柄を外し、下刃調整ナットを緩め外します。緩めるとバネの力で、リール刃と下刃の間隔が開きます。開いてこない場合、下刃固定ボルト付近で錆び付いて動きが悪くなっているので、下刃調節ナットを少し緩め(完全に外さないこと!)、下刃固定ボルトを少し緩めます。これで下刃台が、調整ナットに連動するとおもいます。調節ナット下部に強力なバネが入っていますので、怪我しないよう注意してはずしましょう。下刃調節ナット2箇所、下刃固定ボルト2本を外すと下刃台が外れます。
次は、リール刃です。
チェーンカバーと反対側の部分のボルト3本を外すと、リール軸にナットが付いているのが見えますので、リール刃にハンマーの柄などを挿みナットを外しベアリングをケースごとリール刃軸から抜きます。
反対側のチェーンカバーを外し(写真2)チェーンのつなぎ部分を外し、リールの軸についているギアー、スペルを外すとカラー(ベアリング押え)がありますので、2重構造になっているカラーの外輪部をスライドさせ抜くと、リール軸と内カラーにストップピンが打ってありますのでポンチで抜き、カラーを外します。
リール刃を持ち上げ、本体フレームから引き抜くようにすると30203のベアリングが抜けるはず・・・抜けるはず・・・・が抜けてこない!
LM−45G全部品
リール刃の錆を、スクレーパー・ワイヤーブラシで落とし錆止塗装します。
塗装が乾いたら、研磨です。一般の人には、経験と機械が無ければ出来ませんが、こんな機械で研磨しています。
下刃は、減りが激しく、再起不能のため手配しました。
交換部品は、 リールベアリング30203 2個
リールシール 2個
Fローラーベアリング 6200 2個
ベットナイフ(下刃) 1枚
ロビンエンジン・エアークリーナー 1個
後ろローラーは、ガタ無く回転させてもベアリングのシャーという回転音もないので交換せずこのまま使うことにします。
リール刃塗装・研磨
下刃台・リール刃を外す
リール刃=拡大写真
リール刃=1番研磨/2番研磨