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■アイコン工房
魅せてあげよう、1ドットのエクスタシー
というのは当時友達との間でバカ受けだったT&Esoftのシューティングゲーム「レイドック」の謳い文句です。
説明不要のアイコンです。まぁ賑やかしになるのでうちのフォルダーも色々貼ってます。アイコンを変更するツールは有名な「窓の手」などもあるようですが、私は「FIP(フォルダアイコンプロパティ)」を使っています。
CAUTION:個人での使用は自由ですが、転載する場合は一言メールをいただければと思います。

●オールドPC アイコン (NEC、富士通、SHARP)
あまり使い道の無いアイコンです(^^;当時を知らない人にはなんのこっちゃというところですね。コンシューマ機のアイコンは結構色んなところでみかけますが、オールドPCのものはあまり見かけません。ほんなら作ってみまひょか、と作ってみました。マイナーな物がメインなのですが、メージャーなものもあります。昔ユーザーだった人はぜひ使って下さい(^^;
*なお機種名表記に関して、”PC-6001mk2”など、正式には”PC-6001mkII”が正しいのですが、あえてそこまで厳密にしてません。
←Bernieさんのサイトで、うちのオールドPCアイコンを使ったスクリーンセーバーを公開されております。かなり感動モンです( ゚∀゚)!「Develop」(アプリ開発)のページからダウンロードできます。
★追加されるごとに全部落とすのはめんどくさいという声にお答えして、新規追加分だけのファイルを用意しました。ダウンロードはこのページの一番下にあります。
★エミュレータ作者の方へ★
エミュレータ用のアイコンとして使用したい方はメールで連絡下さい。特に使用条件などはありませんが、同じ機種の他のエミュレータで既に使用されている場合がありますので注意。

●新規追加●(20/05/20)
MZ-6500
MZ-6541C
MZ-6550
・NEC(PC−6001、6601シリーズ)05/02/25
・NEC(PC−8001、8801、9800、100シリーズ)19/12/12
・SHARP(MZ、X1、X68K)
20/05/20
・富士通(FMシリーズ)17/02/22
・MSX(別ページ)19/12/12
・その他のメーカー(別ページ)
16/01/27
・ポケコン、ハンドヘルド(別ページ)
アイコンのダウンロードはそれぞれの一番下にあります。
NEC
PC−6001/PC−6001A
こんにちはパピコン。低価格でカラーグラフィックとサウンドを搭載した入門機。(色の滲み具合が)日本のAppleと言われました。現在一線で活躍する有名プログラマーで社長のN氏や超有名RPGのシナリオライターのH氏など他多数を輩出した名機。89800円。
え〜海外版PC-6001のPC-6001A。当然ながら機能は同じ。外見も同じ…と思いきや、キーがハードキーボードになっている。あとキーボード右上のロゴがPC-6001Aになっているって間違い捜しかい!
PC-8001も海外販売があり、名称はPC−8001A。

PC−6001mk2/PC−6001mk2(アイボリホワイト)
シャベル、漢字る、15色。この15色という半端な数が気になりますが、個人的に初めてのマシン。兄貴が本体を、私がモニターとデータレコーダーを購入しました。同時購入のソフトは「ディメンジョナルウォーズ」(ハドソン)「スターフリート/B」(テクノソフト)「黄金の墓」(マジカルZOO)。マシンの熱が凄くて、夏場は目玉焼きができそうな程熱かった。色違い(アイボリホワイト)版もあり。84800円。
こちらが色違いのアイボリホワイト版。周囲にP6mk2を所有している友人が何人かいたが、みんな上のシルバーメタリックの方を使っていた。店頭でも実物を見た事がない。

PC−6001mk2SR
2つ下のMr.PCこと「六本木パソコン」と同時期に発売された60シリーズの最終兵器。とはいえ66SRに比べると愛称も無く、インパクトは薄かった。関係無いが、「六本木パソコン」というのを聞くと「一本木蛮」を思い出すのは自分だけ?

PC−6601
「たちまちホームワープロ。思いをカタチにするパソコン」。3.5インチFD搭載で143000円。まだまだフロッピーが高価な時代だった。P6mk2にはロードに5分、プレイに3分(で飽きる)の1匹インベーダーもどきが入ったデモソフト(テープ)が付属されていたが、このPC66には「コロニーオデッセイ」という小松左京原作(監修?)の大作アドベンチャーゲームが付属されていた。

アイボリホワイトカラーを追加。mk2だけじゃ無く、PC66にもあったとは知らんかった。

PC−6601SR/PC−6601SR(ブラック)
Mr.PC。ミスターピシピシピシ‥。ワイヤレスキーボードにスーパーインポーズ機能。喋って歌ってFDも内蔵。しかし市場にはもうP6シリーズの居場所は無く、このマシンを最後にP6シリーズは役目を終えるのでした。合掌。155000円。
俺のSRは黒光りだぜぇ(下品)との声に応えて、ブラックバージョンです。このモニターに映る画像を見て涙を流す貴方、そう、そこの貴方。もう立派なオサーンです。チョビヒゲ生やしても良し。赤バージョンの「XEVIOUS」に対抗するには、これしか無い!というわけで、”冷蔵庫ハリアー”こと「スペースハリアー」P6版です。88版やX1版よりも高速でゲーム性はバッチリ再現されてます(その分バッサリグラフィックが犠牲に)。これに対抗できるのはMZ700版しかあるまい。

PC−TV151
PC−6601SRとPC−6001mk2SR対応のディスプレイテレビ。ワインレッド(上)とメタリックブラック(下)の2種類のカラーバリエーション。両SRに接続する事でスーパーインポーズ機能が使える。94800円。

ワインレッドの色を修正しました(05/02/25)

PC−60M43(W)
画面はハメコミ合成です。当時NECマシンのイメージキャラだった金8さんです。他のモニターがドットピッチ0.3〜0.4くらいだった中、このモニタは0.7。PC88FR購入後もこのモニターを使ってました。はっきり言って細かい文字は読めません(^^;65800円。

PC−60M54
「パソコンとテレビ、VTR、ビデオディスク、パソコン同士の画面合成を可能にした」
スーパーインポーズユニット。メタリックでかっちょイイ。スーパーインポーズ機能と言えばシャープのX1シリーズを思い浮かべる人も多いが、実はP6シリーズ(mk2以降)も密かにその機能を持っているのだっ。ちゃんとmk2にはこのユニットの接続端子があるのだけど、使った人はいるのだろうか。子供心に”スーパーインポーズ”と書かれた端子に、意味も分からず、スーパーなんだからなんか凄いんだろうと、それだけでご飯三杯いけるくらいドキドキしたもんだ。39800円。

PC−6082
ピー‥ガガガー。データレコーダーという名前のテープレコーダー。一応出力レベルを変えたりしてエラー補正する機能とかあったような気がしますが、普通のラジカセやテープレコーダーとの違いがよく分かりませんでした。専用なんだぜ、という優越感だけは持てました(^^;19800円。
「違いはRemote端子の存在だ」そうです。特別天然危険物様より情報いただきました。

PC−6051
タッチパネル。19800円。「エッチ、スケッチ、ワンタッチ」って元ネタ何?<突然頭をよぎった

PC−6031
未来の憧れの夢の記憶装置フロッピーディスクユニット。89800円。PC−6001本体と同じ値段。今やファミレスでメシを食うぐらいの値段で購入できるFDドライブ。昔のFDには夢が詰まってたんだよなぁ‥今のHDには煩悩ばっかり詰まってるけど。

PC−6021
40桁専用サーマルプリンター。49800円也。リスト打ち出し専用。デバッグするのに欲しかった。

PC−6022
カラープロッタプリンター。39800円。4色カラーで印刷できる。大雑把に言うと4色ボールペンでカラー印字ができるという事らしい。メモリやCPUの進化ばかりがネタになるけど、プリンターも進化したもんですな。(資料提供DJNZ様)
PC−6011+PCS−6001R
拡張ユニット(19800円)にN−60拡張BASICカートリッジ(9800円)をセット。mk2ユーザーだったので縁がありませんでした。

PC−6006 ROM/RAMカートリッジ
白い初代機用カートリッジ。価格は14000円。あと800円でファミコンが買える。いわゆる増設RAMのようなものと言えば分かりやすいか。どれだけメモリを増設できたかというと、なんと16KB!本体メモリと合わせて32KBに!!もうステキ!!

PC-6001用カートリッジ(汎用デザイン)
特に特定のカートリッジというわけでは無く、PC-6001用のカートリッジの基本形。ちなみにこの元画像はPCS-6148R「ハイジャンプ」というゲーム。と言っても違いは貼られたシールの上部にあるグレーと白のラインに書かれた文字のみ。

TURPIN
PC−6001用ゲームカートリッジ。コナミ製。アーケードの移植らしいがよくわからん。ブルーのカートリッジは珍しい、というかカートリッジのゲーム自体珍しい。「カセットポン」はパピコンが最初に言い出したのではなかったかと。色んな意味で歴史的価値激高。
ゲームの詳細は「ぱぴーなSOFT図鑑」を参照。(カートリッジ関連の資料はkei様に頂きました)

PC−6052
NEC製ジョイスティック。ボタンは1つ。確か4方向だったと思う8方向。任天堂の画期的な発明である十字キーが登場するまでは、このスティックタイプが一般的だった。でもこのタイプは使い辛いっす。(資料提供DJNZ様)

PC−8001
日本のパーソナルコンピュータの夜明け。なんと標準でキーボードが付いてBASICも搭載で168000円。サウンドは無いけどPCGを使えばグラフィックもバッチリ。16KBのRAMは無限の夢を詰め込めたもんだ。ホームページのバナー2枚ほどで埋まっちゃうけど。
特別天然危険物様より突っ込みいただきました:音はBEEPのみだが、DMAの高速切り替えでBEEPをOn/Offさせて無理矢理メロディを奏でさせていたそうです。確かにメロディになっていたものもありましたね。BEEP音恐るべし。

PC−8001mk2
「超ベストセラーの名機、PC−8001の血統を受け継いだ実力派」。なんというかこのシリーズはなんか中途半端な位置にあったような気がする。入門機のPC60シリーズ、ホビー&ビジネスのPC88、PC98シリーズ、かわいい(?)弟と優秀(?)な兄貴に挟まれてはっきりとした個性を打ち出せなかった。価格は123000円。

PC−8001mk2SR
初代機からの伝統の本体とキーボードの一体型。ハード構成的には初代PC8801に近い。320x200ドット8色の重ね合わせができ、高速で綺麗な表示を実現していたりして、ゲーム作りに向いた機能を持っていた。しかし、当時すでに主役は兄貴分の88SRであり、メディアもフロッピーに移行していた時期でもあり、先代の80mk2と同じく中途半端な存在だった。108000円。

PC−8801
「パソコンがビジネスまでも手中におさめた(漢字は出ないけど)」。漢字ROMは別売りでサポート。お子ちゃまには、このセパレートタイプのキーボードが大人だった。後に日本の8ビットの覇権を握る88だけど、まだこの頃はちょっと背の高いドングリ程度。228000円。

PC−8801mk2
「真面目にパソコン!気軽にパソコン!」275000円
世界3大泣きハードのひとつ(買ったユーザーが泣きをみたマシン。他にはX1turbo3とか…)。mk2とSRの差はただFM音源があるとか無いとかの差では無い。
初代88に漢字ロムを標準搭載、FDDを内臓。実は初期88SR専用と謳われたソフトは88mk2でも動いたものが結構あった。88mk2と言えば「ミコとアケミのジャングルアドベンチャー」。画面瞬間表示と謳うゲームはすでにあったけど、ほとんどがテキストなどで描画中を隠してから表示するものだった。このゲームは初めてディスクから直でVRAMへ転送する形で瞬間表示を実現させた。さらに今では当たり前のメニューからのコマンド入力をいち早く取り入れた事でも話題になった。ちなみに付属のデモディスクに簡易版の「ミコとアケミのジャングルアドベンチャー」が収録されている。

PC−8801mk2SR
もはや何も言うことは無い(いや、いっぱいあるけど)ベストセラー機。若干色味を変えればFRやMRにも見えますね(^^;横に音響カプラなんかつけたらTRだ。88シリーズをグラフィックを強化し、FM音源を搭載し、「テグザー」(ゲームアーツ)の追い風も受けて大爆発。その爆風は京都の田舎の中学生を直撃した(買ったのはFRだけど)。SRが258000円、FRが178000円(共にFD2基内蔵タイプ)。

PC−8801mk2SRモニタ付き
SR、FR、MR、FH、MH、FA、MA、FE、MC、VA、98DO‥80年代中期〜90年まではこの88シリーズが日本のパソコンの中心だった。もしかしたら我が家にベータが来て以来、王道マシンを使っていたのはこの時期だけかもしれない(今はウィンドウズマシンを使っているけどSOTECだし‥)。FRと同時に購入したソフトは何を血迷ったか「巨神ゴーグ」(ASCII)。シミュレーションだし、京都じゃ放送してなかったりで、マニュアル読んでもさっぱり遊び方が分からなかった。10円分も遊べなかった。5800円をドブに捨てた気分。後にもっとドブに捨てる事もあるけどね。こんなソフト出しておいてコピーや中古はいけない事だ!って言われてもねぇ。以後カラーフロッピー(特に青)を見るたびに思い出す。くそっ金返せ。

PC−8801FH
「もっと、好奇心。」基本性能は88SRをベースにCPUのクロック周波数を倍の8MHzにアップ。JIS第2水準の漢字ROMを実装し、それに伴ってキーボードにワープロみたいな「無変換」なんて文字が。筐体も従来から一回り小さくなり、デザインもすっきりした感じに。
PC、X1、FMの三国時代にSRの登場で他を突き放したPC88。さらに廉価版FRの登場で圧倒し、このFHの登場がとどめをさした形となった。FRまではNECのイメージキャラは武田鉄矢だったが、FHからは斉藤由貴に変更。他社も軒並みイメージキャラを女性アイドルに変更し、オヤジタレントがイメージキャラを担当していた時代にもとどめをさした。
個人的には大阪日本橋でゲームアーツの「ヴェイグス」のデモを見て衝動的にFRからFHに買い替える事を決意。その時一緒にいた友達がFRを引き取ってくれる事になったので、その場で中古のFHを購入して帰った。しかし初期88のゲームは画面の同期を取っていないものが多いので早すぎてゲームにならず、後期のゲームはちゃんと同期を取っているので、それほどゲームが快適になるわけでも無かった。まぁアドベンチャーやシミュレーションはその恩恵をバッチリ受けられたが、時代はライン描画のアドベンチャーでも無く、シミュレーションは苦手なのでほとんど遊ばなかった…。
デザインは前面左のロゴ以外はMHと同じ。FDD2基搭載のモデル30が168000円。1MBタイプのFDD搭載のMHが208000円。88唯一のブラックモデルも存在する。

PC−8801FE
「僕たちは、テレビでワープロしてみたい。」「テレビとつなげる本格パソコン」。ゲームでもPC98がシェアを伸ばし始めた88年末に登場。拡張スロットなどを取っ払ってとにかく安くした、というか一部で余った88の基盤の処理ではないかという噂も流れるほど。特徴はなんと言っても家庭用テレビに接続できるという事。繋がるというだけで文字なんかは非常に見づらい。友達が購入したが、麻雀ゲームの牌の判別が難しくてよくチョンボしていた。これで「惑星メフィウス」とかの1ドット単位のシビアな判定を要求するゲームなんかやったらブチ切れ確実か。129000円。

PC−88MC
「ボクらにデビュー、音と光の大魔術」。CD−ROM搭載で199000円(モデル2)。X68K、TOWNS、そしてPC98とホビーパソコンの主役が確実に16Bit化する中で、8Bitホビーの起死回生か、はたまたヤケクソなのか突如として登場したマシン。一応SR以降の88(FE、VA、DO除く)にもCDROMを増設可という事で従来のユーザーもフォロー。しかし88用のCDゲームは数える程しか発売されなかった。PCエンジンのCDROMが使えるという事で、FHユーザーでROMROMユーザーだった自分はラッキーと思いきや、接続するためのインターフェイスセットが34800円もしたので、(・ω・)ショボーン。88シリーズ唯一の縦置きスタイルはX68KやTOWNSへの対抗意識か。後に発売されたPC−FXに面影を見る人もいるのでは。当時のベーマガの「88MCレポート」の記事の隣りが「SuperGrafix新登場」という記事なのも…。

PC88VA2
パソコンの主流が8BITの88から16BITの98に移行する中、PC88シリーズの末期にはなんだこりゃ?というようなマシンがいくつも発売された。対応ソフトのほとんど無いCDドライブを搭載したり、高解像度のパソコンを無理矢理低解像度の家庭用テレビに繋げたり、色が黒くなったり、PC98とくっついたり。そんな中で16BITのPC88として登場した。298000円。
「しんらばんしょう」を「神羅万象」と答えるあなたも、もう立派な大人。

PC−9801/PC−9801E
みんなが知ってるPC98の初代機。ビジネスマシンとして登場したのが、いつの間にやらエロゲーマシンに。298000円(PC−9801)。
詳しい事はよく分かりませんが、8086って正確には16BITじゃ無いという話を聞いた事があります。8BITの8080に拡張命令を足しただけだから8BITと16BITの間で、12BITCPUだー(んなこたー無い)なんていう笑い話を聞きました。実際のところどうなんでしょ?

PC−9801F/F3
「パワフルに、より身近に」。F1がFDD1基搭載で328000円。F2がFDD2基搭載で398000円。CPUは8086-2(8MHz)、メモリは標準128KB(最大640KB)。まだグラフィックはデジタル8色(2画面)。

下はHDD内臓(10MB)のF3。価格は758000円。メモリが標準で256KBになってる以外はほぼF1/2と同性能。

この頃ガキんちょには98でゲームなんて考えられなかったなぁ。ましてや国民的エロゲマシンになるとは想像もつかなかった。

PC−98DO
88ユーザー待望の(?)98として登場。性能は98VM11+88MA2。シミュレーションゲームを中心にゲームシーンの主役はじわじわと98に移りつつあったが、日本ファルコムを筆頭に88ゲームもまだまだ頑張っていた。両方のソフトが使えるという事で食指が動いた人も多かったのでは。友達が購入し、ちょっとうらやましかったが、98DOでは動かないソフトがあったりして、なんとも中途半端な感じは否めなかった。298000円。後にDO+も発売された。

PC−9801VM
PC98が天下を取った時の標準マシン。CPUにV30を搭載し、アナログ多色やサウンドを拡張ボードで追加する事で長期に渡って活躍した。ゲームパッケージの対応機種の欄には長らく「VMシリーズ以降」の文字が。それまで88、MSXを使っていて、DOSってなんドスか?状態だったが、会社に入って開発マシンがPC98だったのでMS−DOSを覚えなければいけなくなった。FDDのアクセス音が信じられないくらいうるさかった。バッチン!バッチン!って中で小人さんが壊しているのかと思う程。初めて触ったPC98。

PC−9801RX
「多彩なニーズにコストパフォーマンスで応えるデスクトップ98標準モデル」。上のVMシリーズの後、PC9821登場まで標準となったマシン。RX21が338000円、RX51が508000円。コストパフォーマンスって何?80286(12/10Mhz)とV30(8Mhz)を搭載し、HDも20MB(RX51は40MB)、メモリも640KB。しかし、まだサウンドは別売りだった。この頃EPSONの98互換機が登場し、動作クロックが高く、サウンドも内蔵、それでいて安いという誰がどう考えてもEPSON買うだろうという状態になって、NECも渋々?コストダウンをはじめる。自分が開発に関わったソフトの動作確認を兼ねて98を買う事にしたが、当然EPSONのPC286VFを購入。EPSONチェックがめんど臭かった。ちなみに、このRX以外にRA、RS、といったバリエーションが発売されたが、外観はまったく同じで、全面左上のロゴが違うだけ。

PC−9821Ap(98MATE)
93年に発売。Windows3.1からWindows95へと移り変わる時期でシリーズを通してPC-98→DOSマシン→Windowsマシンへとシフトして行ったらしい。というかこの頃自分はX68Kユーザーだったのでよく分からんのです。

PC−9821Cb(MULTi CanBe)
「単なるパソコンではない、テレビやCDプレイヤー、FAX、ワードプロセッサ、ゲーム機にもなるオールインワンなマルチメディアマシン」。94年発売。モニタ一体型でMacみたいだなーと思ってた。当時は”マルチメディア”という言葉が嘘みたいに輝いていた。記録メディアにCDを使って、ちょっとした動画を流せばマルチメディアってくらいの認識だったと思う。

PC−9801N
平成元年(1989年)発売のPC-9801シリーズ初のA4ノート型PC。大江千里がノートPC持ってるだけでエレベータ内で上司や先輩にパワハラされる?CMでお馴染みの上を狙うパソコン。CPUはV30(10MHz)、モノクロ8階調の液晶、FDD1基+1.25MBのRAMドライブ。稼働時間は1.5時間程。重量は腕も鍛えられる2.7kgで248000円。おかげで財布は超軽量に。
     
PC−100
PC−100といえばこの墓石スタイル。PC9801Fとほぼ同時期に発売された。 モニターは縦、横どちらでも使える(720x512dot(512x720dot))。512色中16色表示。漢字が使える。ハイエンドのモデル30が558000円。専用ディスプレイ(カラー)が198000円
開発に何かと話題の某西氏が関わったらしい。一太郎の元になったJS−WORDをバンドルしたり、BASICROMを持たずにOS(MS−DOS)で起動し、しかもそのMS−DOSをマウスで操作するVSHELLがあったりと、今の日本語版ウインドウズにも通じる部分がある。時代を10年以上先取りしていたが高価な価格のせいかセールス的には失敗だった。通称日本版Lisa(悲)

PC−KD852
「ハイパフォーマンス&エコノミー(99800円)」。14型高解像度アナログRGBディスプレイ。88SRを繋ぐと512色中任意の8色が表示できる。たった8色と言うなかれ、解像度が640x200ドットで、家庭用ゲーム機(300前後x200前後)の2倍以上あったので結構な絵が表現できた。各地にドット絵の魔術師が出現してドット絵文化の最盛期を迎えた。その技術は大半が98のエロゲに無駄使いされ、コンシューマも3D技術の普及とともに風前の灯火。だからこんなとこでアイコンなんか作ってるんだね。

PCKD863G
PCエンジン内蔵の高解像度モニター(15/24Khz)。CDROM2は繋がらない。CDROM搭載のPC88MCを繋いでもCDROM2のゲームはできない。おまけとして割り切るのが吉。138000円。

SHARP
MZ−80K2
「フリーメモリー重視設計。プログラム言語や周辺機器の進化に対応」。198000円。モニターにカセット、キーボード一体型で、クリーン設計というMZ系列の伝統。キーボードが綺麗に縦横に並んでいるのが特徴的。ポケコンを連想してしまう。当然ポケットには入らない、っていうか結構デカイぞ。

MZ−800
海外で販売されたMZシリーズ。基本的にMZ700に近い性能らしい。80年代初頭、海外、特にヨーロッパで販売されたMZシリーズは海外製のライバル機と比べて高速でそれなりに人気があったらしい。
正直これはほとんど知識がありません。現物はおろか広告も見たことがありません。
情報求む。

MZ−1200
シャープの先見性が光るクリーン設計。OS(?)を変える事で進化する事ができるという、今のWinやMacにも通じる画期的な設計だったけど、毎回カセットテープでロードするのは辛すぎ。システムプログラムが変わってもハードは変わらないので、音はBEEP単音3オクターブで、グラフィックは出ない(80x50の擬似グラフィックはある)。しかしこのオールインワン(グリーンモニタとカセットデッキ内蔵)は格好良かった。未来な感じがした。昔会社の倉庫に眠っていたのを譲ってもらったけど、BASICのテープが死んでいた‥。148000円。
特別天然危険物様より突っ込みがありましたので修正しました。

MZ−731
シャープ伝統のクリーン設計。カラープロッタプリンタとデータレコーダー内蔵のMZ−700最上位機種(128000円)。プリンタ無しのMZ−721(89800円)、なんも無しのMZ−711(79800円)を合わせて700三兄弟(とは誰も呼ばなかったけど)。昔小学館からMZ700版「こんにちはマイコン」のような漫画単行本が出てたね(タイトル忘れた)。

MZ−1500
「本気で取り組みたい人に、新開発」。クイックディスク搭載で89800円。クイックディスク自体はファミコンのディスクシステムとほぼ同じもの。HACKERの改造ツールでも使用されていた。他のFDと違って、ランダムアクセスはできないが、安価で供給できるという事で普及が期待されたが、普通のFDDの価格がどんどん安くなるにつれて消滅。SHARPはX1Dの3インチディスクといい、メディアの選択で失敗する。
特別天然危険物様より情報いただきました:情報QDの側面の突起を削ればDiskSystemに挿入可能(でも、書き換えはそのままでは不可)

MZ−2000
シャープMZの正統継承マシン。伝統のクリーン設計にオールインワン。メタリックなボディは大人というよりオッサンの風格。パソコンサンデー見てたよ。ドクターパソコン宮永先生ってまだ元気なのかな。
栗栖様より情報提供がありました:ドクターパソコンこと宮永好道氏は1999年1月23日に亡くなられたそうです。ご冥福を祈ります。

MZ−2200
「自由に組めるコンポタイプMZ、登場」。128000円。MZ2000からモニターを外したという構成。

MZ−3500
「高速マルチCPU、ミニフロッピー内臓の高次元クリーンコンピュータ」。Z80Aを2基搭載。価格はモデルによって320000円(FDD1基)と410000円(FDD2基)。

SUPER MZ(MZ−2531)
「今から始めたい人に、ちょっと贅沢な入門機です」。これの登場は衝撃だった。何が衝撃かというと、まだMZシリーズやってたんだ‥という衝撃。同じシャープのX1シリーズはturboZ2まで進化しており、X68000にHD搭載のACEが登場してきた頃。アイコンはボイスレコーダー搭載のもので199800円。他にFDのみのMZ−2520(159800円)もあり。

MZ−2861書院
「専用ワープロとパソコンをひとつにしたニューコンセプト16ビット」。MZ書院。
MZ-2500が究極の8ビットと言われていたが、やはり時代の流れかMZもついに16ビット化。そして時代の流れかPC-98エミュレータ同梱、MZ-2500モード搭載でソフトウェア資産もありまっせ、ワープロの書院とも連携できまっせ。

328000円という価格は同時期のPC98よりは安かったかもしれないけど、ソフト資産考えたらやっぱPC98買っちゃうよね。

MZ−5500
「読みの深さが違ってくる。」。あのエースのジョーこと宍戸錠が相棒と認めた16bitマシン。広告ではやたらとマウスをアピールしてたけど、マウスは別売り19800円也。マルチウインドウ表示と実用系のソフトウェアの充実でビジネスなら任せろ的なFDD2基内蔵で388000円。でも上位機種のMZ−6500は10MBのHDD内蔵で998000円!
     
MZ−6500
1984年グッドデザイン賞受賞「高速・大容量処理を実現、強力なビジネスパワーを秘めた16ビット」フルセットで1153800円
MZ-5500の上位機種で基本設計は変わらないらしいが5500のメタリック感は無くなった。MZ5500がi8086/5MHz/RAM128KB/VRAM96KBに対してMZ6500はi8086/8MHz/RAM512KB/VRAM192KB。ラインナップの中でmodel45(MZ-6545)は10MBのHDD内蔵だったり、model50(MZ-6550)はCPUがi80286で搭載FDDが3.5インチで縦置きだったり、価格も650000円から998000円と、軽自動車なら買えちゃうビジネス志向。あまりにビジネス志向すぎてホビー色の強いパソコン雑誌に情報が少ないので何を書いていいか正直困る。
     
MZ−6541C(MZ−6500 model 41)
MZ-6500の後継機種。間違い探し。
     
MZ−6550(MZ−6500 model 50)
1984年X68000を彷彿とさせる縦型グレーのMZが登場(X68000は87年)。CPUに80286、3.5インチFDDを2基搭載。前面パネルが開くようにできていてディップスイッチやボリューム等がある。パソコンというよりオフコン。ホビー用途で無いPCは自分の守備範囲外で資料が無いので困る。
     
X1
「パソコンテレビ」。MZシリーズとは別のシャープ製コンピュータの系譜。でも伝統のクリーン設計。テレビ事業部らしく、テレビとの相性が良い。テレビ画面とCGの合成やキーボードでチャンネルを変えられる等個性のきわだったマシン。PC88、FMと並んで人気シリーズになる名機。赤いボディーとセパレートのキーボード、PCG機能や高速電磁メカカセットデータレコーダー内蔵などとても格好良かった。「XEVIOUS」に感動した。でも本体+モニタ+Gラムでジャスト30万円也は‥。

X1C/X1Cs/X1Ck
上から
X1C 119800円 GRAM標準搭載
X1Cs 119800円
X1Ck 139800円 漢字ROM搭載

間違い探しです(嘘)。細かなバージョンアップやコストダウンを繰り返して仲間を増やしたX1。元々の性能の高さから初代X1から後期のX1FやX1Gにいたるまで同じソフトが使えた。

X1D
3インチコンパクトフロッピー(2D)搭載。泣ける。その後のX1シリーズ対応ソフトでも「X1D不可」の表記が。198000円。

X1Fmodel10
「疾走するグラフィックス X1F発進」。X1シリーズはクリーンコンピュータという事でBASICを変える事で機能アップする事ができた。このX1Fに付属したNEW BASIC(V2.0)はグラフィックの高速化や漢字が手軽に使えるようになったりと十分実用的にパワーアップしており、旧X1ユーザーも別途このBASICを購入する事でその恩恵を受ける事ができた。これは初代X1から基本的に性能が変わっていないという事であり、82年登場時すでに高性能で完成していたという証でもある。ただ、初代X1の電磁メカカセットデータレコーダーの性能が良すぎたために85年末というFDDが主流になっていた時代になおカセットテープモデルがラインナップされている。このアイコンはX1Fmodel10(カセットデッキ内臓タイプ)で89800円。他にFDD1基搭載のmodel20(139800円)もある。ワインレッドにカセット内臓、セパレートキーボードという初代を彷彿とさせる筐体は個人的にすごくかっこよくて、欲しかった。

X1twin
「これがX1誕生5年目の解答です」。NECのPCエンジン搭載、FDは標準で1基搭載。悲しすぎる解答。事実上のNECへのX1シリーズ敗北宣言?もちろんCDROM2は繋がらない。このアイコンもかなり無理して詰め込んでて悲しい。99800円

X1turbo2
X1turboの廉価版。178000円。X1シリーズはturboシリーズになってから、イマイチデザイン的に個性が無くなってしまったような気がする。その分X68Kで爆発したけど。

X1turboZ2
「ADVANCED TURBO ZII新登場」。メインメモリが128KB、1MB5インチFDD搭載。turboシリーズになって、電磁波防止みたいな機能を搭載しているという話を聞いたが、当時は電子機器を使うと別の部屋のテレビにパソコン(やゲーム機)の映像がノイズまじりで映ったりしていた。ビデオデッキもテレビに直付けの場合が多かったので、一人暮らしをした時に、テレビを観ていたら突然、女の人の裸の映像が飛び込んできた事も…。

X1turboZ2モニタセット
上のX1turboZ2モニタセット。下は荻野目ちゃんのデジタイズバージョン。分からんか。
つか黒いハードって描きにくいね。

X68000
パーソナルワークステーション、初代X68000。368000円。LOGIN誌で数ページにわたってカラーで特集を組んだりして発売前からものすごい期待感があった。デザインも衝撃的な「ツインタワー」「マンハッタンシェイプ」と呼ばれた。アーケードでも主流であったMC68000を採用し、ハードウェアスクロール、複数画面重ね合わせ、スプライト、FM音源にPCM音源、ジョイスティックポート標準装備、グラディウス付属など高性能(高価格)なゲーム機でもあった。自動的に排出されるフロッピーディスクはトースターを連想させる。X68K初期のゲームは多色を使いこなせずテカテカで濃いグラフィックのものが多く、後期はPC98からのベタ移植が多かった。768x512ドット16色の画面モードにPC98の640x400ドットのゲームを移植されると画面の周囲に黒い枠ができたようになり、がっかりしたものだ。

X68000PRO
縦置きがカッコ良かったX68Kの廉価版として、横置きタイプに。素っ気ないくらいにシンプルなデザインがかえって潔い。付属のマウスもX68K伝統の切り替えでトラックボールになるタイプでは無く、ノーマルの2ボタンタイプ。まぁ、個人的にトラックボールタイプは非常に使いにくくて、ノーマルマウスを別途購入したので、これはこれで正解かも。FDDのみで298000円と40MBHD内蔵の408000円があった。ちなみにX68K用外付けHD(40MB)が15万円ほどだった。

X68000XVI
「夢の続きを語ろう」。就職して初めてのボーナスで買ったマシン。手元に資料がないのでアイコンは記憶で描いた(^^;細かい部分は違うかも。でも32x32ドットだし。同時に購入したソフトは「ジェノサイド2」(ZOOM)、「出たなツインビー」(KONAMI)。パソ通もこのマシンで始めた。パソコンが個性を持っていた最後のマシン。会社で開発マシンが98からTOWNSに移る中で、自分だけX68Kを使ってた(TOWNSも使ってたけど)。

JOYCRAD
基本的にハドソン製ジョイカードと同じもの。確か十字キーは任天堂の特許だったと思うが、その辺はどうクリアしているのか不明。4/8方向+2ボタンという形式は当時のスタンダードスタイルで、かなり長い時代続いた。今のコントローラーのように10個ほどのボタンに色んな機能を割り当てられているとゲームに集中しづらい。昔のシンプルな操作系はゲームデザイン能力が問われるので、ゲームデザイナーの皆さんはぜひ可能な限り少ないボタンで遊べるゲームを考えて欲しい。当時のスタンダードであるアタリ仕様なので、X1やX68K以外にも、PC88SRやMSXでも使えた。

富士通
FM−11
「ビジネス用途を大きく拡げる高級パソコン」。11(イレブン)と聞くとなんかヤラシイ気分になる世代いらっしゃ〜い。シャバダバシャバダバ〜デュ〜ワ〜
EX(398000円)、AD(338000円)、ST(268000円)と3種類もモデルがあり、EXとADには簡易言語ソフトが付属。

FM−11AD2+
FM-11シリーズの最終形態。以降はFM-16βに発展。OS-9標準搭載。OS-9って使った事無いけどなんかカッチョイイよね。

FM−8
バブルメモリ。それ以外記憶に残っていない。218000円。
なんとデュアルCPUらしい(特別天然危険物様よりの情報)。そう言われると、昔のベーマガでそんな記事を読んだような気がする。FM系のマシンは、元々ゲームやビジネス指向というよりも、ユーザー指向だったようで、FM−7の時代には様々な裏技テクニックや、改造が盛んだったようだ。

FM−7
パソコン三国志で88、X1と死闘を繰り広げた名機。他のパソコンがザイログ系のCPU(Z80もしくはコンパチ)を使っている中、日本では数少ないモトローラ系CPUを採用。他機種と比較しても性能は高かった。友達の家で「ディグダグ」を遊んだ時にFM7の間違った個性(「5」キー)に頭がくらくらきた。ロリータ系のエロゲが初期はFM7から発売される事が多かったので、内輪で「ロリータセブン」と呼ばれた。X1csを所有していた友人は「X1カス」と呼ばれ、88を所有していた私は「PC恥恥」と呼ばれた。本体価格126000円。後にコストダウンしたFM−NEW7(99800円)が登場。

FM−77L2
ベストセラーのFM−7の後継機種として登場。それまでFM−7のネックだったキー入力を解消するために標準でジョイスティックポートを設けた。ライバルのPC88やX1が5インチFDDを採用する中、3.5インチFDDを搭載した。しかし時代はPC88SRの天下であり、この後AVシリーズを投入するもシェア拡大には至らなかった。ベストデザイン賞受賞。グッドデザイン賞だったかも。

FM−77L4モニタセット
「3.5インチ時代の400ラインパソコン」。400ライン表示を標準装備してグラフィックを強化したものの、L2で搭載されたFM音源はオプション扱い。
富士通といえばタモリだったのに、77AVからはイメージタレントがアイドルの南野陽子に変わって行く。ここにもタモロスが。

FM−77AV
「総、天、然、ショック」。天然パソコ…いや、天然色パソコン。AV20/40のリクエストが結構あったのですが、諸事情により、AV2(^^;4096色表示や77種類の音源データを内蔵したFMサウンドなどAUDIOとVISUALに力を入れ、名前に偽り無しの性能だったが、NECの牙城を崩す事はできなかった。FDD2基搭載のAV−2が158000円。

FM−77AV40EX
「ぞっコン。」1988年発売のスーパー・クリエイティブ・パソコン。168000円。同時期、ライバルのNECからPC−8801FA/MAさらにPC−88VAが、SHARPからはスーパーMZにX68000、MSX陣営はSONYやパナソニックがディスク内臓のMSX2を54800円で発売してホビーパソコン市場は入門機を除いては次第に16ビット化して行く頃である。FM−TOWNS登場は次の年である事を考えると、人気8ビット機や16ビット機と戦うのはかなり厳しかったのではなかろうか。なんのこれしきー!
FM−77AV40SX
「ビデオ機能内蔵」178000円。御影石とか大理石とか墓石とか。デザインイメージがTOWNSに似てなかなかカッコイイ。TOWNSJr.ってかんじ。性能的にはAV40EXのオプションであるビデオカードを内臓。擬似400ライン表示。カセットインターフェイス廃止といったところ。

たけがみりうさんの指摘により価格を修正しました。

FM TOWNS/FM TOWNS II UX/MARTY
上から
初代FM TOWNS、FM TOWNS II、MARTY。日本初のCD−ROM標準搭載マシン。個人的にはCD−ROM搭載よりも衝撃だったのは、モニター別売りは分かるとしても、キーボードまで別売りな事(398000円/モデル2)。マックみたいにGUI搭載でマウスのみで操作はできるし、ソフトウエアキーボードで文字も入力できる。でも結局みんなキーボードを買ってしまう。個人的にはこれでSFCのソフトの開発をやっていたので、ある意味ビジネスマシンのイメージ。電脳遊園地とか行ったなぁ、仕事で。TOWNS2EXはモニター一体型でますますマックみたいに。でも後にWINDOWSが動くようになってしまう‥。

fuzzballさんより「FM TOWNS II EXはUXでは無いか」という指摘を頂きました。調べたところ確かに”Uシリーズ”である事が判明しました。”Uシリーズ”というのは「UX」「UR」「UG」などがあり、外見上、まして左のアイコンでは違いが無いという事でこのアイコンはUXという事にしたいと思います。いや、UR、UGユーザーの方は「これは『UR』だ」と思っていただいて結構です(^^;
ちなみに自分が最初に情報ソースとしたのは海外のサイトだったのですが、もしかしてEXというのは海外用だったのでしょうか?

「マーティにチャンネルを合わせろ」でお馴染みの(お馴染みじゃない)MARTY。CPUに386、メインRAM1MB、VIDEO640KBでTOWNS互換の98000円。ようするにTOWNSからパソコンの機能を取っ払ったゲーム専用機。しかし、MARTYでは動かないソフトが結構あったのと、ゲーム機としては高すぎる価格でほとんど売れなかった。会社の同僚がある日突然MARTYを購入して持ってきたが、誰もうらやましがらなかった。懲りずにMARTYはモデルチェンジまでするが‥

全アイコンのダウンロード(Download All icons)(20/05/20up)

 
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