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ポトチャリポラパ/テキスト/2002年
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テキスト/2002年
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テキスト/2002年/10月
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フード:「吉宗」うどん(富山県高岡市)

・その店はカレーうどんが有名で、今村昌平監督が「赤い 橋の下のぬるい水」のロケ中、毎日食べにきていたそうな。

・見た目はいわゆるソバ屋っぽい、和風なインテリア(ミニ庵みたいのがあったり、木のテーブルがあったり)に内装(年季が入ってるけど清潔にしている)なのに、そういうことだから、カレーの匂いが充満してる、なかなかにアンバランスなところがある。
・ざっと数えたところ50席くらいあり、それが、9割がた埋まってる。そして、その中の9割がカレーうどんを食べてるようなニュアンス。
・おれらも躊躇せずカレーうどん。おれはゴハンも頼む。カレーうどんは800円。うーむ、みんな頼むから高くしたのか?と勘ぐったりする。

・ほどなくカレーうどんが出てくる。これが辛い。うわ、スパイス効いてるなあと、食べすすむ。カレーの辛さが口内に広がり、辛さが行き渡ると、今度は甘く感じてくる。
・ものすげえ、辛いカレー部と、だしツユを思い切り甘くしてるみたい。そして、このバランスが絶妙。具は鶏肉をその甘いだしツユで煮込んだもの(煮込みすぎでパサパサと奥さん)と、厚めに切ったネギのみ。でも、それぞれがバッチリいい仕事。
・そして、ゴハン(50円という破格値)がいい「箸休め」になるんだ。

・今村カントクが毎日通うだけのことはあるなあと。あと、混むほどのこともあるなあと。

・場所は高岡市民病院の前です。そこを目指しましょう。たぶん、タクシーなら、高岡駅からワンメーター。カレーうどんの有名な店なんて、ほかにあまりないってことで、レア度も含めてオススメ
・しかし、普通のうどんはどうなんだろ?(2002/10/30・18:00:19)

コラム:石油ストーブ

・寒くなりました。すでに、現在(2002/10/27)我が家ではコタツが導入されております。我が家ではコタツ布団をかけるけど、ホットカーペットに電気を入れるというやり方。コタツと変らない温かさ。それにさらに冷え込むとエアコン。さらにキツイときは、パネルヒーターという布陣になっております。
・そして、寝室にはオイルヒーター。これが過去10年ではもっともありがたいモノだったかもしれないなあ。この「寒さ」が心地よい。
・と、ハイテク生活です(そうか?)。

・ちょっと前はだいたい石油ストーブでしたよね。正直いえば、これも捨てがたい。だが、給油を考えるととてもじゃないがその生活に戻れないんだよな。

・でも、ありがたいよね。石油ストーブのありがたみをイヤというほど思い知ったのが1人暮らし期。どうせ、東京の寒さなんて、富山に比べればなんて見栄張って、コタツのみが暖房器具だったのです。これがかなり長い間続いた。ところが、まあ、関東圏に住んでいる人にはそれがいかに過酷なチョイスかってのわかってもらえるだろう。しかも、8年住んでいた築20年の木造アパートの窓は木枠だったし、どれだけ密封したつもりでも、どこからともなくスキマ風が入り込むような、自然と一体化した暮らしができるエコ住宅仕様だったの。
・それでも学生時代は、寒いなら寒いでコタツにもぐってすごせばいいじゃんって感じで、お気楽にすごしていたんだけど、サラリーマンとなると、まだ、霜柱が溶けていない時間に外に出てたもんなあ。それでもコタツですごしていた。正直、このころが一番1人暮らしがキツイと思っていたかもしれない。

・今もそうなんだけど、「生活」に金を使う気がしないんだよね。これがまちがいであることは重々わかってる。でも、ガマンできるならガマンする。そして、CDやマンガやゲームにつぎこむ。ま、これは過酷な1人暮らし期でも直らなかったので一生モノであろう。

・で、1人暮らしに待望の石油ストーブが入ったのは実はもらいものであった。ラーメン屋で修行していたときに、いらないからともらった。それをつけたら生活が激変したね。「2001年宇宙への旅」で、…(ってあといわなくてもわかりますね。省略)…くらいの変化。
・ただ、灯油を汲みにいくという手間が増えた。まあ、近くにあるガス屋(払いを溜めると微妙なイヤミをいってきたな)に灯油があるということで、毎回そこにいっていたけど、働いていたし、そうそう毎度も行けないし、正月なんかとくに困る。1回、チャリンコにポリタンク積んでガソリンスタンドまで灯油を汲みに行ったことがある。あんときは虚しかったな。「今年初の買い物が灯油かよ…」って。

・1人暮らしはじまるまでは、ずーっと石油ストーブを使ってました。これが、夜食を作るときに超ベンリだったのです。高校のときなんかは、帰るなり寝て、みんな寝静まったころにごそごそと起きていろいろとやってましたから。
・ま、直だと汚くなるから、網敷いて、パン焼いたり、もち焼いたりは、序の口で、ま、焼き物でいえば、銀杏がいいすね。銀杏は上で焼くんじゃなくて、ストーブの火元。上のくぼんだところにカラごと入れるんすよ。そうしたら、中身だけ飛び出て、殻はそこで燃え尽きるんだ。実に合理的、世紀の大発見だと当時は喜んでいたものです。
・で、今度は鍋物ですね。おでんやらカレーやらシチューやら。そんなメンドーなことは当時しませんでしたが、インスタントラーメンはよくやりました。水をテキトーに計ってラーメンもスープも野菜も玉子も全部叩き込んであと、ストーブに載せておくだけ。テキトーにみて、麺がやわらかくなったら食べごろでしたよ。野菜のせいで薄味になってるからヘルシー。

・まあ、現在(の生活で)は味わえない種のよろこびですね。こうやって古いものは淘汰されていくのですね。(2002/10/27・16:43:53)

コラム:カレーライスの女

・「カレーライスの女」という歌がある。歌ってるのは元EEJUMPのソニンさん。裸エプロンのジャケットやPVが話題になりましたね。
・この歌は、上京し彼氏とすごした間に覚えたカレーライスが、唯一のわたしの財産と嘆いている女の歌ですね。

たったこれだけでも
今の私の財産ね
東京に来てからの財産ね

・この曲のうまいところは、歌詞内に「カレーライス」と出てこないところですね。だって、カレーってのは基本的に肉と野菜を煮込んでカレールーを溶かして、ハイ、出来上がりというもので、カレールーの代わりにシチューのルーを溶かせば、ホワイトもビーフもできるし、ミソを溶かせば豚汁だし、醤油と砂糖にすれば肉じゃがだもん。ヤマのようにバリエーションがある。しかも、スーパーにいけば、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモとカットされたものが真空パックで売ってるし、肉も切ったのがある。手を抜いて作ろうと思えば限りなく手を抜ける料理だ。ま、逆に真剣に作ろうとしたら、とてつもない金と手間がかかるものでもあるんだけどね。

・だいたいが、家庭のカレーっても、スパイス配合はおろか、カレー粉と小麦粉を炒ってルーから作っているところも少数派だろ。
・せいぜいで、リンゴやショウガのすったのを入れる、ヨーグルトを入れる、などの「我が家の工夫」をちょいとかます程度でしょ。

・よって、彼女はたいした財産を手に入れたわけではないんだね。そこが、EEJUMPでの苦難の日々をソニンに重ねて、涙を誘う物悲しい曲になっているのですね。EEJUMP=カレーライスということですよ。
・ソニンさんはすっかりトラブルが似合う女になってしまいましたね。演歌歌手より演歌歌手といった感じですよ。

・それはともかく。ここから本題。おれが上京してからの財産ったら、奥さん騙して富山に引っ張り込んだことと、「納豆」と「イカの塩辛」が食べられるようになったことだなあと。

・やっぱり、1人暮らしはじめると、最初ははりきっていろいろ作るわけですよ。そう、上記のパターンでカレーとか肉じゃがとかシチューとか豚汁とか作りましたよ。カンタンだし、1回作れば2日から3日は持つしね。
・ただ、月日がたつと、それすらメンドくさくなってくるんだね。ゴハンはそれでも炊くと、炊かないとでは経済効果がちがうんで、マメに炊いてた。計量カップで米を計って、水も計ってなんてやってると、メンドくさくなるけど、目分量で炊けるようになると、超ラクになる。今も1人暮らしだったら、おれは無洗米を使っていたろうな。
・で、問題はおかずだよ。コンビニがライフラインのものとしては、黄金パターンがレトルトものとインスタントラーメンになる。そして、それをも越えると、米だけになるんだよな。そこで、まあ、明太子買ってみたり、ノリの佃煮買ってみたり、なめたけ買ったり、ふりかけ買ったり、金のないときは塩だけで食ってみたりと、ゴハン+ゴハンにかけるものってな食事になるんだわ。
・で、バリエーションとして上記のモノでは飽きるんだわ。そうそう、そういや、永谷園のお茶漬けなんて食うようになったのもこのころだな。目玉焼きを乗せるととても豪華なディナーになるんだよな。

・で、ものはためしということで納豆や塩辛にもチャレンジしたんだわ。なんせ、普通にコンビニにあるしね。
・で、それが「チャレンジ」になるってことは要するに、親が食べる習慣がなかったんだね。食卓に出てこなかった。だから、食べたことが無かった。厳密には納豆は学校給食に出てきた。青菜と和えたもので、非常に不味かった。納豆は不味い。このころはそう刷り込まれていた。

・そうしてチャレンジした納豆と塩辛は両方美味かった。ゴハンのオカズとしてのバリエーションが増えた。
・塩辛はそのまま。納豆は備え付けのたれとカラシで食べる。醤油や玉子は今でも馴染めないな。

・ゴハンばかり食べていた1人暮らし期だった。今日久しぶりに塩辛食べて思い出した。(13:58:27)

フード:「達磨」そば(富山市)

・日本ソバの店です。
・なんていうか、モダン和風ってな店内。「ジャパネスク」って感じ?知らんけど。テーブル6席ほど。客はおれらだけ。

・おれは「鴨せいろ」、奥さん「ざるそば」。
・わりに待ったあと来る。店にはゆうせんもテレビもなし。新聞はあったみたいけど、わざわざとりにいくのもなんだし。と、ボヘラーしてる。

・そば粉少ない白い色。さらしなってやつか。ちょっとツユがしょっぱいかな。あと、鴨がナマっぽかったな。それがOKなのかダメなのかもわからず。ソバは「つるつる」といった感じ。
・おれ、やっぱ、ソバの味ってわからんのかなーと食い終わる。

・そして、そのあと、そば湯がある。これでツユを飲む。これが「!」ってうまさ。実は今日わりと寒い日でさ、店内も寒いし、鴨せいろじゃなくて鴨南蛮にしとけばよかったとオーダーした瞬間に思ったんだけど、このソバ湯が非常に暖まるんだわ。けっこうしょっぱいからかなり薄めたし、それで余計に温かかったりしたしな。

「富山でそば湯出す店って少ないんだってね」
・奥さんがいう。そういや、「そば湯」ってのは、上京してたときに知ったんだよなあと。

・ん、いやね、某サイトで、ここが富山のソバBEST3とか聞いたんだけどね。うんまあどうなんかねえ?(2002/10/23・19:24:04)

コラム:出会い系サイト

・考えてみれば当サイト「ポトチャリポラパ」も出会い系サイトではないかと。
・出会い系というと、対ヒトと思うからアレなんで、対モノと考えると、十分過ぎるほどの出会いが毎日当サイトでは繰り広げられているワケですよ。

・そういうことで、忘れられない出会いを語ろうかなと。そういうヌルイコラムです。出会い系ということでスケベな内容か、糾弾している内容かと思ったボクタチとはここでお別れですね。楽しかったわ。今までどうもありがとう。

・マンガだと、最大の出会いは吾妻ひでお氏だね。彼と出会わなかったらおれは真っ当に生きていたことだろうと思ったりするけど、結局どっかでハマるから早いか遅いかのちがいか。
・具体的な作品名でいうと「メチルメタフィジーク」
・そして、それ以後買った「陽射し」。この2冊は大きい。今にして思うと、全てのオタク系マンガの源流といっても過言ではない。
・前者はパロディ。後者は美少女エロ。この2つの大きな雛型を作り上げた。どちらも計り知れない恩恵と影響を与えた。少なくともおれはそう思ってる。そして、たぶん、それは今読んでもわからないタグイのもんだ。たとえば、ビートルズがいかに偉大だってのは、リアルタイムじゃないと100%実感できないのと同じだな。

・小5の日曜、昼下がり、朝方、本屋に行った。今では、息子は家を出て、ダンナが死んで、売り場面積の3/4はガラクタ置き場になってるが、当時は町でもイチバン大きな本屋があった。そこで買ったんだ。こう、買ったときの感覚は実は覚えてないが、「ふたりと5人」の作者だよなあくらいの軽い気持ちであった。
・で、読んだ後、世界は変ったね。それから、東京三世社のマイコミックシリーズやら、「漫金超」のバックナンバーやら奇想天外社(メチル〜は奇想天外社)やら青林堂やら白夜書房やら久保書店やらとどんどん触手を伸ばしていくんだな。

・この「メチルメタフィジーク」の画期的だったことは元ネタがわからないパロディでも十分「おもしろさ」は得られると証明したことだ。これがいかに画期的だったか。まあ、当時は小学生だったし、そんなもんわかるわけもないんで、なんかヘンだけどおもしろいくらいの感想だった。だけど、繰り返し繰り返し読んだ。それがおれのマンガ読みとしての経験値蓄積にはかなり効果があったと思う。

・音楽は、おれがモノゴコロついたころ、空前のテクノポップブームだった。現在のテクノともちょっとちがう。今にして思えば、パンク、ニューウェーブ、テクノポップと、同時多発的に様々なジャンルが軒を連ねていた1980年初頭。
・すでに「スペースインベーダー」の洗礼にずっぽりハマっていたおれは当然のようにテクノと出会った。イエローマジックオーケストラだ。まだYMOじゃなかったころだね。
・ただ、ここで、ラッキーだったのは、持ち前のひねくれ根性が出たことだ。アタリマエのようにYMOを聞かなかったことがかなりサイワイした。「テクノポップ」というキーワードを元に、ヒカシューとプラスティックスを買ったのだ。ともに2nd。「夏/ヒカシュー」「オリガトプラスティコプラスティックス/プラスティックス」(これタイトル自信ねえや。検索かけてもわからんかったし)。

・双方ともYMOの余波でテクノっていうよりもシンセサイザーを使ってるおもしろいバンドみたいなノリだとは思う。おれも最初きいたとき、「あれ?ライディーンみたいんじゃない」と思ったものです。今冷静に分析すると、テクノポップというよりもニューウエーブに分類したほうがわかりやすい。
・でも、ここでアッサリ「ソリッドステイトサバイバー/YMO」(イチバン売れたYMOのアルバム)を聞いてたら、これまた、今頃はクラキマイとかコヤナギトムじゃなくてユキとか聞いていたと思う。そういった意味じゃ、音楽のほうがラッキー度は高かった。
・プラスティックスとヒカシューに出会えたラッキーはどちらもかなり音楽性がちがうのに「テクノ」でひとくくりにされて紹介されていたことだ。だから、おれはテクノブームの尻馬にかなりいいタイミングで乗れたし、それこそが、「趣味:音楽鑑賞」に向けての絶好のスタートダッシュになれたと思う。
・ただ、当時、レコードプレイヤーを持っていなくて、双方ミュージックテープ(アルバムがカセットに録音されたもの。レコードと同じ値段)で買ったので、しばらく聞いてないな。

・ちなみに、YMOとの本格的な出会いはアルバム「BGM」からです。これまたラッキーといえる出会いです。

・ん。かように、出会いというのは大切なものなのです。まー、ヒトだけではなくモノともいい出会いをしたいものですね。というか、この2種より影響を受けたヒトってのは個人的に会ったことないですけどね。

・また、つづき書きます。(2002/10/22・18:48:54)

フード:「渓流荘」日本そば(富山県平村下出)

・なんでも、ここいらはソバ屋がわりにあって有名だそうな。
・で、近頃は高速道路も開通して(東海北陸道)、スイと行ける。いや、以前は大変だったよ。何度か来たことあるから覚えているけど。山道山道でワインディングワインディングで。

・意外なほど栄えてる中心地をちょっと外れたところ、道の脇に入ると、いきなり別世界みたいに渓流荘はある。
・なんだか、田舎を強調してるようなインテリア。手彫りの彫刻があちこちに点在、水車小屋、店に「美しき天然」って書いてあるセンス。店内の囲炉裏。あると思った相田みつをのカレンダー。と、田舎を自覚してる人、売りにしようとしている確信犯のインテリアが鼻につく。おれ、キライなんで。好きな人にはたまらんでしょう。本格的な田舎インテリアっすよ。
・入るとオバアチャンが出迎え。化粧してんなおい。ま、いいんだけど。「ざるそば(大)」注文。
・待ちます。オバアチャン1人でやってるし。そいで、そのあと来た4人にはアカラサマに「時間かかります」という。客2組でフリーズもするってもんだわな。

・で、出て来たソバ。いや、ここまで書いておいてなんだけど、おれソバの味ってわからん。ぬめりのある自家製麺がウリとのことだが、そのぬめりがなじめないで、まー、こんなもんかなとツルツル。

・なんとなく、隅のほうに放置してあるコーヒーメーカーと、わかりやすいところにある真新しいネスカフェが目につきました。

・秘境でソバを食べているというムードには思い切り浸れます。参考リンク(2002/10/17)

フード:「さぬき」さぬきうどん(富山県平村下出)

・富山県唯一のさぬきうどんの店だそうだ。

・店内に入るとカウンターに座敷になっており、ここの客は必ず靴を脱ぐというシステムになっている。もちろん、普通の座敷もある。無駄なものがあまりないインテリア。で、テレビだけがうるさい感じ。

・天ぷらうどんとざるうどんを注文。あとで、検索してわかったんだけど、野菜天ぷらうどんがオススメみたいですね。ま、いいや。

・で、待ってる内にウンコしたくなったんですね。いきなり汚い話で申し訳ないんですが。

・トイレがまた広いんですね。そんなことはどうでもいいんですが。それで、終って戻ったら、まだできてない。よかったよかったと、待ってたらほどなく登場。

・ワカメがね。ちゃんとしたワカメなんだろうね。三陸とか。知らんけど、これにけっこう手間取るんだ。なかなかうどんにたどり着けない。歯ごたえもあるし、存在感もものすごいある。
・出し汁が塩っぱいかなあと。うどんはそうなん?って感じ。天ぷらもまあそうかって味。でも、アツアツであったし、ソバ食って1時間以内というのに汁もけっこう飲めたんで、美味かったんだろうかね。

・うーむ。渓流荘もそうだけど、「本式」あるいは「こだわり」ってのは高いなあって思いながら出る。

・すると、奥さんが「あんたウンコ長かったから、店員さんに「まだかかりますか?」って聞かれたじゃない」と揶揄される。どうも、おれのウンコ待ちでテンプラを揚げるの待っていたらしい。

・うーん、こういう「こだわり」はおれいらんなあ。(2002/10/17)

フード:「グリルはやし」洋食(富山県射水郡小杉町)

・この洋食屋ってのは、なんていうか、グルメ本に載ってないと絶対に寄れないような、いわゆる場末のドライブインみたいな外装なんすよ。まあ、内装もバリバリそうで、けっこうバリバリの場末感醸しだしまくりなのです。だから、ここが美味いなんて思いも寄らないんですよ。ところが!

・洋食屋で、トンカツ方面にチカラを入れている。まあ、ステーキから、カツ丼までって幅かしらねえ。

・名物なのは、豚から揚げ。これは、中華料理のソレといっしょ。ジャーリッチったかな。奥さんはこれが好き。そして、おれはピザスタイルポークってのが好き。豚テキに玉ねぎみじん切り、トマト、チーズにドミグラスソースがたっぷりかかっている。
・まあ、この2つが「変ってる」最右翼ですね。あとは、ぶっちゃけ、どおってことのない、エビフライやらオムライスやら焼肉でしたし。まあ、「美味い」ってカンムリつけてもいいか。手堅い味です。

・でも、おれはあの雰囲気も味も、込みで好き。場所は絶対に説明できないので、ローカルのグルメ本みたいのをたよりに探してみてください。奥さんさえその気ならまた行くでしょう。(2002/10/13・23:29:12)

総評:9月

・9月は、新サイト(ここっすね)ははじまるわ、でかい買い物はするわで、バタバタしてました。
・その中でも大きいのはXboxですね。(
・これは物理的なでかさもあるが、なんていうか、おれの中でも大きいものだ。これまでのハードでもっとも重厚。そして、妙な高級さがある。「買ったぞ!」という感覚が非常に大きかった。だから、買っただけで満足度が高い。あと、操作感もよろしい。これはコントローラだけじゃなくて、すべての動きが、高級って感じ。DVDもPS2よりいい感じだし。PS2のはゲーム機を騙し騙し使ってるみたいな感覚があるんだよな、おれの中じゃ。ラジオも聞ける懐中電灯みたいなノリ?たいがい、そういうラジオってチューニングとかぞんざいで、うまく局をあわせられなかったりするじゃない?そういう感じ。

・そしで、もちろん、ゲーム自体も。

ゲーム

「ガンヴァルキリー」XB(マイクロソフト)

・実際、まだ、クリアしてないんで、「ゲーム」にゃあ書いてないのですが、これは文句なし2002年のベスト候補です。
・そのアクの強い操作性、世界観、そして、XBならではな感じ。万人にはどうかわかりませんが、個人的には、久しぶりに「ゲーム性」で気に入った1品です。

コミック

「うまんが」2巻 新井理恵(小学館)
「そらトびタマシイ」五十嵐大介(講談社)
「せんせいになれません」2巻 小坂俊史(竹書房)
「クローン5」1−2巻 すぎむらしんいち&いとうせいこう(講談社)
「釣りバカたち 中国釣行記」矢口高雄(双葉社)

・以上がオススメつけたものですね。プラス、

「ガンツ」7巻 奥浩哉(集英社)
「Mr.ボーイ」3巻 山本貴嗣(双葉社)
「ジオブリーダーズ」8巻 伊藤明弘(少年画報社)

・ここいらもおもしろかったか。で、1冊っていったら、「釣りバカたち 中国釣行記」矢口高雄(双葉社)かな。
・ツブは揃ってたけど、突出したものがないってな9月でしたか。

ブック

・ナシ。ここはあまり期待しないでください。

ミュージック

「青天の霹靂 ライブ・アット・ペンギンハウス+7」ジンタ (EHE019-020)
「あずまんが大王 オリジナルサウンドトラック vol.1」ost.(LACA-5111)

・が、オススメで、両方ともそのまんまオススメできますね。

「ガンバレ日本」木梨憲武+忌野清志郎
「パワービル」ザ・セマンティクス(ALCB3162)
「サルサ・デ・ベツバ〜ラ」桂雀三郎withまんぷくブラザーズ

・中古関係はこれらがなかなか。ガンバレ〜はW杯便乗ソングですね。カップリングの「フーリガンがやってくる」が2人の持ち味を出していてよかった。
・セマンティクスは元オウズリーのバンドということで。よくできてます。
・サルサ〜は、「ヨーデル食べ放題」の人の2匹目のドジョウ狙いだそうです。ちゃんと「ヨーデル食べ放題」のアレンジバージョンの替え歌までありました(ヨーデル勝ち放題って野球観戦歌になってる)。非常に完成度が高いです。

アザー

「Xbox」ゲームハード(マイクロソフト)
・ということですね。前記のとおりです。なんか、死にかけですが、いいんです。満足してますし。

(2002/10/11・14:46:53)

フード:「あかしや」ラーメン(富山県魚津市)

・味噌ラーメンが有名なところ。なにげに、この魚津市というのは、昔からある漁師町で、昔からある老舗の店屋が多い。そいで、それがみんな「むむむ」ってな店なんだよこれが。

・で、入りましたよ。ここも奥さん達は場所もチェック済みという、グルメ本とかにはちょいちょいいと載っているところなんすね。

・狭い店内。U字型のカウンターにテーブル2卓。そして、汚い店内。材料もゴミもなんかよくわからんもんが、狭い店内にいっぱいいっぱいにある。まだ、おれんところのほうがマシかなと思えるくらい。
・なぜか、白い石が置いてあったり(別に価値があるとは思えない)、壁に昔の写真貼り付けたり、ワケがわからんなりのオッサンセンスのトータルインテリアなのかなと一瞬思ったりしたが、ただ、汚いだけだと思いなおす。

・おれは、「ミルクラーメン」、奥さん&義妹「味噌ラーメン」、ガキども「醤油ラーメン」。

・ミルクラーメンは、塩ラーメンベースにエヴァミルクが混ぜてあるのかな。あと、味噌は、赤味噌ベースにいろいろ混ぜている。醤油はオーソドックス。
・基本的にラーメンは共通で、もやしを炒めたもの、メンマ、チャーシュー、ネギの布陣。
・いわゆる、ラーメン専門店の味じゃない、そこいらの食堂的ラーメン店。だから、スープもそういった「普通」の味だね。

・でも、美味かった。同系列の店なだけに(カレーやしょうが焼き定食、チャーハン、ギョウザとかやっている)、いろいろと考えることが多い。

・そして、すべては、トイレがボットン便所で、なおかつ、壁に4つくらいゴキブリの卵があることで、台無しって感じかな。魚津の店、なにげにボットン便所が多いんだよなあ。ここのは、また、「見える」んだよなああ。

・トイレはガマンしろ。あと、店の汚いのもガマンだ。美味いし。って、そういう店。(23:30:48)


sukekyo@violet.plala.or.jpケージバン