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なまずと聞くと「真っ黒な生き物」「地震を予知する」「大っきな口にひげ」くらいしか知らない人がいるかもしれませんのでここではなまずについて簡単に説明します。


◆なまずって何者?
なまずは魚です。魚なんです。
「なに当たり前のこと言ってんねん!」と思うかもしれませんが「なまずって両生類?爬虫類?」って聞いてくる人が居たんです。似てるような気もするけど・・・
なまず研究所は日本のなまずを知っていることを前提に作ってたのですが日本のなまず自体が知られてないようなのでそれも含めて説明していきます。

◆真っ黒な生き物
一般的になまずと言われるやつは黒いです。
でも日本にいるなまずで黄色っぽいやつもいます。さらに世界には「縦縞模様」「横縞模様」「水玉」「豹柄」「まだら模様」など色々な模様、色のやつがいます。
詳しくは「なまず図鑑」を見てみてください。

◆地震を予知する
予知するかもしれません
なぜはっきり答えないかというとなまず研究所のなまず達は地震が起きる前も起きた時もじっとしてて動かないからです。
揺れや輸送に弱いのは確かですけどちょっとした地震では反応しないみたいです。
大地震じゃないと駄目なのかな?

◆大っきな口にひげ
なまずの特徴としては
  • 口ひげ。
  • ヌルヌルした体。
  • 大きな頭に大きな口。
などが挙げられます。
しかし世界のなまずには上記の特徴に当てはまらない変な格好のものもいます。また現生する魚(約2万種)の10%以上(2千種以上)をなまず種が占めています。このバリエーションの多さのため、なまずの定義や分類分けは正確にはできていません。
ではなまずの見分けかたはどうかというと人が見て「なまずかな?」と思ったらそれはなまずだと思ってかまいません。分類に関しても何となく似ていれば同種です。(正確には違いますが9割くらいはあってます。)
次になまずの特徴について詳しく説明します。

◆口ひげ
なまずの口ひげは多機能な感覚器官です。
研究所ではとくに口ひげの研究に力を入れています。
  • 舌と同じ機能がある。 (口ひげで餌を判断します。)
  • 距離を測る。 (餌や外敵との距離を測る時に使います。口ひげの届く所が餌の食べられる範囲です。そのため魚食性のなまずのひげは長く、草食性のなまずのひげは短くなっています。)
  • 意思表示を行う。 (餌を求める時、緊張してる時など動きが違います。意思表示とはチョット違いますが水質が悪いと少しずつ溶けます。)

◆ヌルヌルした体
大半のなまずの体はうろこが無くヌルヌルしています。なぜヌルヌルしてるかって?そんなことは知りません!!なまずに聞いて下さい。(オイオイ!)
しかし鎧のような大きなうろこに覆われたものがいてこちらは外敵から身を守るためのようです。

◆大きな頭に大きな口
餌を丸呑みにするため大きな頭に大きな口になったようです。腹も大きいですね。
魚食性のなまずは口に入る大きさの物なら何でも食べてしまいます。
ジャウーという南米のなまずは胃袋から人の骨らしきものが出てきたので人食いなまずと言われているほどです。(最大2mにもなるので赤ちゃんぐらいなら・・・)