風の景色が見えてきました。 |
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線路に沿って棒が立てられています。
これは、永久凍土の地中温度の上昇を防ぐため、アンモニアを冷媒として封入した、金属製の放熱杭です。 |
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チベットカモシカ
毛皮を取るため乱獲されたこともあり、絶滅の危機に瀕しました。
(密猟団との戦いは、命を懸けたもので、その模様は映画「ココシリ」に描かれている。)
現在は、しっかりと保護対策がとられており、刑罰も相当きつくなっています。
手前の四角く見えるのは、石を並べたもので、草の種等が風で飛ばないように囲ったものです。 |
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こんなところで故障すると、大変。 |
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車内販売
弁当(朝はお粥も)や野菜等を売っています。
キュウリは、一本丸々をそのままかじっている人が沢山います。 |
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食堂車での昼食
ご飯は、標高が高く沸点が低いので、パサパサです。でも、これにも段々と慣れて来ました。
(H)セロリやターツァイが良く出てきました。
トマトと卵の炒め物が日本人には好評でした。 |
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食堂のウェイトレスさん
(H)TBSのBS−iの放送でも見かけました。この方。 |
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厨房 |
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長江(揚子江)の源流です。
上海まで長ーい旅が続きます。 |
鉄道世界最高地点を越えて |
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タングラ峠(標高5,072m)
鉄道の世界最高地点の記念碑です。
これから少しずつ下っていく。
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タングラ駅(標高5,068m)を通り過ぎていきます。
こちらは世界で最も高地にある鉄道駅。
(H)列車の中でも、高山病になる人がいました。
少々の頭痛は当たり前らしいです。
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車内の電光掲示板にも、高度が表示されています。
この掲示板には、外気の温度・次の駅・速度などが掲示されますが、ラサに到着して停車していた時の速度が65kmとなっていました? |
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車両の壁には、高山病対策で酸素の供給口
(H)個人差はあるようですが、私は普通の痛み止めの薬でずいぶん頭痛が良くなりました。
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蓋をあけると、このようになっています。 |
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ツォナ湖駅(標高4,600m)
400平方キロメートル(琵琶湖の2/3)もある淡水湖。
チベット族にとっての「聖なる湖」
(チベットには、聖なる湖が沢山あります。)
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雹が積もっています。
ラサに近づくと、激しい雨など気候が
めまぐるしく変わってきました。
さすがに山の気候です。 |
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ヤクの放牧
飼い主のテントも見えます。 |
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ラサ駅に到着(標高3,650m)
異常に広いプラットホーム
ガイドさんから、ゆっくり歩くように事前に何度も言われて、そろそろと歩いています。
(H)とっても大きな駅です。
立派なトイレがあるらしいのですが、夜になると、鍵がかかるそうです。
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←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。 |