−帝国劇場・売店− | |
大神: | やあ、椿ちゃん。 |
椿: | あっ、大神さん(^^)いらっしゃいませ〜〜(ニコニコ) なにか買っていかれますか? |
大神: | そうだな・・・・・じゃあ、コーヒーとやきそばパン、それとサッ○ーマガジンをもらおうかな。 |
椿: | ドタッ・・・お、大神さん(^^;)ここは劇場の売店だから駅のスタンドのようなものは売ってないんです。 |
大神: | するとどんなものが売ってるの? |
椿: | えーと、ブロマイドはもちろん、花組のみなさんのポスターやパンフ、フィギア、翔鯨丸のプラモなど・・・。 |
大神: | (それじゃあ秋葉原だよ) あのー、ここで売ってちゃ帝劇が秘密基地ってバレバレなんじゃないの? |
椿: | そんなことないですよ、帝撃グッズは帝都中で大人気ですし、売り上げは防衛費にもあてられるんですよ(^^)はやい話ここはお役所のようなものですから。 |
大神: | (オレたちは公務員か・・・) |
椿: | あっ、じゃあとっておきのレア中のレアもの商品があるんです(と言ってウインクする) |
ガサゴソ・・・・・ | |
大神: | ・・・・・・・ |
椿: | ジャーン!「黒子人形!」 |
し〜ん | |
椿: | このあいだギターを背中にしょった黒子さんがきて、劇場関係者だからって20体おいていったんですよ。 でもあまりにもマニアックすぎて誰も知らないとゆう、いわくつきのもので・・・・・・・ |
大神: | (スタスタスタ) |
椿: | ・・・・・・ちょっと、どこへ行くんです大神さん? |
大神: | (なにを考えてるんだ加山(アノヤロー)は〜〜(><)/ ) |
椿: | 大神さん、大神さんってばあーー・・・。 |
その後「黒子人形」はサム○イスピ○ッツの名札にかえて売られたという。 |
−帝国劇場・売店− | |
大神: | やあ、椿ちゃん。 |
椿: | あっ、大神さん(^^)いらっしゃい(ニコニコ) |
大神: | おやっ、新しい商品はいったの? |
大神はかわった四角いケースを見つけていった。 | |
大神: | ピカピカ光る円盤が入ってるようだけど・・・ |
椿: | それは昨日の夜、またギターを背中にしょった黒子さんがきて、音楽光円盤を50枚も置いていったんですよ。 |
大神: | ドタッ!(あやつこんなところで営業を・・・) |
椿: | ”ミスターKと ムーン・グループ バンド”って聞いたことあります? |
大神: | (なんちゅう芸名だあ、売り出し中の演歌歌手か!?) |
椿: | わたしもちょっと聞いてみましたけど、アコースティックギター曲とヘンな歌声がはいっていて、今どき受けそうもないですよね。 |
大神: | (そりゃそうだ・・・) |
椿: | それに歌詞が海のことばっかりなんです。 |
大神: | 椿ちゃん、心配しなくてもいいよ。ぼくがあとで三刃成虎でバラバラにして焼却してあげるから。 |
椿: | ありがとうございます(^^)。 ところでなにか買っていかれますか? |
大神: | じゃあまたブロマイド買おうか。 |
椿: | 誰のにします? |
大神: | う〜ん、もうけっこう集まったからなあ、さくらくん、すみれくん、アイリス、カンナ、紅蘭・・・・何だか花屋さんみたいだね。 |
椿: | アハハ・・・でも花組なんですからみなさんお花の名前なんですね、織姫さんとレニさんをのぞいて。 |
大神: | 彼女らはもと星組だからね。・・・そういえば椿ちゃんたち風組も由里くん、かすみくん、と花の名前じゃないか。 |
椿: | あれ、いわれてみればそうですね(^^) |
大神: | 風組だったら台風子とか、つむじかぜ代とかの名前のひとがいたらおもしろいんじゃないか。 |
椿: | やあだあ、大神さんたら名前のセンスないです〜(バシバシ) |
(ニコニコ笑いながら大神をたたく椿) | |
椿: | でも一番のパターンはずしは、花組の隊長である大神さんがぜんぜんまったく花とは関係ない名前ってことですよね(^^)ニコニコ |
大神: | ガーン(図星!) |
椿: | あれっ、どこへ行くんです?大神さん(^^) |
大神: | (るるる〜〜)ふらふら・・・。 |
椿: | 大神さん、大神さんってばあーー・・・。 |
その日、大神は部屋にこもって出てこなかったという・・・・・。 |
大神: | コンコン。大神です。よろしいでしょうか? |
かえで: | どうぞ。 |
大神: | 相談したいことがあるのですが。 |
かえで: | 相談したいこと? |
大神: | 花組の普段着についてなんです。もちろん個性は大事だと思いますが、やはり帝都を守るには、いつ何があっても対処できるような格好をしていた方がいいと思います。 |
かえで: | そうね。確かにそれは言えるわね。 |
大神: | 花組の中でマリア、レニ、カンナは見るからに活動的な服を着ています。紅蘭の旗袍(チーパオ、裾の割れた衣服)やすみれ君の和服(?)は大きなスリットが入っているので特に緊急時に困るという物でもない。織姫くんやアイリスも問題ないと思います。 |
かえで: | じゃあ何が問題なの? |
大神: | 問題なのはさくら君の袴です。 |
かえで: | さくらの袴姿は活動的でとてもいいと思うけど。何が問題なの? |
大神: | 考えてみてください。普通、袴ではさくら君のような帯は付けないはずです。さくらくんはあんなゴッツイ帯をしていますが、トイレはどうするのでしょう。 |
かえで: | (・o・)なるほど…。言われてみれば…。 |
大神: | 花組の隊長としては、改善すべきものは改善しなければいけません。ですから、さくら君にそれとなく聞いてみてもらえませんか? |
かえで: | う〜ん。聞くといってもこれはねぇ…。(この情熱をもっと他のことに向けてほしいわ) |
大神: | だめですか? |
かえで: | いくらあなたが花組の隊長といっても、女の子のことだからちょっと…。そうだわ、それより名案があるわ。 |
大神: | 何ですか? |
かえで: | 明日あなたに体験してもらいましょう。 |
大神: | ぐげ。じ、自分がさくら君の服を着るのですか? |
かえで: | まさか、心配しないで。着てもらうのは剣道スタイルよ。 |
大神: | あ、なるほど。 |
かえで: | それと衣装部屋に着物の帯があるはずだから、それを付けてみましょう。 |
大神: | さすがかえでさん。冴えてますね! |
かえで: | それじゃ、明日、衣装をもってさくらと一緒にここへ来て。 |
大神: | わかりました。それじゃ失礼します。 |
(次の日) | |
大神: | コンコン。さくら君いるかい? |
さくら: | おはようございます、大神さん。って、その格好… どうしたんです? |
大神: | 実は、ちょっと調査したいことがあって。とりあえず、一緒にかえでさんの部屋に来てくれないかい? |
さくら: | あ、はい。わかりました。 |
大神: | よろしいでしょうか? |
かえで: | どうぞ。 |
大神: | 失礼します。あ、あれ?米田支配人。それに、紅蘭とすみれくん。 |
かえで: | 一応、支配人にも話をしておいたの。そしたら一緒に見届けると。紅蘭とすみれはお手伝いよ。 |
米田: | と、言うわけだ。 |
大神: | は、はあ。そうですか。 |
さくら: | いったい何が始まるんですか? |
かえで: | 実は、花組の普段着を、大神くんを実験台に科学しようと思うの。みんなが着慣れている服を何らかの形で戦闘に活かせたらいいと思って。で、まず、さくらの袴から検証してみようってことになったの。 |
さくら: | ああなるほど、わかりましたっ。それで大神さん、この格好なんですね。 |
かえで: | そうよ。それでさくらに頼みたいんだけど、大神くんが今持っている帯を、普段しているとおりに大神くんに付けてほしいの。 |
さくら: | わかりました。大神さん、ちょっと窮屈かもしれないですけど、我慢してくださいね。 |
大神: | ああ。よろしく頼むよ。 |
米田: | 準備は出来たようだな。 |
さくら: | はい。 |
米田: | そうか。すみれ。茶でも入れてくれねえか? |
すみれ: | どうぞ。あ、それから、少尉はこちらをどうぞ。 |
さくら: | すみれさんの入れた紅茶、おいしいですね。 |
かえで: | そうね。 |
すみれ: | ほほほほ。もちろん、最高の茶葉を用いて愛情込めてお入れしましたから…。 |
大神: | (うー。なんだか変な味がするけど…) |
一同: | ごちそうさまでした。 |
米田: | それじゃあ、さくら。2時間ほど中庭で大神に剣の稽古をつけてやってくれ。 |
さくら: | わかりました。大神さん、行きましょう! |
大神: | あ、ああ。では、失礼します。 |
米田: | 行ったな。紅蘭、大神の紅茶に例の物は入れたか? |
紅蘭: | はいな。米田はんに言われた、強力な下剤を入れておきましたわ。 |
すみれ: | はぁ… こんなことして、大丈夫ですの? |
米田: | ああ、レッドゾーン全開な今の大神にはいい薬だ。これであいつも少しは気合いが入るってぇもんだ。 |
かえで: | そうだといいのですけど。 |
(1時間後、中庭にて) | |
大神: | うっ |
さくら: | 大丈夫ですか?大神さん。 |
大神: | ち、ちょっとトイレに行ってくる。そこで待ってて。 |
さくら: | は、はい、わかりました… |
(トイレにて) | |
大神: | あぁ…。もれそう。早く脱がないと…。 とにかくこの帯を解かないと…。 なんて面倒なんだ…。 早くしないと…。 も、もう少しだ…。 ・ ・ ・ あ…。 ・ ・ ・ |
作者: | (-_-) ……お見苦しい物をお見せしました…… (-_-) ……今しばらくお待ちください…… |
米田: | やっぱりだめだったみたいだな。 |
かえで: | さくらが普段から帯付きで袴を着慣れている、というのが結論というところでしょうか。 |
米田: | そうだな。これにて一件落着だぁ。 |
〜衣装部屋にて〜
由里: | (^0^)〜♪ |
かすみ: | こんな所にいるだなんてめずらしいわね。 |
由里: | うふふふっ(^^) |
かすみ: | あらあら、ごきげんね。何か良いことでもあるの? もしかして、・・・デートっ(^。^)−? |
由里: | ちがいます、ちがいますっ(*>▽<*)ノ こんど、お友達とお出かけするので、なにか良い服ないかぁ〜、と思って。洋服も良いんだけど、和服もいいなぁ〜。 |
かすみ: | そういえば、由里っていつも洋服よね。 |
由里: | そうなの。洋服に慣れちゃうと、どうしても和服の着付けはおっくうになっちゃって。 |
かすみ: | そうね・・・私も非常時には、もっとさっさと着替えられるような服装がいいなぁ、と思うわね(^^;) |
由里: | その点、花組隊員は出撃回数が多く、より迅速な出動が必要とされる分、出撃スロープ等の設備が整ってる訳かしら。 |
かすみ: | ところで、着ていく服は決まったの? |
由里: | うーん、それが、まだ迷っているのよ。振り袖は動きにくいし・・・。 |
かすみ: | 袴なんて、どうかしら? これなら活動的な由里にもぴったりよ(^^) |
由里: | わぁ、袴(^0^) じつは、さくらさんを見て密かにあこがれていたんです。 |
かすみ: | さくらさんの着付けはモダンで個性的よね。 |
由里: | そうそう(>▽<)o 私も真似して着てみよっかな・・・。あれ? ところで、さくらさんの袴ってどうやって着ているんですか? |
かすみ: | えーっと・・・(・・)−? 普通の袴の着付けは、まず着物の裾を少し短めに着付けて、幅の狭い帯を後ろで小さく結ぶのよね。 |
由里: | そこに袴を履くわけだけど、まず、前のヒモ(a)を腰にくくって。 |
かすみ: | それから後ろのヒモ(b)を前でリボンにする。 |
由里: | 帯のリボンが袴をふくらませて、バッスルスタイルみたいでかわいいのよね(^^) |
かすみ: | ところがさくらさんの場合、帯は袴の下に着けず、例えるなら胴着のように直接袴をはいて、その上に帯に着けて後ろで大きめに結んでいるわけね。 |
由里: | 腰に刀を差すので、前にリボンがあると、邪魔ですものね。(・_・;) |
かすみ: | 「治にいて 乱を忘れず」 米田支配人の言葉では無いけど、さくらさんらしい心構えね。 |
由里: | そのぶん、後ろに大きなリボンのポイントができるので、かわいいのよね。 |
かすみ: | さくらさんらしい、おしゃれね(^^) |
由里: | うーん、でもこの部屋に、袴のセットなんてあったかしら・・・(..)( ..)きょろきょろ |
かすみ: | はいっ。(^^)■ (←奥の方から黒い箱を取り出す) |
由里: | あーっ! これは、飯田橋の英(はなぶさ)さん特製、「洗える着物・帯と袴とリボンのセット」(><)-!!! (ソフトバンク発行 『サクラ大戦 原画&設定資料集』九拾五頁参照!) |
かすみ: | 「洋服感覚で手軽に着こなせる」って説明書きにはあるけれど・・・ |
由里: | どれどれ。なるほど、袴がまるでスカートかズボンのような作りになっていて。 |
かすみ: | 帯はベルトのように、簡単に着脱できるようになっているわけね。 |
(リボンはあらかじめ形作られて、帯にくっついているみたいですね。) |
由里: | これなら洋服感覚で、着替えも出動もあっという間ね(・。・) |
かすみ: | 由里、お出かけ着はこれで決まり! ね(^^) |
由里: | はいっ! キュロットに、ベルトで決定です(^0^) |
かすみ: | Σ(・▽・;) |
□ひとこと□
日本男児さんのご投稿「さくらくんの帯って一体?」を拝見し、私なりにさくらの服装について、考えてみました。出動回数の多い花組では、非常時において着脱は簡易である方が良し。・・・とは思うのですが、そこはそれ、出撃スロープ使ってぱぱーっと着替えできるのでおっけー(^^)v・・・・とも思うのですがっ。 その出撃スロープの性能の如何によっては、じつは花組隊員の服は、スロープ用に作られた簡単に着脱できる特製の服だったら・・・(>▽<) 考えに、考えあぐねて、結局答えはでませんでしたーっ(><。)だれかおしえてーっ。 |
さくらのはいている袴は多分成人式や卒業式に使われる女性用の袴で、ズボンみたいに二つに分かれているものではないと思います。女性用の袴は武道用の袴と違ってスカートタイプですのでトイレのときに帯を解く必要はないです。 ちなみにこの女性用の袴は明治ぐらいに開発されたもので、江戸時代にはなかったようです。 |
由里: | むー… |
かすみ: | あら、どうしたの由里、むずかしい顔しちゃって。 |
由里: | ほら、さくらさんの袴の中はいったいどうなってるんだろう、っていう、あれよ。 |
かすみ: | あ、そういえば。着付けが一瞬で終わる英(はなぶさ)さんスタイルだとか、実は女性用でスカート型の袴だとか、いろいろな説が流れたまま結局うやむやになっちゃってたかしら。 |
由里: | それよ、それ! で、さくらさんが映ってるキネマの中に答えがないかと思って、さっきからずーっとチェックしてたんだけど… |
かすみ: | 由里、あなた、ひまねぇ… |
由里: | ひとごとみたいに言わないでよぉ! キネマの管理はもともとかすみさんの担当でしょお。あたしはもともと音楽専門(帝劇の長い一日)なんだから慣れてないのよ、ふぁぁ目がつかれたーっ。 |
かすみ: | お、おつかれさま… で、なにか手がかりは、つかめたの? |
由里: | ええ、一応はね。だけど、やっぱり、よくわからないというか… |
かすみ: | ? いったい何なのよ、それ。 |
由里: | ほら、この紙、見てみて。 |
股割れ | スカート |
---|---|
・(サクラ1)プロローグで脇侍を切りふせるシーン、エピローグで汽車から飛び降りるさくら、どちらも着地の段階で股割れ。 ・(サクラ2)エピローグで前輪ペダル式の自転車をこぐさくら、はいている袴は股割れ。 |
・(歌謡ショウ)横山智佐サマの袴はスカート状。 ・(サクラTV)第一話、花見見物で階段を駆け上がるとき、さらにマリリンモンローもどきのシーン、どちらもスカート。 |
かすみ: | これは… |
由里: | さくらさんの袴の中が見える場面の、一覧表よ。このように、明らかに武道用の股割れスタイルで描かれてる場面もあれば、女性用のスカート袴としか思えない場面もあるのよね。 |
かすみ: | コンコン。 |
由里: | コンコンって、かすみさん夏カゼ? …って何でさくらさんの部屋ノックしてるのよおっ!! |
かすみ: | だって、さくらさんに聞いてみるのが一番てっとり早いんじゃない? |
由里: | だぁめええー! こういう問題は本人に直接聞かずにいろいろウワサするのが楽しいんだからっ! |
さくら: | (ガチャ)あら、かすみさんに由里さん。どうしたんですか? |
由里: | あはははは。い、いや、何にもないんです、たまには点呼なんてとってみよっかなー、とか、それ、いち、にっ、さんっ… |
かすみ: | (ばさっ)これ、どういうことですか? |
さくら: | m(..)…… |
由里: | あっ、あーっ、その紙ーっ。 |
さくら: | …………………… ……m(*・・*) |
由里: | あちゃーっ。 |
さくら: | あはは… やっぱり、ばれちゃったみたいですね。いいんです、クローゼットにありますから。これ、見てください。 |
由里: | どれどれどれーっ? あっ。 |
かすみ: | …おんなじ袴が、ふたつ、あるわね。 |
由里: | 同じじゃないわっ。ほらっ、こっちは武道用みたいに股割れになってて、こっちは、スカート型… |
さくら: | はい。剣のお稽古のときはやっぱり武道用の袴でないとやりずらいんですけど、かといっていつも武道用だとトイレとかが大変で… それで、剣を振るう必要がないときは、ときどきスカート型の袴で、楽しちゃってるんです。 |
由里: | ふうむ、道理で、股割れになったりスカートになったりしてたわけね。和服ってやっぱり、難しいわ。 |
かすみ: | ね。直接さくらさんに聞いちゃったほうが楽だったじゃない。 |
由里: | だぁめっ! それってウワサ話の面白さがぜんぜんわかってないっ! |
椿: | かすみさん、由里さーんっ。はあはあ、あの、事務局宛てに、至急電がはいってましたっ。事務室はからっぽだし、ずいぶん探しちゃいました。 |
かすみ: | あらあら椿、ごめんなさい。 |
由里: | 事務局あてなんて、珍しいわね。なになに? |
OVA轟華絢爛・第一話の五右衛門さくらの話。 バレンチーノフとの戦いの最中、劇場のステージでのすみれとカンナのやりとり、その後、あやめが「その調子よ」といいます。 そしてその直後のシーン、スタア改がミサイルを2発発射した後、さくらがそのミサイルを回避しますが、そのとき100%誰が見ても股割れしています。 でも、その前後はスカート状です。 |
かすみ: | こ、これって、どういうこと…? |
由里: | まさか、武道型とスカート型の両方いつも持ってて、じゃんじゃんはき替えながら生活してる、とか? |
さくら: | えっえっ!? まさか、そんなことしてないですっ。はき替えるといってもせいぜい一日一回というくらいで… なんでなんでっ? |
紅蘭: | きらーん(◎▽◎) |
由里: | う。なんだか、悪い予感がうしろから。 |
紅蘭: | どういう意味や。さくらはん、最近、わざわざ袴はき替えんでも動きやすいなあー、とか、感じたことあらへんか。 |
さくら: | そういえば、時間がなくてスカート型のまま剣を使ったことがあったけど、なんだか、脚にまとわりつかなくて、気持ちがよかったような… |
紅蘭: | うひゃー、ほんなら大成功や!! うちの大発明、「蒸気演算器搭載、自動変型いんてりぢぇんと袴・愛称募集中」(><)ノ!! |
Σ(・0・;) Σ(・0・;) Σ(・0・;) | |
さくら: | ちょ、ちょっと、それ何なのよ紅蘭! |
紅蘭: | 説明しまひょ。これはやな、さくらはんの動きを蒸気頭脳が感知して、全自動で股割れ型とスカート型に変型するっていうすごーい袴や。さくらはんが舞台に出てるあいだにちょこっと仕込んどいたんやけど、どや、すごいやろー! |
さくら: | ど、道理で、ここのところ袴がちょっと重く感じるわけだわ… って、かすみさん、なんで後ずさりしてるんですかっ。。 |
かすみ: | き、きゃーーーっ!!!(ドタバタ) |
由里: | ば、バクハツするーっ!!!(バタバタ) |
さくら: | えっ、えっっ、ええーっ!! そ、そうだわ、こんなもの、はやく脱がなきゃっ(がさごそ) |
紅蘭: | あ、あかんさくらはん、そんな乱暴にしたら蒸気圧がっ!! |
さくら: | ああんもう、帯が、じゃまーっ!!ヽ(><)ノ)(ぷしゅー) |
紅蘭: | あかんゆーてんのにもーっ、う、うわーーっ!! |
どっかーーんっ!!! |