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◆あおこ退治(みどりの報告)
だれにでもできる簡単なあおこの退治方法


◆なまずが鳴くって知ってました?
なまずって鳴くんですよ!しかも2通りの鳴き方があるんですよ。
1つが日本にいる《ギギ》などの胸ビレの骨を鳴らすもの。
もう一つが所長もビックリした腹の底から鳴くもの。
前者の鳴き方は『ギギッ!ギギッ!』と聞こえます。
後者の鳴き方は『グゥーグゥー!』と聞こえます。ウシガエルに似てますね。
なまずが鳴くのは威嚇する時なので同種のなまずを混泳させれば夜に聞けます。

◆なまずは夜行性
なまずは夜行性です。
明るくても泳いだり餌を食べたりするやつもいますがそれらも暗くなるともっと泳ぎますしもっと餌を食べるでしょう。
例えとして研究所の「ピニランプス」ですが明るくてもよく泳ぎますし餌も食べますが生き餌は食べません。人工餌しか食べません。しかし生き餌が嫌いだから食べないというわけじゃ無いんです。暗くなると必死になって金魚を追いかけバクバク食います。
よくなまずと他の熱帯魚を混泳させて「うまくいってるな〜」と思っていたら翌朝、熱帯魚の姿が無くなってるのはこういうことなんです。
なまず(魚)は「泳いでいる」=「起きている(活動している)」では無いんです。明るくても惰性で生活している場合があるので混遊もうまくいっているように見えてしまうんですね。
だからなまずの本性を知りたい時や混泳させる時は暗くしてからよく観察しましょう。
観察については下記の「◆なまず観察の心得」をどうぞ

◆なまず観察の心得
なまずの観察について「動かないよ〜」とか「餌を食べてるとこが見たい〜」という相談を受けることがあります。
でもチョット待ってください。なまずは夜行性なんです。
他の熱帯魚のように明るいうちに泳いだり餌を食べたりはなかなかしないもんなんです。(なかには陽気なやつもいます)
だからこれを理解したうえで観察するようにしましょう。
明るいうちは寝相の悪さを楽しむ
じっくり観察するとゴロゴロしたり、アクビしたり、前を向いたり、後ろを向いたりとゴソゴソと動いてます。これ以上を求めたら駄目です。
「気持ち良さそうに寝てるな〜」とでも思ってあげてください。

暗くなってから泳ぐところや餌を食べるところを観察しましょう
ここからがなまず観察の本番です。なまず達もやる気満々ですよ〜
でも人の目は暗いところではあまり働きません。しかもなまずは地味な色をしてるやつが多いです。
そこで所長からアドバイスを少々
  • 薄暗くする。(豆球など)
  • 目を慣らす。(暗くても10〜15分くらいで慣れます。)
  • 体や頭を水面より上に出さない。
  • できるだけ動かない。
  • 黒っぽい服装にする。
  • 水槽のバックスクリーンを明るい色にする。
意地でも見てやるっていう人
  • アルビノ個体(白変異種)を飼う。
所長
  • 豆球にしてホームページのメンテをしながら観察&徹夜する。
自分もなまずになったつもりでやってみよう!(ナマTを着て気分を高めてみては?)

◆なまずの餌とは
なまずの餌は種類によって違います。

◆なまずの産卵って?
なまずの産卵の時期と場所は他の魚と同じです。
温帯地域のなまずは春に川の支流や田んぼの用水路など浅瀬で行われます。
熱帯地域のなまずは乾季から雨季に変わる頃でしょう。(仮説ですので知ってる方はおしえて!)
2つに共通するのは水に大きな変化が起きたときということです。
(研究所でのコリドラスや小型魚の産卵は水替え直後がほとんどでした。)
温帯地域では春は田植えのためにダムから大量に放水しそれを田んぼに引いていきます。
この頃になまず(その他の魚も)は産卵するようです。
熱帯地域では乾季から雨季に変わる時に大量に雨が降るからでしょう。
行為自体は体を巻きつけるように激しいらしいです。他の魚が淡白すぎます。

◆ろ過層の大容量化
サイフォン管の使用。これで大きな濾過層が使えます。

◆水替え時の気配り
水替え時の水温は水槽の水温+2〜3度にする。
魚は水温が突然下がると白点病になるのでその予防策。

◆運動させる
水槽で飼われた魚は運動不足になっているので水流を作って泳がせる。
これでワイルドでマッチョななまずになるはず!?