芝刈り機
芝刈り機械
完全オーバーホール
ロールオーバー効果写真
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カバー、フレームステーの取り付け・リール軸ナット締め付け

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チェーンつなぎのC型クリップを留める方向ですが、チェーンの進行方向に対しの開いている方を後方に向けるように留めます。
逆さまに付けると、ケースなどにチェーンが干渉した時にクリップが外れることがありますので、チェーンをつける時は気をつけましょう。

組み立て(リール刃下刃)


つづき

リール刃の軸にチェーンのスポロケット、リール刃の回転ON/OFF用のギアの順で組ます。
ギアの向きを間違えないように気をつけましょう。
次にチェーンをかけます。スポロケット3ヶにチェーンを掛け、チェーンつなぎで接続します。
チェーン、ギアにタップリとグリスを塗り、ケースを被せボルトで固定。
回転刃ON/OFFのハンドルを差込み固定金具を付け完了。

下刃台に、刃合わせ調整ボルトを固定し、バネ座下部、スプリング、バネ座上部、フレームの順の通し調整ナットをつけ。左右の調整ナットを締め込みながら、下刃台固定ボルトの位置を合わせ固定ボルトを締めます。
下刃台固定ボルトを取り付ける際、下刃台とフレームの間にOリングが入ります。
これを入れ忘れると、刃合わせ調節ナットを緩めても、調整不能になりますので、忘れずにOリングを入れてください。
この時点で、リール刃と下刃の合わせが離れた状態になっていますので、調整ボルトを緩め、刃が当らない程度に合わせておきます。

リールカバー、エンジンマウント、フレームステーを取り付けします。
ギアケースの反対側のリール軸部のナットを締め込みます。テーパー状のベアリングを使用していますので、一度リール刃の回転が重くなる程度まで締め、リール刃を手で回しながらナットを緩めます。
軽く回転するところで緩めるのを止め、グリスを塗りカバーを取り付けます。

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刈り高調整ローラーのベアリング交換

組み立て(ギアケース)


2RCM(ベアリングの両脇がシールで覆われている)のベアリングのシールを傷めないように外す。(写真は、カッターの刃の裏側を、シール内側のシールの薄い方から差込みテコの原理で起こしている)
シールを剥すと、ベアリングメーカーさんが、気持ち程度グリスを入れてはあります。
耐久性とコストを計算してグリスの量を決めていると思いますが、余りにも少ないと思うのは、私だけではないはずです。

グリスを追加するのですが、片面の半分強の量で十分に思われます。多く入れ過ぎると、シールからはみ出てきたりします.
露出して使用するベアリングでは、特にグリスの良否で耐久の差が顕著にでますので、きちんと用途に合ったグリス追加しておきましょう。グリス追加後、元通りにシールをはめ戻す。

ローラーにベアリングを挿入,ブラケットに固定し本体に取り付け完了。